2011年 当時10歳(小学5年生)で第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界デビュー
2018年 映画「羊と鋼の森」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞
その後もドラマ「義母と娘のブルース」(2018/TBS)やNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022/NHK)、ドラマ「ペンディングトレイン」(2023/TBS)などの人気作品に出演。
また、2017年 adieuとして音楽活動もスタート。
野田洋次郎・カネコアヤノなどが楽曲を提供し、アルバム4枚をリリース。
そして昨年2024年には大型音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2024」に出演。
上白石萌歌さんの人間性を表すエピソード
ちょっと抜けている
上白石萌歌さんは19歳の時、2019年4月~2020年3月までA-Studioの11代目アシスタントを担当。
上白石萌歌
「1個話したかったことがあって。
この前お片づけをしていた時に、自分がA-Studioのアシスタントをやらせていただいた時のなんか取材先の方の情報を書くA-Studioノートっていうのを作っていたんですよ。
で、藤ヶ谷さんの回も出てきて(藤ヶ谷さんは2019年8月9日にゲストとして出演)。
今日持ってくればよかったなと思って」
鶴瓶「持ってきてないの?」
上白石萌歌「はい。忘れました(笑)」
藤ヶ谷太輔
「喋り出しが持ってきた感じのテンションだったんで。あ、見れるって。
やっぱちょっと抜けてるところが」
上白石萌歌「あ、全然」
鶴瓶「そこが萌歌です」
藤ヶ谷太輔
「じゃあ俺も1個説明していただきたいことがあって。抜けてるつながりで。
あのー買った豆腐の中に鍵はさまってたって。あれってどういうこと?
鍵がない!って言って、後日豆腐出したら、そっから鍵が出てくるっていう」
上白石萌歌「これ自転車の鍵なんですけど。なくて探してたら3日後ぐらいに…」
鶴瓶「3日後!?」
上白石萌歌「やだこれ。どっから仕入れたんですか?」
(上白石さんの大学時代の友人みうさんと藤ヶ谷さんが話している写真が映る)※上白石萌歌さんは明治学院大学文学部芸術学科を卒業
上白石萌歌「ちょっと!え!ありがとうございます」
藤ヶ谷太輔「親友ですか?」
上白石萌歌
「はい。簡単に言ってしまえば親友です。
学部は違うんですけど。たまたまその必須科目の授業の時に、同じグループワークをやった子が彼女で。
彼女はあんまり私が何してるか知らない人で。
その当時もまあ、私はお仕事していたので。
「あ、上白石萌歌だ」みたいな感じで指を指されることがあったんですけど。
彼女だけ「え?誰?」みたいな感じで、すごい普通に接してくれたのがすごく嬉しくて。
たぶん私がテレビに出てるとか知ってんのかな?ってぐらい、すっごくフラットに接してくれるので。
やっぱり役者って演じる対象は普通に生活をしている人たちだから。
なんかそういう普通の感覚っていうのは私も大切にしたいなぁとは思っているので。
なんか彼女はすごく私をいつもフラットに戻してくれる人だなぁとは思いますね」
鶴瓶「ずいぶんキレイな人やな、ちょっとしか写ってないけど」
上白石萌歌
「ほんっとに美しくて。いっつも話聞いてても、あんまり話入ってないことあります、可愛すぎて」
1人行動が好き…現地集合現地解散がいい
藤ヶ谷太輔
「それってでもね、みうさんも言ってました。そのかわいいな~とか。
お互い忙しいから。でもちょっとこう発散したいな、ジェットコースター乗りたいなってなると。
「じゃあジェットコースターだけ乗りに行こう」つって、待ち合わせしてジェットコースター乗り終わって「じゃあ」みたいな」
鶴瓶「ええ!?」
