【人世最高レストラン】俳優 戸塚純貴(じゅんき)さん「母の強い想いから俳優に」(2024年9月7日放送)

YOUさんと映画で共演

戸塚純貴
「なんか面白い話があってYOUさんと。
当時僕、Amazonのおばあちゃんと2人乗りするCMに出演させていただいてたんですよ。

それをYOUさんが僕に「すごいイイCMあるんだけど」って言って。
「おばちゃんのAmazonの2人乗りしてるCM観たことある?」って俺に言ってきて。
「それ僕が出てるんですよ」って言って。
「イヤだっ!」みたいになって」

 

安達祐実さんの証言「自分のことカッコいいと思っている?」

ドラマ『虎に翼』では超硬派な役で注目

加藤浩次「仲いい役者さんとかいたりするんですか?」

戸塚純貴「先輩でお世話になってる方が、生瀬(勝久)さん。岡山天音とか。」

加藤「もう一声あります?先輩で、女性で」

戸塚純貴「役者さん?あ、安達祐実さん?」

加藤「出た!やっと出た!」

戸塚純貴「いや、すみません!」

 

プライベートでも親しい安達祐実さん

安達祐実
「すごい連ドラ共演回数がすごく多くて。7,8本はたぶん一緒にやってるぐらい。
プライベートはわりとなんか「あれ?自分のことを男前だと思ってんのかな?」みたいな感じ(笑)。
マネージャーさんとかにイジられて、「いやいや、そんなことないよ」みたいな、ちょっとスカした感じで返事するみたいな感じ。

あと最近ちょっと芸能人ぽくなっちゃって。それがすごい気になってます、私としては。
急にサングラスかけ始めて(笑)。
なんか聞くところによると、浪費家っぽいんですよね。
それはちょっと心配ですね。
あとマネージャーさんに内緒で、バイクを買ったりしちゃうから、もう大人なんだから、やめなさいって思います。」

加藤浩次
「あんまりいいエピソード出てこなかったけど。
浪費家、芸能人ぽい、で、自分のこと男前だと思ってる。
で、急にサングラスかけたっていうのは?」

YOU「夜じゃないだろうね」(笑)

島崎和歌子「なんでサングラスかけるようになったの?」

加藤浩次「まぶしいからじゃないんだよね?」

戸塚純貴「まぶしいからではないですね」(笑)

YOU「仮面ライダーだったんだっけ?」

戸塚「そう。そうです」

YOU「なんか、それもあって、自分は二枚目だと思ってるの?」

戸塚「ジュノンボーイっていうコンテストがあって。まあ、それがきっかけで」

加藤浩次「ジュノンボーイ出身なんだ?」

戸塚「そうなんですよ」

加藤浩次「優勝?グランプリ?」

戸塚「グランプリではないんですよ。「理想の恋人賞」っていう」

加藤浩次「なにそれ?」(笑)

戸塚「立派な賞で」

加藤浩次「立派な賞なんだ」

戸塚
「理想の恋人賞っていう。そこから仮面ライダーにすぐ決まったので。
いわゆるイケメンのまあ登竜門じゃないですけど。
事務所側も、そういう方向で売ってったほうがいいのかな、みたいな。

これで僕逆で。
僕はコメディとかが好きだから、こう喜劇をやりたいみたいな。
そこだからちょっと僕は、自分のことを男前だとか…」

加藤浩次
「いやいや、コメディやりたいとかじゃなくて、思ってるか思ってないか聞いてるの。
思ってるのか思ってねぇのかっていう話ですよ」

戸塚「ま、思ってます。はい」

YOU
「浪費家。なんか二枚目みたいな。全然理想(の恋人)と違うよね。ボーイフレンドとして」

戸塚
「ああー確かに。
確かにでもないですけど、その「理想の恋人賞」僕の代から無くなったんですよね」(笑)

加藤浩次「ラスト?ラストだ?」

 

高校は自動車工学科…将来は整備士に

加藤浩次「スポーツとかはやってたの?」

戸塚「あ、やってました。子供の頃から野球を。」

加藤浩次「え、じゃあ高校野球までやってたの?ずっと野球は」

戸塚「高校は、やってません」

加藤浩次「え?じゃあ、高校は何してたの?」

戸塚
「高校は、自動車工学科っていう。自動車専門育成学校っていう名前がついているくらい、ちょっとこう自動車に特化した高校に。
バイクとか車とか乗り物が好きだったので。
整備士になろうと思って」

