ムロツヨシ
「もう賑やかしてくれますからね、圭君は。
僕もにぎやかしですけど、圭来たらすごく楽しく圭だけ見て飲めますもん、ずーっと。
なんかみんな盛り上がってるなつって」
中居正広「へー。楽しくなちゃう?」
田中圭「楽しくなっちゃいますね。あと、みんなでなんかやることがやっぱ好きなので」
中居正広「みんなでやることって?みんなで飲むことだったりとか?」
田中圭
「みんなで飲むのは、何て言うんですかね。
こう端っこで静かにしてる人とかがいると、絡みにいっちゃう」
中居正広「10人ぐらいいると、そういう人できるでしょ?ぽつんとしてる人」
田中圭「絡みに行っちゃうタイプ」
中居正広「みんなで一緒にっていうのが好きなんだ?」
田中圭「みんなでワーッてしちゃうタイプですね、はい」
俳優・田中圭さん
2003年19歳で出演した『WATER BOYS』 で山田孝之演じる主人公の親友役で一躍注目を浴びる。
20代から数多くの話題作でその存在感を発揮してきた。
そして、2018年『オッサンずらぶ』 2019年「あなたの番です」など社会現象を巻き起こし続ける超人気俳優
ドラマ『WATER BOYS』で大人気俳優たちと共演
豪華メンバー!他の出演者よりも遅れて売れた
中居正広
「『WATER BOYS』 の顔とか見ると、やっぱちゃんとなって良かったね。(笑)
いや、さっきWATER BOYSのちょっとぽっちゃりしてたの?
ちょっとまだそんなあか抜けてないし。
ほらやっぱ僕は見る目がないから分からないけど、あれパッと見たときに、やっぱ将来性感じてないのよ。(笑)
将来やっぱり日本をこう何?代表する役者さんになると思わないもん」
田中圭「でもそうですよね。思わないですもん。普通思わないですもん」
中居正広「え?20年前か」
ムロツヨシ
「ここに主演が山田孝之くんで、(森山)未来くん、(永山)瑛太くんとか。(星野)源ちゃんもいたんだっけ?星野源ちゃんもいて。
色んなだからそっから出てくるんですけど。
それから、でも圭はちょっと遅れてたよね?」
田中圭「そうっすね」
中居正広「タイミングが違うんだ、また」
ムロツヨシ
「これがすごいなと思いました、また。
その埋もれていきそうな…もうあれ、田中圭って僕らは知ってるけど、あれって思ったけど、また逆に、こう逆に(ぐわっと)出てくるみたいな」
ドラマ・映画の年間出演数が異常
1つの期間に複数の作品に出演
ムロツヨシ
「しかも、ここ7,8年?ほらすごいんですよ。出ている数が、田中圭。これなんですけど…。
(20)17年1年で連ドラ8本出てるんですよ。
だって、季節4クールだから。これまず異常なんですよね。
で、18年5本に下がります。でも主演が入ってます。
で、舞台って大体2か月以上とられるんですよ。で、それ2個やってるんですよ。
もう1回言っていいですか?これ頭おかしいんです。」
中居正広「そうなんだ。俺分かんない。頭おかしいんだ」
ムロツヨシ「どこ探してもいないと思うんです。」
田中圭出演本数まとめ
17年 連ドラ8本 舞台1本
18年 連ドラ5本(主演1本) 映画3本 舞台2本
19年 連ドラ4本(主演2本) 映画4本 舞台1本
20年 連ドラ3本(主演1本) 映画2本
21年 連ドラ3本(主演2本) 映画5本 舞台1本
22年 連ドラ2本(主演1本) 映画5本 舞台1本
23年 連ドラ4本(主演2本) 映画1本
田中圭
「確かに、いつ撮ってんのとかはよく言われますし。
あのー2019年かな。あな番とおっさんずラブ両方やらせてもらってた時は、あの他の女優さんのお友達に今何してんの?って言われて。
これとこれ撮ってるって言った時に、「え?主演って縫えんの?」って言われました。
1つの期間に複数の作品を同じクールにやってるっていう」
作品をかけ持つ方が性に合っていた
中居正広「なんで縫うの?なんで縫ったの?」
田中圭
「その時は、えーっと、昔はメインキャストでずーっと現場にいるわけじゃなかったので。
ゲストとかあとちょろっととかで。それがなんかずーっと習慣化は昔からしていて」
中居正広「それは分かる。それもギリだけどね。同じクールにギリだけど」
田中圭
「僕はこう何個か作品をかけ持ってる方が、性に合ってたんですよ。
あのそれぞれの区別化。
あの、僕1個に絞ると、これになんか全力投球してる気になって、あんまり逆に集中できなくなる」
中居正広「そこにいたら全力投球するでしょ。1つだけでいいじゃん、縫うのは」
田中圭「だったんですけど、そっちより2つくらいやってた方が、なんかどっちにも100%でいってたんですよ。」
中居正広「どっちも100%。足したら200%じゃん」
田中圭「もう、200%だったんです」
中居正広「200%持ってないじゃん」
田中圭「…いや、持ってたんです(笑)」
中居正広「週に5(日)?撮休が2(日)?」
ムロツヨシ「1つの作品に、まあ基本そうですね」
中居正広「でも、物理的に無理なわけじゃん」
田中圭「だから、撮影朝こっち、夜こっちみたいな」
中居正広「え!?それもあるの?」
田中圭「全然あります」
中居正広「え!?午前中テレ朝で、午後フジテレビとかって」
