ゲスト
芸人
ガンバレルーヤ よしこ まひる
アルコ&ピース 平子 酒井
月の半分以上は海外ロケ(ガンバレルーヤ)
オードリー若林
「海外ロケはもうね。スケジュール感はさ、分かんないんだけどさ。
まあまあ、イッテQとかって月でいうとどれくらいの感じになるの?」
よしこ
「月の半分以上はもう海外ロケ。以上。
なので、ここがもうトランジットみたいなもんなんですよ」(笑)
オードリー春日「次の海外ロケの?乗り換えなの?ここ」
オードリー若林
「あちこちオードリー、トランジットして。
あ、じゃあちょっと、成田とか行った方が良かったね。このセットとか持ってね。
オンエア1本分とかさ、撮るのに何日位かかるもんか聞いていい?」
まひる「1週間行って、25分のVTRです」
オードリー若林
「朝から晩まで回すもんね?急に夜になってたりするもんね、イッテQってね」
よしこ「そうです。そうなんですよ」
まひる「もう3日間全部移動だけの日とかも」
オードリー若林「え⁉どっからどこまで?アフリカとかあっちの方とか?」
まひる「とか、モンゴルの中だけでも。車移動が多いので。ひろいから」
オードリー若林「寝ながら移動して。で、着いたらすぐ回して」
よしこ「回して」
オードリー若林
「飛行機の移動とかさ、慣れてきたりすんの?移動しながら寝るとか」
まひる
「でも、皆さんやっぱ移動辛いって言うんですけど、私たちはもう移動が長い方がありがたい。飛行機も6時間よりも14時間の方が。
やっぱそこでなんか考えれるというか。
着いた時の「プン」っていう音がトラウマで、今。
あ、今から始まるんだ。
大っ嫌い、あの音」
コンビ結成のきっかけ(ガンバレルーヤ)
大阪の養成所で出会い&住んでたマンションが一緒
今ではゴールデンの人気者となった2人ですが。
コンビ結成前には運命的な出会いがあったそうで…
オードリー若林「養成所で知り合ったの?」
よしこ
「はい、そうなんです。大阪の養成所に行って。
で、その時に最初に決めたマンションが一緒だったんです。
たまたまマンションが一緒で。
はい。そこで出会ったんですよ」
まひる
「エレベーターで私が便秘でうずくまってたんですよ。
そしたら、よっちゃんが入ってきて。
「大丈夫ですか?」って声かけてくれて。
で、その後私の部屋にきんぴらごぼうを作って持ってきてくれて」
アルコ&ピース平子「食物繊維豊富だから」
オードリー春日「便秘だからね」
オードリー若林
「今の時代の話じゃないんだもん。昭和初期のさ。(笑)
で、この2人で組むしかないよね。ガンバレルーヤってすごいよね」
大阪でデビューし、5年で東京へ(ガンバレルーヤ)
「早く東京行きな。大阪向いてないよ」と言われ
若林「なんか東京のイメージあるのなんでだろうね?」
よしこ「大阪でデビューして。5年ぐらいで東京の…」
まひる
「レギュラー。『内村てらす』っていうレギュラーが決まって。
そっから上京したんですけど。
大阪いる時も、「君たち早く東京行きな」って。
「大阪向いてないよ」ってずっと言われてて」
※内村てらす(2016年~2018年放送):もっと評価されてもいいはずの実力は芸人たちにスポットライトを当て、魅力に迫るバラエティ番組
オードリー若林「え、それって、どういう意味なんだろうね。大阪じゃないよって」
まひる
「たぶん、私は地元が鳥取県で、よっちゃんも愛知県で。関西じゃないですし。
なんか漫才とかもできないし。ほんとキャラ1本でやってたので」(笑)
オードリー若林
「大阪で?ああ、そういうのがあるんだ。
え、愛知だとさ、どっち行くか悩まない?」
よしこ
「新喜劇をずっと土曜日観てたので。大阪っていうイメージがあったんですよ、やっぱり。
