小学5年生の時スカウトされ、12歳の頃に雑誌「ピチレモン」でモデルデビュー。
初主演映画「天然コケッコー」(2007年)では、数々の新人賞を受賞。
鶴瓶「久しぶりやホントにね。いやもう、普通よ。全然変わりなく普通やねんけども。いいよねこれ。
いやいや、なんやろね。日常溶け込むやろ?割と」
夏帆「そうですね。どこにでもいるので」
鶴瓶「「あ!夏帆や!」とかある?」
夏帆「あんまり言われないですね。全然なんかバスも電車も乗りますし。
で、自転車でいつも街を」
芸能界に入って20年
原宿でスカウト…12歳 雑誌”ピチレモン”でデビュー
鶴瓶「この世界何年?」
夏帆「もう20年近くいます」
藤ヶ谷太輔「え、スタートいつからですか?」
夏帆「12歳の時から、はい。この世界に入って」
鶴瓶「(雑誌)“プチレモン”や」
夏帆「(雑誌)“ピチレモン”です!ピチレモンっていう雑誌に出させていただいてた…」
鶴瓶「何?スカウトされたの?どっかで」
夏帆「そうですね。原宿歩いてる時に、今の事務所の方に声をかけていただいて」
鶴瓶「友達と一緒やったの?」
夏帆「そん時は、母と一緒にいました。」
藤ヶ谷太輔「じゃあ、声かけられて、やってみようかなっていうスタート?」
夏帆「そうですね。その時に、この雑誌(“ピチレモン”)を読んでたんですよ。
それで、「“ピチレモン”に出たいです」って言って、事務所に入って。
「ただ、テレビには出たくないし、お芝居とかできません」っていうのを事務所の方に言って。
まあただ、当時12歳だったんですけど。
それで、事務所の人が「それでいいよ」って言ってくださって、この世界に入ったんですけど」
毎回「辞めた方がいいかも…」と思う俳優の仕事
藤ヶ谷太輔「でも今俳優やられてるじゃないですか?」
夏帆「そうなんですよ。気が付いたらお芝居の仕事をいただくようになって」
鶴瓶「好きになったんやろ?お芝居の仕事が」
夏帆
「いや。最初は全然でした。もう何もできなかったですし。誰も何も教えてくれないしみたいなところからスタートして。
ホントにどうしたらいいのか分かんなかったですけど。
それでもなんか色んな作品と出会っていくうちに、お芝居だったりとか、そのモノづくりの面白さを教えていただいて。だんだんとこう好きになってったみたいな」
藤ヶ谷太輔「でも、ずーっと芝居が好きでいれてるんですか?」
夏帆
「あ~いや、でも、なんでこんなできないんだろうって毎回思いながらやってます。
毎回。どの作品も。
なんか、こんなに長く続けてきてるのに、なんでこんなできないんだろうって。
毎回だから、作品入るごとにすごい落ち込んで。
「ああ、もうやめたほうがいいのかな」って毎回なってます(笑)
もう撮影の初日は、前日は寝れなくなりますし。
でも、年々そうなってってる気がします。
だんだんこう…そう、なんですかね。
緊張だったりとか、ちゃんとできるかなみたいな不安が出てくるようになってきて」
仲野太賀さんに裏切られた!?
名字のなかった2人
藤ヶ谷太輔「僕あとあのもう1人ね、取材させていただいたんですけど。
あの~何て言うんだろうな。裏切り者?
夏帆さんが「裏切り者だ」って言った」
夏帆「え?どういうこと?」
(仲野太賀さんと藤ヶ谷さんの2ショット写真が映る)
夏帆「あ!太賀(笑)えっ、どう…裏切り者?どういうことですか?」
藤ヶ谷太輔「全然覚えてないですか?「裏切り者」って言った…」
夏帆
「ああ!言った。私が言ったってことか。そうだ。
太賀、昔から友人なんですけど。
昔、仲野太賀じゃなくて、(芸名)“太賀”でやってて。
で、私も夏帆で名字なくて出てて。
太賀と会うとよく、「いつ名字つける?」みたいな話をしてたんですよ。
で、いつかな?いつかな?みたいな話をしてて」
鶴瓶「あ、名字つける言うてたん?」
夏帆「あ、そう。お互い名字つけたいねみたいな。「名前だけって恥ずかしいよね~」とかって言って。」
鶴瓶「メッチャ恥ずかしいやん、今ほんなら」(笑)
夏帆
「そうなんですよ。まだ恥ずかしいんですよ。まだ夏帆だけで。
そうなんです。「夏帆です」って言うのも、「なんかだんだん歳重ねてきて、「夏帆です」っていうのも恥ずかしいよね」とかって言って。
で、って言ってたのに、太賀はとっとと“仲野”って付けて。裏切られたっていう。おいてかれたっていう。」
名字のない”夏帆”という芸名は事務所と親で決めた
藤ヶ谷太輔「え、それスタートってご自身で決めたんですか?」
夏帆
「いや、最初は事務所の方と親が話し合って。
で、“夏帆”でいこうってなったんですけど。
仕事していくうちに、それこそエンドロールとか見てて、「あ、私何で名字ないんだろうな」とか。
なんかでも、夏帆の上につける名字って難しかったんですよね」
藤ヶ谷太輔「夏っぽいのあえて行くか」
夏帆
「あえて行くのか。でも、狙い過ぎじゃないのかとか。
ホントに難しくて。「もういいや。夏帆で」って結局なってしまった。
で、今も夏帆って名乗ってるんですけど」
20代前半は鎖国時代
藤ヶ谷太輔「でもなんか太賀くんとか、もう出会いもすごい長いじゃないですか」
夏帆「そうですね。10代の時ですかね」
藤ヶ谷太輔
「で、たぶん出会った頃とか。
だからたぶん、20代前半は、夏帆さんがたぶん自分とすごく向き合ってる時期で。
結構心を閉ざしていたと。」
夏帆「はいはい。鎖国時代ですね、夏帆の(笑)。
夏帆の鎖国時代だと思います、ちょうど太賀と出会った時ぐらいが」
鶴瓶「(柄本)時生もそうやろ?」
夏帆「時生くんもそう。あ、でも、時生くんとか太賀と出会ったのって同じような時期で」
藤ヶ谷太輔「それって、いくつからいくつぐらいなんですか?鎖国時代」
夏帆「え~…いくつなんですかね?でもたぶん、20代前半だと思います」
徹夜で桃鉄が開いた瞬間!?
