プロフィール
1994年(平成6年)5月25日生まれ(放送日現在30歳) O型
大阪市平野区出身
アイドルグループ・乃木坂46の元メンバー。『non-no』の元専属モデル。
夫は俳優の山田裕貴さん
(以上Wikipediaより)
乃木坂46卒業から7年
グループ無名時代から活動…乃木坂が青春
加藤浩次「もう乃木坂を卒業されて何年になりますか?」
※乃木坂46…秋元康さんが総合プロデュース。「AKB48の公式ライバル」として2011年結成
西野七瀬「たぶん7年目になります」
※2018年12月乃木坂46卒業(翌年2月卒業コンサートで5万人を動員)
加藤浩次
「乃木坂にいたら、まず新人で入るわけでしょ?で、そこから立場も短い間でどんどん変わるでしょ?」
西野七瀬
「変わってました。(乃木坂46が)できたときは、本当にグループのまず知られてない所からだったんで。
色々プロモーションで全国のあのイオンに行ったりとかして。
歩いてる人に(チラシを)こう配るみたいな。
誰?何?みたいな状態から、まあコツコツコツコツ少しずつ、まあ応援してくれる方が増えてったり。知名度増えてって。
周りからの…何だろう…見え方も変わるし。
そのどちらも経験させてもらったので。なんかすごくいい経験だなとは思います」
加藤浩次
「そっか。そんな短い間に人が見えるってすごくない?
すごいこと…達観するわ、やっぱ20代で。うん。
これアイドル時代を振り返ったら、どういう言葉になりますか?西野さんにとって」
西野七瀬「青春です」
加藤浩次「いや~そういうことか」
朝日奈央「わかります!」
加藤浩次「え⁉わかります?お前に何がわかんだよ!」
朝日奈央
「私も8年ぐらいいたんで。
もうなんか学校の友達感もあるし、家族でもありますよね?
ほんともう、全部青春を捧げたしっていう」
加藤浩次
「いや俺やっぱ辛かった。今青春って聞いて。
ね?西野さんにとっては青春なんだろうけど。
青春ってさ、学生時代友達とね、なんかちょっと喫茶店行って話したりとか。
友達ん家にお泊まりしてとか」
島崎和歌子「やっぱ軸が全部仕事なわけじゃない?」
西野七瀬
「ですね。けど、まあそれが自分の中では色濃くなんだろう…記憶にあるし。
まあ今でも、そん時一緒にいた子と会うと、やっぱ当時の話で盛り上がるし」
加藤浩次「ああ、なるほど!そこは俺らの学生時代の友達と一緒ってことだよね?」
西野七瀬「多分、一緒だと思います」
加藤浩次「ああ、そういうことか。だから、色んな青春あるね」
無口でおとなしかった幼少期
○一品目 大阪鶴橋 お好み焼き「風月」の焼きそば
加藤浩次「え、これは地元ですか?」
西野七瀬
「ガッツリじも…地元っていうか、おばあちゃん家の近所にあったお店で。
おばあちゃん家行く時は、必ず食べるみたいなお店で。
自分の中では焼きそばの基準がもうここなので。ここ以外のやきそばは別物だなって感じで」
質問 西野七瀬さんは当時どんな子供でしたか?
