【ANOTHER SKY】元乃木坂・山下美月さん in フランスパリ「不遇の時代と大人気のアイドル時代 そしてアイドルを辞めた今」(2025年11月8日放送)

パリが大好き

母が「ベルサイユのばら」が大好き…小さい頃から憧れだったパリ

初めてパリを訪れたのは6年前(2019年)。
20歳という節目に、自ら選び、訪れた。パリしかなかった。

山下美月
パリがすごい大好きで。小っちゃい時に、ずっとマリー・アントワネットの伝記を読んでて。
ベルサイユ宮殿とかって、なんか日本人の私からしたら、想像つかない場所だったからっていうのと。
あと、母が「ベルサイユのばら」がもう大好きで。
小っちゃい時から「いつか絶対パリに来たい」って思ってて。

パリは今年だけで3回来てます
一人旅でも今年4月に1週間ぐらい来てて」

(スタジオで)

山下美月
旅行はすごい大好きで。海外はスゴイ興味があったんですけど。
まとまった休みがなかったので、(アイドルを)卒業してから、結構旅行は頻繁に行くようになりました」

 

募らせてきた思いを解き放てるようになったのは、最近のこと。
それまで彼女はスーパーアイドルだった。
元乃木坂46 3期生(当時17歳)でデビュー
多くの楽曲でセンターを務めた。
アイドル、CanCanモデル。さらに役者として多くの人の心をつかんできた。
そんな彼女が一つのピリオドを打ち、初めての長期休暇で訪れたのもパリだった。

 

一人旅は徒歩で移動…何も考えない時間を作れる

1個に対して100考えてしまう

山下美月
「でも食事はホントに、人生で一番大事なところというか。
行きたいご飯屋さんを全部まず最初に予約しちゃって。
一人で旅する時は基本徒歩で。
一番歩きやすいスニーカーとかを持って行きます、いつも。

これ(肩にかけた小さなバッグ)私物なんですけど。
基本、お財布と携帯とリップとイヤホンがあればOKです。
歩いてる時って、なんか例えばSNSとかを見る時間がないじゃないですか。
だからなんか、何も考えない時間を作れるのが大きいです、結構」

言葉の裏を返すと…

スタッフ「普段エゴサをする派ですか?」

山下美月
メッチャします、ホントに、暇があるとすぐ気になってしちゃうから。

(スタジオで…山下「5分おきぐらいにしちゃいます(笑)」)

やり過ぎもよくないなって思ったからこそ、なんかそうやって、そういうのをしない時間も作るし、そういう風にしてますね」

 

頭を空っぽに向かった先は…

山下美月
「写真集の撮影だったので、なるべく体型管理とかを気をつけようと思って。
コーディネーターさんが連れて行ってくださった和食のお店です」

「円」という毎日打ち立ての蕎麦を食べられる日本食レストランへ。

そういえばこの間話題になっていたことが…

山下美月
「親知らず一気に4本抜きましたっていうニュースが結構大々的に流れて。もう恥ずかしくて。
で、なんかやっぱ検索したら、「こんなことニュースにすんじゃねーよ」とかっていう人もちろんいらっしゃるんですよ。
なんかでも、記者の方はそれがお仕事だし、難しいですよね。

私はちゃんとレントゲンを撮って先生が判断してくださった上でやったので。
なんか「マネしないでね」とか…もう色んな気持ちがあるんですよ。
で、メッチャ考えちゃうんですよ。1個に対して100考えちゃうから。

寝る前とかにそういうの考えちゃうじゃないですか。
なんか夢なのか現実なのかいっつも分かんないんですよ。
なんかそういう人生を送っております」

 

危険な目にあったことも…

元アイドルの食欲おさまらず…

山下美月
「タクシー…ウーバーとかも使わないですし。
結構1人で乗る時は防犯上もあって、こういうところ(席普通の座席)っていうよりかは、ちょっと腰掛けるところがあるんですけど、そこに座るようにしてます」

 

(スタジオで)

今田耕司「日本だとまだそんなひったくりとかないけど。海外はどう?怖くない?1人で」

山下美月
「でも確かに、それこそパリでも、人がバーッって急に橋の…セーヌ川の橋の上でなんかバーッって集まって来て。急にバッグ開けられて
で、そっからそのまま抜き取られるみたいなのも全然あります」

