【痛快!明石家電視台】タカアンドトシ 人生の選択(2025年8月9日放送)
①中2で出会ってコンビ結成
別の友達とコンビを組んでいたが…トシのプロレス漫談が面白過ぎた
さんま「中2?タカトシいうもう芸名で?」
タカ
「いや、そん時はもう全然芸名なく。
ただ、そのコンビ組まないかって誘ったんですよ、僕からコイツを」
トシ「元々あのコンビでいたんですよ、元々コイツ」
さんま「中2で?」
タカ
「僕小学校から仲良しだったヒロタくんっていう子とコンビ組んでて。
で、アンバランスっていうコンビ名でやってたんです。
で、僕はもう将来プロになりたいと思ってて。
そのヒロタくんとその学祭で「じゃあ練習しようか」って言ったら、ヒロタくんは他のバンドとかも出るから、「友達のバンド練習見に行く」とか言って。
「え?お前やる気ないじゃん」って。「お前そんなんでプロになれると思ってんの?」って言ったら、「いや、俺プロとか考えてないよ」とか言って。
「え⁉」ってなって、「学園祭終わったらじゃあ、学祭まではやるけど、そっからはお前とはコンビ組まない」って断って。
それで、相方を探してたんですよ。
そしたら、コイツが転校してきたんですよ」
さんま「ウソやん!?」
タカ
「中2で。で、隣のクラスで。僕7組で、8組に転校して来て。
まあ転校生どんなヤツかやっぱ見に行くじゃないですか。
もう、どんなヤツ来たんだ~?って。
すごい可愛い女の子かな?とか、ヤンキーみたいなヤツ来たのかな?と思って見に行ったら、普通になんかメガネかけて垢ぬけないボサボサの頭で。もう大量生産型の中学生。
もうどっこにでもいる中学生。
え?どれ?みたいなね。前からいなかったっけ?みたいな存在感で。
大量生産だから。
それでガッカリして帰ったんですよ、最初は。
でも、7組と8組で、合同で。体育とか技術は合同だったんで。
そん時にまあ話しかけてやったんですよ」
トシ「何様だよおい!なに話しかけてやったって」
タカ
「俺もよく親父が転勤族でよく転校してたから、転校生の気持ち分かったから。
可哀想だなと思って話しかけたら、結構なんか面白かったんですよ」
さんま「は~そっからもうコンビ組んでんのか。え、次長課長は中学校?」
次長課長井上
「中学校です。もうコイツが転校してきて。で、なんか目立つ所で、中庭みたいな所で一人休憩時間にバク転するってヤツが必ずいるんですけど。
それがコイツやったんです。
なんか友達がおらんから、目立とうとして」
さんま「アピールでバク転してたん?それで友達が欲しいからバク宙・バク転をやってた?」
次長課長河本「(タカトシと)似てます似てます」
タカ
「こいつはそのバク宙とかできなかったんですけど。
その、プロレス漫談みたいなの持ってて。(笑)
プロレスメッチャ詳しいんですよ。
それで、なんかプロレレスの漫談急に始めるんですよ。
で、メチャクチャそれが面白くて。
俺はもう水飲み場で腹抱えて「うわ!もう苦しい~やめてやめて(笑)」ってぐらい。(笑)
「やめてやめてやめて。もう無理無理無理(笑)」ってぐらい一人でペチャクチャぺちゃくちゃ喋って。メッチャ笑いとるんですよ」
トシ
「プロレス漫談なんかしてないっすよ、僕は。
僕はただプロレスが好きなんで。「プロレス好きなんだろ?」って言われて。
そんで大仁田(厚)の話をFMWっていう団体を5万円っていう資金で立ち上げたんだよっていう話を僕がしたんですよ。
そしたら、急に腹抱えて笑い出して。
こっちは真剣にプロレスの熱いトークをしてるのに、コイツはもう「アハハ(笑)!何それ大仁田!アハハ!(笑)」とか言って、水飲み場でもう転げまわって笑ってんですよ。(笑)
何がプロレス漫談なんだよ」
さんま「ちゃうお前何が面白かったん?」
トシ「何が面白かったんだよ」
タカ「メチャクチャおもろかったっす。その言い方とか、言い回しとか」
さんま「あ!5万円で立ち上げたっていう」
タカ
「(トシ)「5万円最初に入れて」とか言って。(タカ)「ウソつけ!5万円で無理だろ~」とか言って。(トシ)「ホントなんだよぉ~」とか言って。「ホントなんだよぉ~ ホントなんだよぉ~」。で、踊り出して」
トシ「腹話術だろそんなん」
タカ「アハハハハ(笑)これが面白くて。こいつは面白い!ってなって。目をつけてたんですね」
