【徹子の部屋】浜辺美波 (2024年7月24日放送)

テレビ徹子の部屋 俳優(女性)

浜辺美波さんの幼少期「引っ込み思案で泣き虫だった」

徹子 「石川県で育った23歳。小さい頃はどんな子供でした?」

浜辺美波
「この芸能界のお仕事始めるまでは、本当に引っ込み思案で、泣き虫だったと思います。
このお仕事を始めてから、少しずつ性格が前向きになって、明るくなってきたかなぁと。

あ、写真が(当時6歳の写真)。
この写真はなんだかちょっと元気そうですけど、あんまりお友達と遊んだりとかするのが得意な子ではなかったと思います」

徹子 「じゃあ、芸能界には子供の頃から憧れはあったんですか?」

浜辺美波
「いや、実はですね。
そういう女優さんになりたい、アイドルさんになりたいと思ったことはなくてですね。
歯医者さんになりたいとかサーカスの人になりたいという夢を持っているような子でして。
母が、ちょっと試しに応募してみようと言ってくれて、この入ったオーディションに応募したんですけれども、それまでは全くでしたね。

祖母がお手玉を教えてくれて、お手玉が得意だったので、私はサーカスの才能があるんじゃないかと思ってました。
楽しそうだし、なんかいいじゃないかと思って、一時期はサーカスの人か歯医者さんで迷ってました。

歯医者さんは昔虫歯が多くてですね。
バナナとかを食べながら寝ちゃって、虫歯がすごく多かったので、歯医者さんにすごく良く通ってて。
そこから恩返しをしたいなって、歯医者さんも憧れてました」

家族について

とてもやさしい母

徹子「ああ、そう。お母様はどんな方?」

浜辺美波
母はですね。ほんと優しくて。はい。
芸能のお仕事を始めてからも、とっても1番応援してくれた人だったなと思います。
体形管理のためにご飯も全部変えてくれましたし。
送り迎えも全部してくれたし。
本当に感謝していて、ああいう優しいお母さんに憧れています」

 

愛のある父

徹子
「いいわね。そういうお母様だとね。なんて素敵なんでしょうね。
じゃあ、ついでにお父様はどういう方?」

浜辺美波
「お父さんはですね。小さい頃は凄いひょうきんなお父さんだなと思って。
愉快で、面白い、ユーモアあふれるお父さんだったんですけど。
年々ちょっと厳しくなってきまして。
あれは何なんでしょうね?弟にばっかり甘くて。
私にはなんか厳しく教えてくれるような、今は導いてくれる存在でして。
なんかすごくコミュニケーションを、頻繁に連絡をとるタイプではないんですけど、口下手で。
でも、たまにくれる一言がすごく嬉しかったりするような、とても愛のあるお父さんです」

 

7つ年下のかわいい弟

徹子「あら、いいじゃありません。ねぇ。あと弟さん?」

浜辺美波
「弟はですね。7つ離れていて
なんですけど。The弟という。本当にかわいいですね。
合う頻度が少ないので、なんか見るたび見るたび、すごい大きくなっていって。もう今身長すごい高いんですけど。
でも、やっぱりずっと可愛い。私の中では赤ちゃんのような弟です。
やっぱり男の子なので。嫌われないようにしたいと思います」

徹子「じゃあ、よろしくおっしゃって。弟さんにも」

浜辺美波
「えーやだ。見てるかな?恥ずかしい。弟に送ったことないな。
「弟よ。大学受験控えていると思うので。頑張れ!お姉ちゃんも頑張る」。
やだ、恥ずかしい。
もうなんか年に1,2回しか会わないから。
会うとちょっとまだ気恥ずかしくて(笑)」

祖母の口癖「丁寧な仕事をしなさい」

徹子「おばあさまの口癖は「丁寧な仕事をしなさい」ってことだったんですって?」

浜辺美波
「はい。小さい頃、折り紙で遊んだりするじゃないですか?
折り鶴折ってたり。
その折り方がちょっとズレてたり、雑に折ってしまうと「はい、最初からやり直して」っていうくらい、すごく厳しくて。
その時に毎回、「丁寧な仕事をしなさい。丁寧な仕事をしなさい」っていう風に教えてくれて。今でも本当にその言葉がお仕事する上での基盤になっていると思います。
上手にできる出来ないじゃなくて、まずは丁寧にすることが大事なんだという事を学びました」

 

小学4年生「東宝シンデレラオーディション」が芸能界へのきっかけ

徹子
小学校4年生の時に東宝シンデレラオーディション(2011)でニュージェネレーション賞を受賞なさって芸能界に」

浜辺美波
「(この賞)私の代しかないんですよ。
その後廃止…私の代で生まれて、私の代でなくなってしまった賞なので」

徹子
「過去のグランプリには沢口靖子さんとか長澤まさみさんなどがいらっしゃるそうですけど」

浜辺美波
「はい、そうですね。小学校4年生の後半に頂いたので、そこから芸能界に入りまして」

徹子「応募のきっかけは何かありました?」

浜辺美波
「えっとですね。母が新聞で見つけまして
で、母はその時、当時なんですけど、とっても可愛いっていう風に思っていて。
そこでその受かりはしないだろうけど、何次審査まで行くのか試してみたいと思ったらしく、一緒に応募しました」

