【しゃべくり007】歳の差59歳!市村正親さんがイケメン長男優汰くんとテレビ初共演(2024年7月放送)

黄色い花 俳優(男性)

上田(くりーむしちゅー)
「親子でのテレビ御出演っていうのは、ちょこちょこおありなんですか?」

正親「今日が初めてです」

上田「なんでちょっと親子で出ることを決断していただいたんですか?」

正親「しゃべくり007も今年もう十何年…15年ですか?」

上田「あの、ごめんなさい。覚えてませんけど」(爆笑)

正親さん「記念すべきこの番組に親子2人で出ることが大変光栄におもっております」

上田「いや、あのそんな堅苦しい番組じゃないですから」(爆笑)

正親「あんまりいつもの調子でやると、今日は息子と一緒なんで、あとでえらくダメ出しが出る」

有田「テレビとかだとね。ボケたりとかすごいすんだけど、家だとどうなの?」

優汰くん「なんか普通のおじさん」

有田(くりーむしちゅー)「普通のおじさん?」

上田「あんまりふざけたりとかさ、なんだろ、オヤジギャグみたいなことおっしゃったりとかはなさらない?」

優汰「はしますね。親父ギャグみたいなことは多々あります」

上田「お父さんのギャグ面白い?」

優太「いや…」(爆笑)

福田「ダジャレとか言った時に、例えばどういうリアクションとるの?」

優汰「何それつまんな~とかそういう感じだったんですけど、もうさすがにちょっと無視っていうか」(爆笑)

上田「拾ってあげなさい!」

優汰「もういいよって感じ」

正親「無視されて16年」

上田「あ、無視されて16年?ごめんなさい。優汰くんいくつ?年?」

優汰「16歳です」

上田「え?生まれたときから無視されてんですか?」

有田「え?まだ16歳?」

上田「優汰くん、デビューは何歳?」

優汰「デビューは13歳」

上田「大丈夫?ちょっと刺激の強い大人たちがいるけど」

優汰「全然。もうほんとに僕有田さんが好きで、会いたかった

上田「え、なんで?」

優汰「眼鏡かけてる姿が好きで。あの有田さんの。もし女性だったらお付き合いとかしたいなって感じ」(スタジオ「え~」)

上田「え、メガネ姿が素敵だからってだけ?他なんかあんの?」

優汰「だけです」(爆笑)

有田「いやいや。だけじゃないけどね」

 

  1. プロフィール紹介
  2. 父と息子の似ているところ
    1. 頑固なところ
    2. 色々なものに好奇心がある
  3. 市村正親さんの幼少期
    1. 一人っ子で両親は共働き 一人で映画館に行き寝ていた
    2. 中学生の時のデートで大失敗
  4. 正親さん下積み時代
  5. 正親さんすごくモテた劇団四季時代
    1. 優汰くん「お父さんがモテる情報がネット上に1個もなかった」
    2. 一番モテた劇団四季時代
  6. 市村親子のほっこりエピソード
    1. 誕生日はオペラ調のバースデーソングでお祝い
    2. 寝る前につねり合いっこをする
    3. ドッキリを仕掛ける
    4. 寝る前にハグ
    5. 寂しそうな時は父に声をかける
    6. お父さんの服をコーディネート
    7. 父正親さんからもらったアドバイス
  7. 市村正親さんが怒った時
    1. 部屋に鍵をかけるのは許さない
    2. 優汰くん「ケンカした時も腹を割って話し合いたい」
    3. 原田泰三さん(ネプチューン)の子供、父親とのエピソード
  8. 市村優汰くんが目指す役者の道
    1. 小さい時から役者にするため英才教育
    2. ダンス、ボイトレ、タップダンスの習い事
    3. お腹にいたときから触れていたミュージカルの世界
    4. 正親さんも父に言われた「お前に俳優はできない」
    5. 筋トレとダイエット
  9. 大好きな俳優 高橋一生さん登場
    1. この人すげえなと思う演技力
    2. 高橋一生さんがスタジオに登場し、大喜び
    3. 正親さんが思う高橋一生さんの良さ
    4. 高橋一生さんに注目するきっかけ ドラマ「おんな城主直虎」
    5. 正親さん「いつか共演したい」
    6. 共通の趣味自転車・ロードバイク
  10. 憧れの俳優の1番はお父さん
  11. 優汰くんから演技のダメ出し
  12. 中学3年間作ってくれたお弁当(お手紙付き)
  13. 親子でカラオケ お父さんが歌うのに合いの手を入れる
  14. 優汰くんから正親さんへのお手紙
  15. まとめ

プロフィール紹介

【俳優 市村正親さん 75歳】
1973年 劇団四季に入団
名作オペラ座の怪人の主役ファントム役を務めるなど、劇団四季の看板俳優に。
退団後は映画やドラマでも活躍
多彩な功績が認められ、2019年旭日小綬章を受章

【市村優汰さん 16歳】
2021年13歳の時ミュージカル「オリバー!」で父市村正親さん(当時72歳)と共演し、俳優デビュー
2024年マイナビ東京ガールズコレクション2024 SPRING/SUMMERに抜群のスタイルで登場。
最近ではSNSに投稿したダンス動画が16歳なのに色気がダダ漏れと話題に。ダンス歴は6年。

正親
「どうよ!うちの息子。今まではすごく固いんだよ。
始まってからずーっとね、彼いっぱい話してくれたでしょ?で僕は結構こうやって(座って)いたじゃないですか?息子がいるからね。
後で怒られないようにと思っていたけど、もう怒られてもいい。俺は俺でやろう!」

レギュラー陣
「よっしゃ」「おかえりなさい」「待ってましたよ」(爆笑・拍手・市村さんレギュラー陣と握手)

正親
「あのこの番組はね、7人にやられ込まれちゃうんですよ。
それでね結構ね大変なんですよ。それを打ち破るくらいのパワーを今日は持って。頑張るぞ!」(爆笑)

有田「どのタイミングで?自分たちの紹介VTR見たら急に元気になっちゃって」(笑)

 

父と息子の似ているところ

頑固なところ

上田「お父さんにこういうとこ似ちゃったなとかっていう所、自分であったりする?」

優汰「頑固なところですかね」

上田「あ、そうなの?まず、お父さん頑固?」

優汰
「頑固ですね。ご飯とか食べに行ってる時に、なんか自分の気が合わなかったときは、「いや、でも俺はそうなんだ」とか言って。「でも僕はこう思うよ」って言っても、なんかずっと問い詰めてくる感じなんですけど」

上田「ごめんね。話が見えない」

有田「とんかつ頼もうと思ったら、俺はそう思わない!とかそういうこと?」

優汰「例はそんな感じです」

有田「あっ、そう」

堀内「好きな物食べさせてくんないの?」

優汰「「俺はこっちの方がいいと思うぞ」みたいな」

上田「でも、自分が好きなもの食べたいよな?」

優汰「はい」

上田「優汰くんもそういうとこちょっとあるの?頑固なところが」

優汰
「そうですね。なんか僕も「宿題とかやれ」って言われても、でも「あとでやるから」って言って、結局やってないんですけど」

上田「それ頑固じゃなくて怠けてるだけじゃない?」(爆笑)

優汰「そうかもしれないです」

 

色々なものに好奇心がある

上田「市村さんからご覧になって、ああ、ここは俺に似たななんてていう所はございますか?」

正親
いろんなものに好奇心がある
最近はね、絵を描いてるんですよ。その絵がね、なかなか俺にはない才能なんですよ。僕はマンガみたいな絵しか描けないんですけどね。
僕の携帯のおそらくアイコンがパパの顔を描いたこれでして。ママのも描いてあるんだよな?」

優汰「2分で描きました」

正親
「嬉しいのはね。大体みんな似顔絵ね、僕鼻デカく描かれるんだけどね。やっぱ息子だよね。気遣って鼻ちょっと小さく描いてくれてるのよ。

原田「それ嬉しいんですか?」

正親「嬉しい(笑)」

 

市村正親さんの幼少期

一人っ子で両親は共働き 一人で映画館に行き寝ていた

上田「どんなお子さんだったんですか?」

正親
「うん。僕一人っ子だったんで、あの親父も新聞稼業(新聞社)で、おふくろは飲み屋やってたんで、結構一人で居ることが多くって。
みんなと遊んでても、みんな5時ぐらいになるとみんなそれぞれ自分の家に帰っちゃうけれども、僕は1人母親にお小遣い貰って、肉うどんかなんか食べて、その後映画館でずっと同じ映画見てて寝ちゃうみたいな。
そしたら親父が起こしに来てくれてみたいな」