今田耕司「え、「ちょっとやめてください!」ってなるでしょ?」

山下美月
「意外と冷静というか。まぁ、ここで問題起こして、なにか危害を加えられるぐらいだったら…。まぁ、いいやと思って、ルーヴル(美術館)行ったりとかしてました(笑)」

今田耕司「ルーヴル…どんな気持ちでルーヴル見てるの?(笑)」

 

全てルーティン化している

帰ってから必ず1時間掃除

地下鉄に乗ってまで食べに行きたかったのは…

山下美月
「なんか前にパリに来たときに1回通りかかったことがあって。
その、並んでて、お客さんが。
で、いつか来ようと思って、チェックしてた店です。
トリュフパスタの写真が載ってて。
なんか私は絶対、パリにきたらトリュフ料理を必ず食べるっていうのを決めてて
だから今回はトリュフにしました。
トリュフ大好きなんです。
ホントにお家にもトリュフグッズいっぱいあるんですよ」

 

(スタジオで)

今田耕司
「でもルールがなんかすごそうじゃない?その家とかではどうなんですか?なんか家のルールみたいなのあんの?」

山下美月
「もう全部ルーティン化されてますね、私は。
家帰って来て、もう例えば荷物置く場所とか服脱ぐタイミングとか、このタイミングでお風呂沸かすとか。全部決まってて
で、帰って来て必ず1時間毎日掃除するんですよ」

今田耕司「1時間!?帰って?仕事終わって?」

山下美月「仕事終わって、帰って来て」

今田耕司「え、じゃあ、撮影で遅なった時とかは?」

山下美月「もう絶対しますね。掃除はします」

 

(パリ)

山下美月
「なんか周りから「ストイックだ」とか「真面目だ」っておっしゃっていただくことが多々あるんですけど。
いや、本当にそんなことなくて。メッチャ恥ずかしいんですよ。

自分を自由にするということが一番苦手で。
だから色んなルールを作ったりとか。
仕事でうまくいかなかったとしても、「自分、今日掃除したし。私生活の部分で頑張れたからいいじゃん」みたいな
自分を大事にするためのルーティン」

自らを律する。ブレることなく、山下美月であり続けるために。

 

苦しかった20歳で初めてのパリへ

13歳の時全く受からなかったオーディション…アイドルになって大人気に

6年ぶりに訪れる場所。
水上ホテル「オフ・パリ・セーヌ」。
1st写真集で人生初のビキニカットを撮影した。

初めてパリを訪れのは20歳
実はあの時、人知れず苦しんでいた。
もはや、限界だった

山下美月
「正直、やっぱり自分には芸能界向いてないんじゃないかっていう迷いが、たぶん一番強かった時期なので。
一回お仕事を…腎臓をちょっとやってしまって。
休業を1か月ぐらいさせてもらった時があったんですけど。
なんかそのタイミングで続けられないかもって思った時に、写真集の話とあとは映画のお話も1個いただいて。
自分は迷っているのに、どんどん世界は進んでいくみたいなギャップとかはすごい感じつつ…。

なんか13歳ぐらいから芸能活動を始めて
前の事務所にいた時は、オーディションにどれだけ行っても全然受かんないし。
芸能人としては何の価値もない人間だ!」って思ってたからこそ、アイドルになった時に、なんかすごいたくさんのファンの方が応援してくれたことが、なんか嬉しくもありつつ、やっぱり戸惑いが大きくて
私なんかでいいの?とか」

自分の取り柄も分からないまま走り出したアイドルの道。
どれだけ喝采を浴びようと、不安はぬぐえなかった。

 

学んでいないと不安…試験や検定の勉強

近くで見てきた友人である元日向坂46の加藤史帆さんは

加藤史帆
「お互いその時まだグループにいたんですけど。アイドルグループにいて。
乃木坂さんと日向坂で共通した振付師さんがいるんですけど。
「山下(美月)さんと仲良しなんです」って話した時も「山下さんストイックだよね」って振付師さんも言ってたので。

凄い真面目です。
知らない間に試験、検定とかの勉強してて。
でも前言ってたのは、「学んでないと不安になる」みたいに言ってて。
だからそういう常になんか学んでるんだろうなって思いました。」

 

自分に何ができるだろう。何をしたら喜んでもらえるのだろう。探し続けてきた。ずっと。

山下美月
毎日この順番でこのぐらい勉強をするっていうなんかルーティンがあります
今は“日本化粧品検定”っていうのを勉強していて。
これを持ってると、色々人にアドバイスできたりとかお仕事にも…美容系のお仕事にも使える」

 

顔が映らないオーディションにも落ち…何を頑張ればいい?