徹子「その時なんかハプニングがあったんですって?どんな?」

浜辺美波
「恥ずかしいんですけど、スピーチの後に戻る時に、履きなれないパンプスだったので、シンデレラのように靴が脱げてしまって。1番の場所で」

※当時のオーディションでのスピーチ
10歳当時の浜辺美波さん
「エントリーナンバー9番。浜辺美波。10歳です。石川県から来ました。
私の将来の夢は、明るくて元気な女優さんになることです。
趣味は本を読むことと裁縫をすることです。
今読んでいる本は、ハリーポッターです。
私はここまで来れて、本当にうれしくて信じられません。
よろしくお願いします」

上手くできなくて辞めたいと思うことも…

徹子「でも芸能界お入りになっていかがでしたか?どうでした?」

浜辺美波
「えーっとですね。
そのオーディションの時に受かって事務所に入った子達が何人かいたんですけど。
1番最年少で、同じレッスン受けても1番何にも出来なかったんですよね。
今思えば年齢的にも低くて当然なんですけど、それがすっごく悔しくて。
自分はなんて向いてないんだろうと思って
毎日落ち込んでいたと思います」

徹子「レッスンは東京でやってらしたの?」

浜辺美波
「はい。石川から週1回のペースで通ってました
北陸新幹線が通るまでは、飛行機で通ってて。
その送り迎えも両親がしてくれて、毎週通ってました」

徹子「辞めたいって思ったことはなかった?」

浜辺美波
「ありましたね。
あの、辞めたいってちょくちょく思っていたんですけど、「辞めたいです」っていう勇気がなくて
で、それでなんか続けてきて。
続けていたら、なんかだんだん成長して、お仕事もいただけるようになって。
「ああ、あそこで辞めたいって言わなくて良かったな」って思いました

徹子「良かったわね」

浜辺美波
「ほんとに。ああ、よかったなぁって思います。今になって

 

中学生時代はキャパオーバーに オーディションも毎回落ちる日々

徹子
「あの、中学生の時はとてつもない反抗期に突入したんですって?何があったんですか?」

浜辺美波
「いや、お仕事と学校
学校受験してたんですけど、そのついていけないとか、宿題をやってないとか。
そこでキャパオーバーになってしまって。
「学校に行きたくない~」って朝からケンカしたり、お母さんと。
もう、迷惑かけたなって思ってます。恥ずかしい」

徹子
「でも中学生は俳優として、1番難しい時期じゃないですかね?
子役でもないし、大人でもないし」

浜辺美波
「そうなんです。もうオーディションに落ちる落ちる(笑)。
もうオーディション落ちに行ってるのかなぁ?と思うくらい毎回落ちて
帰り道に「ああ、落ちてるなぁ、また」と思ってました(笑)」

 

「顔に特徴がない」を強みに

徹子「それから、なんか「顔に特徴がない」って言われたんですって?」

浜辺美波
「そうです。今でもですけど、顔にあまり特徴が無くて
普通にもうお化粧とって街歩いてても、誰にも気づかれないんですよ。

それぐらい、今でも顔に特徴が無いんですけど、当時も顔に特徴がないし。
でもなんだか幸薄気だから、病人とかそういう役が多かったですね。

でもそこからなんか言われたのが、メイクだったり髪型で全然別に見えるから。それは強みだからって言ってもらって。
考えがすごくガラッと変わって。強みとして…」

徹子「すごいガラッと変わったの?」

浜辺美波
「変わりました。だから、ちょっと余命宣告されてる役から、もう髪型をガラッと変えたらギャンブラーの役ができてとか」

徹子「そう?」

浜辺美波
「そうなんです。もうそれは強みとして受け入れていこうと思って。
今でも顔が覚えられないって言われるんですけど、もうそれも気にしなくなりました」

 

日々の癒しは…犬と徹子さんのYouTube

2匹の愛犬が癒し

徹子「ところで今一番の癒しは、二匹の愛犬ですって?」

浜辺美波
「はい。ワンちゃんを2匹飼ってまして、癒されてます。
ポメラニアンとトイプードルのハーフなんです。
名前は白い方がぽぷ。黒い方が、コペルニクスコッペパンという本名があるんですけど、通称こぺです。
でもあの、由来は音ですね。可愛い名前がいいなと思って。
破裂音て、可愛いじゃないですか。ぱぴぷぺぽ。
なんで、可愛いから、ぽぷとこぺにしました」

徹子「地方にいる時はどうしてるの?そういう時は」

浜辺美波
「はい。えっと、関東近郊であったり、山梨とか静岡とかだったら、日帰りで必ずお家に帰るようにはしていて。
あのー、泊りはしないように。絶対に帰って、触って、遊んで、時間は作るようにしています」

YouTubeでモッパンを見る

徹子
「YouTubeでモッパン(食事している場面を収めた動画のこと)を見るのも好きだそうですけど」

浜辺美波
「そうですね。だから、徹子さんのビビビッも見てます。徹子さんのYouTubeチャンネル。ビビビッ。結構食べてらっしゃる姿のものが多いので」

徹子「そうそう。みんながすごい食べさす」

浜辺美波
「(笑)でもすっごく見ちゃいます。楽しいですね、あれ。
なんか今回見たいなと思ったから、実は今回お差し入れをお渡ししたんですけど。食べてるところを見て、すごく元気をいただいたので。
もしお返しできたらと思って選ばせていただいた」

(エンディングテーマの音楽が流れる♪)

徹子「おばあ様によろしくお伝えください」

浜辺美波「あー、楽しかったです。本当に」

徹子「ね?こんな早く終わっちゃうと思わなかったわ」

浜辺美波「あっという間でした。ありがとうございました」

徹子「ビビビッ」

浜辺美波「ビビビッ」

(2人笑う)

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