それで大阪に行って。
ちょっとやっぱ最初は関西弁とかも憧れてたので、こうツッコミもやりたかったから。こうツッコんだりとかしてたんですよ。
でもそれがやっぱ、バレるじゃないですか、向こうって。
すごい捕まえるから。そういう人」
オードリー若林
「気になっちゃうんだろうね。イントネーションとか。言われた?」
よしこ
「言われました。やっぱ、「なんでやねん!」とか。
すっごいもうこういう感じ(空気)になるんですよ」
オードリー若林「だいぶね。捕まえなきゃしょうがないでしょ」(笑)
喋り一本で笑いを取る芸人になりたかった
よしこ
「最初の方はほんとに、しゃべくりでいきたかったんですよ、私。
もうしゃべくり。もう喋り1本で笑いをとる芸人になりたかったんですけど。
だから、NSC生の時も、それでやってたんですけど。
矢野・兵動の矢野(勝也)さんにこう初めてお会いした時に、「うっわぁ、ブッサイクやな。最高やん!」って言われて。(笑)
それで私そっちなんだなって」
レギュラーが1年で終了…1回の出演で全て出し切り、引き出しがなくなった
オードリー若林「あっ、そう。それで、なんで内村さんの番組決まったのかね?そこで」
まひる
「(芸人)ダイアンさんのおすすめの若手芸人で、ダイアンさんが紹介してくださって。
なんでか分かんないけど、めちゃくちゃハネたんですよ。
で、その1回だけでレギュラーが決まって。
もう忘れもしないんですけど、もう絵に描いたようなプロデューサーさん。もう本当に。カーディガンここに(巻いて)。もう、はい。来て。
「ガンバレルーヤちゃん、レギュラーにしちゃおっかなぁ~」」
オードリー若林「それでもう結構すぐ、イッテQ…海外ロケが始まった感じ?」
まひる
「レギュラーになってからはもう何て言うんですか。もう右肩下がりというか。
もう1回で全部出しきっちゃったから。もう引き出しがなくなっちゃって。
で、私たちがレギュラーになって、1年で終わっちゃったんですよ」
ギャグ「クソが」を言いすぎて、使い方が分からなくなる
オードリー若林
「ああ、そう。でもさ、よしこのギャグとかでさ、結構ワーッて色んな番組出てなかった?」
よしこ
「ああ、そうなんです。「クソが」っていうギャグで、こう1周させてもらったんですけど。もうほんと、「クソが」1本で回ってて。(笑)
「クソが」だけでやってたので。1周目はいいんですよ。やっぱ皆さんもワーッてやってくださるんで。
やっぱ2周目で「クソが」言い続けてても、やっぱこうどんどんどんどん下がってきて。
やっぱ私も「クソが」が一人歩きしすぎて。
「クソが」の使い方が分からなくなっちゃったんですよ。
いつ「クソが」を出したらいいのか。
で、先輩とかも、「クソが」を振ってくださるじゃないですか。困ってるから。
で、でも私気づけなくて。
そしたら、まーちゃんが横でチョンチョンって「クソがって言って」って。
で、「クソが」ってやるんで。
やりすぎてもう」
まひる
「毎回「クソが」に変わることやった方がいいよってアドバイスいただいて。
で、どうしようって思って、私もう一時期「殺すぞ」って」(笑)
オードリー春日「強いな」
よしこ
「だから、大竹まことさんのラジオに出させていただいた時に、まことさんがまーちゃんのことすっごいイジってくださったんですよ。
でもやっぱ、まーちゃん返せないから、こうワーッて言われて。
「殺すぞ!」って言ったら、みんなシーンってなっちゃって。
もうリスナーさんが本当に殺したんじゃないかって」(笑)
過酷なロケ現場(ガンバレルーヤ)
海外ロケは「死んでもいいや」という気持ちで?
