【ボクらの時代】広瀬すず(26)×杉咲花(27)×清原果耶(23)(2025年4月6日放送)

韓国ドラマ「ペントハウス」にドハマり

杉咲花「すずちゃんは、お家の中で何をしてるの?」

広瀬すず「ずっとテレビ見てる

清原果耶「イメージある。ずっとドラマとか見てるイメージある」

杉咲花「めっちゃドラマお薦めしてくれたよね。]

清原果耶「ドラマの話ずっとしてたし。撮影中もドラマ見てたよね、こうやって(スマホで)」

広瀬すず「何…あー!『ペントハウス』ね。あれ」

杉咲花「果耶ちゃんも見てたもんね」

清原果耶「私も全部見終わった」

広瀬すず
「あれヤバくない?
韓国ドラマのさ、この流行ってたじゃん。流行ってるじゃん。
私洋画とかも見ないんだけど、あんまり。
それって、自分日本人で日本好きだし
あんまり海外にそこまで興味がなかったの。
だから国が違うだけで、こう自分にない感性とか感覚のリズムのお芝居とかって分かんなくて。
でもそれが客観的に見えていいみたいなさ…っていう感覚もよく分かんなくて。
だけど『ペントハウス』にどはまりしちゃって」

清原果耶「とりこ過ぎたもんね、あの期間」

広瀬すず「何このストーリーみたいな(笑)」

清原果耶「ずーっと見てたし、ずーっと喋ってたもんね」

杉咲花「ずっと『ペントハウス』って言ってたもんね」

広瀬すず「寝れなかったもん」

清原果耶「寝る間も惜しんでみてたイメージある」

杉咲花「次の日早くても見てたもんね」

広瀬すず
「だって1回さ、今日は2~3話だけって決めて、2~3話見てベッド入ったのに、1回また出て。この現場中に多分それやって。もう気になり過ぎて。
横になったらさ、すぐクッてなっちゃう(すぐ寝ちゃう)タイプなの。
もう…(見たくて)震えてたと思うもんね(笑)」

 

俳優になったきっかけ

10代の頃から第一線で活躍を続ける3人。
俳優の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか。

清原果耶さん「Perfumeさんが好きで」

清原果耶
「私すっごく単純な理由なんだけど、Perfumeさんが好きで。
Perfumeさんが所属してる事務所が全国オーディションみたいなのやるよ、みたいな。
母親が見つけてきてくれて。
これって受かったら、会える?Perfumeさんにみたいなっていう不純な動機のもと」

杉咲花「えっ、そうなの?」

清原果耶
「はい、受けて。無事になんとかなりまして…っていう。
ほんとに全然何も志さずに、ただ会いたいという思いだけで

杉咲花「いやすごいね。えっ、それ何歳?」

清原果耶「12歳。中学1年生の12歳。どうしても会いたかった」

杉咲花「会えた?」

清原果耶「会えた!」

広瀬すず
「それこそ一緒にやってた(映画)『ちはやふる』(2018年)の主題歌、Perfumeさんだったよね」

清原果耶
「もう大歓喜。ホントに。
で、その後自分が出演させてもらったドラマの主題歌もやってくださったりとかして。
こ~んなことがあるかと」

杉咲花「すごいね」

清原果耶「何か前世でいいことしたのかもしれないなって、その時に思った!」

 

杉咲花さん「幼稚園で少しやり、中学生で志田未来さんが好きで再度この世界に」

広瀬すず「え、花ちゃん何歳からやってるの?」

杉咲花
「え、ホントにちっちゃいころは、6歳…5歳とか。
もともとすっごいドラマっ子で。
ワンクールにやってるドラマ全部見てるぐらい好きで。

幼稚園ぐらいの時に、今とは違う事務所にいて。
で、なんかレッスンだけはずっとやってたんだけど。辞めちゃって

で、中1になった頃に、もう1回やりたいっていう話を母として。

志田未来さんがすごい好きで。
志田さんが所属されてる事務所調べて、オーディション受けた

清原果耶「会えた?」

杉咲花「会えた。いや…やっぱ嬉しいよね、なんか」

広瀬すず「でも共演もされてるよね」

杉咲花「夢のような時間でした、ホントに」

 

広瀬すずさん「断り切れず2年くらいやっているうちに…」

清原果耶「何きっかけ?」

広瀬すず
「私は姉やってたから。姉がもう先に。
でも全然私自身は興味なくて
ほんとに断り切れなくて。2年くらいやっちゃったんだよね、たぶん。

そしたら、私はすごい運が強いタイプだから、2年ぐらいで、それこそ花ちゃんとやった『学校のカイダン』とか『ちはやふる』が決まって

でもその2年でやめたいと思ってたけど、ちょっとどっか楽しいというか。
たぶん負けず嫌いがあったから、1~2年なんか続けれて。
で、気づいたら13年くらいやってたっていう(笑)。

