【A-studio+】俳優 芳根京子さん「15歳でデビュー。バランサーと言われる素顔」(2025年1月31日放送)

鶴瓶
「なんやのこの人は。ちょっと…一点の曇りもないっていうか。そういうとこあるね。
それもなんか作ってるわけじゃなく、育ちかもわからないね」

俳優・芳根京子。
作品を重ねるごとに新たな魅力・存在感を放ち続ける彼女。
幅広い役柄をこなす実力はもちろんのこと、その明るい性格や親しみやすい雰囲気も魅力の1つ。

 

鶴瓶「(藤ヶ谷と)やったことないの?仕事は」

藤ヶ谷太輔「すごいむかーしですよね」

芳根京子
「はい。でも私絶対、覚えてらっしゃらないだろうなと思って。
今日お伝えしようと思ってたんですけど。
デビューして半年ぐらいのタイミングで、『仮面ティーチャー』(2013/日本テレビ)」

藤ヶ谷太輔「でもガッツリというよりは…」

芳根京子「もうほんとクラスメイトの1人です」

鶴瓶「藤ヶ谷が先生役やったんや」

藤ヶ谷太輔
「はいはい。だから、この当時を知られてるんだなっていう恥ずかしさはあります、はい。
なんかそのーたぶん、相当イキってた時なんでね。
デビューしてちょうど、めちゃめちゃイキりだすぐらいの」(笑)

芳根京子「12年くらい前。12,13年前ですかね、はい」

 

15歳でデビュー

山ほど落ちたオーディション…落ちるのが当たり前

鶴瓶「いや、色んなもんが早かったよね、割とデビューが」

芳根京子
「そうですね。15(歳)でデビューさせてもらって。
3年後にこのTBSさんで『表参道高校合唱部!』(2015/TBS)というドラマを18歳の時にやらせてもらったのが、結構自分の中で大きな転機
朝ドラは、その1年後でした」
※NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016/NHK)

鶴瓶「そうやろ?それも早かったよ」

藤ヶ谷太輔
「それご自身の中でいうと、こうなんか順調だなっていう感覚なのか…」

芳根京子「あ、でも、オーディションに山ほど落ちました

鶴瓶「え、ものすごい落ちたん?」

芳根京子
ものすごい落ちました。落ちて。
でもこうやっぱ、落ちるのが言ってしまえば当たり前というか。
その確率の方が高いじゃないですか。
だから、あんまり悔しがらないというか。

あの…あ、ご縁がなかったと思ってこう前に進むようにしてたら、当時のマネージャーさんにめちゃくちゃ怒られて

「悔しくないのか?」って言われて。「はい!」つって。(笑)
いちいちへこんでたら、私のメンタル持ちません!」みたいな。
でもそれはすごい怒られて。「いや、悔しがれ!」みたいな」

 

デビュー4年目に朝ドラヒロインに

最終オーディションは行きません!?

鶴瓶「でもその朝ドラやったのは4年目?5年目ぐらい?」

芳根京子「4年目でした」

鶴瓶
「4年目ってめっちゃ早いよ。それで落ちたんやろ?いっぱい落ちて通ったんやろ?」

芳根京子「4つ目?3つ、4つ落ちたと思います」

鶴瓶「あ、それでも少ないなぁ」

藤ヶ谷太輔
「それってでも。じゃあ、3つ、4つ落ちてる中でのまたオーディションの話が来て。
まあ、もちろん落ちないようにやるけど。
なんかどこかまあ、落ちるかな?っていう感覚なんですか?」

芳根京子
「正直…落ちるのが当たり前とは、やっぱり心のどこかで思っていて。
もう最終オーディションの時に…違う、決まった時に。
私大阪制作だったので、大阪に呼ばれるんですけど。
もう決まってるんですけど、あの最終のオーディションって言われて

鶴瓶「あ、そうか。まだ決まってないように言われたんや」

芳根京子
「そうなんです。サプライズって形で発表していただいたので。
その時に、ちょっと、自分の中に芽生えた感情が、悔しいだったんですよ。その…」

鶴瓶「騙されたみたいな?」

芳根京子
「最終オーディションと思って受けた次に、また最終オーディションって言われて。
「あ、決めかねてるんだ」「この役は絶対この人だ!っていうものじゃないんだ」と思って。
悔しいと思って、マネージャーさんに、「行きません!」」

