加藤浩次「今年デビュー25周年。アイドルグループの元メンバーがきてくれてます」
島崎和歌子「今でも覚えてます。あの鮮烈なデビュー。もう衝撃的でした」
朝日奈央
「私は大好きで、小学生だったんですけど。あの、オーディション応募しました。
もうみんな応募してたんで」
加藤浩次「え、で、どうなったの?」
朝日奈央「あ、もうしっかり落ちました」
歌手・タレント 後藤真希さん
普通の13歳中学生が、ある日突然国民的アイドルに!
モーニング娘のセンターを務めました。
料理をするのが好きだという後藤真希さん。
ある日の1日の食事は…
朝…鮭、卵焼き、切り干し大根、味噌汁、ごはん
昼…山菜そうめん、卵焼き
夜…カレー、ナン、サラダ
島崎和歌子「結構しっかり食べるね」
後藤真希
「結構食べるかもしれないですね。朝とかもご飯をおかわりしたりとかする日もあります。
料理は好きなので」
加藤浩次「自分でおおざっぱだと思います?性格」
後藤真希「もちろん、思います。めちゃくちゃ大雑把です」
加藤浩次「良く見せようみたいなのあんまないの?自分を良くみせようみたいな」
後藤真希
「例えばファッションだったりとかお肌とか、そういうのは思うんですけど。
それ以外は案外テキトーかもしれないですね」
13歳 モーニング娘に電撃加入!の経緯
13歳の時、つんく♂さんプロデュースの人気アイドルグループモーニング娘。に電撃加入。
そのいきさつは?
6歳ぐらいから歌手になりたくて履歴書を送る
後藤真希
「もともと、その歌って踊れる歌手になりたいっていうのは、6歳ぐらいの時から思っていて。
なので、「私も歌手になれるかもしれない!」みたいな感じで、応募して。
で、審査がこういっぱいあって。最後選ばれて。
「えっ!」みたいな感じだったんですけど。
もう家族もびっくりだし、友達もびっくりだし、みたいな」
加藤浩次「そうだよね。履歴書だけ送ったの?」
後藤真希「はい」
加藤浩次「それは、写真とかはどういう写真なの?」
後藤真希
「二つ結びとかしてて。THE中学生みたいな感じの写真を送ったんですよ。急いで撮って。
だけど、夏休みがその後すぐ始まっちゃったんで。
ギャルに憧れてたんで、「わー、夏休み始まったー!ようやく(髪)染めれる!」みたいな感じで。
メッシュバーって入れて。
「日焼けサロンも行こう!」みたいな感じで、日焼けサロンも行ったりとかして。
で、オーディションでスタジオに呼ばれて。行って。
審査しているスタッフさんたちに「この写真はいつ撮ったの?」みたいな。聞かれて。
「いや先週ぐらいだったと思います」みたいな。
そんな会話があって。
「もう落ちたかな~」って一次審査の時に思ったんですけど。
また連絡が来て。
で、そん時はブロンドが流行ってたんで、髪の毛。金髪にして。
で今度行った時はもう金髪になってたんですよ(笑)」
加藤浩次「あ、じゃあ金髪でそのままデビューしたってこと?」
後藤真希「はい」
加藤浩次「13歳でこの金髪っていうのはこれ…」
後藤真希「怒られました、学校でも」
加藤浩次「そうでしょ?「後藤(髪)黒くしてこい」って」
後藤真希「ムリ~みたいな」
加藤浩次「それで通っちゃうんだ?」
デビュー後、すぐダンスやテレビに
合格後2週間でMVの撮影
加藤浩次「当時の映像があるので、見てみましょうよ」
(楽曲LOVEマシーンの映像が流れる)
朝日奈央
「じゃあこれ(LOVEマシーン(1999年))ももう入ってすぐぐらい?」
後藤真希「入ってすぐです」
島崎和歌子「入ってすぐよくできたね」
加藤浩次「あのMV(ミュージックビデオ)を撮ったのはいつ頃なの?」
後藤真希「えーっと、オーディション受かってたぶん2週間半後くらい」
加藤浩次「マジで!?」
後藤真希
「ダンスも別に習ったことがあるわけじゃないので。
もう、どう踊っていいのやらみたいな」
加藤浩次「あ、すごいね。でも、堂々としてるね、メッチャ」
島崎和歌子「大丈夫だった?「チッ」とか言われなかった?大丈夫だった?」
後藤真希「大丈夫です」
加藤浩次「でもあったでしょ?保田の圭ちゃんから。保田の圭ちゃんからあったでしょ?」
島崎和歌子「圭ちゃん意外とあの当時厳しかったらしいですね」
後藤真希
「圭ちゃんは…こう結構目がでかいので。
こう見られてると、本人はそのつもりなくても、こっちは「見られてる!何かしちゃったかな?」っていう。
でも本人は全くその意識はないと思うので」
加藤浩次「ただ見てるだけ?圭ちゃんはいい子だからね」
後藤真希「うん」
合格後1か月で『うたばん』に出演
加藤浩次
「で、あれあるじゃない?
