同期芸人スペシャル 芸歴10年目を迎えた女性芸人3人
3時のヒロインかなで & ぼる塾あんり →吉本
吉住 →人力舎
プロフィール
3時のヒロイン かなで
本名:上田 奏(うえだ かなで) O型
1992年(平成4年)6月10日生まれ(放送日現在32歳)
東京都杉並区出身
桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻卒業。
短大卒業後は女優として活動していた。
特技は10年間続けていたクラシックバレエ。
父は大学の先生。
実家は豪邸で3棟のアパートと山梨県の別荘を所有している。
ぼる塾 あんり
1994年(平成6年)10月7日生まれ(放送日現在30歳) A型
東京都江戸川区出身
父が元暴走族、母が元レディース、兄2人が元ヤンキーであり、地元でも有名な存在であることがテレビ朝日の「芸人調べ」という番組で紹介された。
吉住
本名 吉住 暢子(よしずみ のぶこ) O型
1989年(平成元年)11月12日生まれ(放送日現在34歳)
福岡県北九州市出身
熊本県立大学 環境共生学部卒業
中学・高校時代はテニス部に所属し、キャプテンを務めていた。
福岡県大会でベスト8の成績を収めた経験もある。
(以上Wikipediaより)
3人の出会い:出会いはご近所&同期ライブ
かなで
「よくね(吉住と)住んでる場所が近くて。
私が実家暮らししてるところからたぶん近いところに住んでて。
スーパーのお総菜売り場とかで、よく会ったりとかしてて」
吉住「ご近所さんだったの」
かなで「挨拶ぐらいだったよね?」
吉住「だから、もともとのね。男女コンビ(コンビ「ハラペコパンジー」)」
あんり「カップル漫才やってたもんね。」
かなで「そうね。カップル漫才。ほんと付き合って。ほんとにカップルだったんだけど」
吉住「そう。で、近くのマックとかで私もネタ書きに行くといるの、2人が」
かなで「ハハハハ。それは知らなかった」
吉住
「で、そう。ケンカを始めるのよね?
最初は多分、ネタのもめ事なんだけど、だんだんと恋人の揉め事に変わってくの」
あんり「ケンカしてたよね」
かなで
「あの、めちゃお笑いに熱い人で。私はでも恋愛に熱かったから。
そう。相手はお笑いに集中したい。私はチューしたいっていう。(笑)
そうケンカだったかもしれない。マックでももしかしたら。
ここの出会いは?」
あんり
「吉住ちゃんとは、たぶん一番最初の出会いは、同期ライブ。
同期で、他事務所の同期と吉本の同期合同で同期ライブやるって時に」
かなで「え?NSC中?」
あんり
「いや、卒業はしてるよね。3,4年目だよね、たぶん。
だから今私ぼる塾ってカルテットだけど、そうなる前だね。
なるギリ。
まだシンボルってコンビではるちゃんとやってた時の、もう終わりかけぐらいの時。」
芸人になったきっかけ
あんり 「高校を中退」「はるちゃんに誘われて芸人に」「唯一認めてくれた父親」
かなで
「あんりはだってあれだもんね?はるちゃんから誘ってもらって芸人になったんだもんね?」
あんり
「そうそうそうそう。元々はなろうとしてなくて。
たまたま友達についてきたら、なっちゃってたっていう。
その18(歳)くらいで決めて。
高校も辞めちゃってたの、途中で。
辞めてバイトしちゃってて。で、どうすんだって時に。
たぶん親も結構言ってはこなかったけど、悩んでて。
高校辞めちゃったぞみたいな。
で、あの「私ちょっとお笑い芸人になりたくて、はるちゃんと吉本のNSCに行きたいです」って。
「今バイトでその入学金も貯めてます」って。
「だから、やります」って。
初めていったときに、なんか他の家族はみんな「え?」って。
そんな風に(あんりがお笑い芸人になるように)思えなかったし、「何言ってんの?」みたいな。
でも、お父さんだけなんか認めてくれて。
あの「今いくら貯まってるんだ」って言われて。
「20万円貯まってる」って言って。
で、吉本に入るの40万だったからその当時。
で、「じゃあ、あとの20万はお父さんに出させてくれ」って。
そう。「初めての娘の我がままにお金を出したいから、助けてあげたいから、最後の手助けとしてやらせてほしい」って言って。
なんか結構もう3番目だったから、欲しいものもあったし。
なんかお兄ちゃんのお下がりとかそういうのもあって。
結構わがままをあんま言ってこなかったみたいで。
なんかそれをお父さんは気にしてたみたいで。