 

中学生の時のデートで大失敗

上田「好きな子とかはいたんですか?」

正親
「僕はあのー本当に中学生の時に好きな子がいて、新宿にデートいったんですよね。
でたまたまお寿司屋さんのアルバイトしてたんで、お寿司がうまいってこと知ってたんで、一緒にお寿司屋さん入ったんですよ。
で、時価っていうのは分かんなかったんですよ。
あ、値段書いてないからあれにしようって言ったら、とんでもない勘定がきちゃって。
で、彼女のお小遣い借りて支払った。」

上田「その人はキコちゃんって人ですか?初恋の人キコちゃんから情報が届いていると。

『中学時代はまだ幼くておとなしい男の子で、かわいい顔だけどモテてはいなかった。当時正親くんからお手紙を何度か貰った事がある。』

あ、お手紙やっぱり好きだったんですね?」

正親「親父がほら新聞記者だから。書くことが好きだからね。」

上田
「『お手紙をもらったことがあるが親に見られるのが恥ずかしくて、家に帰った後こっそり破って捨ててました。ごめんなさい』

優汰くんはお父さんに手紙書いたことないの?」

優汰「父の日によく書いてますね。メッセージ書いて、「これからもお仕事頑張って」って言って」

正親「あとこれもくれるよね?」

優汰「あ、そう。肩たたきの券みたいな。自分で作って、「これ使いたいときに使って。やってあげるから」って言って」

上田「それ使ったことあるんですか?」

正親「はい。使いましたこの間。捨てないでとっておいてよかったなと思いますよ。

「おいこれ(肩たたき券)あるよ」って「(めんどくさそうに)ああ~」(と言いながら肩をもむ仕草)。」

上田「じゃあ、正親さんも優汰くんからの手紙はとってあるんですか?」

正親「はい。嬉しいですね。絵を描いてくれたり、色々メッセージもあるんでね。それはやっぱりとってあります」

上田「どう、健ちゃんとかも全部取ってる?」

堀内
「とってるけど、溜まるとやっぱり燃やしますね。
どんど焼きで燃やす(スタジオ爆笑)。何成就させますよそれは。きりないからとっとくと」

 

正親さん下積み時代

(当時24歳の写真を見て…)

正親「これは付き人を卒業したころですかね。西村晃(2代目水戸黄門)さんの付き人を21歳から24までやってたんですよ」

スタジオレギュラー「かっこいい。かっこよくないか?」

優汰「なんか新人の社員さんみたいな」

有田
「50年くらい前の写真だよね?だけど最近の若いカッコいい人みたいじゃん」

優汰「そうですね」

上田「(眼鏡かけてるパパの写真は)有田よりメガネ似合うんじゃないの?」

優汰「いやそれは、有田さん」

有田「だよね~」(爆笑)

上田「これは下積み時代の話ですかね?『銀座のクラブ近くの屋台できつねうどんを売るバイトをしていた。空腹のあまりホステスのお姉さんが残した食べかけのきつねうどんを隠れて食べて腹を満たしていた』と。

正親
「あのね。あの頃は結構銀座もねお餅焼いてたりとか、うどん屋さんだとかいろんなね(屋台が)結構でてたんですよ。アルバイトで2人1組でね。新橋から屋台を2人で引いて、僕はちょうど資生堂の裏のあたりで屋台を出してたんですよ。で、僕は洗う方なんですよ。で、女の人はそんなには食べないんですよ。「美味しいですね」みたいな感じで、ちょっとすするのね。で男の方は酔ってるから(がっと)食べて。

腹減ってるわけだから。冬ですよ。洗うふりして、(食べる仕草。スルスル、スルスルとすする )。

その時の味はね、今でも覚えてる。美味しいんですよ。学生ですからね。演劇学生ですから。
やっぱりそういうもののやったことが今印象に残っているってことは財産ですよね。」

 

原田
「俺今でも覚えてるのが、若手のころに(堀内)健と2人で中華屋さん入ったんですよ。
そしたら、隣の客がパーッと残して出ていったんですよ。
そしたら健がぐわーって食べたんですよ。俺の前で。隣の残り物を。
で、コイツすげえと思ったんですよ。
そしたら店員さんの中国人の女の人がこう来て「そういうことやめな。みっともない」って言って」

堀内「腹ペコだったんですよ」

 

正親さんすごくモテた劇団四季時代

優汰くん「お父さんがモテる情報がネット上に1個もなかった」

上田「いやそれは、たぶんお父さんオモテになったと思うよ」

優汰
「1回お父さん本当にモテてたのかなと思って、Googleで「市村正親 モテる」って検索したんですけど、情報が1個も出てこないんです」(爆笑)

上田「やっぱ、今って言うよりか若い頃の話ですもんね?」

優汰
「でも若い頃の顔とか出てきたは出てきたんですけど、カッコいいって言葉がなかったんで、本当にモテてたのかな?っていう」

上田「お父さん、俺はモテてたぞとかおっしゃるわけ?」

正親「言わないね」

優汰
「言うよ。1回話してくれたんですよ。劇団四季に入ってる時、その女の人からめっちゃモテて、いろんな人とラブラブしたんだぜって」(爆笑)

正親「四季のころね」

上田「普通息子に言います?俺いろんな女とイチャイチャしたんだぜみたいなことを」

正親「あの、僕は黙ってますけども、それはお互い様です」

原田「どういうことですか?」

正親「ノーコメントです」

上田「ごめんなさい。何をおっしゃってるの?」(爆笑)

正親「だからそういう言っちゃいけない言葉は僕は言わないですよということ」

上田「だって言ったんでしょ?」

優汰「言ってきてました」

上田「やっぱ(劇団)四季時代は相当おモテになったんですか?」

正親「モテました」(爆笑)

有田「そりゃそうでしょ」

上田「劇団の女子が色々?」

正親「わんさか わんさか」(笑)

 

一番モテた劇団四季時代

(当時25歳の正親さんの写真を見て…)

正親「あれはウエストサイド物語ですね。ちょうど髪を染めてますから。」

上田「あれぐらいですか?一番おモテになったのは?」

正親「もう、バリバリですね」

上田「これくらいの時期が一番おモテになって?」

正親「ああ、バリバリ」

上田「優汰くんどうよ?この昔のお父さんの写真」

優汰「いやちょっとなんか、カッコつけてるな」

上田
「演出家の梶賀千鶴子さんからの情報で、
劇団内の女優さんにもモテまくっていた
そこらじゅうで、「市村さんは絶対私の方が好き!」「アンタより私よ!」とバチバチ。
私のところにも「どうしたら市村さんとお近づきになれる?」と泣きながら相談に来る女優さんがたくさんいて正直困っていた』。

プレゼントとか色々いただいたりとか、そんな感じもあったんですか?」

正親「もう、大変でしたね。段ボール箱で」

上田「まだでも、バレンタインとかそんなのは無い時代でしょ?」

正親「ありましたね。あ、でもこっち(優汰)の方が最近すごいかもしれないですね」

上田「あ、優汰くんモテるのか?」

優汰「多少」

上田「チョコ何個くらいもらった?」

優汰「チョコ34個

有田「誰から?」

優汰「女性の友達とかも多いんですけど、なんか本命って言ってくれた方もいて。」

徳井「ファンの人とかじゃなくてってこと?」

優汰「じゃなくて、学校行ったときです。」

徳井「すごいな」

有田「その本命って言った子はその付き合おうとかなんないの?」

優汰「ああ、もう全然。ありがとうって言って終わりました

堀内「どうやって渡してくるの?」

優汰「ほんと多かったのは、普通に手渡しで。「ちょっと来て」って言って、先生がいない所ではいっていうのとか、あと引き出しに入ってます」

堀内「お返しした?」

優汰「全員はできてないんですけど、一応。あの、普通にクッキーを返しました」

上田「優汰くんはさ、好きな女の子できたとかお父さんに今まで教えたこととかある?」

優汰「なんか、言ってないんですけど、バレてます。なんか親の勘って鋭いらしくて」

正親「いや、逆です。この子は言います」

優汰「いってない」

上田
「お父さん「あの女の子はちょっとどうだろうな。派手すぎるな」とかなんか意見を言ってきたりとかはしないの?」

優汰「言わないですね。なんか「お似合いじゃん」とか」

福田「それあんま聞かれるのは嫌なの?」

正親「聞かないよね?こっちから言ってくれる」

福田「でも聞きたくなりません?その息子の恋愛事情とか」

正親「たいてい話してくれるから。だいたいこういうことなんだろうなくらいは把握してます。」

堀内「でもさ、同級生の男のことかは話さないよね、絶対にお父さんにね?」

 