「うたばん」にすぐ出たじゃない?
(石橋)貴明さんと中居(正広)くんがやってるやつ。
あれはオーディション受かってどのぐらい経ってる時?」
後藤真希「1か月経ってないです」
加藤浩次
「オーディション受かって1か月経ってなくて。
ゴールデンタイムで(石橋)貴明さんと中居(正広)くんと絡んでるんだよ。
え、どうだった?」
後藤真希
「放送禁止用語みたいなものとかも、存在知らなくて。
なので、もうほんとにその「うたばん」でたぶんそういう言っちゃいけないワードを発してしまって。
もう貴さんと中居さん「わ~!」ってなってました」
加藤浩次
「あ、そう。何言ったのかね。」
忙しすぎてご飯を食べる時間もなく…
加藤浩次
「なんか自分が描いた芸能界とか歌手生活とか。
そういうのとギャップあった?」
後藤真希
「ありすぎました。
芸能人って、テレビに映っている時だけ仕事してると思ってたんで」
加藤浩次
「確かにそうだよね。言ったら、1時間番組だったら、1時間仕事してるんだろうと」
後藤真希
「そう。そう。思うじゃないですか?
こんなに毎日、朝から晩までびっしりスケジュールが入っていて。
忙しすぎて(ごはん)食べる時間が減ったりとか。
そういうのが嫌だった(笑)」
加藤浩次「13歳はそうだろうね。生きてるメインが食べる事だもんね」
島崎和歌子「お腹空いたでしょ?」
後藤真希
「そう、そう。そうなんですよ。
ライブ中も、例えば他のメンバーがユニットを組んでて、そのユニットのコーナーが2曲あるとしたら、6分位あるんですよ。
その6分で、ご飯にお味噌汁をかけて、ブワ~食べたりとか」
加藤浩次「あ、ライブ中に?」
後藤真希「はい。してました(笑)」
加藤浩次「で、かっこんで。すぐ行って」
後藤真希「はい」
3年でモーニング娘。を卒業
つんく♂さんから卒業する日を告げられ
加藤浩次「で、モー娘。は?何年やってたの?」
後藤真希「モーニング娘。は3年間」
加藤浩次「短いね。それはどういう話で卒業ってなるわけ?」
後藤真希
「これは…あの、でも元々、そのーつんく♂さんの中でも、こうその先が見えていたのか分からないんですけど。
「あの、後藤はいついつの(2002年9月23日の)ライブで卒業することになってるからね」っていうお話を前もってしていただいて。
私も私で、こういう歌手になりたいな~っていう想像をしていたものがあったので。
「あ、なるほど。私はここで卒業するんですね」みたいな。」
ソロになり、リーダーの大変さを知る
加藤浩次「そっか。どうだったソロになって?」
後藤真希
「メンバーと一緒に活動してると、まとめてくれるリーダーがいたので。
そのリーダーが、コメント撮りだったりとか、そういう挨拶とか全部仕切ってくれるわけですよ。
で、私たちはチョロッと言えば、なんとな~くこう成立してたものが、「えっ、頭から最後まで全部自分でやらなきゃいけないんだ」と思った時に、「どうしよう…」ってなりました」
加藤浩次「え、それはどう克服したの?」
後藤真希「数でこなしていくっていう、はい」
加藤浩次「リーダーへのありがたみがわかりました?」
後藤真希「わかりました。本当に感謝してます」
加藤浩次「連絡しました?ソロになってからリーダーに」