さんま「は~。で、即OKしたんだ?」
トシ
「僕はだからある日保健室の保健だよりをこうやって見てたんですよ。
そしたらコイツが急に「三浦、俺と漫才やらない?」って急に言われて。
で僕も「あっ、いいよ」って簡単にOKしたんですね」
さんま「あ~。プロになるつもりはないねんもんな?」
トシ「僕は全然そんな感じで…」
タカ
「もうすごいのが、保健だより読んでて。俺がまあ後ろにいるってほとんど気付いてないんすよ。で、俺がもう保健だより読んでるこいつに「おい、俺とコンビ組んで漫才やろう」って言い終わる前ぐらいに「いいよ」って言ったんですよ。食い気味に。
もう未来から来たのかな?って」(笑)
中学生でコンビ結成!中を深めるため結成翌日からタカがとった人生の選択とは?
次長課長河本
「タカがとにかくトシのことを好きすぎて嫉妬するし、特に。
それだけで僕結構ずーっと困らされましたもん。好きすぎるから。
トシが他の人にツッコんだら、もう嫉妬するんすよ。
なんで俺だけ見てくれへんの?って」
さんま「マジで?」
タカ
「俺がボケたことに気づかないくせに、他のなんかそんな全然会ったばっかりのヤツとかにツッコむんですよ、こいつ。(笑)
いやまず俺のボケ気づいてないのに、そんなことやってる場合?っていう。
俺を全部やってから、次のステージいけよなんですよ。
100%俺にツッコめてたら、次もいっていいけど。そこまでできないくせに」
次長課長河本「これホントに。マジでそうです。ホントに言ってました。」
仲良くなりたくて毎朝お迎え
コンビ結成翌日から、毎朝タカがトシの家に迎えにいくように…
タカ「その時はそこまでやきもちというよりも、とにかく仲良くなりたかったんです。
こいつのことが知りたいっていう、とにかく」
さんま「どう思ってたんや?トシは」
トシ
「急に。何も言わないんすよ、だから。
「明日行くわ」とか、「今日迎えに行くから」とか何も…。
いきなり朝僕が歯を磨いてたら、ピンポンって朝7時ぐらいに鳴ると。
で、ウチのお袋が「あ、はい」とか言ったら「あれ、トシ。なんかあんたの友達だって人来てるよ」みたいな。
「え?この時間に。え?」って。したらコイツが、「ああ、学校一緒に行こうよ」って。
「ああ~」つって、そっから。
で、次の日また歯磨いてたらピンポンって。「ん?誰だ?」。でお袋また「ああ、はいはいはい。またなんか来てるよ、友達」みたいな感じで。
そこからもう毎日迎えに来だしたんですよ」
②オールザッツ漫才でMBS初出演
夜中4時の出番…3分のネタを1分でやり、酷評される
※オールザッツ漫才…MBS年末恒例。深夜生放送のお笑い番組
さんま「みんなえらい目におうてんねんな?」
トシ
「いやホントに全く知らないですから。オールザッツというものが北海道流れてないんで。どういうものか、全く分かんないんすよ。
ネタ時間も、もうホント3時~4時ぐらいの出番だったんで、夜中の。
ほんでもう押してるから、自分らは袖でもう次って時に、「自分らネタ1分で」って言われて。
「えっ。1分?」みたいな。「えっ、1分でやるネタなんか無いけどな…」つって、そのままバーッて行って、本当にただネタ、3分やる所を1分で止めたんですよ。
だからもうフリしかないみたいな感じで、ポンって終わったんですよ
で、これが終わったらまた木山所長に「お前ら何しとんねん!せっかくお前らわざわざ大阪までお前飛行機出して連れてきたのに。出してもらってんのに。ヘタレか!!」って」
(その時の漫才映像が流れる)
その際、先輩西川のりおさんに言われた一言。
西川のりお(当時)「あのただのお話と漫才はちゃうねやん、ハッキリ言うと。まずは今日最後にして、引退して辞めてしまえ」
トシ「初めてそんなん言われて。もう何も僕らは言い返せなくて。「うわ、怒られてる。怖~」と思ってたんですけど。
(スピードワゴンの)小沢くんは強いから、(枯れた声で)「アンタに言われたくないよ」。全然声が聞こえてないんすよ。(笑)横の俺らしか聞こえてない。「あんたに言われたくないよ!」つって、必死でなんか言ってる」
③レギュラー15本!ブレイク後のポリシーは仕事を断らない。過酷ロケの日々
断ったら仕事が来なくなる…過酷なバラエティ番組「黄金伝説」
2002年 芸歴8年目で東京に進出し、大ブレイク!