藤ヶ谷太輔「それは何か急にバンって開いたのか。徐々に…」
夏帆「徐々にだと思いますね」
藤ヶ谷太輔「たぶん、開いた瞬間ここじゃないかっていうのを太賀くん言ってて」
夏帆「あっ、知りたい」
藤ヶ谷太輔「あの~徹夜で桃鉄やった時」
夏帆「あ~やった。いつだ?」
藤ヶ谷太輔「徹夜で桃鉄やって。朝方、窓を開けて。なんかあの朝日を見たって」(笑)
夏帆「え~…あ、でもそん時かもしれないですね」
藤ヶ谷太輔
「っていうのは、桃鉄の中で、なんか色々あるじゃないですか。
あ、このタイミングでキングボンビーつけんのかとか。
結構白熱して。なんかこの感情が出たりとか。
それで、バーンってなって。
あけきった状態で2人で朝日見て。
で、「夏帆がオープンマインドになってから、より仲良くなった」って」
夏帆
「あ、でもそう。そうですね。
最初はなんか…すごい人…まあ、人見知りっていうか。
なんかちょっとどこかたぶん壁があったんですけど。
ある時からすごいなんかオープンになった」
鶴瓶「いや、オープンになる…太賀もそうやし、時生もそうやし。オープンになる連中やて。」
夏帆「もうそう、ずっと古くからの友人なんで。
で、その後に映画で共演して。
この(映画)「きばいやんせ!私」(2019)っていうので」
仲野太賀さん「俺は夏帆になりたい」
藤ヶ谷太輔
「芝居の仕方とかスタンスとかがとにかくうらやましくて。
太賀くんが、「俺は夏帆になりたい」って言ってましたよ」(笑)
夏帆「な~…ホントに!?私は太賀になりたいよ」
鶴瓶「太賀もね。いい感じででてきてるもんね。すっごく」
夏帆「いやでも、太賀はホントにすごいですよね。役者としてもすごい尊敬してます、ホントに」
鶴瓶「今度大河(ドラマ)でるねん、コイツ」
夏帆「そう。太賀が大河に」(笑)
鶴瓶「とうとう大河に出るよな。おっきなるよね、コイツ。面白いヤツやし、人間もいいし」
藤ヶ谷太輔「なんかそういう切磋琢磨できる人が、同じ事務所内にいるってなんか…」
夏帆「そうですね。でも身近に一緒に戦える仲間がいるっていうのは、ホントに恵まれてるなって。なんかありがたいなっていう風に」
鶴瓶「テレビ撮ってるやんか。(太賀みたいな)こんな(メチャクチャ楽しそうな)笑い方でけへんで」(笑)
夏帆「ホントに。いい顔して笑うんだよな。なんか(大きく)ハーッって(笑って)」
藤ヶ谷太輔「でも太賀くんも言ってました。もうそういう存在って他にいないから。もう夏帆だけですとか言って」
夏帆「でもそうかもしれないですね。なんか。なんだろう。同士とも違うし。
でも、なんか10代で出会ってから、ずーっと色んな仕事の相談してきて、太賀に。
だからなんか、ずっと一緒に戦ってきてるような感じがして。」
藤ヶ谷太輔「で、結構こう色々な映画とか芝居とかに、やっぱり2人とも深いから。
最初なんか楽しく飲んでても、段々なんかこう夢の話とか、こういう作品撮ろうぜとか
夏帆「あ、そうそう(笑)そうなんですよ。そういうなんか熱い話になってくるっていう、毎回」
今後の展望
楽しいことを続けていきたい
藤ヶ谷太輔「なんか今後の展望っていうか、なんか夢みたいなのってあるんですか?」
夏帆「え⁉恥ずかしいですね、ここで」
藤ヶ谷太輔「こういう役やりたいでもいいし。なんか夏帆さんが思う」
夏帆「ちょっとざっくりした言い方だと…でもなんか、楽しいことをずっと続けていきたいなっていうのをすごい思ってます。
とにかく楽しいことを」