加藤浩次「バイク何乗ってたの?」

戸塚
「当時はね、あのJAZZ(Honda)っていうバイク。50㏄のバイクを。
これイジリましたね。ペットボトルとかをなんかエアクリーナーにしたりとか」

 

芸能界入りのきっかけは母親の強い想い

母親が芸能界に入れさせたがっていた

加藤浩次「なんで役者なの?そっから繋がらない感じするんだけど」

戸塚
母が実は子供の頃から、なんとか芸能界に入れさせたがっていて
小学校の頃も、まあそういう事務所、アイドル事務所とかに応募してたりとか。
僕がたぶんあんま興味がなかったから。
高校生になって母が、なんか「修学旅行に連れて行ってあげる」。
修学旅行に、僕が行ってなかったんですよね。」

加藤浩次「そういうことで。なんで?停学か?」

戸塚
「違います違います。加藤さん、違います。
体調を本当に崩してしまって。いけなかったんですよ。
で、それがまあ母がかわいそうだなってことで、修学旅行に連れてってあげると。東京に遊びに。
連れてってあげるっていうので、東京に行った先が、オーディション会場だったんですよ。」

加藤浩次「ああ、上手いことそうやってお母さんが連れてったんだ」

戸塚
「でもなんかもう、そこまでして母が芸能界に行かせたいんだって思ったので、そのオーディションだけは受けて」

 

東日本大震災がきっかけとなり、芸能界へ飛び込む決意

戸塚
「まあでも、何となく行ってみるかって感じで、東京に向かう4日前位に震災(東日本大震災)が起きたんですよ。

やっぱ東京に向かうことができなくなった期間が、何カ月間かありまして。
その時に、自分の地元が見たことない景色になって。

自分初めて、自分の生きる事とかを考えたんですよ。

あ、自分が今までなんか興味なかったこととか、考えてなかったこと。
なんかやるべきなんだな、ってそこで思ったんですよ」

加藤浩次「うん。飛び込んでみようって思えたってことだよね?芸能界にね」

戸塚「180度こう人生を自分で変える瞬間というか」

加藤浩次「お母さんなんて言ってる?今」

戸塚「お母さんはまあ、喜んでますね」

 

 

順調な芸能生活の始まり:仮面ライダー出演がすぐに決まる

加藤浩次「でも仮面ライダーはすぐ決まったでしょ?」

戸塚
「上京して1年。
僕もオーディション受けたときに、あのバイクの免許持ってるから、有利だと思って。
イケる!と思ってたら、変身しない役でした。」

加藤浩次「え?」

戸塚「正確に言えば、仮面ライダーに憧れている青年」(笑)

島崎和歌子「なんて?なんていう役名?」

戸塚
「あの、「しゅんぺい」っていう。トラブルメーカーというか。
なぜか僕の所に怪人が来ちゃうみたいな。「うわー!!」みたいな。」

YOU「アンタさえいなければ平和なんだ」(笑)

戸塚「俺のせいみたいな」

加藤浩次
「俺の勉強不足なんだけど。
なんか戸塚くん、仮面ライダー、ライダー上がりって聞いてたから、ずっとライダーだと思ってたの、俺。
しゅんぺいっていうポジションがあると知らなかったもん、俺らも」

戸塚
「正直、僕も仮面ライダーの作品受かった時に、そういうポジションあるんだと思って」

加藤浩次「そうだよな(笑)」

戸塚「そうなんですよ。シュンペイ!?」

島崎和歌子「でもみんなが知ってる番組のレギュラー出るってすごいことだからね。新人でね」

加藤浩次「調子乗ってた?」

戸塚「(笑)すみません。調子乗ってましたね。あのー仕事があるのがやっぱりこう当たり前じゃないけど」

加藤浩次「それが普通だと思っちゃったんだよな?」

戸塚「普通だとちょっとこう…」

 

仕事が減り、極貧時代:吉野家の牛丼代がなくピンチ!