今田耕司
「何だろうやっぱ乃木坂に入る前のこの13歳からのやっぱ色んなのに落ちまくってるその時の1回自信を失ってたものが、まだこうしっかり取り返せてないというか」

山下美月
「まぁそうですね。本当に顔が映らないなんかインナーの広告のオーディションとか。
なんかこっから(首から)下だけ撮られて」

今田耕司「それも落ちんの?」

山下美月
「そうなんですよ。私ここ(首から下)もダメなんだ…(笑)とか思うんですよ。
ここからもダメなの?じゃあどこの部位がいいのかみたいみたいな。
じゃあ、何を頑張ればいいんだ…みたいな」

今田耕司「確かに。頑張り方分からへんな」

山下美月「そうなんですよ」

 

学びたい。もっともっともっと。
パリを訪れたからには、何かしら学んで帰ろう。
そしてパリで学んだのはフランスの家庭料理
市場で材料をそろえ、フランス人の先生からポトフの作り方を学ぶ。

山下美月
「今回こうやって初めて海外で先生から教わって、なんかすごい楽しかったです。
勉強にもなったし。良い経験です」

 

アイドルを辞めて1年半…次の目標・目的は?

自分が何者なのか知りたい

アイドル(乃木坂46)を辞め、1年半。別の顔を求められることが増えた。
分かっている。今が正念場。
欲しいのは自信。そのよすがとなる経験。

山下美月
「なんか自分が何者なのかを知りたいっていうのが一番大きくて。
ちょうどなんか色々勉強しなきゃいけない時期でもあるし。
イメージが変わってくる時期でもあると思うし。

グループにいた時は、ドラマとかに出た時に、「あ、なんかこのグループにこんな子がいるんだ」って知ってもらえるきっかけとか、自分がいる存在意義っていうのが見つかりやすかったんですけど。卒業して、何に向かっていいか分からなくて

なんか人間が辛いのって、なんか失敗した時とか、何か間違えてしまった時とかっていうよりかは、なんか目標とか目的がない時が一番辛いんじゃないかなって私は思ってるんですけど」

 

幸せを感じるためには…本当の意味で自分を受け入れて好きになること

どこにある。次のステージに進むため、開くべき扉は。

山下美月
「でも、幸せなんですけどね。本当に。
多分幸せ過ぎて、感覚が鈍ってるだけなんだと思います。
だって、こんだけお仕事も沢山入ってて。こうやって良いスタッフの皆様にも恵まれて。
本当に幸せで恵まれた環境にいるのに。
たぶん苦しんでいる自分が…自分自身の問題なんですよ。

だからなんか、幸せがどこかに落ちているっていう考えっていうよりかは、自分自身の中にある幸せのちゃんとこう殻を破らなきゃいけない
それってたぶん、本当の意味で自分を受け入れる、自分を好きになるっていうことだと思うんですよ。

今年の4月にパリ旅行に1人で来たんですけど。
そこで凄いリフレッシュできて。
みんな別に周りのことなんて気にしてないし
こんぐらい自由に生きていいんだ」って思って。」

霧は晴れた。勇気が湧いた。あとはもう一歩前へ踏み出すだけ。

(スタジオで)

山下美月「いい意味で、すごくみなさん自立していらっしゃるじゃないですか。

今田耕司「周りにどう見られるかとかね。そういうの関係なさそう」

山下美月「そう。そこがすごく目指すべき場所だなみたいな。はい」

 

(パリで)

山下美月
「やっぱ自分の人生をまず大事にして。そこに仕事が豊かにあればいいなみたいな。
お芝居って、ある意味一番自分を自由にして、身体を動かさなきゃいけないじゃないですか。
そこが自分の問題点だっていうのに気づくことができたので。
来年、再来年やるような作品が自分の中では今、すごく面白く撮れそうだなって」

 

完璧を求めず、軽やかに、心赴くまま毎日を楽しもう。
自分を受け入れることができれば、人生はもっと輝く。
さあ行こう。次のステージへ。
これからも学びを怠らず、唯一無二の役者に私はなる。

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