田中圭「全然あります」
中居正広「え!?ウソだべ?」
田中圭「全然あります。何ならそれこそあのーもう1個入ってきたりとかも」
中居正広「え!?全然全力じゃないし」(笑)
田中圭「いやいや。そんなことないです」
中居正広「ひっちゃかめっちゃかじゃん」
田中圭
「だから、ひっちゃかめっちゃかになっちゃうから、ちゃんとやんないとダメだからっていうので、余計すごいちゃんとやってたんですよ」
中居正広「あのさ、たぶんだけど、全部髪型一緒でしょ?」
田中圭「全部一緒っす」(笑)
中居正広「役者さんとしては考えられない?」
ムロツヨシ
「もうこれは、あんまりない例です。前例なき男です」
ドラマ・映画に加え、バスケワールドカップのキャスターも
ムロツヨシ
「そう。でも毎年何本かやってますけど、とうとう去年バスケのワールドカップのキャスターやって。
ほら。またなんかし出したコイツと思って。おい、圭!って思ったもん。
まあ、でもそれもすごいなと思って。
元々バスケットボール経験者だから。
(田中圭さんは6歳からバスケットボールを始め、小学生の時には3度全国大会で優勝)
田中圭
「いや、最初はバラエティーとか音楽番組のMCとかお話しいただいた時に、え!?なんで俺?ってやっぱ思いますし。出来る気はないんですけど。
バスケのワールドカップの時も、めちゃくちゃ嬉しいんですよ。バスケ好きだから。
めちゃくちゃ嬉しいんですけど、あの絶対なんかいっぱい言ってくるやつ居るやんとかって思うわけですよ。
中途半端な自分の専門的な意見をだすか、それかあの全く分からないで、その初めてバスケを観る人の目線に立つかとかいろいろ考えるわけですよ。
頑張って言おうと思えば頑張って言えるし。自分自身もバスケやってたんで。
ま、それやっても深い人には刺さると思わないし、いけないし、だったらみんなと一緒にやろうと思ってやるんだけど。
「あいつマジなんもわかってねーよ」とかやっぱ言われるわけじゃないですか。
まあ、それでいい。それでやってるんですけど。
なんかもうヤダと思いつつも、でもやっぱバスケを生で見れて、みんなと一緒に声出して、面白さを伝えられればいいなと思って」
中居正広
「難しい。僕もwbcだとかプレミアとかオリンピックとかってやっぱそっちと同じ感じ。
だってすごい勉強するじゃないですか。
知識とか、選手とか、相手チームだとか全部入ってるんだけども。
知ってるぞの自慢大会じゃないから、もう本当に知らないというか。もうほんと初心の方でやってた方がいいのか。もう聞くだけかな。
「どうなんですか?」「ああーそういうプレイがあるんですか!」「ああ、そういうトリックがあるんですか!」みたいのはもう聞いて。
あとはプロの人に任せちゃえばね。解説の人はね。
でも、バスケ良かったね!見てたよ!うるさかったね!最高だったよ!もうほんとね最高だった。
僕らとジョイントしてくれるから、一緒に。すげぇ気持ち良く見れた。」
中居さんの番組に出るのは少し怖い
ムロツヨシ「圭は中居さんの共演歴とか印象とかありますか?」
田中圭
「あのー印象は、もう本当に言葉を選ばずに言うと「モンスター」だなっていう感じなんですよ。
いや、あのすごいじゃないですか。その頭の回転の速さとか。
じゃあ、人に立場上話を振る時に、この話だったら誰に何を振り方したらどうなるかなみたいなのを多分めちゃくちゃ考えていて。
で、それでVTR中とかにチラッチラッってこっちを見たりしてる時とか、マジで見ないでください。怖い怖い怖い…みたいなのもやっぱありますし」
中居正広
「いや、そりゃあ、見ますよ。VTR中とか圭君に限らず、パネラーの人どんな…あ、ちょっとグッときてるのかな?とか。ちょっとイライラしてるのかな?とかっていうのは見といた方がいいかなと思って。様子を」
田中圭
「結構中居さんの番組に出させていただくってなると、ちょっとやっぱ最初怖いんですよ。
最初怖いの。なんか見透かされるというか。
なんか「つまんねぇヤツ」って思われたらどうしようかな?とか。もうすごい」
中居正広
「そんなことない。ごめん。それは申し訳ないな。
難しいね。でもお話聞く時に、どういう緊張感があった方がそっからにじみ出たものっていうのが欲しいなあって時もあるんですよ。お話を伺って。
でも、あんまり厳しすぎてしまうと、相手の方に力入っちゃうと良くないなあと思うし。
もうちょっとこうなんか抑えといた方がいいのかなとか。
なんかインタビューとかあるじゃん。
やっぱスタジオじゃなくても、全然違うところで、例えば宣伝してるポスターの前で一言二言5分位インタビューイイですか?みたいな。
あの時ほらADさんが聴くときあるじゃん。
あん時に、やっぱ役者さんってちょっと、そのADさんとかディレクターさんを舐めてるわけじゃないんだけども、すごく穏やかに答えてるのを見て、すごい嫉妬したりすんのよね。うん。
そのディレクターさんは圧もなければ緊張感もないわけだよね。
だからこうさらけ出すことができるこう場面だったりするのかな。
やっぱり結局話を聞くってこういうことなんだろうなあって思ったりもするの。」