自然と共生してきた先住民族の儀式(ネイティブアメリカンの伝統儀式スウェットロッジ)を体験する杉野さん
心を解放するため、蒸気で蒸された真っ暗闇のロッジに入る。
真っ暗なロッジの中では歌声と蒸気の音だけが聞こえる。
室温の温度は100℃まで上昇。
約1時間ロッジの中に。
芸能界に入って苦しんだ20代
軸が自分ではなく他人だった…周りから期待される自分に
質問 暗闇の中で何を考えましたか?
杉野遥亮
「「すっごい怒られる」っていう、「誰かに何か悪く言われる」みたいな意識が結構強いんだなって思った。
「できない」とか「ダメだ」って言われたくないみたいなのが多分すごいある。
結構子供のころ、純粋だったんで。
あのね、芸能人の方とか神様って思ってたの、テレビの世界とかって。
ガッカリした自分もいて。(芸能界に)入って。
自分もいい自分でいなきゃいけないから。怒られるのこわいし。
こういうこと言えば「正しいよね」っていうことを言ってた気がする。
まあ、それでも割と自分の気持ちは言ってた方だとは思いますけど。
だからできるだけ嘘つかずに、正直にいなきゃいけないなって思っていてるんです。
でも、たまに怒られるのこわいなって思ったりとか。
怒られるの怖いけど、言おうって葛藤はずっとある。
色々そういうのと向き合う感じだった。」
(スタジオで)
今田耕司
「なんか芸能人の人ってやっぱもっと神様見てた印象だったのが、違うかったりしたんだ?ギャップで。
でもやっぱそこで、頑張って同じように振る舞ってたんだ?」
杉野遥亮
「いや、なるのが正解だと思ってましたし。
それは、人それぞれだろうなとは思ってるんですけど。
自分にとってはちょっと違ったなぁっていう」
今田耕司「居心地がなんか良くなかった?」
杉野遥亮
「居心地が良くなかった。気づいたらなんか…えっと、苦しくなってた時期とかもあって。
その殻を破るとか、気づくのは今日かもしれないし、5分後かもしれないし、1年後かも分かんないし。またまた何年後かも分かんないみたいな。
だけど、今日ここに訪れた機会は、絶対自分の糧になってるよって言われた時に、ああ、なんか俺もそうなりたいなと思って。
ちょっと気づいたら自分もそういうのに向き合ってる感じはありました」
(アメリカ)
華やかに見えた世界。自ら飛び込み、走り続けた。が、ギャップに疲れ果ててしまった。
杉野遥亮
「自分のワクワクする事とか、なんかどっか置き去りにしちゃってた気がする、自分の気持ちを。
楽しい、楽しいが…。「楽しい」が分かんなくなった。なんなんだろう。
なんか苦しくなっちゃったんですよ、心が。
しんどくなっちゃってて、気づいたら。
気付いてたけど気づかないフリをしてたに近いかな。
軸が他人だったんだと思う。
相手がどう思うかとか。自分がどう見える、どう見せる。
そんなことばっか考えてたら、苦しくなった。
自分がどう思うとか、内側から出るものじゃなくて、外側のことばっかり考えていたので。
もう~って。
都会にいると頑張ろうとしちゃうというか。
ちょっとギアを入れなきゃ沈んでいきそうで。
自分がどこにいるか分かんなくなっちゃうっていう。
でも、こういうとこ来ると、あんまりそのなに…変にどうこうしようとかって考えずにいれる感じ。楽です」
憧れの世界で、人目を意識するようになっていた。
ありのままでいられる自然に癒された。
今田耕司「それ一番辛かった時って、どういうところでこう自分は呼吸してたん?」
杉野遥亮
「その時は、お酒飲みに行ってました。
誰かと逢ってないと…結構独りでいるともう壊れちゃいそうみたいな感じ」
今田耕司「は~結構追い込まれてたんやね」
杉野遥亮「気付いたら」
今田耕司「相談できる相手の人って、その時はいたりしたのかな?」
杉野遥亮「自分の深い所までを話せる人はいなかった気がします、その時」
30歳新たなスタート
自分の楽しそうだと思う事をやっていきたい
(アメリカ)
30歳、新たな山に登ろう。
杉野遥亮
「20歳で入った時と今では、その全然考え方もスタンスも生き方も全然違うと思う。
なんか僕ずっと、飲み会とかもそうだけど。
ワーッて(盛り上げる)。
ああなんなきゃいけないって思ってたっていうか。
ああ、俺結構自分の時間が必要なタイプな人間なんだなとか。
ああ、俺そういうのあんまり得意じゃなかったんだなとかって気づいたの最近ですし。
やっぱここ来て、もっと楽しいことしていきたいなと思いました。
自分が興味ある事とか、楽しそうだなって思う事をもっとやっていきたいなって思った。
じゃなきゃ、意味ないなって思った」
(スタジオで)
今田耕司「30代はこういうテーマでいこうかなとか」
杉野遥亮「どうっていうのはあんまり分かんないんですけど。なんかすっごい期待してます、自分に」(笑)
今田耕司「ざっくりやなぁ」
杉野遥亮
「20代の頃は、期待っていうよりも、どうしようどうしようとか。
自分ってどうしよう、どうなんだろう、何なんだろうみたいな。
そんなことばっかりだった気がしてて。
今はなんかすごく希望の方が大きい感じがします。」
(アメリカで)
杉野遥亮
「自分が何が楽しいかなぁってことは、追求していけたらいいなとは思ってます。30代はもっと。
世界中の色んなとこ知りたい。
感じて、泳いだり、歩いたり、走ったりしたいっす」
全ては地続き。30代になったからといって、急に景色が変わるわけじゃない。
自分のペースで、没頭できる楽しみを見つけて、新たな世界へ飛び出そう。