上田
「そしてね。劇団四季時代の情報が更にきてますね。
『出演舞台に地方から追っかけが来るほど大人気でモテていました。そんなスター市村さんと食堂で同席した時、納豆にたれとからしを混ぜて食べようとしたら「納豆は混ぜてからたれとからしを書けるものだ!」と延々説教されました。
それ以来、若いスタッフは市村さんの前で納豆は食べないようにしていました』と。
まあ、どうでもいい情報ですけど」(爆笑)

正親
「それ覚えてます。僕中学校の時、納豆のアルバイトしてたんですよ。納豆の売り子。朝の4時位に起きて、5時位から「納豆~♪納豆 納豆~♪」ってね。自転車で売りに歩くんですよ。
で、3日目に盲腸になっちゃったんですよ。そしたら、盲腸になったらお腹痛いじゃないですか。だから「な…痛え な…痛え」って病院に言ったら、急性盲腸炎だったんですよ。
で、3日で納豆のアルバイトは終わったんですよ。そんだけでもね、納豆には思い入れがあったんですよ。
納豆はとにかくお醤油を入れる前に100回はかき混ぜる。(優汰「だからか。今も」)。今もやってんの。あれかき混ぜると何か出てくるんですよね。白くなってね泡が…で、それがうまくなる要素なんですよ。それからお醤油を入れて、からしをいれて混ぜると」

上田「やっぱ聞いてみてもどうでもいい情報でしたね」

 

市村親子のほっこりエピソード

2人の一緒に写ったアルバムを見て…

正親「でもこれ、全部ママが撮った写真だよな?」

 

誕生日はオペラ調のバースデーソングでお祝い

誕生日はデカい声で正親さんがオペラ調のバースデーソングを歌ってくれるそう。

優汰「これ無いと、ほんと寂しいくらい。」

上田
「あっそう。確かにね。低学年の時とかは嬉しいけど、中学高校とか「いや、もうお父さんそれいいや」みたいになんない?」

優汰「いや。逆にちょっとオペラ調のがなかったら、機嫌でも悪いのかなとか」

有田「普段はないんだよ。我々の家ではない。オペラ調のバースデーソングは」

上田「どんな感じ?」

市村正親さん優汰さんに向け、オペラ調のバースデーソングを歌う(ミュージカル調の豪華な歌声で)

「ハッピーバースデー♪・…」

(会場拍手)

上田「どう?こうやってお父さんがお祝いを…」

優汰「(いつもは)もうちょっと控えめです」(爆笑)

上田「我々はリアルなのをみたいんですよ」

有田「はりきっちゃってるんですか?」

上田「リアルなやつお願いします。できれば」

正親「(小声で)ハッピバースデー」

上田「小せえな(笑)」

レギュラー陣「全然違うじゃないですか」

 

寝る前につねり合いっこをする

優汰
つねり合いなんですけど。夜お父さんが寝る前に、お父さんの部屋行って、ちょっとこうやってつねったりして(正親さんの腕をつねる)、つねり合いっこみたいな。
(正親さんが優汰さんの腕をつねる)痛い。本気でやんないで」

正親「はい」(スタジオ(笑))

優汰「こうやってきて。でこのいじり合ってます。」

正親「そうすると翌朝、もうあっちゃこっちゃが青くなってます。お互いに(笑)」

上田「あの、ごめんなさい。全然面白くない」(爆笑)

原田(ネプチューン)「親子の遊びなの!」

 

ドッキリを仕掛ける

有田「ドッキリって何?」

優汰「後ろからわっ!て脅かすときあるんですよ。」

有田「はいはいはい」

上田「また、初歩的なドッキリ(笑)」

優汰「あの、お父さんがゴルフとかパンッって部屋とかでやってるんですけど、その時に後ろからわっ!てやると」

正親(大きな声で)「うわっ!」(腕を上にあげる)

原田「驚きの方はやらなくていいんですよ」(爆笑)

正親さん(笑)

優汰「その反応が可愛いなって思って」

有田「なんか今日ちょっと張り切ってるのかなパパ?」

優汰「ちょっとがんばってます」

 

寝る前にハグ

上田「これは幼少期ってこと?」

優汰「いや、今もしてます。」

正親「僕が寂しがりやなんですよ」

上田「やってあげてんの?お父さんが寂しがるから」

優汰「そうですね」(爆笑)

上田「優汰くんは別にやりたいってことではないの?」

優汰
「じゃなくて。「おやすみ」って言う時に、「おやすみ」って言うんですけど、こうやって(手を広げて)くるんで。「ああ」って言って(ハグする)」

堀内「えらいえらいえらい。ちゃんとやるだけえらいよ」

上田「もうこれやらないとお父さん寂しいだろうからなっていう?優しいね、ほんとにね」

正親「だから優汰の優って、ママのお腹にいたときから優しい感じがしてたんだよ。それでこの字を付けた」

上田「でもじゃあ、本当に名前通りに育ってるというかね」

正親「ありがたいです」(優汰くんに向かってお辞儀。優汰くん首をかしげる)(スタジオ爆笑)

 

寂しそうな時は父に声をかける

上田「お父さん手かかる?」

優汰「そうですね。ちょっとかかるかもしれない」

上田「お父さんどういう面で手かかる?」

優汰
「あの、本当に寂しがりやなんですよ、この人。なんで、しょぼんってしてる時とか。
映画とか1人で見てるんですけど、なんかかわいそうだなと思ってる時とかは、行って、「ああ、面白いね」みたいな」

堀内「悲しい映画見てるんじゃないの?楽しい映画でもしょんぼりしちゃうの?」

優汰「はい。してるよね?」

正親「最近は集中して見てると、わっ!って来るんです。」

堀内「イヤな気持ちではない?」

正親「嬉しい。あの、あ、またこうやってきてくれたなってさ。」

堀内「映画に集中してても嬉しい?」

正親「はいはい。うん。うん。」

原田「この舞台役者さんて、普通もっと威張ってるイメージだけど、お父さんかわいくない?」

優汰「かわいいです。ペットみたい」

正親さん「ハハハハハ」(スタジオ爆笑)

 

お父さんの服をコーディネート

優汰「お父さん服のセンスがほんとにないんです」

上田「おしゃれなイメージあるよ」

優汰「こういう時だけで」

有田「年が離れてるから合わないんじゃない?あんまりそういうのもちろん」

優汰「いや、穴とかが開いてるんです。あとほつれとか」

上田「あんまり普段そういう洋服とかこだわりないんですか?」

正親「ないですね。寝る時には灰色で、その灰色のままヨガとかに行ってたりする(笑)」

上田「ああ、あんまり別に気になさらない?それで、お父さんダセェよって感じなの?」

優汰「そうですね。ちょっとZARA行ってコーディネートして」

正親
「着ろって言われたから着たんだけどね、実は嫌だったの。でも嫌だって言っちゃうと2度とこれ言われなくなっちゃうのが怖いんで
(ZARAで買った洋服を着た写真をみて)なんかさ、変だよな?あの、顔だけ出てて(パーカーのフードをかぶっている)」

上田「洋服のアドバイスとか結構するの?」

優汰「しますね」

正親
「で、僕は彼が持っているジーパンなんかで、サイズが合うのとかあるんでね。ちょっと今日これ貸してもらうぞっていうのはあります」

上田
「泰三とかどうだった?いや、お父さん服ダサいよと言われたとかさ?」

原田
「逆だね。子供の方が服に何にも興味ないから、買いに行こうって言って。
「これは?これは?」ってやってて。「いらない いらない」。「いや、何でも買ってあげるよ」「いらない いらない」。「あ、そう。じゃあ帰ろう」って言って。何もほしくないんだよ」(爆笑)

上田「有田もまだ3歳とかだとお父さんダサいとかないもんね?」

有田「でも、あのウチも友達みたいな関係なんで、お互いの服着合いっこはしてます。」

上田「いや、3歳の服着れないでしょ」

有田「いや、今日もだから「これ貸して」って言って、すみっコぐらしの」(爆笑)

上田
「パパが知らない情報がまた。
『パパのクローゼットにはいいものがめっちゃあります。服や時計もこっそり借りてお出かけして戻していました。時計はお父さんがママから貰ったもので「大切だから着けたくない」と言っていたので、僕が着けちゃえと思って着けました』」