なんかずっとそのもらった20万お父さんが払ってくれてるんだっていう事実が、なんかずっと背中を押してくれてた感じ。
でも今はもうめちゃくちゃ喜んでくれてる。
勝手になんか私の似顔絵のTシャツ作って町に配ったりとかして」
吉住「あ、それはちょっと嫌かも」
あんり
「それは止めてる。やめてって。そうそうそうそう。
なんか番組で私の等身大パネルみたいな作られたときに、ふざけて。
それを「どうにか家に送れないか」って言われて。
「え?どうすんの?」って言ったら「駅に飾る」って。
「ダメ!やめて!」って言って。
そう。「でも送るけど、絶対駅には飾らないで」って。
「家に」って言って」
かなで「可愛くてしょうがないんだよね」
あんり「そうそうそうそう。だから、応援はしてくれてる」
かなで 「元々お笑いは好き」「習い事で遊ぶ時間がなかった日々」
吉住「でも、(かなでは)お笑い好きだった?」
かなで
「でもお笑い私ももともとすごい好きで。
で、お父さんの影響で、テレビとかは観てて、ずっと。
でも、なんか習い事すごいいっぱいしてて。
あんまりその遊ぶ時間がなかったっていうか。
今より忙しかったかもしれないっていうくらい」
あんり「ちょっとお嬢様?」
かなで
「ちょっとお嬢様だった。
あのーうち4人兄弟なんだけど、みんなほんと自由だから。
やりたいって言ったことは、そのまま応援はしてくれるんだけど、でも、なんか「面白かったよ」とかいう言葉はあんまないね。
でもなんか、見てくれてはいるんだなっていう。心配はしてくれてるんだなって感じはある」
吉住「お笑いはほぼ見ていなかった」「自分の意志のない人間」
かなで「え?(吉住さんは)上京してきたってこと?」
吉住「そう。上京してきた。福岡出身で、一旦大学は熊本の方に行くの。
で、その後(スクール)JCA(プロダクション人力舎のお笑い養成学校)に入るために」
あんり「よりすごいわ。一人でやってんの」
かなで「上京からもう1人だ」
吉住「そう。お兄ちゃん2個上にいたから、ずっとお兄ちゃんの後しか追ってなかったの。
だから高校とかもお兄ちゃんが行ってたから、その高校に行くみたいな。
もう何の意思もない人間」
あんり「で、芸人やるって言った時は?」
吉住
「は、でもその時高校卒業ぐらいに言ったの。
それまでそんなにお笑いも見てなくて。
でもなんかテレビでふと(東京)03さん見て。
「え、コントっていうものがあるんだ」みたいな。
「え、やってみたいかも」って思って。
だから、急にお笑い好きじゃない娘が、高校卒業前に「お笑い芸人になりたい」って言う。
で、「いやさすがに大学だけは行ってくれ」って言われて、大学4年行って。
その後にもう1回「なります」って言ったらもう「あ、じゃあ」っていう感じ。
かなで「優勝した時とか、どういう反応だったの?家族は」
吉住
「でも喜んでた。ほんとに。よかったねーって。
だけど、お兄ちゃんがどちらかというとしっかりしてる人なの。
だからちょっとダメ娘じゃないけど。ちょっと一番心配かけるタイプ。
だから、まあ一応ご飯食べれるようになったんだねっていうので。
なんか私が多分、優勝した後ぐらいの写真とかを飾って、その周りになんかお花とか生けてるの。
なんかまるで死んだみたいでさ。(笑)
なんかDVDとか飾ってさ。なんかもう帰らぬ人みたいな感じの飾り方してるから。
それはなんか喜び方ちょっと間違ってるかも」
3人それぞれの芸人人生
ぼる塾 「ぼる塾としての下積みなし」
吉住「でも、2人…あんりちゃんも早かったよね?組んで」
あんり
「そう。ぼる塾になってからは早かった。
もう、ぼる塾としての下積みはない。」
吉住「ね?なんかそのイメージ」
あんり
「すごかった。田辺さんと坂浦さんが猫塾っていう2年先輩でやってたから。
たまたま坂浦さんが産休中に田辺さん入れて漫才したら、なんかめちゃくちゃはねて。
で、そのはねてからの田辺さんの行動力がスゴクて。
その時のマネージャーなんて、もう全体を見てるくらいのマネージャーで、直属じゃないんだけど。
そのマネージャーさんの所に行って、「オーディション入れてください!受かるんで」みたいな。
「え!?田辺さんってこうなの?」って思って。
で、そしたら本当にそのオーディションも受かってって。
テレビに出れるようになったって感じで。
とんとん拍子だった。ほんとぼる塾になってからは。
すごかったね。」
3時のヒロイン 「福田麻貴さんが全部ネタを書いてくれる」
吉住「かなでちゃんはさ、相方とも芸歴違うじゃん?
