【人生最高レストラン】ぼる塾「引退間近で結成したぼる塾」(2025年8月16日放送)

【人生最高レストラン】ぼる塾(2025年8月16日放送)

田辺さんと酒寄さんは吉本興業の養成所で出会い、(コンビ)「猫塾」を結成。
一方、幼馴染だったあんりさんとはるかさんは(コンビ)「シンボル」を結成。
元々は先輩(猫塾)、後輩(シンボル)の2組だったのですが…
今から6年前に…

 

一度は辞めようと思った芸人の道…

最後のライブが芸人人生で一番ウケた…やっぱり辞めたくない

あんり
しんぼるが、もう5年ぐらい経ったときに、やっぱ売れなくって
結果もあんま出なかったんで、私辞めようと思って
そのじゃあ、最後にライブやろうってなったんですよ。
このまま終わるのもあれだからって。

で、1組じゃお客さん呼べないんで、その優しくしていただいてた先輩の猫塾さん呼んで、ツーマンライブをやろうって決めて。
で、そのツーマンライブが、猫塾とシンボルで「ぼる塾」っていうタイトルで。

当時酒寄さんが妊娠中で、そのライブの1週間前ぐらいに、つわりで、チョット具合がわるいから本番出られないかもってなっちゃって。
だから、ライブのネタが解散するコンビのネタとその見たことない田辺さんのピンネタ。(笑)
チョットこれじゃマズイって作家さんがなって。

その作家さんが「じゃあもう、シンボルのネタに田辺を入れたネタを作れ」って。
で、その本番で(3人で)やったら、その芸人人生5年の中で、一番ウケたんですよ。

やめようって決意してたんですけど、やめたくないって
で、田辺さんをこう(レストランの)シズラーに誘って。
3人でこうサラダバー食べてる時に、あの「組んでほしい」と」

加藤浩次「はるちゃんはどう思ったの?そん時は」

はるか「私は全く、解散しようと思ったことないし、やめようとも1度も考えてなかったんですよ」

加藤浩次「でもあんりは辞めるって言ってるわけだよな」

はるか
「あんりが言って…え⁉と思って。
あんりがその…絶対売れる人間だと私は思ってたんで。
この人をそんなすぐやめさせるわけにはいかないって焦っちゃって、私も。
8割ぐらいやめる形だったんで」

加藤浩次「なかなかウケたりしないわけだからな。うまくいかないから」

はるか「でも猫塾さんとライブやって、あんりが「やめたくない」って思ってくれたことがホント嬉しくって」

田辺さん
「でも、もうそん時私36歳で。
で、手ごたえ感じてるけど、そのまま酒寄さんを待ってこのチャンスを逃したら私はいったい…っていう。
でもこっちにも可能性を感じてしまう」

あんり「だから、シズラーから田辺さんが逃げ出して(笑)」

加藤浩次「えっ⁉分かんなくなっちゃって?」

田辺さん「はい」

あんり
「で、その足というか、その後日、作家さん…私たちのライブをやって、3人でネタやれよって言った作家さんのところに行って。
「どうしてくれんだ」ってね?苦情を言いに行ったんだよね」

加藤浩次「そしたら作家さんは?」

田辺さん「そうしたら「もう4人でやっちゃえよ!」って言って」(笑)

加藤浩次「えーでも田辺さんだけ欲しかったら、あんりはそん時どう思った?」

あんり
「そん時に、ネタを作ってるのも酒寄さん。まあ、その平場のボケとかも酒寄さんが考えてんのもちょっと知ってたから。
確かに、勢いで誘ったけど、段々冷静になると、田辺だけ預かって大丈夫か?ってね。
もなってきてたんですよ、実は」

 

それぞれの性格

4人組になったぼる塾。そこから、それぞれのキャラがより浮き彫りに。
中でも、ボケ担当のはるかさんは、超自由人だそうで…

はるかさん:思ったことは全部言ってしまう

あんり
子どもの頃から、思ったことは全部言っちゃうし。
あんまりこう人の気持ちとかは考えないというか。
考えない…そう。自分がこう思ったらこう」

(中学時代のあんりさんとはるかさんの2ショット写真が映る)

加藤浩次「(はるか)眉毛ないじゃん!」

はるか「この時眉毛あるの…あるっていうか、その眉毛濃すぎるのがイヤだったんですよ」

あんり
「思春期で眉毛が気持ち悪いって言って、手入れしたのが全剃りになっちゃって。
それこそその、これから頑張っていこうってときに、急に整形したりとか」

加藤浩次「え、それ発表してんの?」

はるか「してます してます」

加藤浩次「でもどこをしたの?」

はるか「目元…埋没と。目上切開と」

加藤浩次「それはメンバーに相談もせず?」

はるか「してないです」

あんり「あの写真が送られてきました。「整形しました」っていうの」

加藤浩次「どうなりたいの?最終的には」

はるか「なんか美容雑誌とか出たいです」

 