鶴瓶「言うたん?」

(うなずく芳根さん)

藤ヶ谷太輔
「でもマネージャーさん知ってるわけでしょ?その。いやいや、そういうことじゃないよと」

芳根京子
「「何言ってんの?行くよ!」って言われました(笑)。
でも、私も別にそのあんま気が強くなかったので。
それで、「はい、行きます」と。
ワンターンだけ、一瞬の抵抗を(笑)」

藤ヶ谷太輔「でもいいっすよね。自分の気持ちを伝えるっていう」

芳根京子「「すごく悔しいです」ってその時マネージャーさんに」

鶴瓶「10代?それ」

芳根京子
19でした。朝ドラは」

 

辞めようと思った芸能界

石川慶監督映画「Arc アーク」に主演

プライベートでも交流のある石川慶監督が登場(鶴瓶さん藤ヶ谷さんと3人の写真が映る)

※石川慶監督作品…映画「愚行録」(2017)、映画「蜜蜂と遠雷」(2019)、映画「Arc アーク」(2021)、映画「ある男」(2022)

 

自信が底をついた…今ならまだ次の人生に進める

芳根京子
「あーっ!!そこか~。え~ここか~。嬉しい!もうこれちょっと、予想外でした」

藤ヶ谷太輔「あ、色々予想されてました?」

芳根京子「予想してたんですけど」

鶴瓶「この人いいよね?すっごい」

芳根京子
「大好きなんです!私、石川さん。
あの、私石川さんいなかったら、やめてたんですよ」

鶴瓶
「なんかそう…本人もそう言うてた。
もう辞めようと思ってて。
その作品…まあやろうかっていうことになったんでしょ?」

芳根京子
「多分私これ(=映画「Arc アーク」(2021))、公開する時辞めてると思いますっていうのを直接お伝えした方がいいと思って。

一度あのドラマでご一緒させていただいていて、お食事行かせてもらったりもしていたので。
これはもう、ちゃんと今思ってることを石川さんには言った方がいいと思って。

「今私こういう風に考えてて。たぶん公開の時、力になれないかもしれないです」ってその」

鶴瓶「言うたんや?それはなんやの、その…もう辞めようと思うてたってこと?」

芳根京子
「もう、自信が底ついた感じ
22(歳)とかだったので。21,22だったから。
あ、今ならまだ次の人生に進めるって…なんか思ってしまった…んですよね」(少し涙ぐむ芳根さん)

藤ヶ谷太輔「この時ちょうど他のドラマと撮影がかぶってたか…」

芳根京子
「あ、そうでした。京都でずっと撮影してて。
で、一度会いましょうっていうお時間を作ってくださったので、京都から会いに行かせてもらって。

で、私は石川さんに断ってもらおうと思ったんです。
「あ、じゃあ。あなたにはできないですね。じゃあ、ありがとうございました」っていう言葉を求めていってしまったんですよ」

 

石川監督の情熱で映画出演を決意

鶴瓶
「この人はね。ものすごい熱心な人で。
もうこんなんもう言うていいわね。
だいぶ前やねんけど、俺がそのスケジュールが無いから出れないし…言うたのも、ものすごい長い手紙をもらって。
「ぜひ一緒に仕事したい」って、ドラマで」

芳根京子
すごく情熱を伝えてくださって
で、すごく幸せに感じたし。(泣きそうになり声が震える芳根さん)
やっぱり私がやらなかったら、ここに違う方が入るっていうのも居ても立っても居られなくなるような…。
だから、最終的にはあの「挑戦させてください」って。
あのね、考えがホントコロコロ変わって申し訳なかったんですけど」

鶴瓶
「いやでも、やったから今ここにあんねやんか。この人と出会ったから

(うなずく芳根さん)

芳根京子「はい」

鶴瓶「もうあと、家行ったり、酒飲んだりしてんねやろ?」

芳根京子「そう(笑)」

鶴瓶「ほんまに。めっちゃ酒強いねんてな」

 

石川慶監督「絶対彼女がいい。天真爛漫で明るくみんなを元気にしてくれる」

藤ヶ谷太輔
「だからね。聞いてて面白かったのが、その石川さんの方には石川さんの方のもちろんドラマがあるじゃないですか。

要は、プロデューサーさんとか他のチームは、「いや、もうドラマもかぶってるし、他の方の方がいいんじゃないか」と。

でも石川さんは、「いや、絶対彼女がいい」と。
で、「彼女がやっぱり天真爛漫だし、いつも明るくてみんなをすごい元気にしてくれる」と。
「そんな彼女が来てくれるって言うんだから、もうここはラストチャンスで」って。

