広瀬アリス「26歳?」
やす子「26です」
広瀬アリス「あ~。じゃあもうほぼ妹みたいなものなので(アリスさんは30歳)」
やす子「じゃあ、姉貴って呼んでも…」
広瀬アリス「ハハハハハ(笑)!呼んでください 呼んでください!」
やす子「いいですか?姉貴って呼びます」
広瀬アリス
「いつも(妹・広瀬)すずのこと「すっちゃん」って呼んでるんで。やっちゃん」
やす子「やっちゃん!あ~うれしい~」
普段の生活
美容院はほぼ行かない、朝起きてエゴサ
やす子「美容院ってどのくらい行ってます?」
広瀬アリス
「役で「切って」って言われない限り、私美容院一切行かない。
気づいたら、後ろも前もすっごい伸びてる時あって。
キレイにしてられないんですよ。
あんまり気取れるものがないっていうか」
やす子「すごいトップ芸能人っていうイメージがあります」
広瀬アリス「トップ芸能人?アーハッハッハ!」
やす子
「なんかMattさん思い出す笑い方だ~。Mattさん思い出す~。
朝起きてランニングとかは?」
広瀬アリス「しない。朝起きてエゴサ」
やす子「エゴサ?何て検索するんですか?」
広瀬アリス「え、もう「広瀬アリス」(笑)」
やす子「(笑)え、それってなんでしたくなるんですか?」
広瀬アリス「なんか単純に、周りの意見見てケタケタ笑ってるみたいな」
やす子
「自分はなんかエゴサをしたときに「やす子のワイプの声がうるさい」って言われたから、ちょっと控えめにしてたことがあるんですよ。
ネットの意見で自分が変わりかけてましたね、もしかしたら」
広瀬アリス
「ダメダメダメダメダメ!ダメダメダメダメ!
この世界のどっかにいる1人の為だけに変わる必要なんて本当にないと思って」
(スタジオで)
ハライチ澤部「エゴサしますか?」
浮所飛貴「やっぱファンの人の意見とか、褒められたいから調べる」
ハライチ澤部
「とんでもない的確な奴、中にはいるんだよね。(笑)
『澤部はここのフリに気づいてないか~』みたいな。
うわ~作家か~みたいな。なんだコイツみたいな」(笑)
肌荒れには睡眠とデトックスの時間
やす子
「最近肌荒れがひどくて。どうしたらいいのかなって、ずっと。
気を付けてることとかあります?」
広瀬アリス
「大事なのは睡眠とデトックスの時間。
汗かくこととかあります?日常で」
やす子「いや~ないですね、全然」
広瀬アリス
「肌管理とかやってみたらどうですか?
なんかニキビの角栓みたいなのを取ってくれたりとか。そう。
大人のたしなみです。
その日の1日がすごいハッピーに過ごせたり」
他人に気を使わずお金を使っていい…誰よりも頑張ってるから
やす子
「今26歳で、なんかあんまり周りに相談できる人がいなくて。
やっぱり、ずっとお忙しい中での乗り越え方とか色々聞けたらいいなと思って」
広瀬アリス「もちろん」
やす子
「調子に乗ってると思われるのが怖くて。
早いうちからお仕事もらえると、やっぱ周りの目って嫉妬とか、ちょっと揚げ足を取ろうとする人が増えるじゃないですか。
例えばコンビニとかでも具が入ってるおにぎりと具が入ってないおにぎりで、やす子が具が入ってるおにぎりをとったら、調子乗ってるって思うじゃないですか」
広瀬アリス
「思わないよ。
あのブランド持ってるとか。
その分、誰よりも朝早く起きたりとか、仕事めちゃくちゃ頑張って夜遅く帰って来て。
稼いだお金を自由に使って何が悪いんだ!」
やす子「はい~…。なんか買いたいものも買えないし。なんかその…」
広瀬アリス「なんで買わないのよ」
やす子「ホントのお姉ちゃんみたいだ。ベンツ買うか」(笑)
人生でハンバーガーを食べたのが初めて
朝ごはんはフィリピン発ファーストフード店Jollibee。
フィリピン国内ではマクドナルドを超える1200店舗以上
広瀬さんは定番のチーズヤムバーガー
広瀬アリス
「おいしい。このソースめっちゃおいしい。
ハンバーガー食べたことなかったんですよ。
Jollibeeもそうですし。生きてて」
やす子「えっ!?」
お土産は全く買わない…妹について何も知らない
広瀬アリス「お土産を全く買わないんですよ」
やす子「え⁉家族とかにも?」
広瀬アリス「まったく」
やす子「友達にも?」
広瀬アリス「まったく」
やす子「自分には?」
広瀬アリス
「買わない。記録より記憶派。