上白石萌歌「そうなんです。30分で解散したことあります。だから、お互い都合がいいんでしょうね」
藤ヶ谷太輔「でもいいですね。それだけでも会いたい人っていうか」
上白石萌歌
「そうなんです。なんか会ったら必ず私をご機嫌にしてくれる。
で、彼女もご機嫌になれるっていうふうに言ってくれて」
鶴瓶「それがええやんか」
藤ヶ谷太輔「あとね。手料理がすごくおいしかったって」
(親友に振る舞った上白石さんの手料理の写真が映る)
上白石萌歌「はい。これウチに来てくれた時にタイ料理が好きなので。恥ずかしい」
藤ヶ谷太輔「で、食後に手作りプリンも」
上白石萌歌「(笑)ちょっと恥ずかしい、やだ」
藤ヶ谷太輔「結構料理お好きなんですか?」
上白石萌歌「料理好きです。で、友達にはいい顔したいので。ちょっと張り切って作りました」
藤ヶ谷太輔「それこそ色んなとこ行ったりしたんですか?みうさんと」
上白石萌歌
「行きました。韓国も一緒に旅行に行ったりしました。
あ、ディズニーランドは半年に1回一緒に行ってます。
なんかお互い1人行動がすごい好きで。
変な話、なんか「1時間ちょっと別行動しよっか」って言って。
ディズニー内で一旦分かれることとかもよくあります」
鶴瓶「それできるのええよね」
上白石萌歌
「そうなんですよ。それができる友達だし。
帰る時も、パーク内で「じゃあね」って言って、それぞれ帰ります。
なんか…変かも(笑)」
鶴瓶「それは変やろ」(笑)
藤ヶ谷太輔「え、だってパーク内で別れても、帰り方一緒なんですか?」
上白石萌歌「ちょっと違うんですけど、まあルートはそんなに…」
藤ヶ谷太輔「例えばじゃあ舞浜とかで「ああ~!」とかってなる…」
上白石萌歌
「なるけど。それはもう各々の時間としてあるから。
あんまりもういっかなっていうのはあって」
藤ヶ谷太輔「へえ~。ちょっと初めて聞きました」
上白石萌歌
「なんでしょう…。なんか楽しかった帰り道とか、すっごい噛みしめて帰りたくないですか?
ああ、あんな話楽しかったなとか」
藤ヶ谷太輔
「それ2人で「さっきのあれさ楽しかったよね」「楽しかった私もこっちも楽しかった」「あ、それもあるある」みたいなことじゃなくて?」
上白石萌歌
「ああ。なんでしょうね?なんか私も彼女も移動を1人でしたい派で。
だから、自分の降りる場所じゃないのに降りて、違う車両に行くこともたまにあります。
他の人といる時に。
「あ、じゃあ、私ここだから」って言って、全然そこじゃないのに、降りて…降りたことにして(笑)」
藤ヶ谷太輔
「え!それで、それさ別の駅で改札出る時に(バッタリ会って)「あれ?」ってなった時が怖くないですか?」(笑)
上白石萌歌
「そこはうまくやるんです。サッって隠れるとか。
何でしょう…。現地集合、現地解散が好きなんです。なんでなんだろう?」
鶴瓶「一瞬1人になりたいねん」
上白石萌歌「なんかそういう…。1人が好きなんですよね」
藤ヶ谷太輔「だからそれがお互いに合ってるっていうのがいいですよね」
上白石萌歌「そうですね。合ってるといいな。無理してたらどうしよう(笑)」
藤ヶ谷太輔「だけど、そんなこと言ってなかったですよ」
上白石萌歌「よかった」
家族のような俳優井之脇海さん
10代のダメなところを知っている人
(俳優・井之脇海さんと鶴瓶さんの2ショット写真が映る)
上白石萌歌「海くんや~うれしい~」
藤ヶ谷太輔「共演作品メチャクチャ多くないですか?」
上白石萌歌
「そうなんです。それこそ(ドラマ)「義母と娘のブルース」はスペシャルも入れたら何年…この前終わって、6年ぐらいずっと一緒に作品をやっていて。
なんか海くんと会うと、法事みたいな気持ちになって。
なんか家族…親戚みたいな」
鶴瓶「萌歌が20歳になったときに、一緒に飲みに行った言うてたわ」
上白石萌歌
「あ、そうでした そうでした。本当にお兄ちゃんで。
なんか不思議ですよね。
絶対に共演しない、交わらない人もいるのに。共演し続ける人もいるじゃないですか。