で、実際にいらっしゃったら、もうすごい暗くて
下向いて、なんかもう辞めるってほら思いだったからご本人は。
だから、もうボロボロ泣きだして

みんなは「あれ?なんか明るくて元気な人来るんじゃなかったのか…」みたいな。
だから、それぞれのやっぱあるから」

 

芳根さんの実家はウェルカム!楽しくなる家

藤ヶ谷太輔
「でもすごいですよ。それで出会って、色々救ってもらって。
ね?それこそクリスマスとかプレゼント交換する仲になって」

鶴瓶「家で酒飲んで寝るしな?」

芳根京子
「石川さんは、写真集を作った時に、すごくお世話になったんです。
で、そのチームの方々が、うちの実家に遊びに来てくれて
しかも、12月24,25で泊まりで(笑)」

※芳根京子さんが2023年に発売した写真集「京」は石川監督が企画・プロデュースした

藤ヶ谷太輔
「で、プレゼント交換で、石川さんはあのおばあちゃんからの鉛筆削りが当たったつって」(笑)

鶴瓶「おばあちゃんも参加すんねん?」

芳根京子
「そう。家族、芳根家も全員参加で、プレゼント交換をしませんか?っていう話をして。
じゃあ、500円までで、それぞれがこれだ!と思うものを買って来ましょうって。」

鶴瓶「学校の茶話会やな」(笑)

藤ヶ谷太輔
「いいっすね。もうやんないっすもんね、大人になってプレゼント交換とか」

鶴瓶
「そこに参加できるいうのもええし。そこに居てるっていうのもええし。そこもう家がそういうとこなんやろ?」

芳根京子「そうですね。割とうち、ウェルカムな感じです」

 

芳根京子さんを子供の頃から知るお兄さんの親友加藤周生さんにインタビュー

鶴瓶
「(お兄さんの親友の加藤さんは)子供の頃から(芳根さんを)知ってたから。
でも色々相談に、逆にのってもらったっていうか、しっかりしてると。
結婚のことで話聞いて。

全部的確に…親友の妹に諭されて。
しっかりた答えしてんな~言うて、その喋った後の6月に結婚したんやもん。

恋愛のアドバイスを、子どもや思うとんのに、的確に言ってくれて」

芳根京子
「周生くんもおかしいんですよ。
兄の親友なんですけど、兄が居なくてもウチに入ってくるんですよ。
その恋愛相談っていうのもウチの実家のダイニングテーブルで。
父、母、祖母、私、周生くんだけなんですよ。
兄いないです。兄いなくて」

鶴瓶
「だからそういう家やねんて。あそこの家行ったら、楽しいなる言うてたんや。いや、ここは。
(周生くんは)あなたがフルート吹いた時に、あ、すごいなって思ったっていうか」

藤ヶ谷太輔「それは役で家で?」

芳根京子「えっと、部活で」

鶴瓶「家で。小さい時フルートとかピアノやってたんやて。な?」

芳根京子「はい、音楽を」

鶴瓶
「ほんで、兄貴の友達なんかは、芳根がこんなきれいやから。ね?
兄貴は自分とこの家の隣に小屋みたいのあったんやな?それは兄貴の部屋やねんけど。
そこにみんな、「芳根出せ!京子出せ!」言うて」

芳根京子
「えっ!?そうなの?そうなんだ(笑)。しらなかったそれは」

鶴瓶
「せやけど、こう芳根も時々みんなが集まってるとこに、「お菓子できたから食べてください」って持ってきてくれた言うてたで」

芳根京子「お菓子作りとかも好きでしたね。学生時代よく作ってて。あ、食べてくれる人たちいるみたいな」

藤ヶ谷太輔「あ、そっか。だから、来てくれる時と来てくれない時がもうもう男連中は、「ちょっと会わせろ!」っていうか」(笑)

芳根京子「そんなん知らなかった。誰も言ってくれなかったな」

 

芳根京子さんは、バランサー

その場の空気のバランスをとれるが、気を使いすぎてしまう!?