加藤浩次「下積みが無いから。で、どうなっていった?仕事減ってったでしょ?やっぱり」

戸塚
「まあ、徐々に徐々に減っていって、あのー本当にお金ももちろんない…なくなって。
だから当時、なんかお金がないけど、やっぱりお腹が減るから、吉野家に牛丼を食べに行ったんですけど。
牛丼払うお金が無くて。お金あると思ってたら、なかったんですよ。
やっぱおかしくなってて…」

加藤浩次「無銭飲食ギリだぜ。どうしたのそのお金無いんだったら」

戸塚
「で、もう探してきます!って言って。家に行って、無くて。もう終わった!と思って。
どうにか許してもらうしかないとか、もういろんなこと考えて」

加藤浩次「もうギリギリよ、そこ」

戸塚
「で、出たタイミングで、たまたま事務所の先輩が、目の前を通りかかったんですよ。
一言目に「お金貸してください!」って言って。お金を借りて。」

 

福田雄一監督と運命の出会い:「負け顔が面白い」

加藤浩次「で、どこで変わるの?そんな状況から」

戸塚「運命の出会いというか」

加藤浩次「誰?」

戸塚
「あのー福田雄一監督が。福田さんの『アオイホノオ』というドラマに出演させていただいて。
そこで福田さんが、僕の負け顔が面白いと。
負け芝居がすごい好きだと言ってくださって。
そこから作品に呼んでいただけるようになりまして。

で、僕もその時は自分のこう武器みたいな、役者としての武器みたいなものがなかったので。

強みって何だろう?みたいなことをちょっと悩んでた時期だったので。
福田さんが「お前はそこが強いところ」だと、負け顔が。
やっぱそこを面白がってくれる人っていなかったので。

で、その福田さんが、そのWEB CMを撮ることになって。
それが吉野家のWEB CMに福田さんが僕呼んでくださって。」

※ドラマ 「アオイホノオ」(2014年)…芸大生の主人公が漫画家デビューを志す様を描いたコメディ

 

加藤浩次「めっちゃいい話じゃん」

島崎和歌子「吉野家さん恩人だね」

戸塚「ほんとにそうです」

加藤浩次「良かったじゃない」

 

趣味:バイク好きな人達とツーリング

現在の戸塚純貴さんの愛車『ハーレーダビッドソン

加藤浩次「え?それどういう仲間といってんの?」

戸塚
「もうあのーカメラマンさんだったりとか、まあお仕事でご一緒した人たちでバイク好きな方々と一緒にツーリングして」

加藤浩次「じゃあ、今は仕事の合間が出来たら、みんなでツーリング行ったりしてるのね」

戸塚「そうですね。唯一こうリフレッシュというか」

加藤浩次
「マネージャーさんからちょっと聞いたっていうのをスタッフから聞いたんですけど、なんか朝、早朝ですか?なぜか1人でキレてるって聞いたんですけど」

戸塚
「マネージャーさんにキレてるわけじゃないんですけど。
なんかその、景色。
朝が苦手で。朝早い現場がやっぱ多いので。
その時に見るちょっとこう晴れた景色とか。
なんで晴れてんだよ!みたいな。
なんかその自分のこの朝の弱さとこの気持ちのいい空のギャップが耐えられなくて…」

加藤浩次「耐えてもらえますかね?」(笑)

 

番組で紹介されたレストラン

①地元 岩手県盛岡市出身  食道園さんの盛岡冷麺 盛岡冷麺

戸塚
「あの、本当に白米の代わりに盛岡冷麺を食べるので。主食です。はい。
で、いまだに実家に帰るのは、だから母親に会いに行くっていうよりかは、もう冷麺を食べに帰るっていう」

 

②超極貧時代を助けた男飯 渋谷「とりかつ」 3種の揚げ物とりかつ、コロッケ、ハムカツ

戸塚
「これは僕が東京に上京しまして、渋谷にある寮に一人暮らしすることになりまして。その近くにあったとりかつという老舗の定食屋さんなんですね。18歳、19歳位ですね」

 

③安くてうまい人生最高の一品 バイク仲間と食べるネギラーメン ラーメンショップ

趣味のツーリングに行くときに食べる

 

タイトルとURLをコピーしました