上田
「16歳くらいでさ。何の時計か分からないけど、お父さんの超高級時計とかつけてたらさ。何お前その時計?ってならない?」

優汰「友達にあんま会うことが少ないんで」

上田「友達はいるんだよね?」

優汰「います。何人かはいます」

上田「気遣う話じゃないよね?これね?」

スタジオレギュラー「友達いるよね」「何人かいるよね」

上田「ごめんね。もしいない場合は、徳井みたいに妄想でもいいから「いる」って言って(笑)
お父さんこれもご存じではなかったかと思うんですけれども」

正親「そうですね。うんうんうん」

上田「まあまあ、いいっすわね。お互いに洋服こう着合ったりとかね」

正親「僕だって、最近パンツ彼の履いちゃったことありますから」

原田「パンツ?下着のパンツ?」

正親「そう」

優汰
「なんかお父さんが僕のパンツを間違えて履いちゃってて。
なんか俺んとこにあったんだけど、これはいちゃったって言われて。
汚いんで、じゃああげるよって。」

有田「なんで汚いの?洗濯とかしてるでしょ」

優汰「違うんですよ。シミみたいなのがついてる」(爆笑)

有田「漏れちゃうの。75だから漏れちゃうの」

 

父正親さんからもらったアドバイス

有田「生き方としてなんかいい言葉頂いたことないの?」

優汰
「僕幼稚園の時ちょっとあの弱虫だったんですよ。なんかこうおまえこうじゃねえのとか言って、こう叩かれたりとかしてたんですね。それを毎回伝えてたんですね。
そしたら、「じゃあ1回やられたらやり返しなさい」って言われて。「分かった」って言って、その次の日にやり返して。
そしたら(相手の)親の前で「ごめんなさい。本当にごめんなさい」って言ってたんですけど、(幼稚園を)出た時に「やったね」ってパンって手を叩いて

スタジオ「へえ~」

有田
「いい話じゃない。「うちの息子がすみません」って言ってたわけね。そん時にはね。相手の親にはね。「よくやったな、お前」みたいな」

 

市村正親さんが怒った時

部屋に鍵をかけるのは許さない

上田「お父さんに怒られるなんてことあるの?」

優汰
「僕ゲーム好きなんですけど、ずっと遅くまでゲームやってるとか。
「そろそろ寝ろよ」って言って。「わかった」つって。
1時間後くらいにまたやってたら、「そろそろ寝ろよ」とか言うから、扉がんって閉めて、カギ閉める。そうするとめっちゃ怒ってきて」

正親「鍵をかけるってことはね。それは許されないです

上田「ちょっと、それを再現してもらっていいですか?」

優汰「ノコギリのやつ」

 

(正親さんと優汰くんが実際にその時の様子を演じます)

正親「おい、いつまでもゲームやってんじゃないよ。寝なさい」

優汰「わかった」

1時間後まだやってる

正親「まだやってんの?いい加減にしなさい」

優汰「わかったよ、うるさいな。バンッ(ドアを閉める仕草)、カチャ(鍵を閉める仕草)」

正親「優汰 開けなさい。鍵開けて。開けて」

優汰「一緒です」

正親「開けろ!!開けないんだな?分かった。よし」

何かを取りに行く正親さん

有田「これリアル?」

優汰「リアルです」

スタジオレギュラー陣「何?何?」

正親「開けないと、ノコギリで切るぞ!!!いいな」

ドアノブをつかむ正親さん

正親「こんな感じ」

 

スタジオ「え~!!(拍手。スタジオどよめき)」

優汰「本当にありました。本当に。」

堀内健(ネプチューン)「どうしたの、優汰君?」

優汰「本当に怖くて、窓からカーテン縛って降りようと思いました」(爆笑)

堀内「開けないで?」

頷く優汰くん

有田「それでドア開けなかったの?」

優汰「そのもう開けたら殺されるかなと思って

有田「それでノコギリどうしたんですか?結局」

正親
「それでもう一生懸命、ドア蹴ったりとかね。
カギ閉めるっていうのは、それはもう良くないっていうようなことはね。
最初から約束してたからね」

上田「他にお父さん怒ったことある?」

優汰「でもなんかもうほとんど怒んなくて。怒る時だけめっちゃ怒るって感じなんです」

正親「でもね。当時はまだ若かったんですよ。最近はもう全然怒んないですよ。」

福田(チュートリアル)「当時若かったって、当時おいくつくらいだったんですか?

正親「え~、7,8年くらい前ですね」

福田「て、ことは60代後半ですか?」(爆笑)

上田「うん、思ったほど若くはないです」

正親「僕にとっては、59歳で生まれた子だからね。あの、60位がちょうど若いんですよ、僕は」

福田「子育て大変じゃなかったですか?」

有田「いや、だって特に男の子は、仮面ライダーごっことか何とかで。ずーっとやるでしょ?」

正親「いや、それは仮面ライダーはやらなかった。だから…」

優汰「僕プリキュア好きでした。プリキュア。プリキュアごっこです」

原田「プリキュアやってないですよね?」

正親「いや、あのね。変なの着せられたよ」

優汰
「ショッピングセンターとかであのちょっと全身タイツの仮面ライダーあるじゃないですか?赤、黄色とか。それをお父さんと弟と僕で買って、戦隊ごっこやりました」

 

優汰くん「ケンカした時も腹を割って話し合いたい」

上田
「ただね、お父さん。あの優汰くんがパパに言ってないことがあると。
『最近ケンカになるとお父さんが口をもごもごし、何かいいたそうだけど、言い返さないことがある最後まで腹を割って話し合いたい。本当に悲しい気持ちになるので、今度からちゃんと言いたいことを伝えてほしい』。
で、優汰くん大体わかったけど…」

優汰
「やっぱ言い合いとかあるじゃないですか?その時に上から、でも違うんじゃないの?って言ったら、もう言い返すことができなくなっちゃって。口をもごもごして。
こう、「じゃあ言いたいことあるなら言いなよ」って言ってるんですけど、全然言ってくれないんで。しっかり、こう話し合った方がいいじゃないですか?
なんで、やってくださいって」

有田「言い返せなくなったわけじゃないんですよね?」

正親
「言いたいんだけどね。1言うと5くらい返ってくるんですよ。あの、ママにそっくりでね
1言うと返ってくるんですよ。弟もそうなんですけどね。弟も1言うと10くらい返ってくる。
でね、何なんだろうな。僕は人のセリフだったら覚えて言えるんだけどね。自分から発する言葉がね。何なんだろう。ヘタなんですね。だからね。言えなくなっちゃうんです。」

上田「あんだけ、くだらないおやじギャグは言うのに?」

原田「あれはね、スッと出てくるんだけど」

正親「あのね、人を怒るっていうのはやっぱり非常に難しいんですよ。」

上田
「そうなんですけど、ただ優汰くんとしてはね、なんかそのグッとこらえるんだったら、言ってほしいと。やっぱり」

正親「うん。これからは言うように努力する」

優汰「面倒臭くなってんじゃん」

正親「面倒臭くないんだよ。」

優汰「でも、ちょっと返すかもしんないけど、最終的に終わるじゃん、話は。だから、そこまでやろう」

正親「そうだね」

上田「立派なお子さんじゃないですか」

正親
「あのね、前も言われたことあるんです。「あれだよな。パパ最近俺の部屋あんまり来ないよね」とか言ったことを僕覚えてるんですね。
ああ、そうか。そういうことって、待ってくれてるんだなと思った時に、だから最近は結構行ってるよね?うん」

上田
「なかなか言わないですよ。だってほんとだったら、いやお父さんくるのうっとうしいとかっていう子の方がたぶん普通だと思うし」

正親「この子のいいところはね、必ずドアを開けてるんですよ。寝る時も朝もね」

上田「それ閉めるとノコギリ持ってこられるからじゃないですか?」

正親「いや、そういう事じゃないと思いますよ」

優汰「それもあるよ」(爆笑)

上田「それもあんのかい!」

堀内「でも、閉めたい気持ちになるよね?」

有田
「16歳とかだったらさ。ほんともうお父さんと言い合いもしたくなけりゃ、部屋とかに来んなよとかなっていくじゃない、普通。でも、お父さんのこと好きなんだね、まだ今ね?」

優汰「確かにそうですね。でも全然来ないのも寂しいじゃないですか?

