【おしゃれクリップ】俳優・志田未来さん 号泣!知られざる葛藤(2024年10月6日)

この日の衣装について

志田未来
「衣装を選ぶときに、パステルカラーを取り入れることが多いんですけど、私服は結構こうオールブラックが多いので。
今日は私服をイメージして。全部黒でまとめてみました」

 

女優志田未来さん
31歳。芸歴25年。
6歳でデビュー。
2005年 12歳の時 ドラマ「女王の教室」で民放ドラマレギュラー初出演
2006年 ドラマ「14才の母」で主演
2018年 結婚

 

インスタグラムが大注目!

2024年4月に始めたインスタグラムが注目されている。
何かに驚く表情や、目が開いていない不意打ちショットなど映えているとは言えないような写真投稿に、逆にそれがいい!と大バズリ。

→自分では映えていると思っているとのこと。「目をつぶっている写真もいい写真だな~と思ってのせた。よく旦那さんが写真をとってくれてそれを載せている」とのこと

 

自分らしさを出したい 本来の明るい自分を表現したい

井桁弘恵「どういう基準で載せる?いっぱい写真…」

志田未来
「志田未来って分かれば良いかなと思って。
自分らしさをインスタで出せたらいいなあと思って。
だから、キメキメの志田未来じゃなくて、普段はこういう感じですよっていうのをインスタで出していきたいなって思ってます。」

山崎育三郎「そもそも始めようと思ったきっかけって何だったんですか?」

志田未来
明るい役をやりたいなと思って。
今まで何かを背負ってる役だったりとか。
ちょっと悩みが多い役が多かったので。
皆さんにもきっとそういうイメージがついてるんじゃないかなと思って。
私はこういう明るい人間ですよっていうのを分かっていただきたくて(笑)」

山崎育三郎「役としては、こういう役っていうのはあるんですか?」

志田未来
「やってみたいのは…あの恋愛もの。あんまりないんですよ。
なんかもう、恋に恋してるみたいな。
キュンみたいな(役)やってみたいです。ハッピーなやつ」

井桁弘恵「旦那さんの前ではどんな感じなんですか?」

志田未来
「もうすごい偉そうってよく言われます(笑)。
写真もなんか「撮って撮って~」って言って。
(夫が)「間違えた!動画だった!」って言われると、「あ、じゃあいいや、もう!」みたいな(笑)」

 

俳優 川島海荷さん(高校時代からの親友)VTRコメント

堀越高校の同級生で、15年来の大親友

川島海荷
『なんかテレビとかで見てると、すごいちっちゃい声で、ちょっと人見知りな感じで喋ってる印象じゃないですか。
めっちゃ声大きいんですよ、普段。めっちゃ大きいです!
多分テレビに出てる時のもう4倍ぐらい

もう全然みなさんの思ってるイメージと違う。
もっと何だろう、チャーミングで弾けたキャラクターです、私の中では。

インスタを始める前は、全然「写真撮って」とか言うタイプじゃなかったんですよ。
でももう、なんか今インスタグラマーですね、普段プライベート(笑)。
でももうあのインスタ見たら、みんなね、いじりやすくなってると思うんで。

なんでこの写真選んだんだろう?ってよく思って聞くんですよ。
そしたら、「これかわいくない?」みたいな本気の顔で言われるので。
「あ、そうなんだ」って言って、あんまり深堀しないようにしてます(笑)

フォロワーの方もすごい増えてるし、「すごいね」って話をしてた時に、「それはね。それなりの努力をしてるから!」って言われて。
「スケジュールにもね、何日にこれをあげるって書いてあるんだよ」って言われて。
それ努力してるねって」』

 

志田未来
「でも私は海荷が選ぶ写真ほんとセンスないと思ってて(笑)
「なんでこっちのせんの?」とかよく話したりしてます。

 

カレンダーを作り、旦那さんも協力してインスタを更新

インスタ用のカレンダーみたいなのがあって。
だから、結構頻度高くしようと頑張ってます」

井桁弘恵「ああ、じゃあもう週何日あげるとかも決めてるんですか?」

志田未来
「一応マストはあります。
夫に「カレンダーも作って」って言われて(笑)。
共有カレンダーなんですけど、インスタをすごい伸ばそうと頑張ってくれてて。
だから私がそれを更新しないと、「インスタカレンダー更新して」って言われるので。
(旦那さんは)ずっとスイッチ入ってます。
もう寝る前とか「(フォロワー)何人になったの?」とかすごい」

山崎育三郎「それはプレッシャーになったりしてないんですか?」

志田未来「なんかそれで何回か喧嘩したことあるんですけど」

山崎育三郎「「私のペースでやらせてよ」「じゃあ、もう撮んないよ俺は」と」

志田未来「(うなずいて)それはごめんって」

井桁弘恵「声が普段は4倍ぐらいって」

志田未来

「今はちゃんと抑えて、テレビ用な感じで喋ってます」

 