だから今回ちょっとショッピングして、やっちゃんの意見も聞きつつ買いに行けたらいいなって」
やす子「いいですね。せっかくなら、やっぱ(広瀬)すずさんにも。妹の」
広瀬アリス
「そうですね。「え?どうした?」とか言われそう。ホントに。それぐらい全く買わない。親にも買ったことない」
やす子「え~」
広瀬アリス
「まあでも妹結構、お酒いただく人なので。おつまみ系はありかもしれない」
(マグカップをみながら)
やす子「妹さんの好きな色とかね、あったら」
広瀬アリス
「すっちゃん、何色好きなんだろうね~。
私なんも知らないんですよ、彼女のこと。
たぶん、あの子も私の事ほぼ知らないし。
早くに自立しすぎちゃって」
やす子「確かに。あんまり一緒に遊んだりとかもあんまりない?」
広瀬アリス「全然ない。年に2回ぐらいしか(会わない)」
外食はあまりしない…ほぼ自炊。料理は生きてくための術
やす子「普段自炊とかってされてますか?」
(うなずく広瀬さん)
広瀬アリス
「あんま外食逆にしない。
なんか私変なの。セリフ覚えながら自炊したりとかするんですよ。
作り置きを絶対ドラマ中とかはするんですけど。」
やす子「得意料理何ですか?」
広瀬アリス「ない。そう。だから、この質問が嫌で」
やす子「アハハハハ。やばいやばい」
広瀬アリス
「「得意料理何ですか?」「料理の写真下さい」。
この2つが一番嫌なの。」
やす子「やばい~。やっちゃった」
広瀬アリス
「ないから。なんか「料理は何でしてるの?」って聞かれたら、生きていく上での術(すべ)。オンリーみたいな」
スタッフ「料理の写真貸してくれないんですか?」
広瀬アリス「はぁ?(笑)絶対やだ」
恋愛について
結婚すると思っていた年齢を過ぎるとどうでもよくなる
(とても素敵なレストランに来た2人。おいしいカクテルで乾杯する)
広瀬アリス
「私普段ジョッキなんですけど。マイジョッキ4つ持ってます。
ウチの家系がもうお酒みんなすごい好きで。
「ちゃんとジョッキは仕事行く前に冷やしておきなさい」っていうのは、我が家の家訓として」
恋愛相談
やす子「異性とどうやって知り合ったらいいですか?」
広瀬アリス
「ハッハッハ(笑)!異性とね?
これが。面白いもんで、私も全く同じ悩み持ってるかも」
やす子「ええー。恋愛する時間ってないですよね?」
広瀬アリス「うん。したいって思うんですか?」
やす子
「う~ん、でも年齢が26なので。子どもの時は、もうこのぐらいに結婚してると思ってました」
広瀬アリス
「あ、わかる。まさか私も30(歳)で独身だと思わなくて。
私が29(歳の時)の子で。
20代後半はなんかざっくり29(歳)で1人目がほしいと思ってた。自分が29の子だから。
だけど、過ぎるとどうでもいいね、もう」
やす子「そんなもんなんですか?」
広瀬アリス
「逆に楽になったかも。
なんなら、自分に全お金かけれるしなとか。
あと恋愛とかすると、別の悩みが。
恋愛したいなっていう悩みで1個で終わるけど。
もしじゃあ恋愛したら、なんか返信こないとか既読つかないとか。なんか全然脈あるのかな?ないのかな?とか。
なんか知らない悩みとかストレスがたまるのがもう嫌んなってきちゃって。
あとホントにリアルにいうと、この歳からまた知らない人と1から関係性を作るとか。
もうホント面倒くさくて。
だったら、今の生活で全然OKって思っちゃってる」
やす子「まじか~。あんまそっち行きたくないかもっす。すいません。自分結婚したいっす」
仕事について
若い時、がむしゃらにやることが自信につながる
やす子「今後、何歳まで女優さんを続けるって決めてますか?」
広瀬アリス「あ~…飽きたら」
やす子「そうなんだ!しがみついてるわけじゃないんですね」
広瀬アリス
「ああもう全然。ただ選択肢これだけじゃないっていう考えは常に持ってる」
やす子「自分はやっぱりまだものすごく将来に対する怖さがあります。」
広瀬アリス
「いやもう全然いいと思う。20代は、なんか選択肢あるんだったら、逆に凄いかなって思う。
がむしゃらにやらないと、自信につながってこないんですよ、後々の。
あの頃そう、あんだけ頑張ったから、今こうやって落ち着いて物事を考えられる瞬間だったり。
私は劣等感持ってた時期があったから、人に優しくもなれるし。