後藤真希「その時ですか?してないです~」
加藤浩次「してないのか!」
仲の良い鈴木亜美さん
2人の性格は全く違う
加藤浩次
「モー娘。以外で歌番組とかで仲良くなったりした人とかいた?」
後藤真希
「ここ最近もう数年間は、鈴木亜美ちゃん。はい。仲良くさせてもらっていて」
加藤浩次「なんで仲良くなったの?」
後藤真希「同じ事務所になって。で、一緒にツアーとか回ったりとかして。よりどんどん仲良くなっていきました」
加藤浩次「気が合うんですか?」
後藤真希「全く性格が違うんですよ。真逆です」
加藤浩次「鈴木亜美ちゃんっていうのは同世代だよね?」
後藤真希
「ちょっと上ですね。亜美ちゃんの方が、デビューも1年早かったので。
亜美ちゃんと私が一緒にいると、結構私の方がもしかしたら、亜美ちゃんのお姉ちゃんみたいになってるように見えるときもあるかもしれない」
39年住む大好きな江戸川区
加藤浩次
「江戸川で育ったわけでしょ?江戸川で育って。
で、デビューしてもずーっと江戸川だったんすか?1回恵比寿はさんでとかない?」
後藤真希「全くはさみません」
加藤浩次「恵比寿・白金はさむでしょ。だいたい」
後藤真希「いや、全然ですね。ずーっと江戸川区から通ってます」
加藤浩次「なんで?やっぱ好き?」
後藤真希
「住みやすいですね。あの、周りのご近所さんのおじいちゃんおばあちゃんとかも、こう顔を見合わせて、知ってるおじいちゃんおばあちゃんが多いし。
公園もたくさんあるでしょ。駄菓子屋さんもたくさんあるでしょ。で、学校も沢山あるので。子育てもしやすいとか。
ご近所づきあいとかも、なかなか都心の方だと難しいイメージあるんですけど。」
朝日奈央「あ、じゃあ結構あるんですか?ご近所づきあいみたいな」
後藤真希「ありますね。例えば、頂き物とかで消費しきれなそうだなって最初に思ったら、持ってって、食べてくださいとか」
加藤浩次
「え、向こうはさ、後藤真希さんからおすそ分けが来たら、じゃあ私もこの間送ってもらったんでこれ食べる?とか来たりするんでしょ?」
後藤真希
「ありますあります。なんかそのやりとりも楽しいです。
だって、私の子供の頃なんて、炊飯ジャー開けて、ご飯がもうなかったら、お茶碗もって、裏の家とか行ってましたから」
加藤浩次「ウソだよ!それは、俺らの時代もないよ」
後藤真希
「えー!全然やってました。お茶碗、1杯分ください!」って。いいよいいよって言って、入れてもらって、持って帰って食べるみたいな。やってました」
加藤浩次「え⁉江戸川区すごいね!じゃあ、もう離れたくない?絶対」
後藤真希
「離れたくないですね。あと、土地とか結構好きなんですけど。
もう、見るのが好きっていう。こうサイトを見て、あ、この土地でてるんだとか。
都心の方よりそんな高くないので。
あの、一軒家を持つっていう憧れがやっぱ昔からあって。
去年とか、家を建てたりとかして」
母と2人で買い物は特別な時間
加藤浩次「お母さんと一緒に買い物行ったりもしてたんですか?じゃあ」
後藤真希
「そうですね。あのー私の姉弟が4人姉弟なので。
やっぱりこうみんなを連れてくの大変っていう時も、私結構お母さんとキッチンに立つことも多かったし。
あの、買い物に行く回数も私多かったので。