鶴瓶
「(石川慶)監督も言うてたけど、すごいバランサーや言うてたな?
バランスをとりよるねん。めっちゃもううまいと。
その、ちゃんとその場の空気のバランスをとれる人や言うてた」

芳根京子「私がですか?え!?」

藤ヶ谷太輔
「なんかむしろ、(石川慶)監督がでも言ってたのが、そっちにやっぱ注力をいってしまうから。
なんかこうやりづらい時とか、なんかそれで終わっちゃう時があるんじゃないかみたいな」

鶴瓶「それはない?」

芳根京子
「うん。あの、すごく…すごくあります。
あの、現場の空気とか、すごく気になってしまう?から。(少し涙ぐむ芳根さん)

え?なんで私今ここの現場にいるんだっけ?って考えたのが、去年とか一昨年位に。
なんかちょっと立ち止まった瞬間。

あのー私なんか現場を盛り上げることですごく頭がいっぱいになって

でも、私がやるべきことは、お芝居であって。
あの、本番で一番いいパフォーマンスをすることが私のやるべきことなのに、それがなんか…」

鶴瓶
「この場の雰囲気の…こっち喋ったらあれやけど、ものすごい気い使いやと思う、それやったら」

藤ヶ谷太輔
「だから、もうちょっとなんかこう我がままになっていいんじゃないかみたいな。
自分がやりやすくするためには、どれぐらいのバランスかな?」

芳根京子
いまだに、わがままと甘えの境目とかが分からなくて
だからあの、自分がちょっと我慢すればことが円満に進むなら、その方が幸せって思っちゃって。
でも、それが自分の首を絞めてる。いつか爆発するっていう」

 

30代を超えたらもっといい女優さんになる

藤ヶ谷太輔
「あ、でも監督も「でも、30代超えたら、もっといい女優さんになるんで」」

鶴瓶
「いや、ほんとに。俺もそう思うねん。やっぱ年齢重ねたら、ものすごい良うなるよね」

藤ヶ谷太輔
「だからもしかしたら、20代苦しんで良かったってなるかもしんないですよね、30とかで」

芳根京子
「あ、でもそれは自分で思うようにしてるのは、無駄なことは本当にないと。
あの自分が乗り越えられない試練は来ないっていう風に思おうと思ってます。」

藤ヶ谷太輔
「いや、でも俺(石川)監督素敵だなと思ったのが。
それこそ例えばこの仕事を辞めて、なんかまあ小料理屋とかね、なんかそういう話もすると。
でも、なんか(石川慶)監督的には、その「いや、もったいないよ」ってことでもなくて。
別に俳優だから付き合ってるわけじゃないから。
別に付き合いは変わらないって」

芳根京子
「じゃあ、私が小料理屋さんを開いたら、来てくれるということですか?(笑)」

藤ヶ谷太輔
「来てくれるし、むしろそれはそれで成功するだろうと。
何かよくあるのがね。辞めたらもったいないと。
もちろんそれも1つの考えだけど。もう全然僕はって」

芳根京子
「だからそれであんなに引き留めてくださったのがうれしいですね」

鶴瓶
「でもそっから、酒飲んで家泊るようになったってどないなんの?奥さんもおんねやろ?」

芳根京子
「そう。何なら今、石川さんの奥様とすごい連絡取り始めてしまってもんだから、石川さんがずっとすねてて。
いつもそうなんだみたいな」

藤ヶ谷太輔
「だから、親戚のようだから、例えば忙しくてね、なかなか会えないけどテレビで観ることが多いってなった時に、やっぱり夫婦で、「そろそろちょっとガス抜き必要かも。連絡してみようか?」。
だから、親戚みたいな感覚だし、戦友とも仰ってたし」

芳根京子「ああ、うれしい」

藤ヶ谷太輔「これからどうですか?30代に向けて。なんかこういう役やりたいな。こんなんなってたいなみたいな」

芳根京子
「なんか…30代がスゴク今楽しみになりました。
なんか兄がいたっていうのが理由か分からないんですけど。
やっぱ自分が妹だったから。
年下の方とのうまい接し方っていうのを今でも模索してて。
なんか、作品ではため口で喋ってるのに、そこから離れると「芳根さん」みたいな。
なんかちょっとそのギャップにドキッとしちゃう時とかもあるので。
最近身につけたのは、「芳根さんはやだ」っていうことは、お伝えしてみよと思ってます。

