キムスヒョン
(日本語で)「初めまして。韓国のキムスヒョンです。どうぞよろしくお願いします」
徹子「これまで幅広い役を演じ、出演作は軒並み大ヒット。高い演技力が評価され、数々の賞を受賞されています。
最新作のドラマ「涙の女王」は、爆発的にヒット。
「愛の不時着」の視聴率を超え、いま世界的に注目されている韓流スターです。」
スヒョン「ありがとうございます」
徹子「今回この番組に来てくださったのは、どういう理由なんですか?」
スヒョン「この度、涙の女王という素晴らしい作品に巡り合いまして、徹子の部屋という素晴らしい番組に出演する機会を得ることができたという事で、頑張って急いでまいりました。
徹子「涙の女王拝見しました。でも、ヒットするというのはおわかりでしたか?」
スヒョン「もちろん最初からこの作品が大ヒットするだろうなということは、分かっていなかったんですけれども、でもこの作品というのは、ラブストーリーであり、また家族のストーリーであり、また夫婦のストーリーなので、多くの皆さんに共感していただけるなあとは思いました」
キム・スヒョンさんプロフィール
1988年2月16日生まれ(放送日現在36歳)
韓国・ソウル特別市出身
身長180㎝
2007年芸能界デビュー
2012年に出演した時代劇ドラマ『太陽を抱く月』で仮想の王イ・フォンを演じた。ドラマは40%を超える大ヒットとなった。
その他ドラマ『星から来たあなた』
泣きの天才
徹子「あの、泣きの天才って言われてらっしゃるんですって?」
スヒョン
「ハハハハハ。そうですね。ドラマの中で、そういう感情演技をすることが多かったようです」
徹子「でもどうしたらあんな風に涙出ます?」
スヒョン
「他の俳優さんがどのようにしてらっしゃるのかは分からないんですけれども、僕は感情演技をする時というのは、涙が主人公なのではなくて、僕自身が持っている悲しみですとか痛みですとか嬉しさ。
そういったものを表現するという事に集中しています。
涙を流さなくても、その感情を伝えることもたくさんありますし、僕は個人的にそういった感情演技が好きです。」
徹子「すごいですね。現在世界6都市を回るツアー真っ最中だそうですけど、あなたが今度いらしたので、日本でファンクラブ会員数が5倍になったそうです。すごいですね」
スヒョンさんは先月の横浜公演で、近藤真彦さんのギンギラギンにさりげなくを歌いました。
徹子「ギンギラギンはね。あれをヒットさせた歌手は私仲が良い友達なの。
だからとっても嬉しいです。あなたが歌ってくださったの」
スヒョン
「近藤真彦さん?
不思議です。あのこの曲なんですけれども、とても有名な曲でもありますし。
実はこの曲は僕の母親が勧めてくれたんです。」
徹子「ところで話変わるんですけど、好きな食べ物は何ですか?」
スヒョン
「僕は日本の食べ物の中で、好きでない食べ物というのは特にないんですけれども。
今回は焼肉とうな丼を食べまして、また今日はとんかつを食べる。
そういった予定になっています」
徹子「どこのとんかつが好きってあります?」
スヒョン
「あの、とんかつの魅力というのは、どのお店とか関係なく美味しいと思うんですけれども。
韓国ではこのような言葉もあります。
「衣を着せると靴でも美味しい」というそういった言葉もあるんですね。
なので、揚げるとどんなものでも美味しくないものは無いと思います。
全て美味しいと思います。
特にこの素晴らしい材料を揚げるわけですから、やっぱり当然美味しいという風に思います。」
幼少期「内向的な子供だった」
内向的で夢もない幼少期
徹子「キムスヒョンさんは小さい時はどんな子供でしたか?」
スヒョン
「友達の間ではいたずらしたりですとかふざけたりするのが好きだったんですけれども、徐々に内気…内向的に変わっていきました。
ちょっと内向的なそんな子供でした。」
徹子 「何か夢はありました?」
スヒョン
「僕もそうですし、母親もそうだったんですけれども、それがいつも心配でした。
学校で将来の夢は何ですか?それを書きなさいと言う風に言われたりとかしますと、友人は医者ですとか大統領ですとか、そのようなことを書くんですけれども、僕はいつもその部分を書くのが本当に大変で、どうすればいいのか良くわかりませんでした。」
母の勧めで演劇を始める