築地で(2人で)お寿司食べたりとか。ちょっと特別感みたいな。
お母さんもあの居酒屋をやっていたので、昔。
なので、仕入れ色々(一緒に)行ってました。楽しかったです。
なんかすごい特別感あるっていいですね」
加藤浩次「家族の時間も、そこまで13歳でデビューしちゃったら、無かったっていう部分もあるのかな?」
後藤真希
「ありますよ。ホントデビューしたら、毎日お仕事なので。
家にいる時間が寝る時だけとか。そういう感じだったので。
だから、もうほんとに、その前(デビュー前)に家族との時間が逆にあって良かったっていうのがありますよね」
加藤浩次「前ね、めちゃイケ出たときに、寝てたよね?収録中にね?」
後藤真希「寝てました」
加藤浩次「ね?あれいくつぐらい?」
後藤真希「高校2年生ぐらいなので。たぶん16とか」
加藤浩次
「修学旅行、モー娘。が忙しすぎていけないから、めちゃイケでみんなで修学旅行行きましょうってナインティナインが中心でやったやつだよね?」
後藤真希
「そうですそうです。お布団引いて、じゃあ今からおやすみなさいみたいなシーンだったんですけど、ガチ寝して。もう全然起きなかったらしくって」
加藤浩次「そうか。でも、そんだけ寝てなかったんだね?」
後藤真希「そうですね。でも大体私どこでも寝てますね」
後藤真希さんおススメの一品
モー娘。時代にハマった絶品チャーハン
東京 表参道 中国家庭料理 北斗 青山店 タラコチャーハン
後藤真希
「デビューして、事務所が表参道にあったので。
事務所の隣ぐらいな勢いだったんですよ。
なので、食堂代わりになってるような」
加藤浩次「何年ぐらい食べるわけ?ここのたらこチャーハンを」
後藤真希「ここ最近も食べました」
加藤浩次「で、何でたらこチャーハンなんですか?」
後藤真希
「初めて食べたときに、なにこのチャーハンめちゃくちゃおいしい!ってなって。
結構パラパラしてるし。たらこの風味も感じられて。ここのお店では絶対頼みます。めっちゃおいしいんですよ。見た目より美味しいですよ」
愛する地元の牛タン もんじゃ屋「まんぷく」のタン塩(江戸川区)
鉄板焼きみたいな感じで、もんじゃも楽しめて、タン塩が食べれる
加藤浩次「ずっと江戸川なんだね?」
後藤真希「そう。ずーっと江戸川です。」
加藤浩次「え、今も江戸川?」
後藤真希「はい。39年江戸川です」
加藤浩次「ここはいつから通ってるの?」
後藤真希
「ここはでも、子供の頃から結構行かせてもらってます。
家族で行ったり、友達と行ったりとか。うん。
なんだかんだ結構行きますね」
加藤浩次「じゃあ、このもんじゃ屋さんはモー娘。前とモー娘。後を知ってるってことだね」
後藤真希
「そうですね。(タン塩)美味しいんですよ。これをレモン汁にこしょうとか七味とか入れたりして食べるとよりおいしく感じて」
1年のご褒美に食べる 焼きガニ 東京築地 甲羅組
後藤真希
「家族母とかが、築地とかで年末年始とかに蟹とかを毎年買って、お正月みんなで食べて待ったりするというのがあって。私も買いに行っちゃうんですよね。年末とかになると。
で、その甲羅組によって、いつも蟹とか食べて、今年ももうすぐ終わるな。頑張ったなみたいな。そんな気分になれるので」