だから結構初対面でも「芳根ちゃん」って呼ばれることが割と多いし。
名字だったらハードル低いかなっていうので、「芳根さんはやだ」って」

藤ヶ谷太輔「え、お兄ちゃんとの距離感ってどういう感じなんですか?」

芳根京子「兄とはメチャクチャ仲良しだと思います。この前も2人で飲みに行ったりとか」

 

今一番の親友百田夏菜子さん

ドラマが終わった後、めちゃくちゃ仲良くなった2人

藤ヶ谷太輔
お酒メチャメチャ強いって聞きますね。
あと、あのカードゲームのUNOがメチャメチャ強いって」

芳根京子「きた きた きた!きたー!!(笑)」

(百田夏菜子さんが藤ヶ谷さんと話してる写真が映る)

芳根京子「予想してました!なんなら、昨日の夜も会ってて」

藤ヶ谷太輔「旅行行ったりとか」

芳根京子
「そうなんです。この前韓国旅行行った。
去年は、沖縄の離島とか行って。今年はこの前…」

鶴瓶「どこで出会ったん?映画『幕が上がる』?」

芳根京子
「幕が最初で。その後、朝ドラで一緒でっていうので(連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016/NHK))

藤ヶ谷太輔
「でも、聞いたら、その朝ドラやってる最中にグッと仲良くなったというよりは、そこではそんなにだったけど、終わって年月経ってから?」

芳根京子
「ホントに、「今年メチャメチャ会ってるね」みたいな感じです。
去年、一昨年ぐらいから、ポツポツこう会い始めてて。
今なんか10日に1回くらい会ってて」

藤ヶ谷太輔
「でもね、聞いてて。
あ、なんかそうなんだと思ったのが、まあ後々ね、いろいろ旅行行ったり2人で話してる時に。

まあ、朝ドラの時もそこまで仲良かったわけじゃないけど、振り返ると、お互いが持ってるこのいい明るさの部分だけで、私たちこう現場にいたよねって話を…。

たぶん、(百田さんは)サービス精神が旺盛だし、たぶんバランスっていうか現場を…」

芳根京子「彼女もそうだと思います。ホントにそうだと思います」

藤ヶ谷太輔
「で、自分が我慢して明るさで何か良くなるんだったら、そうしてきただろうし。
だからちょっとなんか、すごく共鳴し合うところがあるんじゃないのかなって」

 

ありのままでいさせてくれる友達

芳根京子
「ホントに彼女が幸せでいてくれたら、私は幸せだと思ってます」

鶴瓶「えーよかったな、これ」

芳根京子
ここまでありのままでいさせてくれる友達って、すごいありがたくて

鶴瓶「でも夏菜子と芳根は似てるよ」

芳根京子「似てますか?」

藤ヶ谷太輔「似てますよね。空気感」

鶴瓶「全然空気感も」

芳根京子
「だからこう、お仕事の話もこう真剣に相談できる友達…同世代の友達って奇跡じゃないですか?って思っちゃうんです。

どうしても、羨ましいとか。なんか私もそれやりたいとか。
なんかそういう感情が芽生えても何らおかしくないと私は思ってて。
普通の当たり前の感情、それって」

藤ヶ谷太輔
「要はライバルの可能性もあるしね?ここまで知ってるけど、これは言わないようにしようとか。
これは私の中で大事にしたいから言わないじゃなくて、全てお互いに?」

芳根京子
「うん。だから、本当に感謝の気持ちでいっぱいですね、私は」

 

芳根さんの可能性はまだまだこれから

鶴瓶
「石川(慶)監督がおっしゃってたんですけども、芳根が持ってる潜在能力っていうか…この人はこれぐらいできるんだっていうのの、まだ70%ぐらいしか出してないって言うんですよ。発揮してないんじゃないかって、石川監督が言ってましたね。

残りの30%を出してないと思うと。

だから、年齢を重ねるごとに世間は芳根京子に必ず合ってくって。
あいつすごいなとか。アイツええなと思ってくるって言うんですね。

この世界を辞めようという時に、あのー監督に会うたから本当に良かったなあとは思うし、30代のこれから芳根。そして、40代の芳根。で、50代の芳根と…。

年を取るごとにその本当に美しさが出てくるし、自信を持って年齢を重ねてほしいと思いますね」

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