プライベートでは突き抜けて明るい志田未来。
仕事で見せる顔とあえて分けているのには理由があった

山崎育三郎「普段はちょっと声ちっちゃくなってとか。なんかちょっと消極的になっちゃうっていうのは?」

志田未来
「皆さんきっとこういう風に思ってるんだろうな。
じゃあ、そういう自分でいなきゃ。
そのイメージを崩しちゃいけないっていうのがたぶん強かったのかなあと思います」

山崎育三郎「それもう、大人になってからも?」

志田未来
「そうですね。だから結構、20歳過ぎたぐらいの時は、結構その本当の自分となんかみんなに見られてる自分と。
なんかどうしたらいいんだろうっていうので、葛藤してた時期は結構あったのかなと思います」

 

初ドラマ出演(7歳)からブレイク(12歳)まで

7歳で火曜サスペンス劇場に出演(芸歴2年目)

2000年 日テレ初登場 火曜サスペンス劇場 当時7歳芸歴2年目
その1か月後、ドラマ「外科医・有森冴子Ⅱ」に出演。

でも幼少期は苦労も多かった…

志田未来
オーディションに何個も何個も行くんですけど、全然受からなくて。そういう悩みはすごいありましたね」

 

12歳 ドラマ「女王の教室」で注目され、翌年「14才の母」で主演

そして2005年
志田未来の運命を変えた作品が「女王の教室」(主演 天海祐希)。当時12歳
まっすぐで友達思いの生徒を熱演。
その翌年2006年14才の母」で連続ドラマ初主演。

山崎育三郎「大変な役だったと思うんですけど」

志田未来
「なんか必死過ぎて、あんまり大変っていう感覚もなくて
でもそんな難しいことを考えないようにしてたんだと思います。

もう、台本にあることが目の前で起きてることだって考えるようにして
だから現場に行って、その場で自分が感じたことをそのまま表現するっていうのを意識してたと思います」

 

ドラマ「14才の母」の佐藤東弥監督 「セリフを間違えない人」

女優・志田未来のここがすごい!

セリフを間違えたことがありません。NGを出したことがありません。
すごい長いセリフがあっても完璧なんです。
周りの大人の俳優さんは、それを見て戦慄していました。
NGを出すとしたら、それは自分かもしれないと」

山崎育三郎「でもそれは、自分も共演して思いましたね。絶対間違えないじゃないですか」

志田未来「いやいや、そんなことないです。たまたまです」

山崎育三郎「いや、そんなことあります。嚙んだり、セリフ飛んだり、止まっちゃったりする瞬間1回もないんで」

志田未来「そんな言われると、プレッシャーになるんで、やめてもらっても…」(笑)

 

2010年 17歳 ドラマ「秘密」(原作東野圭吾)。
娘と母の中身が入れ替わる難役に挑んだ。
体は16歳、心は38歳という難役。
同じ年、殺人犯の妹役を演じた映画で第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

 

志田未来
「でも本当に物心ついた頃からこのお仕事をさせていただいてるので。
まだ続けられてて、こうしてお仕事があることに、すごい本当に感謝しなきゃなって思ってます。」

 

芸能界に入ったきっかけ

母の勧めで軽い気持ちで始める

山崎育三郎「そもそもきっかけは何だったんですか?」

志田未来
「きっかけは、母がすすめて
なんかテレビに出れたら記念に残るよねっていう。
そういう軽い気持ちで最初は」

山崎育三郎「お芝居もトレーニングしたんですか?」

志田未来「母がなんかコーチみたいな」

山崎育三郎「お母さんが演技指導?」

志田未来「そうですね。聞き取りづらいとか。ここもっとはっきり言わないととか」

 

お芝居より現場でのたたずまいに対して厳しかった母

山崎育三郎「結構厳しかった?お芝居に対しては」

志田未来
「厳しかったですね。
まあ、お芝居もそうですけど、現場でのたたずまいというか居かたに対して、母はすごい厳しかったです。
スタッフさんとか共演者の大人の方が遊んでくれるって思っちゃうので。
そうじゃないんだよ。これは仕事なんだよ」って母がこう厳しくちゃんとこう言ってくれたり。

椅子があっても、「あなたはまだ子供なんだから、そんな椅子に座らないでちょっと端で静かに一緒に立ってよう」って言って端っこスンって立ってたり

すごい厳しかったんですけど、でもじゃないと区別がつかなくなってたと思うんですよね、きっと。
仕事と遊びの」

 

母にあまり褒めてもらった記憶はない

山崎育三郎
「すごい活躍してくじゃないですか。お母さんどういう気持ちだったんですか?やっぱりたくさん褒めてもらったり?よくやったなっていう」

志田未来
「でもあんまり褒めてもらった記憶はないかもしれないです。
滑舌よく言われてました
観てる方に伝えないとダメな仕事なので。
現場であんまりスタッフさんって滑舌もっととかあんまり言わないですね。
だから、母が代わりに言ってくれてたんだと思います。」

