鶴瓶「俺はでもあんまりね。お会いすることがなかったんでね」
仲間由紀恵
「はい、そうですね。一度渋谷の方に来ていただいてお会いさせていただいてっていうのはありましたね。
(2019年)常盤(貴子)さんの(出演)回の取材で」
常盤貴子さんとの関係
夫同士が仲良くてプライベートで出会った2人
鶴瓶
「だから、常盤貴子と仲間由紀恵がここまで仲いいっていうのは…。
だから仲間さん、分かりますよ。もうこんな人やいうのが」
仲間由紀恵「分かります?」
鶴瓶「分かる分かる。常盤貴子はなんで仲良うなったんですか?常盤貴子とは」
仲間由紀恵
「なんで仲良くなったんだろう?
常盤さんは、お芝居やお仕事を一緒にしたことってないんですよね。
プライベートで。そう。
あの…常盤さんの旦那さんとまあウチの旦那さんが仲良く…仕事をしていて。
その流れで、一緒に食事をする…家族で食事をするっていう機会が何度かあって。仲良くしてもらって」
※仲間由紀恵さんの夫は、俳優の田中哲司さん。
常盤貴子さんの夫は、劇作家・演出家・俳優の長塚圭史さん。
藤ヶ谷太輔「そっかだから、初対面がプライベートみたいなことじゃないですか」
仲間由紀恵「そうそう。そうなんですよ」
藤ヶ谷太輔
「それってなんかどういった気持ちなんですか?なんか仕事で共演の緊張と」
仲間由紀恵「いや、すっごい緊張しますよね。先輩ですからね」
鶴瓶「だけど、常盤貴子は人を緊張させないですよね」
仲間由紀恵「そうですね。柔らかいですし、すぐにスッと入ってきてくれるので」
常盤さんの新婚旅行に一緒に…初日は3人一緒の部屋で宿泊
鶴瓶
「そっちも(仲間さんも)そうやん。今回聞いてたら、すっごい面白かったわ(笑)
そんな人なんかなという。
いや、常盤さんが新婚旅行の時に、ねえ?新婚旅行行ったね?海外でしたよね?」
藤ヶ谷太輔「常盤さんは新婚旅行で海外に行かれた、はい」
鶴瓶
「で、電話で喋ってたら、私そこ(スケジュール)空いてます言うて、一緒についてきてん(笑)」
仲間由紀恵
「いや、なんかだから、なんかほら、人の新婚旅行に勝手についてったみたいな感じになっちゃったんですけど。…ついてったんですけど」(笑)
藤ヶ谷太輔
「ちょちょちょ。いや、例えば常盤さんから、「あの新婚旅行だけど、ぜひ来てよ」だったら。とはまた別なんですか?」
仲間由紀恵
「たぶんですよ。今思うと、新婚旅行だということを認識していなくて。
もともと、常盤さんは旅行が若い頃から好き。1人でも色んなところに行く。
で、その流れで…流れで旦那さんと旅行に行くっていう話だったんじゃないかなと思うんですけど(笑)
そこに、そこで、「あぁ、そこ空いてます」って」
鶴瓶
「せやけど、まあ言うたらホテルもあるし。色々いるじゃないですか。
行ったら、ホテルはなかったんでしょ?」
仲間由紀恵
「ホテルなかったんですよ(笑)
いやいや、あの常盤さんが、あの「じゃあとるよ」って言ってくれて。
おまかせしちゃったんですよ。
で、そしたら、同じホテルにもう一つ部屋が、その日だけ空いていなくて。
えっと一泊目は3人で同じ部屋に泊まるということになってしまったんですね。(笑)」
藤ヶ谷太輔「新婚旅行で?もう一度確認ですけど、これ新婚旅行ですよね?」
仲間由紀恵「そうでした。新婚旅行でした。どちらかというと新婚旅行、はい」
鶴瓶「ちゃんと言うてくださいよ」
仲間由紀恵「あのーそうですね。新婚旅行について行って、3人で1泊泊まりました」(笑)
鶴瓶「で、どういう寝方したんですか?」
仲間由紀恵
「えっとまあ、寝室があって、おっきなベッドがあって。
えっと…あと、ベランダというかなんて言うんだろう…中庭みたいなのが付いてるお部屋で。そこにデイベッド…お昼寝用のベッドがあって。
だから、私と常盤さんがまあベッドに寝ますよね。(笑)
そうすると、旦那さんは…長塚(圭史)さんの方は、デイベッドに寝ますよね」(笑)
鶴瓶「で、2人で笑いながら、「あそこ寒いよね」とか言って(笑)」
仲間由紀恵
「そうそうそうそう。すっごい寒い。寒かったと思うんですよ。
案の定、翌日ちょっと風邪気味で」
鶴瓶「誰のせいや」(笑)
仲間由紀恵「本当にその節は申し訳ありません」
鶴瓶「日本を代表する演出家やで」
藤ヶ谷太輔「面白いな~」
鶴瓶
「いやだから、躊躇があるじゃないですか。ちょっとそれじゃあもう、こんかいはちょっとやめとくわみたいな」