店主松田さん「無口でかわいらしい子でしたけどね」
スタッフ「アイドルになると思ってましたか?」
店主松田さん「思ってませんでした」
加藤浩次「無口だったの?」
西野七瀬
「めっちゃ無口でした。
特に食べに行ってる時は、だいたいまあお母さんとかおばとか、その親族と行ってることが多かったんで。
たぶんほんと、一言も発さずに黙々と…」
加藤浩次「え、それは家の中でご飯の時はそうだけど、学校では結構こう活発だったとかっていうのはないの?」
西野七瀬
「教室でもいわゆるおとなしい。目立つのホントに嫌いだったんです。
あのー「これ分かる人?」みたいな。分かってても絶対(手を)あげないし。
とにかく注目されたくないみたいな」
アイドルになったきっかけ
母が勝手にオーディションに応募
加藤浩次「なんでアイドルになったの?」
西野七瀬「そうですよね(笑)」
島崎和歌子「スカウトですか?」
西野七瀬
「あ、いやじゃなくて。高校生…1年ぐらいの時に母が乃木坂46のオーディションを見つけて」
加藤浩次「あ、お母さんが見つけたんだ?」
西野七瀬「で、お母さんが「応募しといた」ってなって。事後報告というか(笑)」
加藤浩次「え?嫌じゃない?それ」
西野七瀬「でも、いや受かるわけないし、その」
加藤浩次「で、お母さん勝手にやったんだみたいな、うんうんうん」
西野七瀬
「へえ~みたいな。
だったんですけど、そのえっと書類なのかな?初めやって。
それが通ってってなったら、次大阪のある場所で次の審査みたいな。
で、それもなんか無事に通過して。
次は東京にみんな集まるみたいな。
で、それは親が車を出してくれたんですよ、東京まで」
加藤浩次「お母さんが一番浮足立ってたんでしょ?」
西野七瀬「でもそうですね。なんか(笑)」
加藤浩次「「ヤバいじゃん!」みたいな。最終まで来たよみたいな」
西野七瀬「「ホテル取ってない」みたいな」
加藤浩次「あ、ホテル取ってないと。落ちると思ってたから」
西野七瀬「なんかの番組の観覧になんかその行く予定だったんですよ」
加藤浩次「お母さん結構ミーハーだね。メッチャミーハーだね、お母さん」(笑)
西野七瀬
「で、一緒に行こうと思ってたけど、私がそう通ってたので。
なんか、で、ちょっとバタバタしてました」
オーディションに合格し、グループのセンターに抜擢
自信がなかったセンター
その後、オーディションに無事合格。
2年後には、なんとセンターに大抜擢。
しかし、相変わらず引っ込み思案だった西野さんは…
加藤浩次「自分がセンターになったらどうなった?」
西野七瀬
「いや、運営大丈夫かな?みたいな。何で私がセンターなんだろう?みたいな、その…」
加藤浩次「でも、やんなきゃいけないでしょ?センターだったら」
西野七瀬
「まあ、そうですね。もう言われたら、そのキャンセルとかないので。
もうやるしかないんですけど。
当時はやっぱ自分に自信もないし。
人前で目立つ場所みたいなのに対して、なんかイヤだイヤだイヤだみたいな」
バンジージャンプで自信が芽生え、大きく変わるきっかけに
加藤浩次「でも、自覚は芽生えてきましたか?」
西野七瀬
「この曲(「気づいたら片想い」)のプロモーションで、あのマカオのマカオタワー。
その時ギネスで1番高いタワーから、バンジージャンプをする企画があったんですよ」
加藤浩次「よくやったね。絶対やだわ。あり得ない。で、飛んだ?」
西野七瀬
「まあ、はい飛びました。
飛ぶ寸前も、なんか親に感謝の意とかを伝えて。怖かったから。
「お父さんお母さん、今までありがとう」みたいな感じで」
加藤浩次「私はマカオで旅立ちます」(笑)
西野七瀬「わかんないけど、なんか」
加藤浩次「涙出てきてんじゃない、今も。な、な、な、何の涙それは?」
西野七瀬「いやいや、分かんないです わかんないです。なんかもう」(一粒涙がこぼれる西野さん)
加藤浩次「思い出して?」
(うなずく西野さん)
西野七瀬
「それで。まあ結果飛べて。
なんか…それも、飛べたっていうなんか…(涙が溢れる西野さん)なんだろう、自信にも…」
島崎和歌子「繋がったの?」
西野七瀬「(うなずく)みたいな(涙をぬぐう西野さん)」
加藤浩次
「うん。覚悟を持ってできたと。うん。で、自分はまだ生きてるぞと。(笑)
生きてる涙あるよね?