でももう楽しいし、面白さをちゃんと実感できるようになったから。
志したっていわれたら分かんないけど。

やめるタイミングとかをうかがわなくなった瞬間がどっかでたぶんあったんだと思う。
でもたぶんそれも、10代後半か20歳過ぎてから…。
うーん…なんか辞めるっていう選択肢がちゃんとなくなったのはやっぱその辺かも。
か、もはや最近かもっていうくらい。
分かんない。何かずっとモヤモヤフワフワしてた人
やりたいこと…バスケやりたかったしとか…あったからかな」

杉咲花
「すずちゃんだって、しっかりいうと(出会ってから)10年とか…。
まあ、ちょいちょいこう会うタイミングがあったけど。
そんな話せたりもする時間…」

広瀬すず
「なかったね、確かに。
すごいね。10年前から知ってるのすごいよね。
清原ちゃんも私が16~17の時だから、10年前。
同じくらいの時で、別々で私一緒だったんだ」

 

普通の経験が足りなくて…

難しい役の時分からないことが…

清原果耶「え、2人ってさ、苦手な事とかあるの?」

広瀬すず
「ここ数年でとっても感じてるのが、10代からお仕事したりして。
正直言うともう学校よりお仕事を優先してた学生生活だから。
勉強、だから。
言葉も知らないし。感情同士で接するみたいなことよりも、仕事の人と接する時間の方がやっぱり長かったから。

なんか2人もそうだと思うけど。なんかどう伝えていいかが分かんないっていう。

で、言葉も知らない。友達とかとこういう感情を交換してこういう思い出があるみたいのも、正直言うとなさ過ぎて。

人生の経験と自分の年相応なものと。求められてるものと。立場的に考えなきゃいけない事とかも全部含めて、経験してなさ過ぎて、分かんないて思う。うん。

難しい役の時さ、どうする?(笑)
やりながらもさ、分かんなっ!ってなるときない?」

清原果耶「ある」

広瀬すず「どうしてんの?」

清原果耶
「あのね。分かんないまま終わっちゃった役が1個だけあった
あっ、分かんなかった…。
10代の時だったんだけど。毎日泣きたいぐらい何も分かんなくて
この子どう思ってんだろうなとか、何でこうなったんだろうなとか思ってたけど。
結構もう分かんないまま終わっちゃったかも、私の時は」

広瀬すず
「私もその経験ある。うん。すごい落ち込むっていうか…何とも言えない感情になって。
なんかそれが結構ずっと残るんだなって思った。
何年経ってもその作品を言われれると、ハッてなんかなる。ヒッ!って」

杉咲花
なんか自分のこともさ、分かんないときあるし
理解できてるって思えてる時の方がちょっと怖いかも。
なんか自分を疑っちゃうっていうか。

なんか安心してこう安全圏にいる感覚になるっていうか。
だからなんか分かんないままでも、なんかダメな事ではないのかなって思うようにはしてるかも」

広瀬すず「豊かな思考を持ってるよね」

杉咲花「そうですか?」

広瀬すず
「うん。杉崎さん。とても豊かです。
いや、なんかさ、優しいじゃんベースが、やっぱ。
なんか私そこまで優しくなりきれないから。その思考にあんまたどり着かない」

杉咲花「そう?自分に対してあれじゃない?こう完璧主義っていうかストイック…」

広瀬すず「いやいやいや。今、救われました」(笑)

 

幼少期や学生時代はどんな子?

広瀬すず「どんな家庭?どんな子供っていうの?幼少期?」

清原果耶さん「姉に付いて回る&外を走り回る幼少期」

清原果耶
姉が1人いて。もう姉に付いて回ってる幼少期だった。
もうとにかくお姉ちゃんがしたこととか。
合唱もそうなんだけど。
お姉ちゃんが合唱クラブに入ってたから。
合唱クラブにお姉ちゃんが行ってる時間は一緒に遊べないから、それが嫌で。
じゃあ、行っちゃえばいいんだと思って、習ってたりとかして。

あとはもう冬でも、ショートパンツはいて駆け回ってた
もう鬼ごっこばっかりしてたし。サッカーとか。
ずーっと、外走り回る遊びばっかりしてた

 

