2024年パリオリンピック。
阿部一二三さんは個人金メダル。
阿部詩さんは団体銀メダル 個人は2回戦敗退。
兄妹でW金メダルを期待されていましたが、少し残念な結果となってしまいました。
さんま
「2人。もうその前に私、お父さんにあってしまったんですよ、この間。
もう詩ちゃんに会う前になんで親父と会わなあかんねん。
そいであれやろ?一二三さんは反対したんやろ?出るの。
いやいや、引っ張りだこになるからって。
そのお父さんめちゃめちゃ面白いのよ」
阿部一二三「いやあ、さんまさん。そのまた言ったら調子乗っちゃうんで」
さんま
「あのディエゴ・マラドーナにそっくりやよな、顔。マラドーナにそっくりで。
2人の親よりも、このオッサンマラドーナに似てるな思うて。似てるやろ?」
詩「ちょと似てるかもしれない。言われてみれば」
阿部詩さん:全部一本勝ちしようとしていた?
さんま「あれ全部一本勝ちしようと思ったんか?せやろ?個人戦」
(うなずく詩さん)
さんま
「全部一本勝ちしよう思ったんやろ?素人見ててもわかるわ。
コイツ全部一本勝ちしようと思うてるわと思ってやな。
そういうことやろ、たぶん?」
阿部一二三
「投げに行ってましたね。
僕やったら、あんだけ力の差があるんだったら、もう残り時間普通にやって」
さんま
「あーいやいや。もう、君らとってるもんな、その前に」
阿部詩「そうですね、東京(五輪)では」
さんま
「だから、違う記録行きたかったんやろ?全部一本勝ちやろ?(うなずく詩さん)なあ?
この女何しとんねん言うてんやから、テレビで」(笑)
さんま「お兄ちゃんも見ててそう思った?あーアイツ一本勝ち狙いに行ってるわって」
阿部一二三
「いや、投げに行ってるなとは思いました。リードしてるのに、うわ攻めてるっていう風に思って。
うわ、だから投げられた時に、うわーと思って」
さんま「いや、その途中で「アホ!」とか」
阿部一二三「アホ!とかそんなん言えないし」(笑)
さんま「「ああ、行くな行くな、アホ!」とか」
阿部一二三
「でも、差があり過ぎたから、負ける気はしなかったんです。
たぶん詩も負ける気はしないから」
さんま
「分かる。お父さんも、ここ何年間かずっと負けてないねんやろ?2人とも。なあ?
だから、負けるって人って思わないみたい。あんだけ連勝続くと。
唖然としたって言うてはったけど。
俺は、色んなスポーツ詳しく見させていただいてるから。
「あの、アホ!一本勝ち狙うとるな」言うて。
「あ、ほら見てみ。アイツアホやで」って言ったのは事実です」
阿部詩「ありがとうございます。ほんとアホでした」
さんま
「まあでも持ってるからな。もう1ランク上の世界を狙うよな。
俺はそれが好きなの。負けても、もう1ランク上のプレーを目指すっていう。
えーあれが好きやけど。
お兄ちゃんは、「投げに行っとるな…。あのままやったらええのに」って、ちょっと金メダルとるタイプ?」
詩「はい。とるタイプですね」
一二三「いやいやいや」
さんま「タイプ的に?金メダル欲しがるタイプ?」
一二三
「僕欲しいタイプです。安パイ。
あんまりその勝負というかしないタイプですね。慎重なタイプ」
さんま
「いや、それでええで。どうぞどうぞやで。
あのーどうぞどうぞ、金が欲しけりゃどうぞってな?
俺はもう詩ちゃんの方が好きやで」
詩「あ、ありがとうございます」
さんま
「もう1ランク上の。
あのグレッグノーマンっていう昔プロゴルファーが、岩の上にボールあって。ロングホールで。
自分はこっちに出して、3打目狙おうとしてんけども。
お客さんの2オン。遠いスタンドの「ツーオン、ツーオン」っていうコールになってしもうて。岩場やのに、打ちよってん。
で、手首痛めて。
3日目やってんけど、10打差あったのを棄権して、優勝逃したんや。
そのファンの「2オン、2オン」っていう声で。
ほんでインタビューでね。
「俺は親父から攻める事しか教えてもらってない」って。
うちの親は逃げる事しか教えてもらってない。
俺はだからこっち(一二三さん)タイプ。
(お兄ちゃんは)さんまタイプ。
君(詩さん)はグレッグノーマンタイプ(笑)」
試合後詩さんが心配で…
さんま「この時に重み感じるの?バッと首にかかった時?」
一二三
「感じますね。一番。
いろんな思いがこみ上げてくるのが、たぶん一発目(メダル)かけられたときが、色んな感情がすごいグワーッて」
さんま「ほんでお兄ちゃんにそれ見してもらわないの?控室で」
詩「はい」
一二三「しゃべってないですもん」
さんま「喋れなかったんだ?」
一二三
「しゃべれなかったっすね、もう。
試合終わって、一言交わしたくらいか?頑張ったねって言ったくらい」
さんま「がんばったねも兄からして失礼やもんな?」
一二三「まあ、だからなんて言葉を…ね?やっぱ」
さんま「そうやねん。なんて言葉をかけてええか」
一二三
「詩が負けて、まあ家族で会ったのが両親だったり、お兄ちゃんかな?
だから僕は控室にいるんですけど、姿が無いから、大丈夫かな?って。
試合しながらも、僕。
だから、コーチとかにも、試合勝って、一言目。
「妹大丈夫ですかね?」って言ってたらしいです。覚えてないんですけど。
で、俺なんでこんなに心配してるんやろ?みたいな」
さんま「もう妹のことのほうが心配やったんや?」
一二三「いや、なんかもう大丈夫かな?みたいな」
さんま
「また、兄妹揃って金っていうののプレッシャーもあったし。あーあれも勝手なプレッシャーやよな?」
一二三「まあそうですね、確かに」
さんま
「ほんでいちいちいちいち、ごちゃごちゃごちゃごちゃ、ネット社会はなあ?ごちゃごちゃごちゃごちゃ」
一二三「基本兄妹っていうね、まあセットみたいな」
阿部一二三「限界を超えた4連覇を目指したい」
さんま
「でもまあ、将来もまあロス(五輪)が次あってっていうのは目指せんねんもんな?2人は」
一二三
「はい。目指せます。僕4個取りに行こうとしてる。4連覇したいなって」
さんま「今、2?」
一二三
「今2です。柔道が3が限界なんで。だからその限界を超えたいっていうので」
テニス ジョコビッチ選手は本物だった
さんま「あ、自分でどういう感じなの?世界の頂点っていうのは」
一二三
「いやー、あんま実感ない。選手村にいたら正直そんなにないですね。みんなすごいし。
だから、やっぱりすごいなって思ったのは、本物の世界の頂点?自分もそうなんですけど、あのジョコビッチ」
さんま
「自分でようそんなこと言うな?な?ようそんなこと言うな?な?認めるよ。頂点や頂点や」(笑)
一二三
「ジョコビッチ選手が、まあ選手村でテニスがオリンピックで金メダル獲った後に来てたんですよ。
セルビア?セルビアの選手で、セルビアの棟にすごい人だかりができてて。で、僕も歩いてて誰がいるんだろうな?ってパッて見たらジョコビッチ選手で。
うわー、本物…まあ、僕も本物なんですけど」(笑)
さんま「お前金剥奪!もう調子に乗り過ぎてる」(笑)