田辺さん:何十年の幼馴染の中に違和感なく入れる

そしてもう1人のボケ担当田辺さんは、意外な才能を発見したそうで…

田辺さん
「私この何十年の幼馴染の中にポッと入れる
私(年齢が)ひと回り上なんですよ。
だけど、そこに違和感なく入れる私すごいって思ってます。

私が29歳の時にギャルになったんですよ。29歳で。
で、29歳だけど、ひと回り下の子たちと遊んでたんですよ。
その経験がここで生かされてるんではと思って」

加藤浩次「え、その時はもうNSC(吉本総合芸能学院)に入ってたわけ?」

田辺さん「入ってなくて」

加藤浩次「え、入ってなかったのか。いくつで入んのよ」

田辺さん「29(歳)です」

加藤浩次「じゃあ結構年下とNSC一緒にやったんだな」

田辺さん「だからその時代「ババア ババア」言われて。いじられてて。腹立った」

加藤浩次「え、同期は誰になんの?」

田辺さん「ゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤ。で、東京はおばたのお兄さん、ひょっこりはん、レインボーとか」

加藤浩次「すごい!誰が一番「ババア」って言ってたんだよ、その中で」

田辺さん
「いや!もう、やめてった人が言うんですよ!そういうのは」(笑)
その今出てきてる人は「ババア」って言わなかった」

あんり「だから売れた?」

田辺さん「そう。売れた!」(笑)

 

仲が悪くなった時期も

ほとんど話さなかった時期も

加藤浩次「メッチャ仲良かったの?ずーっと最初から。どうなの?仲悪くなった時期ある?」

あんり
「最初は仲良くやって。で、そのそれも、田辺さんがスイーツ頑張ってくれてから「仕事が…あ、大丈夫だね」ってなってきたんですけど。
で、ちょっといっぱいいっぱいな時期があった時に、結構その仲が悪くなってしまって

もう、3人とも、自分が一番がんばってると思っちゃってたんですよ。
なんかこうみんながそれぞれ溜まってて。
で、もうホントに口をあんまりきかなくなっちゃって
なんかもう、楽屋とかでもしゃべりたくないし

何なら本番カメラ回ってても、はるちゃんがボケても田辺さんが全然笑ってないとか。
田辺さんがボケても全然笑ってないとか。
3人で出てんのに、ワンショットで抜かれてることが多いんですよ」

加藤浩次「カメラさんも気使って、サッと変えるってことだよな」

あんり「そう。それが出ちゃうくらい、仲が悪い時があって。もう1年ぐらいそういう時期が長く…」

加藤浩次「ホントに危機だねそれは」

田辺さん「なんかもう2人にとにかくもう、見たくもなかった顔を」

あんり「そう。なんかお疲れさまでしたって帰る時に、明日も楽屋にいるんだと思うと、嫌でしょうがなくて

加藤浩次「すごいね!末期だね、それね」

 

冷え切った関係を打破したあんりさんの一言

1年にも及ぶ冷え切った関係。解散一歩手前の状況を打破したのは、あんりさんのあるネガティブな一言でした。

あんり
「吉本(興業)本社で生配信をやるってなって。こう深夜に集まってて。
その入り時間の時に、こう3人で無言で楽屋にいたんですよね。
で、私はもう話し合うの無理だと思ってたはずなんですけど。
なんかふと、言葉が出て。3人でいる時に。
いや、私たちってさ、最近仲悪くない?お互いのこと嫌いだよね?」ってなんかはっきり言っちゃったの。
言ったら2人が、「うん」って言ったんですよ。

で、その時の私たちって、誰かがなんか意見言ったら、「いや!○○だと思う」とかそういうことだったんで。
初めてなんか、ネガティブなんですけど、みんなの意見が合ったんです。そう。
「私たち今お互い嫌い。仲悪い」ってこう認めあって。
「いや、そうだよね」ってなった瞬間に、みんなバーッって喋り出したんですよ」

加藤浩次「それは、えーと、ここが悪いとか、私はこう思ってるとか本心を言い出したってこと?」

あんり
「そう。何が一番問題って、その仕事の時に出てる事だと。
「どんな時でも仲良く見えるようには、それはプロとしてしていかない?」。
2人も「うん。頑張る」って言ってくれて

加藤浩次「で、その生配信はどうだったの?」

あんり「生配信もすごい3人とも喋り倒して。楽しくてしょうがないみたいな

加藤浩次「あ、変わった?一気に」

3人「変わりました」

加藤浩次「でも、(高橋は)解散しようと思ったことある?」

サバンナ高橋
「僕は解散はないです。僕はだから(八木は)中学校からの先輩なんですけど。
先輩っていう感じじゃなくしてくれたんで。向こうがやっぱり。
なんかギスギスして、ネタ作ってる時とかに、腹立ってるやろなと思ったけど。
別に「腹立つ。お前言い方気ぃつけろよ」とか言われたことも1回もないんで」

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