そう。思い出しただけでも泣けてくるって、相当。
だから西野さんが変わった瞬間だったんだね、自分の」
西野七瀬「そうだと思います」
加藤浩次「うん。で、センターに対する気持ちが?」
西野七瀬「も、ちょっと、はい、変わって」
島崎和歌子「責任感とか出たのかな?」
西野七瀬
「なんかそう。ネガティブな発言も良くないなって思って、もうやめたりとか。
その後、(バンジーを)めっちゃ人に勧めてたんで」(笑)
島崎和歌子「人生変わるよって?」
西野七瀬
「私は、結構それで吹っ切れて。なんかそれぐらい自分の中では、「あ、飛んでよかったな」だし。
飛べた自分も褒めてあげたいなぁと思ったし」
加藤浩次「だって大変だって。今ここで涙出てくるって、相当大変だったのよ、うん、話してて」
西野七瀬
「でも、なんかそういう挑戦することとか。まあ、新しいことはなんか好きな方ではあるんですよ。
なんかチャレンジすることとかは。
ちょっとでも自分の興味あるものとか、やりたいなぁって思うことがあったら、結構ありがたくあの…」
加藤浩次「そうか。そうやってポジティブシンキングできるようになったんだね~」
西野七瀬「なりました!超生きやすいです(笑)」
加藤浩次「生きづらかった?やっぱり当時は」
西野七瀬「ずっと生きづらかった(笑)」
加藤浩次「そうか。それが徐々に良くなって。良かった、今こうやってやってくれて」
西野七瀬「はい」
ご褒美はモスバーガー
○今一番のご褒美 モスバーガーのテリヤキバーガーとモスチキンです
加藤浩次「好きなんだ。いつから好きなの?」
西野七瀬
「でも、グループの時はあんま食べてなくて。
グループ卒業した後とかに、食べて。衝撃的においしくて」
加藤浩次
「それまで食べたことなかったの?珍しいね。
俺モスバーガーの隣のアパート住んでたから、俺。
いつでもモスバーガー買いに行ってたから」
西野七瀬「モスバーガーに関しては、私はあの、ちゃんと距離をとるんですよ」
加藤浩次「何?距離って。何のために距離とってんの?」
西野七瀬
「ご褒美なんですよ、私にとって。
だから、あんまり頻繁に行っちゃうと、やっぱご褒美感薄れると思って」
加藤浩次「そういうことね。モスバーガーさんにしてみたら「毎日食べてくださいよ」って感じだと思うよ」
西野七瀬
「でもなんか自分の中で、ずっとご褒美でいてほしくて。
だからこうちょっと忙しい時期とかに、ふと「今日モスだわ」みたいな」
加藤浩次「勝負メシだ」
西野七瀬「感じになるんですよ」
西野七瀬「数か月に1回。「あの味が食べたい」っていう衝動が。ご褒美です」
ターニングポイントとなった映画作品
監督と一触即発!?素の自分で演じた作品がすごく素敵で…
アイドル卒業後、女優として大活躍の西野さん。
ある作品への出演が、ターニングポイントになったそうで…
西野七瀬
「『恋が光』っていう映画があるんですけど。
一応ヒロインっていう立ち位置で、別に主演は神尾楓珠くんやってたんですけど。
本読みを監督と他の共演者さんも一緒にやりましょうってなって。
そこで、監督とちょっと…ちょっとケンカみたいになったんですよ(笑)」
※映画「恋は光」(2022年)…神尾楓珠主演の青春ラブストーリー。主人公の幼なじみを演じた西野さんは第44回ヨコハマ映画祭「最優秀新人賞」を受賞
加藤浩次「バトッたの?え?そんな子じゃないでしょ?どうして?そんな子じゃないでしょ?」(笑)
西野七瀬
「自分のイメージする感じでやって。
そしたら、監督の中のものとはやっぱ違ったみたいなんですよ。
じゃあ、次はこういう感じでとか。
じゃあ次はこういう、またちょっと違う感じでってやってたんですけど。
なんかどれも微妙だったっぽくて。
「そうじゃなくてさ!」みたいな感じになって。こうだんだん」
加藤浩次
「「いや、そうじゃないんだよ。俺が言ってんのこうなんだよ。ああ、違うな」みたいな感じになったってことね」
西野七瀬
「なんか。で、他の子(共演者)も待たせながら、ずっと私の時間みたいになっちゃってて。
「いや~これ明日から不安…。この人とやっていけるのかな…みたいな」
加藤浩次「え、それどう乗り越えたの?作品を撮ってく中で」
西野七瀬
「その日はもうそれで終わって。
撮影始まって、空き時間に普通に他の共演者の人と雑談してたんですよ。
監督がそれを見てて。
「それでやって」って言われたんですよ。
結構だから素の私のなんか喋ってる感じで…ってやってみたら、「あ、なんか自分の中でもちょっとこの役と合うかも」って思って。
で、監督的にも「うん。うんうんうん」みたいな(笑)」
加藤浩次「え~そこで合致するのね」
西野七瀬
「そこでお互い迷いが消えたというか。
そういう経験が今までなかったので。
完成したものとかが、もうすっごいステキで。
なんか撮影の序盤とかは「この監督と舞台挨拶一緒に出来るかな」みたいな思ってたんですよ。(笑)
完成したものを観たら、もう全部それが消えて。
「ああ、めちゃめちゃ素敵なの(作品)を作ってくれてる」って思って」
加藤浩次
「言った?監督に何か。「すみませんでした」つった?