世界の果てまでイッテQ!でおよそ6年間過酷な企画に挑み続けるガンバレルーヤ。
体力的には大丈夫なのでしょうか?
オードリー若林「で、運動神経とか元々いいの?」
よしこ「いや、私はでも…まーちゃん、めちゃくちゃもう」
オードリー若林
「あ、いいんだ。だって、えげつないエビ反りになったりしても、すぐ水から上がってきたりしてるから。どうなってるんだろうなって。
へんな形になってる時あるよね?体が」
よしこ
「首が回り過ぎて。こうバーンって。
こうまーちゃんと2人で戦わされることが多くて。
牛乳を口に含んで、ジャンケンしてトルティーヤでたたき合うみたいなのをよくやらされるんですよ。
まーちゃんがスイッチが入るんですよね。戦いになると。
トルティーヤの痛さじゃなくてもうここ(手のひら)の痛さでガーンって思いっきり来るから」
オードリー若林
「まひるのちょっとサイコっぽい所がいい方に働いてるんだ。
あるんだゾーンに入るみたいな。昔から?」
まひる
「いや、やっぱり、きっかけは大竹さんに「殺すぞ」って言った所からやっぱ、何かが変わったかもしれない」
オードリー若林
「そのネジって取っちゃいけないネジだった。もう行っちゃえみたいな。きっかけってあるよね」
まひる「もう行っちゃえ!いいやっていう」
オードリー若林「海外で、そういう状況に追い込まれたらみたいな」
まひる「もう、死んでもいいやみたいなところもある(笑)」
オードリー若林
「いや、そういう人いるよね。原西さんもいってた。
ロケでヤバいことやる時に、思うときあるつって」
よしこ
「それ、自分が死んでもいいやなんですか?相手が?
まーちゃんは、相手が死んでもいいやですよ」
オードリー春日「あ、自分じゃないの?自分じゃないんだ(笑)」
オードリー若林
「トルティーヤの時とか。やるしかないから。バレるからね。
(手を)抜いてたら、スタッフさんに」
まひる「バレます、バレます。どうせやるなら、もう殺すくらいのつもりで(笑)やった方が」
オードリー若林
「そういうのさ、ちょっとさ、考えてさ、頭でっかちになってやってさ。
やっぱ上手くいかないなみたいな経験もしてるの?」
まひる「やっぱドキュメントだと思って。生き様をさらそうっていうつもりで」
一番ヤバかったバンジー体験
オードリー若林「一番ヤバかったって言ったらなに?」
まひる
「洗礼を受けたので言うと、1回目のイッテQ!(2018年2月初出演)の時に、バンジージャンプをとぶことになって。
クレーンで作った即席のバンジーだったんですよ。で、100mくらいから飛ぶんですけど。
フィンランドで、-30度だったから。
もう「2人で30分以内に飛んでください。じゃないと、もうヒモが凍って死にます」って」
オードリー春日「伸びなかったり、切れちゃったりとか」
まひる
「って言われて。で、私は高所恐怖症ではあるんですけど、もう高さよりもその凍ったらどうしようっていう方が勝っちゃって。もう1分で飛んだんです」
オードリー若林「めっちゃ早いね」
まひる
「もう行っちゃえと思って。で、よっちゃんに29分残したんですけど。
よっちゃんが29分粘ったんですよ」
よしこ
「もう全部。飛んだ時、カッチコチでヒモ。もうビヨーンってなんない。
もうしならなかった。全然しならなかった。針金みたいな感じ」
オードリー春日「ビーンってなったの?ビーンって」
オードリー若林「それがやっぱヤバかった?」
ガンバレルーヤ2人「ヤバかったですね」
オードリー若林「(春日は)死んでもいいって思ったことある?」
オードリー春日
「海外のロケってさ、信用が置けないじゃない。
日本のロケって、安全がちゃんと担保されてる気はするんだけど。
海外のロケ。
そのバンジーのやつとかも、即席だから、安全性に不安があるじゃない。
でもやるしかないから。