徹子「俳優になりたいという夢はありませんでした?」
スヒョン
「こう内気な子供として育っていたので、母親の勧めで演技でも習ってみたらということで、それで演技を始めました」
徹子「演技をしていて、それは面白いと思いました?」
スヒョン
「一番最初はですね。
台本を人前で読むときというのは、本当に手がブルブル震えて、もう台詞を読むのも大変だった。
そういったところから始まったんですけれども、それが少しずつ少しずつ良くなっていって、体の震えまた緊張もしなくなった。
そういった過程を経て、ある時小さな公演、演劇を行ったんですね。
本当に小さな公演で、観客は家族ですとか友人ですとか知人だけが集まっているそういった小さな公演だったんですけれども。
講演が終わってカーテンコールをして、その時に挨拶をしたときに、その時の拍手の音を聞いたら、耳元で聞こえるその拍手の音から喜びを感じました。」
徹子「あなたの昔からのお友達は、あなたが俳優になるなんて思っていましたか?」
スヒョン
「おそらくその時の友人が、今の僕だって言う事を気づいてない方もいらっしゃるんじゃないのかなという風に思います」
趣味は自転車・登山・ゴルフ
徹子「スヒョンさんはとっても活動的な方で、自転車お好きなんですって?」
スヒョン
「日頃から休みの時には、自転車に乗るようにしています。
自転車も好きですし、登山も好きですし、最近はゴルフもします。
山登りを始めてそんなに長くは経っていないんですけれども、でも山登りをすると、心の中が整理されるようなそんな感じといいますか、なんか精神がまとまると言いましょうか、解決できなかったそういった悩みが解決されるような、そんな気持ちになります」
1人で北海道旅行 いでたちは怪しい人!?
徹子 「でも北海道を1人で旅したこともあるっていう風に伺ってますけれど」
スヒョン「2016年頃に、僕1人で北海道12日間旅行しました。」
徹子「どこら辺にいったんですかね、北海道の?」
スヒョン
「北海道はこのような形をしてるんですけれども、12日間かけて北海道をこのような形で回りました(北海道の外側をくるりと1周)」
徹子「みんな親切でしたか?」
スヒョン
「実は僕その時のいでたちというのが、黒づくめだったんですね。
黒い帽子に黒いマスクに黒いジャケットに黒いカバンを持っていましたので。
余り混雑してないそういったところに行ったんですけれども、でも怪しい人が現れたので、皆さんが恐れているような、そんな感じでした。
この場を借りまして、驚かせてしまって本当にすみませんでした」
徹子「でも、北海道のたびで3㎏太ったんですって?」
スヒョン「旅をしていた最初の頃というのは、コンビニで食事をしたりですとか、あまり大きくないようなラーメン屋さんで食事をしたりとかしていたんですけれども。
でも1人で旅をしていても、時間が経つにつれて、勇気が出てきたんですね。
それで最後の方は、1人でホテルに行って、コース料理を食べました。」
徹子「いかがでしたか?」
スヒョン「すべて本当に美味しかったです。あ、そこも揚げ物がたくさん出ていました」
最後に…今後の予定、メッセージ
徹子
「ファンの皆さんは心待ちにしてると思いますけれど、次の予定は何か決まってますか?」
スヒョン
「はい。次の作品は来たる8月から撮影に入ると聞いています。ノックオフという作品です」
徹子
「でも普段仕事しないで、ぶらぶらしたいと思いませんか?」
スヒョン
「(日本語で)ぶらぶら好きです。
ぶらぶらするのは好きなんですけれども、今は時期的にぶらぶらできない。
そういった時期のようです」
徹子
「今日日本のテレビにお出になってみて、感想はありますか?」
スヒョン
「僕はトークショー苦手な方でして、緊張していました。
ですけれども、僕が登場した時から徹子さんが本当に温かい眼差しで見つめてくださって。
そのおかげで、無事に僕の話をすることが出来ました。」
徹子「それはよかったです。せっかくですから、日本のファンの皆さんにメッセージあります?」
スヒョン「この度は涙の女王という作品に対して、たくさんの愛情・声援を送ってくださいまして心より感謝申し上げます。
今後素敵な作品・素敵な演技で皆さんのご恩に報いていきたいと思いますので、見守っていてください。
ありがとうございました」