※かなで NSC東京20期生
福田麻貴 NSC大阪女性タレントコース5期生
ゆめっち NSC大阪36期生
ある意味ピンたちが集まるみたいなイメージではあるの」
あんり「組んだらさ、すごいとんとん拍子じゃなかった?」
吉住「早かったよね?」
かなで「本当に麻貴がね。全部ネタ書いてくれるから」
あんり
「すごいよね。本当にどこのグループにも1人ほしいもんね、麻貴さん。うん、欲しいわ」(笑)
かなで「ね?本当にマジで恵まれてる…でもこれも才能かもって思い始めてる」
あんり「いや、絶対そう」
かなで「恵まれる才能持ってるんだなって思って」
あんり
「そもそもさ、嫌なやつとかさ、できないヤツだったら寄ってこないもんね。
その出来る人たちとか良い人たちが」
かなで「え?はるちゃんとかは(ネタ)考えてないよね?」
あんり「ない」
かなで「ああ、良かった。私も一緒だからさあ」
あんり「田辺さんもない」
かなで「ああ、良かった良かった」
あんり
「田辺さん1回ネタ作りの所には来て。
なんかみんなに「甘いものを」とか言ってクッキー缶をこう持ってきてくれて。
でも私は集中してやって、ああようやく終わったーって思ったら、そのクッキー缶のクッキー1つもなくなってる(笑)。
田辺さんが全部食べちゃって。「ごめん、時間があったから」って。
「時間があったからごめんなさい」とか言って。(笑)
で、はるちゃんはネタについて熱く語って、グーグーねてるから。(笑)
ほんとバランスのとれたグループだと思うわ」
吉住さん「1人は寂しい」
あんり「え?最初っからピン芸人?」
吉住「いや、コンビ。あの女コンビであがって。そう1年半位やって解散。そう」
あんり「ずっとピンな感じがしてた。もう出会った時はピンだったから。
吉住
「結構ずっとぼる塾さんのYouTubeとか観てたの。
なんか、気づいたの。あ、私1人寂しいんだって。そう。
なんか4人のYouTube見てるとさ、なんか一緒にいれてるみたいな気持ちになる。」
あんり
「え?いようよもう。入っちゃえば?
いやでも本当に自分たちが4人だからこそ、1人ってヤバいなって思う。」
かなで
「ヤバいね。やっぱツッコまれたりとかさあするとさあ、やっぱいつも1人なわけじゃん。やっぱ嬉しい?」
吉住
「嬉しい。
だからその同期ライブに行った時も、あんりちゃんがいる。私もうシンボルさん知ってたから。
あんりちゃんのツッコミすごい好きで。
だからその時もすごいなんかツッコんでくれたの。
エピソードとかもさ、相方と喋れたりしないじゃん。
で、私1人で他全員吉本さんとかだったりもするわけじゃん。
ってなるとさ、誰も私のこと知らないわけよ。とかはあって。
「あ、なんか友達とか作るの大事なんだなあ」とか思ってる」
友達を作ること
あんり「え?友達作ってる?」
吉住「友達作ってないんだよね」
あんり「いや、わかる。私も全然作れてなくて」
かなで「確かにだからあのーあんまり必要としてなさそうな感じはする」
吉住「いや、必要としてる」
かなで「必要としてる?」
吉住「うん」
かなで「ええ!?」
あんり
「私はなんか最近気づいたのは、友達が欲しすぎて、その友達っていうものの偉大さを大きくしすぎて、誘いづらいのなんか。
大きなものを求めちゃう。なんか浅くいけないというか。
すごくなんか深く考えすぎちゃうというか。
(かなでに)友達いるじゃん。めちゃくちゃ。しかも他業種に。女優さんとかとも遊ぶじゃん?」
かなで
「なんかね。(自分は)第1歩目の笑いって感じなんだよ。
なんかさ、結構分かりやすい笑いだと思うのよ。」
あんり「笑わすの?プライベートで女優さんと会う時」
かなで
「笑わすわけじゃないんだけど、なんかやっぱこう楽しそうじゃん?(笑)」
あんり「いや、長所だよね。絶対に」
吉住「ムードメーカーだよね。いてくれると」
かなで「だからこう「デブで~いや、デブで~す」って」(笑)
あんり「そんなことやってるの?」
かなで
「違う違う違う。「デブで~す」って言っても。