杉咲花さん「なんか変&目立ちたがり屋だった。でも、高校生になって人見知りに」

広瀬すず「目立ちたくなかった」

広瀬すず「お花さまは?」

杉咲花「(笑)私は…変だったわ~。な、なんか変目立ちたがり屋だった」

広瀬すず「私も変だった

杉咲花「え、どんな感じ?」

広瀬すず「え、目立ちたがり屋?逆に?」

杉咲花「いやぁもう…そう変だった~」

広瀬すず
「私逆に目立ちたくなくて
「今日授業全員発表しないと終わりません」みたいな授業とかも、最後の1・2番まで残ってるタイプ」

杉咲花「え、それはもう小中高ずっと?」

広瀬すず
「うん…中学からお仕事始めてるから、後半はまた違った感じだったし、スゴイ強がってたから。もう1人で。
もうみんなと戯(たわむ)れれないって気づいた瞬間から。
「もう1人でもいいから」みたいな。すっごい強気だったけど」

杉咲花「なんかやっぱ変わっていくよね、小中高って」

広瀬すず「マイペースにマイペースにみたいな感じに変わってったね」

杉咲花
「私も中学まではすごい目立ちたがり屋で、学級委員とか生徒会とかやってみたり。
こうちょっと、ロッカーん中隠れるとか、なんか変な事やってたりしてたけど。

高校生になって、急に人見知りになっちゃった。
一気に環境変わったから。
なんとなくこう小中はさ、かぶってる子とかもいたけど。
どうだった?果耶ちゃん」

清原果耶「ホントこのままかも」

広瀬すず「モテたでしょ?」

清原果耶「いやいやいや…モテませんて」

広瀬すず「だってこんな感じなんでしょ?こんななんか大人っぽい子とかさ」

清原果耶
「いやいや…もっともっと何かハツラツ系だったから。全然全然。
その、モテたでしょ?あなたたち」

杉咲花「全然。モテた?モテたでしょ?」

広瀬すず「全然。だってもうみんなから、もはや視界にはいってないくらい静かだった」(笑)

清原果耶「そんなに!?めっちゃ陰だったんだ」

広瀬すず「うん」

杉咲花
「ああ、そう。私中学校の入りたてん時、ちょっとだけ興味持ってくれる人いたんだけども。
なんかこう素性がバレてったら、どんどんもうなんか誰からも関心を…。(笑)なんか変なやつだってなっちゃったんだよね。
だからもうホントにそういうのはなかったね」

広瀬すず
「なんかその男の子たちと、サッカーなりバスケなりやってる時もあったけど。
人見知りだから、基本ずっとおんなじ子と隅っこで喋ってるけど」

 

家族との関係

広瀬すず
「でも、家族に対して、まあもちろん環境とかもあったと思うけど。
今も含めて、家族に一番サービス精神多いかも」

杉咲花「ああそうなんだ!」

広瀬すず「うん。どうーしても笑ってほしいから、ずっと全力(笑)」

杉咲花「えー!すごいね、それ」

広瀬すず
3きょうだいで、共働きだったから。
まず一番最初に家に帰って来るのが私だったから。
これ食器洗っといてとか、テーブル拭いといて、お風呂洗っといて、洗濯物やっといてとか。
やってたら、「えーっ!」って言われるじゃん。それ待ち(笑)。
そのためだけに、(自分が)ちょっとやってとか。
「ああ、もう上やんなくていい。もう、やるやるやる」みたいなのが。
たぶん末っ子過ぎて、ちょっと同じ感覚に上がれるのが嬉しかったのか分かんないけど。
家族に一番サービス精神旺盛タイプ

杉咲花「果耶ちゃん、でも仲いいでしょ、すっごい」

清原果耶
「それこそ、家族のグループの連絡とかは、動いたりはしょっちゅうするかな。
ほんとなんでもないことをみんな報告し合って。反応もしないし。
ただもうなんか絵日記みたいな感じで」

広瀬すず「大事な事みたいな瞬間は絶対話さないかも」

杉咲花「あっそうなの!?」

広瀬すず
「うん。家族のグループとかないし、たぶん動かない
動かしたら負けって思ってそうなくらい(笑)
いや、みんな思ってそうなくらい。
信用してるし信頼もしてるけど。
なんかいざという時に頼るみたいなことしなさそう

杉咲花「へぇ~面白い関係性だね」

広瀬すず
「あんま人と共感したことないくらい、家族との距離が独特かも。
なんか、みんな友達みたいな」

清原果耶
「それすごいね。たぶん、すっごい心配されてて1人で東京にいるから
姉も実家から離れてるから。
こうみんながみんなを心配してて。大丈夫か?っていう、こう生存確認じゃないけど。
それこそ、ここ数年で、ちゃんと大丈夫だということとか。みんなが元気かどうかとか。
あ、大事だなと思って、めっちゃ連絡取るようにしてるかも、今。
気になっちゃって」

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