山崎育三郎
「へえ~。じゃあ、お母さんと一緒にやってきたという感覚がずっとあるっていう。
どの作品辺りからあ、もうこれで(女優で)やっていこうかな?」

志田未来
「女王の教室っていう作品に出させていただいた時に、ドラマってこんなに大勢の人と一緒にこんなにチーム感すごくて作っていくんだっていうのを小学生ながらに思って」

山崎育三郎「天海(祐希)さんはどういう存在ですか?」

志田未来
天海さんは、今でも先生っていう感じです。
ピシッとしなきゃと思いますし、「自分大丈夫かな。初心忘れてないかな」って天海さんにお会いするとちょっと考えます。大丈夫かな?って」

 

20代は自分を出せずに葛藤

子役からのイメージを守らなければ…

順調にいくかと思えた女優生活。しかし20代では現場で自分を出せず、葛藤していた。

志田未来
「やっぱり子役の頃からお仕事始めて。
で、20代前半になると20代くらいでお仕事始めた方ともご一緒するようになって。
で、そういう皆さんが現場でこう自分を出してて。
すごい楽しそうにお芝居されたりとか。

なんか自分はその子役の頃からのイメージを自分で守らなきゃっていう。
すごい自分で自分をがんじがらめにしてたところがあったので。
お芝居は楽しいんですけど、現場を100%楽しめてなくて
それがなんか辛いというか。
どう自分を出したらいいんだろうって葛藤してた時期なのかなと思います」

山崎育三郎
「でもそれは少しずつ自分の中で解消されていって。だからまさにインスタグラムに繋がっていくんだよね」

志田未来「今すごい楽しいです。自分らしくいられてると思います」

 

母からの手紙に止まらない涙…

山崎育三郎「先ほどね、25年色々振り返ってきましたけど、やっぱりご両親の存在って大きいですか?」

志田未来
「大きいですね。
やっぱりこのお仕事すすめてくれたのも両親ですし。
ずっと、小さい頃、現場についてきてくれてたのも母なので。
ほんと感謝してます。はい」

山崎育三郎「本日お母様からサプライズでお手紙をいただいております」

志田未来「え?え?」

 

お母様からのお手紙

『未来へ

「受かればラッキー、落ちて当たり前」が合言葉だったあの頃からもう25年、早いですね。

仕事に対してあまり褒めることをせず、「あなたの代わりはいくらでもいる…」といつも言ってきました(涙ぐむ志田未来さん)。

軽い気持ちで始めたけれど、やっていることは仕事であって、遊びではないということを子供だけどきちんと理解させなければと思い、厳しく言ってきました。

でも本当はオーディションに受かれば嬉しかったし、作品を観て、出演者の一人として物語に溶け込んでいる姿は、とても感動したし、涙を流しながら観ていたこともたくさんありました(涙があふれてくる未来さん)。

1人で現場に行きだした頃は、電車を間違えて泣きながら電話をかけてきたこともありましたね。

1つ1つ乗り越えて、本当に逞しく成長したと思います。(涙を流す未来さん)

他人と比べることをせず、自分は自分という強い意思を持って仕事を続けている未来はやっぱりすごいです。

そんな未来の考えを尊重し、支えてくださる方々に感謝の気持ちを忘れることなく、これからもお仕事頑張ってください。

志田未来 最高!!   母より』

(涙を流す志田未来さん)

志田未来
「ああ、せっかくお化粧してもらったのに。
なんか、あのうちのお母さんがそんな協力してくれたの?っていうので…(涙が溢れて止まらない未来さん。言葉に詰まる。次々と出てくる涙)
…なんか…(話そうとするが、涙が出てきてしまう)」

山崎育三郎「大丈夫だよ。ゆっくりで」

志田未来
「ずっと一緒にお仕事行ってたので。
初めて1人でマネージャーさんと一緒に行くってなったときに…すごい心細くて…(涙声で。また涙が溢れてしまう)。
でもやっぱり両親もすごいきっと喜んでくれているだろうし、「よしやらなきゃ」みたいな。
自分の中でなんかすごい…自分を奮い立たせたときの気持ちを今すごい思い出しました。
また頑張ろうっていう気持ちに今なりました。」

山崎育三郎「何かお母さんに一言…」

志田未来
「見ないで…見ないで~恥ずかしい。
ずっと支えてもらってたし、今も支えてもらってるから、恩返しできるように頑張るね(笑)!」

 

最後に

志田未来
「家族が居なかったら、子役の頃なんか特にもうお仕事続けられなかったし。
今の自分があるのは、ほんとに両親と妹いるからこそだと思ってるので。
ほんとに感謝してます。

現場でみんなが居心地がいい、そういう空気を作りたいなって。
そういう存在になっていけたらいいなっていう風には思ってます」

 

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