やっぱりその、なかなか大阪の芸人さんとかさ、「デブで~す」で笑ってはくれないんだけど」
あんり「いや、笑うと思うけどねぜったい。そんな不意打ちで。
かなで
「女優さんとかはすごい笑ってくれるから。
なんかあの、もしかしたら誘いやすいのかもしれない。
もう、すごいありがたいけどね」
あんり
「その女優さんが女優さんだけで会うよりも、かなでいた方が広がるね見たいなことなのかな。
それもやっぱ信頼じゃない?」
かなで「でも(吉住は)女優業をやってるから」
吉住
「でもほら、面白いと思ってさ、言ったこととかがさ、ちょっともう…いや出会った女優さんたちはみんな優しいからそんなことないんだけど。
もしツッコミとかをちょっときつめにやっちゃって、相手のこうちょっと機嫌を損ねて、楽屋から出てこなくなっちゃったらどうしようとか。」
あんり「そんなすぐ楽屋にこもるの?女優さんって」
吉住
「都市伝説で聞くじゃん。そう。
って考えたときにさ、思いついた面白いこととかも、これ言って大丈夫なのかなあ?」
恋愛・結婚
あんり「相手のユーモアを超えるユーモアで失敗したデート」
あんり
「私その一般の男性とデートできた時に、水族館行って。
で、その水族館行ってる時に、なんかちっちゃい魚で黒と黄色の縦じまの魚がいたの。
で、それを見てその相手の男の人は
「なんかちょっと危険な感じがする魚だね」
っていうユーモアを入れてきて。
「ああ、すごい素敵なユーモアだな」と思って。(笑)
私そん時思ったの。「ああ、この人はすごい素敵なユーモアを言うな」と思ったから。
なんかさ、それをさ「アハハ(笑)!」ってことじゃないじゃん。なんかわざとらしいじゃん。
でも、広げたかったの。
膨らませたかったから、それに対して私は「あ、ドン・キホーテもこの色だよね」って言ったの。
そしたら、黙っちゃったの。
「多分私すべったんだ」と思ったの。
で、ヤバい!と思って、それを女性芸人の先輩に相談したの。
「私すべっちゃって。男の人の前で」とか言って。
「まず、すべっちゃうとかじゃないから」って言って。
「たぶんそれ超えちゃってんだよ」って言われて。
(かなで「思った」)
「何?超えちゃってるって」ってなって。
私はこれ危険な感じの魚だねっていうのがお豆腐だとしたら、それになんかねぎとかしょうがを添えて、なんか冷ややっこみたいにしたかったの。
だけどその女芸人の先輩曰く、それは麻婆豆腐にしてるって。
確かに、自分の持ってきた豆腐が一瞬で麻婆豆腐になったら怖いじゃん。
私は、一緒に作ろうと思って。
そのユーモアを大きくしようと思ったんだけど、まずそのユーモアを受け取ってあげなきゃいけなかったってことだよね、その」
吉住「確かにすぐ調理しちゃったから」
あんり
「これどこの豆腐?とかなんかそういうのが必要だったの。
豆腐だとしたらよ」
かなで「豆腐で例えんのやめな?」
結婚はしたいけど…
吉住「なんか10年目+30代になったじゃん。
で、なんか色々考えることが、変わって来たよねー。」
あんり
「ほんとそう。会話の内容とかもね。
30代とかになったらそれこそみんな結婚とかさ、したりとか。え、結婚したい?」
吉住「え、でも(かなでは)したいタイプでしょ?」
かなで「めちゃくちゃしたい」
あんり「そうでしょ」
かなで
「私だから今、32歳なんだけど、そのもうほんとに彼氏がずっとできなくて。
30歳になった時に、マッチングアプリを始めて。
もうこれできちゃう。もう出来ちゃうなって思ってて。
で、2年経ちましたね」
あんり「えーできず?」
かなで「できず」
あんり「でも、会ったりはしてんでしょ?」
かなで「3人だけ会ったんだけど。もう3人に会ったら、もうなんかもう落ち着いちゃったよね。」
あんり「え、その3人とは何もない?」
かなで
「何もないね。ご飯行っただけなんだけど。
で、今ちょっとね、今休憩中。休憩してるんですけど。でも結婚したい」
あんり「(吉住は)ある?」