もうだから、そん時は死だよね。だからね(笑)アハハハハ。どうなるかは。
とにかくもうオンエアはしてくれと。死んでも。
死んでお蔵入りは1番きついから。
いいから。こっちはいいから。
死んでその笑えるVTRを作ってくれみたいな思うね、せめて(笑)」
私の教訓:芸能界が行きやすくなる参考書(ガンバレルーヤ)
まひる『長回しのロケの時は、面白かったポイントを定期的に振り返れ!』
まひる
「長期ロケで、1日何十時間も回してると、ディレクターさんもいつ何が起きたとか。どこが面白かったなんて、絶対覚えてられないですし。
かといって、編集の時に素材を全部一から見てくださるわけではないから。
面白かったポイントを見落としちゃう可能性があるんですよ。
それで、せっかく面白かったのに使われてないっていうのがやっぱり1番悲しいから。
長期ロケとか長回しロケの時は、ロケ中定期的にディレクターさんの近くに行って。
もうわざと大きな声で、「いや~今日のロケのあそこ最高だったな」とか」(笑)
オードリー若林「バレるだろ!(笑)」
まひる「もう定期的に、隙あらばもう振り返って」
オードリー若林
「ああ、あるんだ。やっぱ面白かったポイントが。あそこはお願いっていうところが」
まひる
「あります。はい。で、4日目ぐらいになるともう疲れてきちゃう。
絶対忘れちゃうんで日本帰ったら。
もうそういう時はすぐ行って。
「いやぁ、1日目のよっちゃんのあれ最高だったな」(笑)」
オードリー春日「逆になんか使いたくなくなるような気がするけどね」
オードリー若林
「昔のコントでしょ、それ。そうすると、なんか使われる気もする?やっぱり」
まひる
「使われますね。ただ、スタジオで観たら全然面白くない時もあるから。
「いや、そこは自分で判断してよ」とか勝手なもんで。思っちゃうんですけど」(笑)
オードリー若林
「なんであんな面白かったのに、ないんだろうって時があってさ。
仲いいディレクターだからさ、「あれ面白かったっすよね」って言ったら、「え~」とか言って。
「じゃあ、見てみる?素材」って言って見せられたら、全然つまんなかった時あったからね。(笑)
俺とちゅうえいの綱引き。
「全然面白くないっすね、これ」つって。
「あ、すいませんでした」つって」(笑)」
よしこ 『たとえ自分がスベることになろうとも、共演者を助けに行け!』
よしこ
「前は私、人がすべってる時って、飛び込む勇気もないですし。
こう逆に私が入ったらさらにすべらしちゃうんじゃないかっていう、もう恐怖で何もできなかったんですよ。
でも、オカリナさんに最近、あの「僕のヒーローアカデミア」っていうアニメを教えていただいて。
あれって高校生の主人公がヒーローになるまでの物語なんですよね。
それ見てたら、ヒーローってすごいんですよ。
こう自分がこう傷だらけになりながらも、ボロボロになりながらも、たとえそれ無理だろっていう状況でも、必ず人を助けに行く」
オードリー若林「そらそうだろ!ごめんごめん。ほんとそうだよね。」
よしこ
「そう。だから、カッコいいと思って、ヒーロー。
それを見たときに、あ、そういえば私がすべったときって、こうやって先輩芸人さんとかって、必ず助けに来てくれる。
時にはこう自分がすべってでも助けに来てくれるんですよ。
お、かっこいいって。芸人さんってヒーローだなって思って。
だから私は、すべってる人を見たら、もうなるべく助けに行けるようなヒーローになりたいなって思ってすごしてます。」
オードリー若林「ヒーローアカデミアを見て、私もそう生きていこうと」
オードリー春日「実際にそうやって助けたことはあるんですか?」
よしこ
「まあ、最近始めたばっかりなので。
でも、そういう人になりたいって。かっこいいなって。
芸人さんってかっこいいなって思うんですよ」
オードリー若林
「これでも、たくさんいらっしゃるじゃない?