原田「ディスカッションしたいんだ?ケンカの時でも」

優汰
「はい。手出すのもちょっと…年があるんで。
なんかもともとなんか、お父さんが手出してきてたんですよ。なんで」

原田泰三さん(ネプチューン)の子供、父親とのエピソード

上田
「泰三とかさお子さんが10代のころとかさ、そういうなんかちゃんとコミュニケーションとったりとか?」

原田
「全くないんだよね。(原田)「あの、なんかほしいものある?」(子供)「うーん、ない」(原田)「あ、そう。へ~」ぐらいだった」

福田「よくないよくない。ディスカッションだ」

原田
「ないんだよ。だから聞いててスゲェいい子だなと思って。
うちの子が悪いって言ってるんじゃないんだよ。こんなこと思わないなと思って」

有田「自分が子供の頃も思わなかったよね?16歳の時も」

原田「そうだね。お父さんすぐ殴ってくるからさ、俺の事。分かる?お金盗んだらさ」

上田「当たり前だよ」(爆笑)

原田「ほんとにげんこつで殴ってくるんだ。お金盗んだだけですよ!」

上田「一番ひどい」

堀内「あとさ、木につるされたって言ってたじゃん?」

原田
「お金盗んでたのがバレて、お父さんが「もう泰造ダメだ。お前は何でそんな泥棒癖があるんだ」って言って、昼間ですよ。
「お前はな宮本武蔵みたいに木につるしてやる」って言って、俺の事くくって、木に吊るしたの。だけど、宮本武蔵は胴体で結ばれてるの。
お父さんはそういうのあんまり知らないから、俺の腕だけを結んでこうやって(つるして)。こうやってやったらさ、俺「うえええ!!!」って。土曜の昼間よ。
こうやってやってて、お父さんもなんか違うな、この子の泣き方なんか違うなと思って。「うえええ!お父さん!お父さん!」っていうから、近所の人達が「どうしたの泰造くん」。
すごかったんだよ。それで下したの」

正親「それいくつのとき?」

原田「小学校6年生ですか。それから俺絶対お金は盗まなくなった」

 

 

 

市村優汰くんが目指す役者の道

ダンス

小さい時から役者にするため英才教育

パパは長男の優汰を役者にするため、小さい時から英才教育。
7歳から、タップダンス、ボイトレ、バレエなどレッスン三昧。
さらに2016年、8歳の時正親パパ(当時67歳)の舞台に初出演するため稽古。

その時の優汰くんのセリフ(言葉)
「父は普段どうってこともないのですが、舞台の上に上がると演技人間です。
役者としての父が大好きです。その役者の血が私も流れていると思うと、ワクワクしている今日この頃です。いつの日か皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。
どうかそれまでは父の事をよろしく申し上げます」

正親さんセリフ
「それでは市村座。今後ともごひいきお引き立てのほど隅から隅までずずずいーっと御願い上げ奉りまする」

(優汰くん、正親さん二人でお辞儀)

 

ダンス、ボイトレ、タップダンスの習い事

上田「小さい頃からダンスのレッスンとかやってたの?さっき話題になってたけど」

優汰「そうですね。僕が小学3年生くらいから、ダンスを始めました」

上田「例えば芸能に繋がる習い事でいうとどういうことしてたの?

優汰
「舞台でタップダンスをやる舞台があったんですけど、そこからタップ始めようってなって。
そこからタップ楽しくなって続けてる」

上田「タップやったり…」

正親「タップをたっぷりやったよね?」

上田「あ、大丈夫でーす」(爆笑)

有田「落ち着きましょう」

福田「本来の自分!」

原田「やっぱり出てきましたねえ」

上田「ボイトレみたいなのした?歌のレッスン」

優汰
「そうですね。してましたね。今ちょっと変声期で、あの高い声が苦手なんですけど。一応、変声期用のなんかボイトレ

上田「じゃあ、まあほんとに英才教育でね?いろいろと。

お父さんに対してのあこがれとかもやっぱり半端ないでしょ、それは?」

優汰
「お父さんの舞台ちっちゃい頃から見させていただいたんで、将来はお父さんみたいな俳優になりたいです」

上田「そうか。お父さん見て、自分も俳優さんになりたいと思ったわけ?」

優汰「はい。そうですね」

 

お腹にいたときから触れていたミュージカルの世界

上田「芸能界に入る時、相談とかあったんですか?優汰君から」

正親
「この子は、ママのお腹の中にいた頃から、ミュージカルにもう触れてましたからね。
出てきてもうすぐ1歳か2歳位から、もうミス・サイゴンも見たり、モーツァルト!もみたり、いろんな作品を観てましたので。3歳か4歳になった頃ですかね。帝国劇場のセンターに立たしてね。「いつかここに立つんだぞ」って。」

上田「そっちのちょっと道に導いた部分も?」

正親「導いてます」

上田「僕俳優になるよと。13歳の時ですか?っていう時のお父さんの気持ちはどういう…」

正親
「「しめた」ですよ。この年齢で既に自分のやりたいことを決められるっていうことは、なかなか他はいらっしゃらないんですよ。どうしようか、どうしようかって。
だからそういう意味じゃ、まんまと狙い通りだなみたいな。」

上田「小さい時からもう俳優一本って感じだった?他こうなりたいかな…とかなかったの?」

優汰「医者になりたいって時はあったんですけど。なんかお医者さんごっこが好きで、それをやってて、なりたいなっていうのはあったんですけど。でもそこからやっぱ変わって、俳優になりたいなっていう気持ちになりました」

堀内「大体忍者とかになりたくない?」

優汰「忍者もあります」

堀内「どうすんの、忍者の夢は?」

優汰「もう、無理かなと思って」

徳井「食ってけないもんね、忍者は。就職ってわけじゃないもんね。忍者のそういう会社ないしね」

上田「マジなトーンで言う事じゃない」

 

正親さんも父に言われた「お前に俳優はできない」

正親「僕もね、俳優になるって父に言ったときにね。「お前みたいな三日坊主にはできない」って言われたんですよ。」

上田「市村さんもともと飽きっぽい性格だったんですか?」

正親
「トランペットをやろうと思って、一生懸命新聞売りしてお金を貯めて買ったんですよ。格好に憧れたんですよね。けど、いくらやっても出ないんですよ、音が。もうやめたって感じ。

ちょっと似てるところがあるんですよ。

あの、いろんなものを飼うんです。
セキセインコ飼ったりね、トカゲ飼ったり。そうすると飽きるんですね。
それは、ほとんど僕が面倒見てます。
今はね、このくらいの(小さい)ヘビがいるんですよ。
それは完全に(彼が)面倒見てます。
僕はもう触れない」

有田「ヘビ飼ってるの、今?」

優汰「ヘビ飼ってます。寝室の僕が寝てる横にヘビを置いて」

有田「え~」

上田「ヘビとか懐くの?」

優汰
「爬虫類は懐きませんね、たぶん。でもハンドリングって言って、ヘビを(手の上で)ウニョウニョさせることはできます。」

上田「それで俺になんか懐いてきたなっていう実感あったりとかするの?」

優汰「この前おしっこひっかけられたんですけど、でもなんか慣れてくれたのかなって」

上田「敵だと思われてるんじゃない?」(爆笑)

 

筋トレとダイエット

上田「市村さんは朝からやっぱテンション高いんですか?」

正親
必ず6時半には起きて、色々やることありますよね。子供たちが飼いたいと言って飼った犬のエサだとか、えーはるかずいぶん昔に飼ったソルトというセキセインコがピーチョピーチョピーチョって鳴くのに、子供たちは一切関わらないと。」

優汰「やってるよ やってるよ」

正親「やってる?たまには。それもやったりとかで、いろいろ忙しいんです、朝もう」

上田「体力すごいですよね、市村さんってね」

正親「75だからね。」

上田「やっぱトレーニングとかはやってらっしゃるの?」

正親
「やってます、やってます。今日も朝あのマグマヨガ行って、汗かいてきて。
腹筋だとかストレッチとかやってきて。だけど、だんだん硬くなってきてる。
足はね、あんまり上がんないんですよね。このくらいしか上がらないんですよ(真っ直ぐきれいに上に伸ばす)」

上田「十分」(笑)

スタジオレギュラー「すごい」

上田「まあ、優汰君も何かやってんの?」

優汰
「僕最近、筋トレ始めました。でも前まではダイエットしてました。ちょっとぽっちゃり気味だったんですよ。TGCっていうランウェイがあったんですけど、それに出るって決まったときに、あ、これ頑張んないとなって思って。1週間位氷生活っていうのをして。

朝はヨーグルト食べて、お昼に氷を食べる。氷って意外といいらしいです。」

上田「で、何Kgくらい落としたの?」

優汰「9kg」

 

大好きな俳優 高橋一生さん登場

この人すげえなと思う演技力

上田「ま、でも市村さん数々の俳優さんとお仕事してきて、ああ素敵な人だな、素晴らしい俳優さんだなとかいうのおありだったと思うんですけど。なんか、今注目の俳優さんとかいらっしゃいます?」