吉住「本当にもう結婚はしたいんだけど、マジでなくて。でも今年私35になるの。」
あんり「いや、それがびっくり。年齢知らなかったから」
吉住「びっくりして。自分で」
あんり「いや、びっくりするよね」
吉住
「そう、びっくりするの。私付き合ったこともないの。だから、年齢イコールなの。」
あんり「うん。私もそう」
かなで
「ええ?あれなのかな?そのなんか孤高って感じする。「孤高の」って感じするから。」
吉住「あと、打ち上げとかでも顔出さないんだよ」
あんり
「ああ!やっぱそれらしいよ。打ち上げた方がいいらしい。(笑)
やっぱり。うん。打ち上げた方がいいらしい。
私たちも結構ぼる塾でも話してる。何事も打ち上げようっていうのは」
吉住「なんか私も今年はどんどん打ち上げていこうとは思ってるんだけど」
あんり「いや、本当結構それらしい。打ち上げらしい」
吉住「とにかくもう顔出せる所にはうちあげていくっていう」
あんり
「で、うちら出会いがないはウソだから。
やっぱ毎回違う現場で色んな人と出会ってるじゃん。
だけど打ち上げないから結局であったことにならないというか。話せないからさ。
今こうやってさ、たくさんスタッフさんいるけどさ、1人1人と話してるわけじゃないじゃん。
でも、打ち上げだったら話せるらしいよ。(笑)」
かなで「打ち上げだったら話せるんだ」
あんり「うん。そうなんだよね」
不倫漫画を読む3人
吉住「私だからもうなんか行きすぎちゃって、そのサレ妻のマンガしか読んでないもん」
あんり「いや、やめてよ」
かなで「え、でも待って。私も不倫漫画めっちゃ読んでる」
あんり「うん、私も読む。うん」
吉住「やっぱ読むよね。」
かなで「めっちゃ読むんだけど」
あんり「一旦結婚のとこは超えちゃったんだよね。妄想では。わかるわかる」
吉住「そう、越えてんだよね。そう。幸せな姿を想像せずに、もう不幸な」
あんり「どうすんの?されたら」
吉住「え、絶対証拠集めるよ。」
あんり「得意そう」
かなで「得意そう」
吉住「だから、ね。伝える前に証拠集めといた方がいいって言うもんね」(笑)
あんり
「言う言う言う。え、かなで大丈夫かな?
されたりとかしたらさ、ちょっと自分が下に行きそうじゃない?
なんか自分が悪いとか思いそう」
かなで「でもなんか…」
あんり「そんなことないからね。(笑)」
かなで「ありがとう」
あんり「証拠とか下手そうだもんね、集めるの」
吉住「え、手伝うよ、マジで」
かなで「ハハハハハ」
あんり「確かになんかマジさ尾行とかする時もはみ出てそうだもん」
かなで「まだ結婚もしてないのよ、私。結婚もしてないんだけど。そこまで考えてくれるの?」(笑)
あんり「でもさ、時間あるし考えようよ」
仕事:現場の要求にどこまで応えるか?
芸歴10年目の悩み
あんり
「え?なんか仕事しててさ、気に入らないことあったらどうしてる?
なんかこの芸歴10年目になるまでは、分からないことのほうがたくさんあって。
でもだんだん分かってくることも増えるじゃない?
何でこうなるんだろうみたいなことも起きてきて。
でもそれをまだ注意できる立場にもいってないっていう。分かる?
その現場の中で、なんかめちゃくちゃ真ん中というか。」
吉住
「私本当にちょうどそういうのに差し掛かってて。
あのー世界のリーダーはこう伝えるみたいな本とかめっちゃ読んでる。最近。
本当に変な話、ちょっとそういうのバカにしてる部類じゃないけどさ。
ちょっと斜めに見てる人間だったのにさ。
あ、結局ああいうのって大事なんだってなんかちょっと教科書じゃないけど」
あんり
「わかるわかる。
私も結構Xとかで名言ポストとかみる。
うん。なんか頑張ってる人の名言みたいの見る。」
吉住「あと世界の偉人とかね」
あんり「そうそう。もう結局最後偉人かも」
かなで「そういうの見て、なんか実践したりとかはしてるの?」
あんり
「実践というか、今自分が思ってることを正しいと思おうとしちゃう。そう。誰にも確認できないから。
かなでってさ、そんなに言わんくない?