こんだけさ、この業界面白い人いるからさ。
どんだけすべってもさ、誰かが助けてくれるからっていう説あるじゃん?
誰も助けてくれない時もあるよね?」(笑)
平子「ある、ある」
オードリー若林「ちゃんと。これチャンと喋っときたいなと思って」
平子
「しかも、このメンツで!?って時多い。(笑)
誰でも出来ちゃうからみんなグって出所失うのかな?」
オードリー若林
「もしかしたら、フィニッシュブローになったら悪いなとか。
あとホントにこれどっちなんだろうって。
まだこの後あるのかなとかがバッティングしてとかもあるだろうね。
ちゃんとあるよね。誰も助けてくれない時。
だから、頑張んなきゃダメだよねと思う時は俺ある」
よしこ「ヒーローになるにもそういうあるんですね。苦労というか」
オードリー若林
「あ、でもだからこそ必ず拾ってくれる人は…。
千鳥さんとかもそうだし。今田(耕司)さんとかは慕う人はもちろん多いよね」
よしこ
「よくお仕事させていただく中だと、吉村(崇)さんとかすごい。
なんか自分がすべってでもこう来てくれるというか」
オードリー若林「確かに吉村は」
オードリー春日
「あのヒーローはボロボロになってるもんね。いっつもね。
ボロボロになって帰ってく」
オードリー若林
「意外だなって思う人もさ、(おぎやはぎの)小木(博明)さんがすごい救ってくれるのよ。
あの世代がまた、ホントに面白くないと笑わないからさ。
そういう時にさ、小木さんが助けてくれたこと、すんごい記憶に残ってるよ。うん。
優しいんだよ、小木さん。」
よしこ
「確かに1回小木さんと共演させていただいた時に、しかもとんでもなくすべったときに、「それ何が面白いの?」って言って、救ってくれました」(笑)
酒井「救ってんの?それ」
オードリー春日「救われたの?ほんとに」
オードリー若林
「こないだスクール革命!でさ。まさかのさ。ザキヤマさんが風邪をひいたってことが13年…初めてあったのよ。
その時に、ピンで小木さんがピンチヒッターで人力舎から来たけど。
誰よりも前出てたよね。びっくりした。
内村さんにもいくし、やられもするし。他の人に振るし。
すげぇかったよな。
でもなりたいよね。後輩たちがね「なんかよしこさんにって」
よしこ「めっちゃ人助けたいんです、今。メチャクチャ人助けたい」
オードリー若林「最近始めたんだもんね?それ。ヒーロー始めました」
よしこ「はい。ヒーロー最近始めました」
若手時代 カリスマだった2人(アルコ&ピース)
オードリー若林
「酒井ちゃんはさ、マジラブ(芸人・マジカルラブリー)とかがさ、結構言うんだけどさ、カリスマだったと。地下のライブで。
あんな感じじゃないんだと。
今ちょっといじられる面もあったりするじゃん?結構聞くのよ。
これ間違えた情報じゃない?」
アルコ&ピース酒井「それ本当ですね。カリスマでしたね」
オードリー若林「ああ、そうなんだ。コンビの時?」
アルコ&ピース酒井「それはトリオの時ですね。1番最初に組んだ時の。ホトトギスっていう」
オードリー若林「ホトトギスってカリスマだったんだ」
酒井「カリスマでしたね、マジで」
オードリー若林「どういうネタやってたか聞かせてよ」
酒井
「「お前団地住んでんな」みたいなこと言って。
「いや、俺団地じゃねぇよ」みたいな問答を3分位するみたいな」
平子「なんか吉田戦車の実写版みたいな」
酒井「暗~い感じのトーンで。3人で。白ワイシャツ着て。もう世界観丸出しみたいな」
オードリー若林「カリスマになるね」