正親「いますね。高橋一生さん」

上田「共演けっこうしてらっしゃるんですか?」

正親
「いや、ない。1回もないです。もう見てるだけです。
最初に見たのは『おんな城主直虎』。あれのはりつけになって死ぬ場面なんですけど、その芝居見て、この人スゲェなと思って。それがまず最初の第一印象で。その後気になってて見てて。

最近ハマってるのはその「6秒間の軌跡」。橋爪功さんとこうやる。これなんか本当になんかアドリブのようにしてる掛け合いで。

と思ったら、今度NHKでやる岸部露伴の全く真逆の役をやった。彼の一人芝居(一人芝居「2020」)、パルコでやったやつ。それもすごいんですよね。多才だなと思って。

野沢(秀樹)さんのお芝居に出てたんで、見に行ったときに、そこに高橋一生さんの楽屋があるっていうのは分かってたんだけども。そこの前でうろちょろして、出てきたら挨拶しようとこんにちはって言おうかと思ったんだけども、結局野沢さんと話をして帰っちゃったんですよね。
だから、まだお会いはしてないんですけれども」

上田「高橋さん嬉しいでしょうね。こんな大先輩からこんな褒められて」

正親「素晴らしいですよね。やっぱ学ぶべきことが多いです」

上田「謙虚ですね。市村さんこんだけの大御所でいらっしゃるのに」

正親
大御所って関係ない。大御所ってみんなが言うんであって、毎回舞台っていうのは0から作るわけだから。やっぱりその時に、僕はもうこの年齢だから、これから1本1本をね新鮮に今までにないようなものと出会っていきたいんですね。
そのためには、やっぱりこっちが受け皿として、スポンジのようにしてないと。高野豆腐みたいに硬くなってちゃだめだと思うんで」

原田「でも今会ったことない人、いちファンとしてしゃべってたでしょ?すごいよね。」

 

高橋一生さんがスタジオに登場し、大喜び

正親「あー!!うわーっ。本物だ!うわー。ありがとうございます!」

(正親さん、高橋一生さんと握手)

高橋「こちらこそ嬉しい」

正親
「あのね。野田(秀樹)さんの(舞台)見に行ったときにね。楽屋の前まで行って野田さんとは話たんだけどね。出てこないかなーって感じで、出てこなかったんで、そのまま帰ったんです」

高橋
「僕あの時、ドア閉めて、もうずっとシャワー浴びて、もうすぐ帰るみたいな感じだったんで」

正親
「もう、あのねー。岸辺露伴も面白いし、あとあの『6秒間の奇跡』。あれはうまいですね。
今ほらパート2やってるでしょ?もう1発目の時にもう感動したのに、パート2で。またやるんだ!って。
今度さ、プロデューサーにまたLINEで「ありがとうございます。僕のためにまた新しい展開で」」

高橋
「もう今日呼んでいただけるってことで、お話があって。(スタッフ)「あの市村さんがぜひお会いしたい…」「ぜひ行きます!」って言って。」

上田「もうだいぶ前から高橋さんに注目なさってたらしいですよ」

高橋「僕こそ、「リチャード(三世)」から「マクベス」から」

正親さん「うわーっ。あああ」

(正親さん高橋一生さんにハグ)

高橋「本当にありがとうございます」

上田「なんか高橋さんから学ぶことがすごくあるってさっき」

高橋「そんな風に言っていただけるなんてもう」

正親「(一人芝居)「2020」はすごかったですね」

高橋「ありがとうございます」

有田「ちょっと気持ちが強いですか?会話がもう成立してませんけども」

上田「うっとうしいです?」

高橋「とっても嬉しいです」

上田「だって、こんなに大ベテランの先輩からその言われるなんてね?」

高橋「本当に嬉しいです」

正親「ちょっと並んだところ撮ろう」

福田「ただのファンですやん」

高橋「いや、ありがとうございます」

正親「すごいなあ」

堀内「あ、お父さんがお世話になってます」

高橋「あ、息子さんですか?」

堀内「優汰です」

福田「違う違う違う。大胆なウソつくなあ」(爆笑)

 

正親さんが思う高橋一生さんの良さ

上田
「具体的には市村さん、高橋さんのいい所。この辺が。まあ、なかなか表現しずらいんでしょうけど。
ここら辺がいいなあっていうのはどういう所なんですか?」

正親「あのねえ。ちょっと今までにいない役者だなと思うんですよ。あのね。なんて言ったらいいか…見た人には分かるんですよ。あの特に『2020』なんてあれはねえ、一応全部セリフなんでしょ?」

高橋「そう。あれ全部セリフでしたね」

正親
「作ったりしながら、ねえ?だからあんな長い作品を。あれもすごかったなあと思うし。

で、6秒間の奇跡はね。なかなかまた話がいいんですよ。ほとんど3人でね?で今回は1人増えたでしょ?
(高橋「増えました増えました」。)もうほんとにねこうやって(うっとりして)見てる。」

上田
「優汰くんも知ってるわけでしょ?お父さんがグワーッとハマってテレビで見てらっしゃるのとかは?」

優汰「知ってましたね。でも、高橋一生さんを好きになってるっていうのは知らなかったです」

上田「ああ、そうなんだね」

高橋
「『リチャード三世』を舞台でされてて、僕ちょっとその後、作品は違うんですけど、リチャードをベースにした三世次っていうの(役)をやらせていただいて。(舞台)『天保十二年のシェイクスピア』で。その時もう市村さんがおやりになってた動きを結構トレースしてたんです。舞台だったので、今回声かけ頂けて、ものすごい跳び上がるぐらい嬉しかった」

上田「お父さんのテンションもなかなか見ないくらいさっき上がってあたんじゃない?」

優汰「はい。オタクみたいです」(爆笑)

 

高橋一生さんに注目するきっかけ ドラマ「おんな城主直虎」

2017年。大河ドラマ「おんな城主直虎」。柴咲コウ演じる井伊直虎が幼なじみだった高橋一生演じる小野但馬守政次(おのたじまのかみまさつぐ)を処刑するシーン。

市村さんは「すごい俳優がいるなあ」と何度も何度も見まくったそう。

上田「なんか息をするのもはばかられるような感じのね?」

正親「そうなのよ…そうなのよ…そうなのよ」

上田「もう言葉失いましたね」

正親「いや、今こう見ててもあの時の同じ気持ちがやっぱりよみがえりますよね。

それまで(のシーン)とあそこの(シーン)のギャップがね。まるっきり違うんですよ。このシーンがね。それで僕はもうハマっちゃったんですね。この俳優さんに

上田「そこから高橋さんの出てる作品は」

正親
「そう。そしたら次の作品が6秒間の奇跡がもうアドリブみたいなさ。ニッカポッカみたいなのはいてさ。ボサボサでさ。なんだかなんかやってるみたいなね?ただ料理焼きそば食べてるシーンおおいよね?」

 

正親さん「いつか共演したい」

上田「正親さん、せっかくですから高橋さんに聞きたいことは?」

正親
「お願いが1つあります。今75(歳)で、まだまだ子供もまだ小さいんで、まだまだ頑張ろうと思ってます。
いつか何かの舞台でご一緒にできる作品があったら、その末端の方にでも一言のセリフでも命をかけてやりますんで、ぜひお願いいたします」

高橋
「うわっ。こちらこそお声がけいただけるんだったら、いつでもご一緒させていただきたいと思います」(スタジオ拍手)

(正親さんと高橋さん握手)

上田「高橋さんからしても恐れ多いですよね」

高橋「恐れ多すぎて」

有田「まあ、一生懸命やるんでね。ちょい役でも」(爆笑)

福田「いやいやいや」 原田「はいってくんな」

有田「めっちゃ一生懸命やるから何かあげて」

上田「お前は何の立場なの!?」

堀内「ノーギャラでいいんで。ギャラはいいんで」

高橋
「でもいつでも呼んでいただけるんだったら、本当にいつでも。僕はご一緒できるのは夢のようなんで、本当に。嬉しく思います。」

正親
「あのまた、事務所を通してちゃんと連絡させてもらいますんで。

でも、子役からなんですよね?だから、優汰頑張れよ。お前もこのようになってほしい。それがお父さんのねがいだ」

優汰「頑張ります」

 

共通の趣味自転車・ロードバイク

上田
「高橋さんの情報がここにちょっとのってまして。高橋さんの趣味がロードバイクだと。それで正親さん家族も全員自転車がお好きなんでしょ?」

正親「ええ」

高橋「ああ、ぜひご一緒に」

正親「ロードバイクっていうのは自転車の事言うの?」

高橋「そうですそうです」

正親「僕ねアシスト付きなんですよ」

高橋「あ、電動アシストですか?じゃあ、またちょっと違います」

正親
「子供たち。下の子はロードバイク買ったよね?ただ、東京って坂多いじゃないですか。で、ヨガ行くんでも買い物行くんでもマッサージ行くんでも、それでちゃっちゃかちゃっちゃか行けるんで」