なんだろう。私メンバーとかいないですけど、メンバーみたいな気持ちかもです(笑)」
藤ヶ谷太輔「メンバー(笑)?たまーに会うメンバー?(笑)」
上白石萌歌
「そんな感じかもです。私のすっごい10代の時とか。
なんかセリフが思うように言えないとか。もう緊張しすぎて泣いちゃうとか。
そういうことも全部見てきている方だから。
私のダメなとこいっぱい知っているし。ホントに家族のような。」
鶴瓶
「それ楽やね。お父さんとも繋がってるねん。
これ不思議なのは海が近くに住んでる(ご近所の)おじさんと仲良うて。
そのおじさんが、お父さんの幼なじみやねんな?」
上白石萌歌「そうです。同級生で」
鶴瓶「で、先、その近所のおっちゃんと仲良うなってんねん」
上白石萌歌
「だから海くん経由で「お父さん最近こうらしいね」って聞くこともあったりして。
何で知ってんの?みたいな」
鶴瓶「でも海は、やっぱその60位の人と意気投合するいうのは、まあええヤツやねんて」
1人旅が好き
上白石萌歌「はい。このまえ番組でも一緒に山登りして」
鶴瓶「萌歌が出るゲストの番組に海を誘ったんやな?」
藤ヶ谷太輔「ああ、例えば一緒にこう出たい方いますか?とか」
上白石萌歌「はい」
鶴瓶「それが山登りやってん。こうずーっと登らなあかんねんて」
上白石萌歌「はい。でも海くんが山大好きで。海って名前なんですけど、山が好きなんです(笑)」
鶴瓶「百名山登る言うてたもん」
上白石萌歌「そう。ホントに大好きで。仙人みたいな人で」
鶴瓶
「どっか行きたい言うてたよな?外国の山。(スイスの)マッターホルン。
マッターホルンに行きたいって言うてたんやて。
で、暫くしたらこっち休みあって。マッターホルン1人で行ったんやな?」
上白石萌歌「行きました」
鶴瓶「写真撮って送ってきたんやて。「ええ⁉」って」
藤ヶ谷太輔「1回番組でハイキングやりたいって言ってやって、ハマって。次がスイス?」
上白石萌歌「あ、でもマッターホルンの時は、登山鉄道っていうのに乗って。全然山登りっぽいことはしなかったです」
鶴瓶「スイスやで。スイスにすぐ1人で行くって。1人やろ?」
藤ヶ谷太輔「1人旅行って結構あるんですか?」
上白石萌歌「すごい好きで。それが生きがいみたいな感じですね」
藤ヶ谷太輔「結構行きました?1人旅」
上白石萌歌「そうですね」
鶴瓶「どこ行ったん?今まで」
上白石萌歌
「えっと、台湾とかも行きましたし。
国内とかも結構夜行バスとか乗って行ったりすることもあって。
もうちょっとでも時間ができたら、どっか行きたいんですよね」
鶴瓶「いやでも、1人やったら不安やろ」
上白石萌歌
「そうですけど…。でも結構みんな優しくて。
そんなに英語も堪能じゃないんですけど、バイブスで意外といけました」
adieuの名で音楽活動
ピアノの先生だった母…厳しい母に絶対服従
鶴瓶「今回ね、その音楽の事も聞いてみたんですよ」
(上白石萌歌さんの音楽活動を支える北原京子プロデューサーと鶴瓶さん、藤ヶ谷さんが一緒に写った写真が映る)
上白石萌歌
「あ、北原さんですか?嬉しい。
もうホントに名だたる映画の音楽をてがけてらっしゃる方で。
いっつも一緒に二人三脚でadieuという(歌の)活動を始めまして。一緒にずっとやっています」
鶴瓶「あのあれ何て言うの?(楽曲)「泡吹」(あわぶき/楽曲提供・川谷絵音)いいよね」
藤ヶ谷太輔「北原さんて、萌歌ちゃんをじゃあ音楽の世界にこう引っ張ってくれた方っていうイメージですか?」
上白石萌歌「そうですね。でも出会いは、映画「羊と鋼の森」(2018年)です」
※映画「羊と鋼の森」のピアノ指導を含む音楽プロデュースを北原さんが担当
鶴瓶「これがメッチャピアノの上手いきょうだいやねん」
上白石萌歌「設定がそうでした。大変でしたね、これは」
鶴瓶「でもお母さんがピアノをやってはったの?」
上白石萌歌「そうです。母がピアノの先生で。ずっと撮影中」
鶴瓶「お父さんが学校の先生?」