平子「ボケ・ツッコミなくて」
オードリー若林「2000年代の前半をハックしてたんだ」(笑)
酒井「ハックしてましたね(笑)」
オードリー若林「それでさ。改めてなんだけどさ。平子さん知ってた?ホトトギス」
平子「俺はそん時に、ソニーの先輩(平子)と後輩(酒井)だったの。
俺はセクシーチョコレート。コンビ」
酒井
「こっちはこっちで(平子のコンビも)カリスマだったの。
また全然違うんですけどね。カリスマでした、めっちゃ」
平子
「だからあん時は、ボケツッコミのないコントを笑わなかったら、自分にセンスがないって思われる時代だったから」
オードリー若林「で、同じぐらいのタイミングで相方探してるみたいな?」
平子
「ちょうどお互いピンになっちゃって。解散しちゃって。
それこそマジカルラブリーの野田クリスタルもピンで迷ってて。
そういう中で、誰と誰が組むんだっていうちょっと目線の取り合いがあって、最終的にここが組んで」
酒井「「ここ組んだよ」みたいになってましたよ。中野界隈。カリスマ同士。マジで。」
平子「中野twl(お笑いを披露するための小さなスタジオ)が揺れて」
オードリー春日「だいぶちっちゃい。規模だいぶちっちゃいけど」
オードリー若林
「揺れるほど広くないもんね、あそこ」
私の教訓:芸能界が行きやすくなる参考書(アルコ&ピース)
アルコアンドピース 酒井『地方で仕事するなら、野球・Jリーグ・バスケは押さえておけ!』
酒井
「地方局の例えばアナウンサーとかディレクターさんとかにハマりに行くためには…。
例えば、仙台で仕事だったら、ベガルタとイーグルスの前の試合はちゃんと結果を頭に入れる。
行くとこれ絶対どっちかは必ず放送してる局だったりするので。
地方のディレクターがたぶん暇だから野球観戦とかしか無いんですよ、趣味が。
いや、マジ、マジで。これ、だいたいハマります」
春日「もうどれかは絶対?一つは」
酒井「もう絶対。100%」
オードリー若林「仙台だったらみたいな。野球は」
酒井「名古屋はグランパスかドラゴンズかみたいな」
若林「名古屋グランパスいける?結構」
酒井
「あ、いけますいけます。全然。
それこそ「ナビスコカップこうでしたね」とかっていけますもん」
若林
「え、それじゃあ酒井ちゃん、新幹線とか乗ってる時に、ちょっと結果とか見て。
はいはいはいと思いながら行って」
酒井「いつもルーティーンになってますよ。地方の」
平子
「これだから酒井が野球・サッカー押さえててくれてて。海外のも強いから。
だから俺が「西ドイツの花瓶が好きです」とかいうのが許されてんのかなって最近ちょっと思ってはいるけど。
やってくれてるから。
相方がそっち強いから。こっちがたとえ趣味がニッチでも許されてる部分はあるかもな」
オードリー若林
「熱量もある?向こうスタッフさん。この話は。3つは。
平子さんは雑貨とかね、カルチャーの方だから」
平子「カルチャーを僕は広めていきたいから」
若林
「ほんとさ、平子さん昔から知ってるけどさ、カルチャー好きでさ、ホントいい時代になったね。
だってさ、誰も上げ足とかいじったりして来ないでしょ」
平子「それこそ、「殺すぞ」って言われてた」(笑)
若林「何だったんだろうね、あの時代ね」
平子「髪の色も自由だし」
若林「パーマが何も言われない時代になったね。パーマとかヒゲとか」
平子「何にも言われない。でも耐えた時代もあるよ。やっぱ言われた時代もあるよ。それをグッと耐え忍んで、パーマをかけ続けてきたっていう時期はあります」