仲間由紀恵「いやでも、空いてたので、そこが」
鶴瓶「誰が?」
仲間由紀恵
「私のスケジュールが空いてたんですよ。それは行きますよね?(笑)行かないですか?」
藤ヶ谷太輔「それ気づいたのはいつなんですか?あ、これ新婚旅行じゃない?っていう」
仲間由紀恵「いやだから、何年も後ですよね」
鶴瓶
「アハハ(笑)何年も後。だから、それの表現としては、(仲間さんは)おおらかやから、(常盤さんが)「やっぱ島の子やな~あの子は~」言うて」(笑)
藤ヶ谷太輔「島の子でもなんか気づきそうじゃないですか?そんなことないですか?」
仲間由紀恵「島の子なんですよ~」
藤ヶ谷太輔「それはその一言でまとまる感じなんですか?島の子だな~って」
鶴瓶「いや、それはたぶんそうやと思う。大らかやねんて、そんな」
面白く、天真爛漫で元気な常盤さん
鶴瓶「だから、この2人はね、ホントにお似合いというか。あのー(雑誌)「きものSalon」やったかな?表紙」
仲間由紀恵
「ああ、あの着物のね。ああ、そうそう。ここで初めて(常盤さんと一緒に)仕事らしい仕事したのは、これが初めてです。
もう、メチャクチャ笑いましたよ、この時も」
鶴瓶「分かるわ~」
仲間由紀恵「分かる?分かります?」
鶴瓶「分かる。オモロイ人やからな、この人」
仲間由紀恵
「おもしろいんですよ、もう。ホント天真爛漫な方ですよね。元気で。(藤ヶ谷さんは)お会いしたことないですか?」
藤ヶ谷太輔「ないです」
仲間由紀恵「ああ、もうホント楽しいと思いますよ。合うと思います」
家族・親友
5人きょうだいの末っ子
藤ヶ谷太輔「例えばそのご家族とかも結構そういう方なんですか?ふわ~っと」
仲間由紀恵「まあ、家族も…」
鶴瓶「何人兄弟やったっけ?何人兄弟の末っ子やったかな」
仲間由紀恵「私、5人きょうだいの末っ子です」
鶴瓶「で、お兄さんが3人で、で、お姉さんが1人で、一番末っ子なの」
仲間由紀恵「詳しい。そうなんです。末っ子です」
鶴瓶「末っ子に見えへんけど。今聞いたら、もう末っ子やけど」
藤ヶ谷太輔
「まあ確かにね。どうしても、やっぱり役のイメージとか。先生とかなんかしっかりされてるとか。そういうイメージがどうしても先行しますよね。仕切るとか。教える」
仲間由紀恵「いやいやいや、もう」
鶴瓶「なんかね。俺としてはやで。もう琉球王朝のあの格好が一番似合う人やと思うやんか」
仲間由紀恵「もう、全然です」
鶴瓶「全然ちゃうかった」
仲間由紀恵「ぜんぜんですよ、もう」
藤ヶ谷太輔
「僕あの今回取材で、子供の頃の写真とか見せていただいたんですよ。
なんかメチャメチャ綺麗ですね。もう出来上がってるっていうか」
(若い頃の写真が映る)
藤ヶ谷太輔「もうメチャメチャ美人じゃないですか?」
ヤンチャでアクティブな幼少期…木に登り、ポケットにセミをたくさん入れ
大親友の愛称・ヨネこと南平(なんぺい)さんに取材
仲間由紀恵
「あの、ヨネ…南平さんは私の…私高校は東京で出てるんですけど、東京の同級生。
同じ学校の同級生で、東京で出会って、一緒に10代を過ごした友達なんですけど。
えーと、(南平さんは)沖縄にずっと移住をしていまして」
鶴瓶「元々沖縄じゃないんですか?」
仲間由紀恵「じゃないです。東京の人なんですよ」
鶴瓶「だから(仲間さんと)逆やねん」
仲間由紀恵「そうです そうです。逆です」
藤ヶ谷太輔
「そう、それもあのーだから、10代の頃から、(仲間さんが)里帰りされるときに、じゃあ一緒につって、ヨネさんも一緒に(沖縄に行ってた)
一番最初は、17(歳)か18(歳)の時に、おばあちゃまのお誕生日かなんかがあるから一緒にお祝いで行こうっていって。
もう分からず行って。そしたらもうやっぱ沖縄なんで、300人ぐらいの集まり。
それが、1回目だったって言ってました」
仲間由紀恵
「宮古島かなんかに。一緒に島に行ったのかな?と思うんですけど。
お祝いにね、確かに一緒に行きましたよ」
鶴瓶「ほんなら逆に、ヨネはそこにハマってしもうて…」
仲間由紀恵「そう。ハマって」
藤ヶ谷太輔「そう、ご家族も「もうあなたは家族よ」っていう」
仲間由紀恵「そうそうそう」
藤ヶ谷太輔
「そういってくださったから、結構頻繁に沖縄行ったら、もうハマっちゃったみたいで。
もうヨネが、「私沖縄の魅力分かったから、私もう住む!」って。