上田
「でもちょっとアシスト自転車とロードバイクでは目的がちょっと違いますよね?じゃあ一緒に出掛けるなんてことはちょっと違いますかね?」

正親「弟と一緒に行くとかね?」

原田「弟知らないでしょ」

上田「会ってもいない弟さんと一緒に」

上田「市村さん最後に高橋さんにメッセージありましたら」

正親
「大好きです。僕も生きてる限り、しっかり応援させてもらいますので、ご一緒できるように」

 

 

憧れの俳優の1番はお父さん

上田「優汰君、お父さん以外で憧れの俳優さんいる?」

優汰
野村周平さん。ドラマ何回か見させていただいたことあるんですけど。でも、1番はお父さん

正親
「自分で言うしかないから、自分で言うんだけどね。もういろんな作品出てるんですよ。

その「スクルージ」でおじいさんでしょ?で「ラカージュ・オ・フォール」でゲイでしょ?「ミス・サイゴン」でポン引きで、「オペラ座の怪人」で化け物やって。すごく色んな役やってるんで。それを全部見せてるから。

だからそういう意味じゃ、1番僕を見てる人なんで。うん。他の若い俳優さんには、まだ僕は負けてないんじゃないかなと思うんですけど?(優汰くんの顔を覗き込む)」

優汰「はい。そうですね」

上田「もう完全にうなずかされたよね?もうはいって言うしかなかったもんね」

優汰「圧がここまできてた」(爆笑)

上田「ただ市村さんも30年「ミス・サイゴン」」

有田「いや、それこそ飽きません?」

正親「いい役なんですよ」

原田「それはそうですけど、30年やってて、体調が悪い時とかあったでしょ?」

正親
「ありました。あの初演はね、1年半だったんですよ。1年半やって、最初の6か月は週10回やってたんですよ」

スタジオレギュラー「えー!!」

正親
「月曜日が休みで、火火、水、木木、金、土土、日日。でもね。ちゃんと1年後に病気になりました。で、1週間休んで、1週間後にはまた出て。

でもやっぱそれだけね、面白い役なんですよ。まだやりたいです。うん」

スタジオレギュラー「えーすげー」

名倉「じゃあ、セリフとかも頭にずっと入ってる?」

正親「入ってます。もうすぐできます。」

上田「やらなくて大丈夫なんですけれども。ええ」

正親「はい」

上田「優汰くんもどうよ?もともと舞台やりたい?それとも映像がいい?

優汰「もともとは舞台やりたかったんですけど、今映像系入ってから、映像系やりたいなと思って」

正親「映像もええぞ!なんてね」

有田「約束しましたよね、さっき」

(手を振る正親さん)

上田
「いやいや。あの、全然好評を博してないんですよ。

舞台も長い、ロングランもやってみたい?」

優汰
「なんか僕はちょっとお父さんと違って、ずっとやってたら飽きちゃうかもしれないですね」

上田「いや、なかなか30年続けられないよね。」

 

優汰くんから演技のダメ出し

正親
「はい!この間スゥイニー・トッドっていうミュージカルやってて。あの、見に来てね。ママも見に来てね。

で、嬉しいことあったんですよ。1幕の最後にお客さんがすごい興奮してるのを見て「やっぱパパってすごいな」って言ってたよっていう風なことを言ってもらって。それ聞こえないじゃないですか、僕は。

だから「あそこああいう風にした方がもっといいよ」ってダメだししてくるのね。身内のダメ出しが1番嬉しいんですよ。ウソがないからね」

原田「それ変えていくんですか?」

正親「変えます!正しいこと言うんだもん。」

優汰「なんか見てると全然違うんですよ」

上田「全然違うことないだろ。何十年もやってらっしゃるんだから」(爆笑)

優汰
「なんか殺されるんですよ、最後。でも悲しいシーンなのに、殺す時だけガ-ってなってると、あれ?ってなっちゃうんで。切る時はこう静かに亡くなった方が感動的じゃないかなっていう風に」

有田「盛ってたんだ 盛ってたんだ そこでもね」(爆笑)

正親
「死ぬシーンなのに「パパ、パパ。あそこねこうやった(首を切った)瞬間に血が出るよね?そのときね「クックっうっ…」ていうそういう音が出た方がいいな」ってそういう風に。

「スクルージ」っていうミュージカルやってた時なんかは、「パパ。1階だけじゃないよお客さん。2階にもいるからね」。だから、(1階左側に向けて)「メリークリスマス」(1階右側に向けて)「メリークリスマス」。で、2階にもいるからねって。ああ、そうだな」

原田「めちゃくちゃいいこと言うじゃん」

福田「息子さんが舞台観に行って、ダメだしされなかったことあるんですか?」

正親「いや、必ず何か1つは」

上田「市村さん最近ダメだしする人いないでしょ?」

正親「僕は冷静に聞きに行きます。ダメなところありませんか?って」

上田「なるほど。でもそれでもやっぱ言いづらいでしょ、演出家も。「いや、でもいいと思います…」みたいな。」

正親「いや、「そんなこと言っていいんですか?」って逆に僕は疑いますね。
本当にそんなんでいいんですか?もう2度とあなたとやりませんよ」っていいますよ」

スタジオ「え~」

有田「今日のパパどう?演出してみて」

上田「バラエティーにおける振る舞いお父さん」

優汰「なんかさっきも最初の方が良かったです」(爆笑)

有田「あ、静かなパパの方が(いい)?」

優汰「でもこっちもこっちで、あの彼なりの人生なんで」(爆笑)

 

中学3年間作ってくれたお弁当(お手紙付き)

弁当

上田「市村さんすごいな。だって、ご自分も朝早い仕事とかいっぱいおありだったでしょうに」

正親
「いや、お弁当はね。この子が作ってほしいっていうんで。あの、できる時は僕が作って。ママも来て作ったりとかあるんだけど。基本的にはお弁当は僕がやろうという事で。
ただ弁当だけ作るのはもったいないんで、ちょっとそこに軽いちっちゃなお手紙をね、付けて置いてたんです。そしたらね、捨ててると思ったんです。
そしたらある時びっくりしたのが、それを全部取ってある。それ見たとき俺鳥肌で。
まさかここで使うとは思わなかったですよ」

堀内「ちょっとしたお手紙じゃないじゃないですか」

正親「3年分ですよ」

上田「お手紙をまとめた冊子があるの?」

パパがくれた手紙の内容(一部)

①顔は心がつくる。心は何がつくるんだろうね?生き方かな?考えてみて!

②優汰へ 初めて劇場で食べるお弁当!和食にしました。暗い所が多いからケガしないようにね。一緒に劇場で働けて幸せだヨ!

③昨夜の「ツネクリ合戦」は引き分け!又ゆっくり話そう

④おとといはごめん!あやまるのは何回でもいいんだよの言葉は心にしみました。今日も愛弁食べてね

⑤リクエストのにんじんだよ

⑥愛する優汰へ 今日はいっぱいおかずあるヨ!PAPAの愛を食べて!骨まで愛してる

⑦留守番ありがとう。パンツありがとう。愛をありがとう。注文あったら言ってな!