いつも私結構かなでにさ、「こんなことあってさ、マジで腹立った。こういう時どうしてんの?」とかさ言うんだけど、かなでからあんまりそういうの聞かなくて。」
かなで
「でも私その、分かんないのよ判断が。
例えば台本にそのなんかちょっと雑なボケとかが…」
あんり「どこまで聞いてる?あれ」
かなで「いや、私ね。もうそれをね、全力でやってたのよ」
あんり「えらいよ」
かなで
「いや、じゃなくて、判断が分かんないの。
これやるんだったら、自分のやった方がいい、自分で考えた方がいいとか、その判断が分からなくて。
でもなんか、これじゃダメなんだなってある時思い始めて。
最近はちょっとだけ自分の…」
あんり「入れて。いや、入れた方がいいよ」
かなで「入れるって言っても、揺れるだけなんだけど」
あんり「どう揺れるか?大事よ、だって」
かなで「だから逆にそうやって自分の想いみたいのが強いのは羨ましい。なんか」
売れたキャラを要求される
あんり
「だから私最初テレビ出始めの頃に、もう何でもかんでもキレて下さいっていう感じで。
嫌になっちゃったの」
かなで「最初さ、すごいさ、あのーキレてたじゃん」
あんり
「私はあれ、最初は本当にキレてたの。(笑)
そしたらそれがウケたの。
本当にキレてたっていうか、心からの感情で怒れてたの。わかる?
本気でガチギレとかじゃないけど、本当にプチンってくることが言われて、それに対してノリに乗ってたから。
逆に真っ白でゼロだったからできたというか。」
かなで
「でもそれでもさ、言ってくる人はいるわけじゃん?
そういうのはどうしてたの?もう別に無視って感じ?」
あんり
「でも本当に怒ってたことだったから、もうそれはもう気持ちの違いだと思ってた。
だからそれがやらされたことじゃなかったから。
先輩に突っかかるとかも、自分も楽しかったし、で先輩も楽しかったから、なんかそれでいいと思ってて」
かなで「え、その吉住さんはキレてないもんね?別に」
吉住「私はそうだね。まあ、でも私の一番最初は「THE W」で優勝してからだから」
あんり「怒涛でしょ?だって、そっから」
吉住「でもその、女新派をやってくださいだったの。私の場合」
あんり「あーネタかー」
吉住
「そう。そので、その女新派のキャラって何?っていうその。
自分で出しときながら、女新派って何ですか?っていうのですごい。
だからなんか急に新派のマスク出てきたりとかして。
これで落とすの無理よっていう。普通の番組とかで」
あんり「信じられないこと起きるよね」
吉住
「そうそう。いや、でも言ってんだよ、打ち合わせで。
あの女新派は私もよくわかってないので」
あんり「だって女新派の良さを詰め込んだネタがあれ。ギュッとしたのがあのネタじゃん」
吉住
「そう。「あれがもう100面白いで終わってるので。もうそっから何か出てくるはないんですけど」って言ってももう(笑顔で渡す仕草)」
かなで「それはどうやってたのそのーやってたの?」
吉住
「やって。すごいすべって。
あの、ディレクターさんとか申し訳ないけど、睨みつけたりとかしてたよ。」
かなで「いや、それは睨みつけた方がいいよ」
あんり「女新派ですべった時の夜とかどうすんの?」
吉住
「なんかあんなネタ作らなければ良かったって思うくらい。そう。もう。
こんな女新派に苦しめられるんだっていうのはあったね。」
あんり「苦しめたのは女新派じゃなくて、絶対やらせた奴らだけどね。」
吉住
「でもその時期、ちょうどぼる塾さんとめっちゃ一緒になってたの、番組。
だから結構、この番組ってどんな感じ?とか相当聞いてた。
そう。だからその時って、結構女芸人さんに助けられてたかも。」
あんり
「よかったー。本当に「やんなくていい、やんなくていい」ってずっと言ってたから。「ああ、そんなんやんなくていい。誰もわかってないんだから」」(笑)
かなで「じゃあ、「女新派やんなくていいよ」って」
吉住「で、「やりません」って言ってたから」