上白石萌歌
「はい。もう母が一番厳しかったので。
まずピアノの椅子にも座り直させられるというか。
「その座り方じゃない」とか。もうそっから。
とか、手の置き方も違うとか。そこからもう指導してもらって」
鶴瓶「だから北原さんが言ったように、かなりお母さんは厳しかった」
上白石萌歌「厳しい」
鶴瓶「厳しい。っていうのは、なんかメールかなんか見たんやな。「はい。はい」」
藤ヶ谷太輔「あ、LINEって言ってましたね」
鶴瓶「LINEやな」
藤ヶ谷太輔「うん。あのー小言をちょっと見させていただいた時もありますと」
上白石萌歌「はい。もう絶対服従なので、母には。もう歯向かったことも1回もないですし」
藤ヶ谷太輔「その、ちょっと出かかることあるんですか?いや、ちょっと待ってよとか」
上白石萌歌
「あるけど。でも大抵母の言ってることが正しいので。
「はい、わかりました。精進します」みたいな(笑)
でも、(北原さんは)ホントに母…第2の母のように慕っている方ですし。
すごく信頼できる方で。本当に大好きです」
音楽の時と俳優の時で振る舞いを変える
藤ヶ谷太輔
「ちょっとね、話を聞いた時に、ちょっと難しいのかなって思ったのが。
その音楽活動やる時は、要は人の良さとかそういうの出さないように線引きをすると。
例えばライブのふるまい、喋る内容とかも、萌歌ちゃんのイメージじゃないものにする。
それって難しいですよね。理解はできるけど、線引きって」
上白石萌歌
「難しいです。特にライブは役もないじゃないですか。
だから、どういう自分で立っていいんだろう。
なんかライブってすごい裸で立ってるような気持ちになるので。
じゃあ、どんな自分でいたらいいんだろうとか。
この数時間を1人でどうやって届けようっていうのは常に思っていますね」
藤ヶ谷太輔
「例えばじゃあ客席から、その「萌歌ちゃ~ん」とか言われた時に、ちょっとこういきたくなる(手を振りたくなる)っていうか」
上白石萌歌
「あ、なります なります。でもなんか、名前を分けてやっている面白さでもあるかなと思うので」
藤ヶ谷太輔
「それがどんどんこう伝わっていったら面白いですよね。両方好きになってくれるというか」
上白石萌歌「そうですね」
リリーフランキーさんが語る萌歌さん
鶴瓶さんから学んだメモの作成
現在音楽番組のMCを一緒にやっているリリー・フランキーさんに取材
上白石萌歌「あ、リリーさんだ。大好きです」
藤ヶ谷太輔
「それこそ番組今一緒にやられてるじゃないですか。
リリーさんがカンペでちょっと拾えなかった言葉とかもサッとこう」
上白石萌歌
「今音楽番組のMCを一緒にやってまして。
もう3年ぐらい一緒にやっているんですが。
もうたくさん助けられてばっかなんですけど」
藤ヶ谷太輔「さすがだなと思いつつも。でも例えば対談リリーさんとね、やるってなった時に、前日に色々考えてるらしいんですよ、聞くこと。
で、それを小さいメモに書いてるらしいんですね。
で、リリーさんは「真面目だね」と。
そしたら(上白石さんが)「あ、これ鶴瓶さんに教えていただいたんです」って。
そういうとこ実際にこの番組でべー(鶴瓶)さんの見てっていう」
上白石萌歌
「そうです。はい。べーさんがね、毎回ゲストの方をお招きする時に、すっごい小っちゃい紙…。あれなんであんな小っちゃいんですか?」
(鶴瓶さんの実際の取材メモ四角い付箋サイズの紙に小さい文字でたくさん書いてあるメモの写真が映る)
上白石萌歌「そう。書いてらっしゃって。もっと大きいのに書けばいいのにっていっつも思ってました(笑)」
鶴瓶「いや、こういうのがねまとめやすいからなんですよ」
上白石萌歌「その姿をずーっと見ていて。なんかやっぱり、何かに書くって一番記憶に残るじゃないですか」
藤ヶ谷太輔「残ります。だから僕も前日の夜に絶対書くって決めてて」
鶴瓶「書いた方がええよね」
2人で行ったカラオケ…得意な曲リストを作り
藤ヶ谷太輔