自分と同じ気持ちになってほしくないから、アドバイスできるしとか。そうそう」
行き詰ったら潔く休む
広瀬アリス
「ホントにでも行き詰まったら、もう潔く休む。
だって、自分の健康よりも大事な仕事ってないですから。
手放すっていう勇気も覚えたし。
たかが少し休んで忘れられるぐらいの仕事を私たちはしてないんで」
やす子「そうっすか。そうっすよね。ぶっ刺さるんですけど」
広瀬アリス「そんなすぐ忘れられるような簡単な仕事してなくないですか?私たち」
やす子「ぶっ刺さるんですけど~。確かに」
広瀬アリス「超絶結構身削って頑張ってません?」
やす子「死ぬほど頑張ってます。人生ささげてやってます。HIPHOP聴いてるかと思った」(笑)
仕事をする上で一番大切にしていること
やす子「仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか?」
広瀬アリス
「常に、ご機嫌でいること。
私たちはスタッフさんがいないと、何も…ただの人間っていうか。そう。
お仕事にもならないのに、スタッフさんってすごい私たちをこう気遣ってくださるじゃないですか。
だからせめて私もご機嫌ナナメでいないように。そうそう。
気をあまり気を使わせたくないなっていうので」
やす子
「あ、でも、私も近しいかもです。
常にあのー笑顔でいるわけじゃないんですけど。
「やす子でい続ける」は目標かもしれないです。
いわゆる、根っこの部分は割とネガティブだし、えっと常に家とかでもホント笑うことも少ないですけど、仕事の現場では明るくやす子でい続けようっていうのは、それこそ目標で」
広瀬アリス
「でも、それも休みがちゃんとあるから、それができるってことも分かってほしいなと私は思う。そう。
働き続けると常にそのオンの状態で、なんかやっちゃんはやっちゃんの状態でいないといけないことが、すごく身を削っている事になるから」
(スタジオで…)
ハライチ岩井
「「やす子でい続ける」ってそのね。格言だと思うよ、これ。
澤部もそのタイプだもんな」
ハライチ澤部「私もそのタイプ…。私はでも違うんですよ。そう見せてるんです、私は」(笑)
ハライチ岩井
「澤部さんは望まれたように変化する人間なんで。(笑)
「澤部さん本当は闇があるんじゃないですか?」って言われたら、闇があるように見せるタイプなんで。
なんか澤部ってもう中身が何にもない。(笑)
誰も望まなくなったら、サラサラサラサラ~って」
ハライチ澤部「町のはずれで、サラサラサラサラ~(笑)」
暗黒期を経ての変化
売れていく妹…母の「私は味方だから」に救われ
広瀬アリスがここまでやす子を気遣うのは、過去の経験から。
やす子「自分(芸能界に)妹がいたら、ちょっと売れるなって思っちゃうかも」
広瀬アリス「でも最初は思ってましたよ、私も。うんうん。」
やす子「え?売れるなって?」
広瀬アリス
「そう。そしたら、すっごい勢い(で売れた)。
「すずちゃ~ん!」「すず~!」つって。
もう全く届いてない声」
やす子「そういう時期もあったんですね」
広瀬アリス
「そうそう。それで、すごいやっぱショック受けてた時期もあったし。
ホント暗黒期と呼ばれてる時期があって。
本当に反抗しまくってたんですね、当時。
なんかずっとおかしかったの。
もうみんなをこう、はねのけて生きてたの。
そん時に、もう、うわ~って泣いてて。
母親も泣きながら頭ガシッてつかまれて。
「私は味方だから!」って言われたのが一番そう心強かった。
1人でも味方がいれば強いなって。うん。
だから、私もホント誰かの、そうなってる人がいたら、唯一でもいいから理解者になってあげたい。」
やす子「つらいこと経験したからこそ分かりますもんね、痛みがね」
広瀬アリス
「自分と同じ状況にホントに陥って欲しくない。誰も。
(妹と)比べてすっごい劣等感持ってた時期があったから、もう今もう超強い。
もうなんかあんまり比べるっていう概念がなくなったかな」
やす子「子どもの時から、お互い意外とあんまりそんな仲良しって感じじゃないんですか?なんかその」
広瀬アリス
「いや、仲いいの。普通に会ったら喋るし。
用事ある意外連絡取らなくないですか?
しかもきょうだいで用事って大人になってなくないですか?(笑)
あの子が何やろうが、大体ネットニュースで知るし(笑)。
「へ~」みたいな」