仕事に対する譲れないこだわりが…
タカ「断ったら、もう二度と仕事来ないと思ってたんで。
もう全部入れられるがままに。やっぱマネージャーさんが」
さんま「断るって贅沢やもんな。売れよう売れよう思ってる」
トシ「仕事が欲しくて頑張ってたんで。
過酷なロケしか入ってこなくなりましたね。
もうあの黄金伝説という番組。すごかったっすね」
さんま「何やらされたの?」
トシ「1週間でせんべいを1000枚食べなさいという。
それが一番きついんじゃないですかね。
ほんで、100枚に1枚ぐらいはこんなでかい瓦せんべいみたいのが出てきて。
それも食べてみたいな」
さんま「あとどんな?一番辛い過酷な。せんべいと?」
トシ「サバイバルね」
タカ
「サバイバル生活っていうのがあって。海潜って自分でこう(魚)ついて。
ほんで結構な海荒れてるんすよ。荒れてるけど、もうその日しかロケ日ないから、行きましょうって言って。
で、なんか俺はこう貝とってたんすよ、岩場で。
したら、メッチャデカい波きて。俺もううわってなって。うわ~ってなって。
気付いたらめっちゃ離れた所に飛ばされてて」
トシ
「いや、ディレクターも勝負ですからね、あれ。
もう僕…このいいVTRを作るために、その日しかないんすよ、僕スケジュールが。
だからもう台風の日とか大シケの日になんか潜って取ってこいと。
ほいで、漁師さんの船に乗っていくんすよ、夜中。
ほんで、漁師さんがあのー「こんな日に俺らでも出ないよ、海なんて」つって。
で、(ディレクターが)「すいません。もう今日しかないんで」つって、もう無理矢理ディレクターが行かすんすよ。
ほんで行って、ものすごい波でもう揺れてんすよ、船が。
ほんで僕はもう船の下で「いや、こんな中潜るの嫌だなあ」と思って。
で、あの漁師さんとディレクターさんが打ち合わせしてんすよ。
で、ディレクターさんは「とにかく、潜らせてください!今日しかないんですよ!ほんとに」つって。
で、漁師さんが「こんな日に行ったら死ぬぞ!バカヤロウ!」つって怒ってるんですよ。
でも、ディレクターはもう「いやいや、今日しかないんだから、もう行かしてくれよ!」みたいな。
で、僕はもう陰で「漁師がんばれ!漁師がんばれ!漁師勝て!!」つって。(笑)
結局潜らされましたけどね。(さんま「うわ~」)
行きました行きました。
絶対今だったらアウトですけども」
④仕事はコンビ揃って
タカがトシを好きすぎる
アナウンサー「今も仕事に関する事でお2人の決めていることがある」
タカ「仕事をコンビ揃って出たいという」
さんま「え~ピン ピンではいけない。2人で出たい。トシもそう思ってる?」
トシ「まあ、基本的には。まあでも、そんな全部が全部じゃないですけどね、僕は」
なるべくコンビ揃って活動したい。そこにはタカのある思いが…
さんま「じゃあ、ピンはこっち(トシ)が多いのか?」
トシ
「多いこともないですけど。いや、一時期その忙しくなった時に、一回ピンでこいつもその「アメトーク」に出さしていただいて。
「おばあちゃん子芸人」みたいので出たんですよ。
その時に、あのもうホントに信じられないくらいスベッて。(笑)
信じられない。もうテンパっちゃって。で、1人でもう目飛んでんですよいきなり。
で「タカ~」とか呼ばれたら「はい。え~…あの…チェリーパイ 欧米かっ!欧米かっ!」っていきなり。急に。(笑)
ほんでもうジュニアさんとかも「どうしたんや?お前急に。おい!」みたいな。