「それリリーさんも言ってましたけど。
声がすごくいいし。あのもっと音楽の時間を増やしてほしいなと。
確かあれ(萌歌さんの)誕生日だったかな?喫茶店行って、焼肉行って、カラオケ」
上白石萌歌
「はい。もう銀座の夜を徘徊するって日を1日リリーさんとやりまして。
いつも番組のMCで人がカバーをするって番組なので。
私たちカバーさせてもらえないよねっていう話をして。
スナックに連れて行っていただいて、2人で爆裂カラオケをして(笑)
何時間も歌うってことがあったりとか」
藤ヶ谷太輔「で、そのカラオケでも「やっぱり彼女は真面目だなって思ったのが、携帯に私が得意な歌リストっていうのを作っている」」
上白石萌歌
「そうです。失敗したくないので。
私キーまで書いてます。「井上陽水 リバーサイドホテル +4」とか(笑)書いて。
なんか1曲目とかすごい大事にしたいので。ライブじゃないですけど。
カラオケ好きなので、そういうリストがあったりしますね」
藤ヶ谷太輔「レコーディング前もカラオケに行って…」
上白石萌歌
「そう。あのカラオケは自分の曲のカラオケがあるので。
イメトレのために行ったりします。
で、なぜか100点が出せないっていう。
なんかそのランキングが出るじゃないですか、その曲の。
なんか20位ぐらいの時もあって」
藤ヶ谷太輔
「本人が歌ってるのに。で、なんかアドバイスで「もうちょっと頑張ってね」みたいな。いやいやいや私のみたいな」
上白石萌歌
「「気持ちがもう少し入った方がいいですね」みたいな。
なんで?みたいに思う。悔しいんですが。
でもライブ前センシティブになってしまうので、できる限りのことをやって」
落ち込み、引きずるタイプ…悩んだ時には鶴瓶さんの格言を思い出す
藤ヶ谷太輔
「その、あのリリーさんも本人がね「いや私結構悩むんです」っていうのが、そんなに信じられないっておっしゃってたんですよ。
結構こう悩んだり考えたりするタイプですか?」
上白石萌歌
「タイプです。もう結構落ち込むこともたくさんありますし。
なんで今日自分はカッコ良く振る舞えなかったんだろうとか、現場でなんであんなセリフで嚙んじゃったんだろうとか。結構引きずるタイプで」
藤ヶ谷太輔「それどう復活しますか?結構やっぱズーンってきたときの」
上白石萌歌
「あ、でも鶴瓶さんの格言を思い出しまして。
えっと、「忙しい人には時間があって、暇な人には時間がない」って繰り返しおっしゃっていて。
たぶん1番忙しい人じゃないですか。
もうずーっとこの何十年も芸能界という場所を走り続けていらっしゃる人だから。
その言葉を結構こう何回も何回もこの数年思い出しているから。
なんかうわーってなった(落ち込んだ)ときも、「なんかでも鶴瓶さんがああ言ってたから」とか。
なんかもう「時間がない!うわー」ってなること結構あるじゃないですか。
「いやでも、鶴瓶さんが出来て、私が出来ない事なんてない」…え?」(笑)
鶴瓶「どういうこと?あんな人にできて、私にできないことなんてない(笑)」
藤ヶ谷太輔
「そういうことですよね。いろんなことうわーってなって。
「え?鶴瓶さんできてるんだから。じゃあ、絶対私できるじゃん!イエーイ!」みたいなね(笑)。バイブス高いもん、イェーイみたいな」
上白石萌歌
「(笑)今いいとこだったのに。今すごいいい話してましたよね?私。
でも、そう、まとめると…「べーさん頑張ってるから、私も頑張ろう」ですね。これは」
鶴瓶さんのひとりごと
鶴瓶
「(音楽プロデューサーの)北原さんが言うてました。
萌歌はご両親がものすごく愛情と厳しさを持って育てたって。
まあ、そう思いますね。
普段からそれが分かるんですよ。
芝居してても、歌を歌っても、全て育ちの良さが分かるんですよね。
まさに、芸は人なりです。
これからも芸能界に清々しい風を吹かして頂きたいし、大きくなってA-Studioに帰ってきてくれたこと、ホントに嬉しく思います。
今日のゲストは上白石萌歌ちゃんでございました」