「本読みの時にふてくされてすみませんでした」って」
西野七瀬「言ったのかな?でも、なんか笑い話な感じにしてくれてたと思います」
加藤浩次「あ、監督が?」
西野七瀬「うん」
加藤浩次「でも、向き合ってくれて、粘ってくれる人ってありがたいよね」
監督へアンケート
アナウンサー「小林啓一監督に西野さんについてアンケートにいくつか答えていただきました」
質問① 撮影前に演技に関して言い合う場面があったそうですが、監督はどう思っていましたか?
『初めて西野さんとお会いした時に、普通に喋ってる感じがすごく良かったんです。
なので、声のトーン含めて、素の西野さんの延長を僕は求めていました。
でも西野さんはしっかりと演じようとなさってたので、多分そこで食い違ったのかと思います。
神尾楓珠くんと素でしゃべってる西野さんを見つけ「間違えてもいいから、一度その感じでやろう」と提案しました。
すると、それがすごく良かった。
どことなく儚さ(はかなさ)を感じる演技が生き生きと力強く生命を帯びた演技になり、同時に映画に手応えを感じた瞬間でもありました』
アナウンサー「監督はこうおっしゃってますね」
西野七瀬「はい」
加藤浩次「めっちゃ嬉しいですね」
西野七瀬「嬉しいですね」
加藤浩次「ねえ?だから、監督も悩んでたってことだよね」
質問② 今後どのような女優になって欲しいですか?
『素の魅力を演技でも出せる人です。
これはご本人に、そもそもの魅力がないとできない事だと思います。
僕は昭和の役者さんが大好きなのですが、西野さんはそれに負けない魅力があります。
またご一緒したいです。
今度は超だらしない役とかどうですか?』
西野七瀬「うれしい。やりたい(笑)。でも、またご一緒したいです、本当に」
加藤浩次「モメないでくださいよ」(笑)
夫・山田裕貴さんとの結婚生活
○3品目 祐天寺「いぶし銀」 鉄板焼き屋
加藤浩次「これはよく行くんですか?」
西野七瀬「もともと夫がよく行っていたお店」
加藤浩次「おう。山田(裕貴)くん?うん」
※西野さんは2024年3月俳優・山田裕貴さんと結婚を発表
西野七瀬「そこに一緒に行くようになって。そっから今もちょこちょこ2人で行ったり」
加藤浩次「あら、いいね~」
島崎和歌子「山田くん、この番組であのーこういうお店紹介してくれなかったですよね?」
加藤浩次「そう。ほぼチェーン店しか紹介しなかったの。ココイチとかね」(笑)
西野七瀬
「あ、でも今回この出演するってなって、そのお店を選んでた時に「いぶし銀は?」みたいな感じで」
加藤浩次「山田くんが?」
(うなずく西野さん)
西野七瀬
「私が見つけたお店じゃないから、もしいいなら…。
「え?全然いいじゃん」みたいな感じで言ってたので」
加藤浩次「あ、そうなんだ。あ、じゃあ行きだしたのが、そんなに前じゃないのかもしんないね」
西野七瀬「か、そん時はもしかしたら好きなお店だから教えたくなかったのかもしんないですね」(笑)
結婚して1年…「結婚生活は楽しい」
加藤浩次「もう今結婚(して)どのぐらい経つ?1年ぐらい?」
西野七瀬「もうちょっとで1年ぐらいです」
加藤浩次「どう?結婚生活は」
西野七瀬「楽しいです!」
加藤浩次「楽しい?」
西野七瀬「はい!」
加藤浩次「役者さん同士、俳優さん同士が結婚して、どう?仕事の話とかはする?」
西野七瀬「あ、めっちゃします。あのー一緒にその台本を一緒に呼んでみたりとか」
加藤浩次「あ、じゃあそれはいい方向にいってるね」
西野七瀬「あ、そうですね」
加藤浩次
「たまにいるじゃない。役者さん同士でライバル関係みたいになっちゃう人。
うん。「負けねぇぞ」みたいな」
西野七瀬「全然。全然こっちはない」
加藤浩次
「良かった、それ。「負けねぇぞ」パターンは大体離婚してっから。(笑)ぶつかっちゃうのよ。
お母さんなんて言ってる?最初にオーディション送った。
オーディション用紙を送ったお母さんは、今ここまで来て、山田くんと結婚して、俳優さんとして一本立ちしてる。
たまに連絡来ないですか?あの、「観覧とってくれよ」つって」(笑)