そっからもう全く。1人で言い出しちゃって」
蛍原「それはそれで面白かったんですけどね」
さんま「そうやろ。欧米か!欧米か!チェリーパイ!欧米か!」
トシ「いや、ヤバいやつでしょ、それ」
次長課長河本
「タカトシを知りすぎてて。ホンマ好きのレベルがハンパないんすよ。
1回僕とタカトシと3人でホントに朝まで。
タカが泣きだして。で、僕もそれにつられて泣いて。もうとにかく分からなくなって、飲みすぎて。もうとにかく何喋ったかも覚えてないです。
ただその時にすごいタカが」
さんま「あ~。タカがすごいトシ愛を語るのか」
次長課長河本「(タカ)「トシが他の人の所で上手になっていくのも嫌だし」みたいな。
タカはトシとやるっていう風に決めたんでみたいな言い方をしてたんで」
さんま「泣いた事覚えてるの?」
タカ「これからどうしてこうかみたいな。やっぱりこの会議、タカトシ会議みたいなのをやりたくて。
河本さんにこう間入ってもらって。
「お前は何も考えてないだろ」つって。「俺は全部こういう風にやった方がいいと思う」ってめちゃくちゃ考えてる事を伝えたんすよ。こんな風にしてった方がいいし、お前は何も考えてない!って言ったら、コイツ10個、20個ぐらいバーッて言ってきて。
俺5個ぐらいしかなかったのに。考えてるじゃんってなって」
河本「めちゃくちゃ考えてたんですね」
タカ「それで泣いたんです」
トシ「悪口で負けただけじゃねえか。口げんかで負けただけ。なんだその夜は」
さんま「そいで泣いたのを見て泣いたん?」
次長課長河本「それを見て負けたと思って、それで。あの、タカ派だったんで」
コンビで出るこだわりは、母に言われたから
トシ
「いやだから、僕がピンで出たんですよ。
なんかクイズを出すみたいなパネラーみたいな役で、出題者みたいな役で。
で、その番組、純レギュラーみたいな感じでちょこちょこ出てたんですね。
で、それをコイツのお母さんがテレビでみたらしくて。
で、コイツに電話してきて。
僕はあの三浦って言うんですけど。僕の事なんか三浦って呼ぶんですよ、(タカの)お母さんは。
(タカの母)「あの~三浦なんかあの出てるけど、1人で。なんでアイツ1人で出てんの?」つって。「なんでアンタでないの?アンタがこの世界誘ったんだろ?なんでお前も出ないんだよ。お前も一緒に出な!」って言って」
さんま「そういうお母さんなのか」
トシ
「で、普通コイツも「いやいやいや。三浦は三浦で一人で今頑張ってるから」って言ってくれると思うじゃないですか。
「それもそうだな」って。そっから急に」
タカ「違う。違うよそれは。「分かったよ、ママ」って」
トシ
「いや、欧米か!(笑)変わったお母さんです、とにかく。クセのあるお母さんで。
とにかくなんか口が悪いというか。で、格好も個性的でね。背ちっちゃいんですよ、すんごい。
で、朝方僕らがコイツの実家でネタ合わせしてると、朝方たぶんお母さんゴルフ行くらしいんですよ。で、朝方行くんですけどね。黄色いね、あのファー、毛皮を。真っ黄色ですよ。僕みたことない。もう後にも先にもそんな毛皮。
ほんとにひよこみたいなんすよ。
俺薄暗がりでなんかちっちゃい黄色がいたから、「え?ヒヨコか?」って思ったんすよ、僕。
そしたら、コイツのお母さんが。
で、こんなおっきなサングラスして。それでガムかじりながら。
こんなお母さん俺見たことないんすよ。
で、それぐらい個性的というか。もうどこにでも見たことないんすよ、そんなお母さん」