⑧今日は魚も入ってます。何という名の魚でしょう。ヒント「へ」答えは裏に。

⑨パパが悪かった。これからは忘れないようにするヨ

⑩今日から新しい日が始まるね。どんどん大きくなって顔がちっちゃくて冒険心が強い自慢の息子です。

 

上田「優汰くん、どれか思い出深いものとかあったりする?」

優汰
「1番の顔は心が作るんだよっていう。心は何が作るんだろうね?っていう。
なんか自分も、いつもメッセージ普通に読んでご飯食べてたんですけど、ああ、どうやって作るんだろうな?って思って。
イジったりするのかな?みたいな感じで」

上田「多分だけど、そういう事じゃないと思うけどな」(笑)

 

有田「これこの⑦番の留守番ありがとう。パンツありがとう。って例の話の?」

優汰「そうです。例の話の」

有田「シミの?シミ事件ね」

上田「わすれてやれ、シミの事は」

 

上田「ごめんね。このリクエストのにんじんだよっていうのは何なの?」

優汰「そうですね。あのお父さんに頼んで、明日学校ニンジン1本だけでおねがいしますって言って、ちょっと面白いかなと思って」

正親
「え?ほんとにいいの?って疑いながらね。でもしょうがない。本人の希望だから。ニンジン一本入れて、渡したんですよ。それでリクエストのニンジンだよって書いて。

そしたら学校でお昼休みに「おい、優汰ニンジン一本だよ」「え?」って隣のクラスからみんな見に来た。というそういうことをして、ちょっと話題を作りたいんだね」

優汰
「なんか卒業文集みたいなのがあるじゃないですか。そしたら卒業文集で、クラスで1番なんか思い出に残ったことっていうのがあって、それがニンジン事件っていう」

上田「まさかニンジン1本がほんとに入ってるとは思わなかったんでしょ?優汰君も」

優汰「いや、信じてはいました。あの絶対入れるだろう」

上田「ああ、ほんとに入れてって?学校でウケりゃいっかみたいな」

優汰「あとちょっとダイエットもあったかもしれない」

上田「でもその日のお昼は本当にニンジンで済ませたの?」

優汰「それですませました」

正親「それをマネして弟がね。きゅうり弁当作ってって。きゅうり一本でいいからって」

上田「で、作ったんですか?」

正親「それで、きゅうり1本は可哀想だから、ちょっと切ってね、塩でもんであげて、それで1本入れといたんですよ。「しょっぱい」って言われて」

 

福田「⑱番『初日おめでとう!同じ舞台の上で幸せです』って書いてある」

正親「あ、これは同じ舞台に立った時ですよ」

福田「の時もお弁当作って?」

正親
「楽屋弁当。だから結構自分の弁当も作って、彼の弁当も作ってっていうので。
そうすると、あのお昼で食べたときに、どういう感じの弁当食べてるかな?ああ、やっぱり、これが足りない、あれが足りないっていうのがわかるじゃないですか。
で、そういうことも含めて、一緒に作ってたの」

福田「すごいっすね」

 

上田「お弁当自体はどうだったの?美味しかったの?お父さんが作るお弁当」

優汰
「美味しいです。なんかもう愛情がこもってる味で。しかも試作品みたいなのを作るんですけど、なんか新しい自分で考えた料理」

正親
「TikTok?インスタグラム?あれで結構料理の(投稿)あるじゃないですか。すぐ、あこれいいな。弁当のおかずになるなみたいなので、で試して試作品を」

優汰「 それをアレンジして入れてくれる。つまんないお弁当ではなかったですね」

上田「特にお父さんのお弁当であれ美味しかったな、なんておかず何?」

優汰
「納豆アボカドスパゲティっていうどういうレシピかわからないですけど、アボカドと納豆をぶち込んだスパゲティを」

上田「レシピも何もないだろ」

優汰「でも美味しいんですよ」

正親
「納豆をからしじゃなく、わさび醤油で。それで黄身を1個入れて、それをかき混ぜて、そこにアボカドをサイコロ状に切って入れるんですよ。でこれをパスタの上にまず乗っけて。その上に万能ねぎとか。その上にできれば大間のマグロを叩いたやつを乗っけて食べる。これ結構おいしいんですよ」

上田「それ市村さん考案のパスタ?」

正親「はい」

優汰「ぐちゃぐちゃだけど美味しいです」

 

有田「9番の『パパが悪かったこれからは忘れないようにするよ』は?」

優汰
「普通にケンカですね。ケンカをした後に、そのまま夜寝ちゃったんですよ。
謝りもせず、朝迎えちゃったんで。お弁当のメッセージで伝えてくれたのかな?と」

有田「響くな~」

 

原田「だって4番も『おとといはごめん謝るのは何回でもいいんだよ』。ここも謝ってるよね?」

優汰
「これは多分僕とのケンカじゃなくて、弟とのケンカで。僕が見に行ったときに、1回しか謝ってなかったんですよ。1回だけでいいだろみたいな。頑固だったんで。
「いや、なんかいでもいいんだよ」っていうのを伝えたら、書いて」

上田「いいね。素直なお父さんでね。」

有田「これ、捨てるどころの手紙じゃないね。ぜんぶだってかぶってないもんね」

 

親子でカラオケ お父さんが歌うのに合いの手を入れる

上田「カラオケとか行かれるんですか?親子で?」

優汰
「ちょっとご飯食べた後とかに、なんかまだ時間あるしどっか行こうってなった時はカラオケ行ってよく歌ったりするんですけど。
さだまさしさんの「案山子」をおとうさんがよく選曲するんですけど、それに僕がちょっとツッコミしたりして」

上田「そんなツッコむような曲だっけ?案山子」

優汰「そうですね。「元気でいるか」って言われたら答えたり」

正親
「僕はあんまりカラオケが得意じゃないんですよ。ミュージカルってしっかりその役を稽古するんですよ。1か月。カラオケってあんまり勉強したことないんですよ。ああいう感じのは。
だから、いくつかしか知らないんです。
ただ「案山子(かかし)」はね昔っからいい歌詞だなと思ってね。
で、ある時歌ったらば、なんか合いの手を入れてくれたんです」

 

****正親さんと優汰くんで実際に「案山子」を歌います*********
(メイン正親さん 合いの手優汰くん)

正親「元気でいるか」 優汰「(げんきだよ)」
正親「街には慣れたか」優汰「(ああ、うん慣れた)」
正親「友達出来たか」 優汰「(この前2人できたかな)」
正親「寂しかないか」 優汰「(ちょっと寂しいよ)」
正親「お金はあるか」 優汰「(ちょうだい)」
正親「今度いつ帰る」 優汰「(今帰ってるよ)」

 

優汰くんから正親さんへのお手紙

上田「最後にもう一つサプライズが。優汰くんのお手紙がある」

(優汰くんが手紙を読み上げる)

優汰
「お父さんへ

今日はどうしてもお父さんに伝えたいことがあってこの手紙を書いてます。

中学の3年間お父さんが毎朝早く起きてお弁当を作ってくれたこと。本当に感謝してます。

子供のころからずっとお父さんのお弁当は僕にとって特別なものでした。

忙しい毎日の中で、僕のために時間を割いて美味しいお弁当を作ってくれるお父さんの姿を思い浮かべると心が温かくなります。

お父さんのお弁当にはただの食べ物以上のものが詰まっています。それはお父さんの愛情であり、僕を想ってくれる気持ちです。

どんなに疲れていてもどんなに忙しくても、お父さんは毎日欠かさずにお弁当を作ってくれました。その一つ一つのお弁当がぼくにとってどれだけ支えになっていたか、言葉では言い尽くせません。

僕たちの大切な家族であるペットたちが元気でいられるのはお父さんのおかげです。忙しいお仕事の合間、ペットの散歩や餌やり、健康管理をしてくれることに本当に感謝してます。

お仕事も毎日一生懸命頑張っているお父さんの姿は本当に尊敬します。

疲れて帰ってきても家族のために笑顔を見せてくれるお父さんの姿を見て、僕ももっと頑張ろうと思います。

お父さんのおかげで僕たち家族は安心して過ごすことができています。

これまでのたくさんの感謝の気持ちを込めてこの手紙を書きました。

お父さん本当にありがとう。お父さんのおかげで僕は毎日頑張ることができています。

これからも仲良くしてください。心からの感謝を込めて」

(スタジオ拍手)

(正親さん優汰くんハグ)

正親「生きててよかった。でもだけ素敵な子を作ってくれたね、ママに感謝です。本当に。な?」

優汰くん「(うなずく。)ありがとうございました」

有田「手紙を書いてもさ、こんなに喜んでくれてさ」

(ハンカチで涙をぬぐう正親さん)

優汰くん「いやもう僕も嬉しいです」

有田「でもなんか高橋一生さん来たときの方が喜んでる感じしたよね」(爆笑)

 

まとめ

市村さん親子。とても素敵でした。

市村正親さんのお子さんに対する接し方。
離婚されたけれど、たびたび口にする前の奥様への感謝。
お弁当を3年間作り、そこに毎日お手紙を添える温かい心。
本当にすごいです。

その深い愛情と時に厳しさとを受けた優しくもしっかりしている優汰くん。

優汰くんの父正親さんへ見せる優しさも素晴らしいですし、その優汰くんの優しさは父正親さんの優しさから来ている。

本当に素的な親子関係だなと思いました。

これからの優汰くんの活躍が楽しみです。

以前優汰くんのお母さんである俳優篠原涼子さんが「占ってもいいですか」に出演された時に、占い師の星ひとみさんが優汰くんについて少しだけ占っていました。
記事にしていますので、よかったら見てください。

※篠原涼子さん占ってもいですか出演記事→https://ippotrade.com/uranaisinohara/

 

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