そしたら、住むってなったらまず、仲間さんのお母様が「あのーなんで沖縄に住むの?」と。(笑)
そう。「もうね、由紀の近くに住みなさい」と。
なんかすごい反対されたらしいんですよ。
で、空港についた、沖縄の。
そしたらなんか仲間さんのお兄さんが空港にいてくださって。
で、沖縄で(仲間さんの)お兄さんとヨネさんが会ったら、お兄さんが「なんで沖縄に来たの?」って。(笑)
みんなに言われてる。「由紀のそばにいてあげないの?」って。「ホントに住むの?」って(笑)」
藤ヶ谷太輔
「今回ヨネさんとその取材して。
あのーまあお兄さんとかその親友の方に色々聞いたら。
とにかくもう、ヤンチャな子だったと。
すごいアクティブで。セミ取ったり、高いとこ登ったりとか」
鶴瓶「崖から飛び降りて。セーラー服で崖から飛び降りたとかそんなん」
仲間由紀恵
「あの、崖じゃないですけど、海ですよね。テトラポットから海に(笑)
だって、兄とばっかり遊んでたんですよ。
でもう、アクティブだし。学校終わっても、また学校に行って。
ガジュマルの木に登ってセミ取ったり。
取ってはポケットに入れ。取ってはポケットに入れ。
パンパンですよ、セミで(笑)」
鶴瓶「生きてるセミやろ?みんな」
仲間由紀恵「そうです そうです。生きてるセミをポケットに入れて…」
鶴瓶「ミィーン!! ミーン!!言うやん」
仲間由紀恵「そうそう。うるさいんですよ」(笑)
鶴瓶「そんなイメージ無いやん。それいくつぐらいの時やの?」
仲間由紀恵「いくつかなぁ。もう小学生とかだと思いますけど。小学生高学年とか」
鶴瓶「ほんまにイメージちゃうよな?」
仲間由紀恵「恥ずかしいな。すいません」
夫・俳優 田中哲司さん
ボソボソ喋り、よく聞こえない
鶴瓶「え、常盤さんはちょいちょい沖縄遊びに来るわけ?」
仲間由紀恵「あんまり私と沖縄で一緒に遊んだことはないですけど」
鶴瓶「常盤さんの旦那がいてるよね?」
仲間由紀恵「ええ、長塚圭史さん」
鶴瓶「そっちの(旦那の)田中(哲司)さんとは仲いいの?」
仲間由紀恵「仲いいですね」
鶴瓶「田中(哲司)いう男は、またオモロイ男やね」
仲間由紀恵「え?面白いですか?」
鶴瓶「見てたら、割とオモロイと思いますよ、あの人」
仲間由紀恵
「なんか…ね。色んな役をね、やってきてるので。
もうホントにヤクザみたいな役もやるし。
ちょっと気がおかしいみたいな役もやるし」(笑)
藤ヶ谷太輔
「だから普段の田中(哲司)さんがどうかはあまり考えるというよりは、やっぱり怖い方なのかなとか。厳しいとかそういう…」
仲間由紀恵
「あ~…いや、全く。全くですね。
なんか、ボソボソとしゃべるんですよ。聞こえなくてですね。(笑)
ボソボソ喋るから…もうあと、ちょっと滑舌もあんまり普段はよくないんですよね。(笑)普段。
だから、何喋って…何言ってるんだろうって思う…」
鶴瓶「やめたれ!そんなこと」(笑)
藤ヶ谷太輔
「パワーワードですね。俳優さんなのに、滑舌悪くて聞こえない(笑)何喋ってるんだろう(笑)」
仲間由紀恵「そうなんですよ。だから、仕事の時は一生懸命やってるんだなと思います」(笑)
双子の母
赤ちゃんの時は眠れず
鶴瓶
「いや、でも、子どもが学校へ入る時。それはようアイツはやってたでって言うてた人おったよ。小林さん。薫さん」
(小林薫さんの写真が映る)
仲間由紀恵「あっ、あっ、え!?小林薫さん。え、ありがとうございます」
鶴瓶「(仲間さんのお子さんは)双子さんでしょ?」
仲間由紀恵「双子です」
鶴瓶
「だから、それを小林さんがずっと言うねんけど。「双子は大変よ」。
それは分かってるって。大変やったろ?双子は」
仲間由紀恵
「いや、大変でした、でも。あの、本当にミルクを飲んでる時期は、ほんっとに大変でね。眠れなくて。
で、大体子供って3時間おきにミルクをあげましょうなんですけど。
ミルクなんてそんなすぐ飲まないので、赤ちゃんの頃なんて。
1人を30~40分かけてミルクを飲ませて。
で、もう1人。抱っこして30~40分かけてミルクを飲まして。
えーと、そういう物洗って、次の飲ませるミルクのタイミングに合わせて食器を洗ったりなんかして、準備して、セットして、ふーっってなったら、もう3時間経つので。
また飲むんだ!っていうので、またずーっと飲ませて(笑)。
もう1回飲ませてっていう繰り返しでしたね」