【あちこちオードリー】ロンブー淳さん『芸能界がいきやすくなる教訓』(2024年6月放送)

コミュニケーション力 お笑い芸人

あちこちオードリーにロンブー淳さんが出演。
テーマは『芸能界が生きやすくなる教訓』。

ロンブー淳さんと言えば、司会もやられ、コミュニケーション力抜群。

そのコミュニケーション力の秘訣。コミュニケーション力が高い人に共通すること。先輩との付き合い方など、参考になるお話がありましたので、ご紹介します。

 

話を聞く姿勢を意識する

男の人

ロンブー淳
「これ…最近、超コミュ力って本出したんですけど。コミュ力って、話を聞くことが8割だみたいな本なんですね。

で、ずーっと俺がやってんのって、まあ、コミュ力高い人ってもう自然とできてて、芸能界には多いんだけど、聞く姿勢がみんな整ってんじゃん。

今、若林もそうだけど、「うんうん」っていう。「はいはい」とか。
目があったらうなずいてくれるじゃない。
これやってもらうだけで、話し手は相当楽なんだよっていう。
だから安心して喋って。全部聞いてあげるから」っていうのをいかに出せるかっていうのをやってんの。

で、コンボみたいなのを用意してて。頷きのコンボ。相槌のコンボ。
「へ~」「なるほど」「すごいっすね」って俺めっちゃ言うの。
これだけ多用してたら、大体みんなしゃべる。ホントなの。
「へ~」「なるほどなるほど」「すごいっすね」って言ってると、もうポロポロポロポロしゃべるから。この3つのコンボを俺は多用してる。

だから恥ずかしいもん。自分の過去のVTRとか見ると。コンボつかってるな~。」

 

若林
「阿川(佐和子)さんとか、もしかしたらコンボ持ってるかもしれないですね」


「阿川コンボがあるはず。黒柳徹子さんも持ってるはずだから。「え~、え~、え~」って言ってるあの。はいはいはいみたいな。
ああ、何か聞いてくれてるって思うコンボがあるはずなの。」

若林「ロンドンハーツとか大人数の時もあるの?」


「もやってる。で、しゃべってない人に対して、目を合わせて頷いてるとかをやってる。今喋ってないの分かってるよ。ってうんうんて。次行くかもしんないしとか。
じゃあ、調子悪いなっていう人に「調子悪いよね」って言って振るようにしてる。そしたら、もう調子悪いから、もうすごいベース低いもん。調子悪くていいんだもんね。」

若林「いや、調子悪いなっていう愛ですよね、だから」


「そう。「調子悪いよね。全然喋んない。ずーっと下向いてるよね、今日」って言って。「なんかあったの?」とか言うと、「いや、なんか何コメントしてもうまくいかないんですよ」みたいな。「まあ、今もうまくいってないですよね」みたいな感じで。大人数の場合はね。」

 

先輩や後輩と接するときに感じた違和感はうやむやにしない

ロンブー淳
「上の先輩とかに、なんか盾ついたりしたら「お前この先知らないぞ、この世界で」みたいなこと言われた時に「いや、それって具体的にどういう事なんですか?」って聞くようにしてる。
今なんで僕怒られたんですか?」とか言って、チャーリー浜さんに聞いたことある。

でもなんか詰めるわけじゃないけど「今のって僕が芸能界にいられなくなるって意味仰ったんですか?」みたいな。
「違う違う違う。そういう意味で言ったんじゃないよ。今のお前のそういう姿勢だったら、このまま芸能界で生きられなくなるから、今から改めなさいっていう意味で言ったんだよ」みたいな。
「ああ、よかったです。ちゃんとなんか聞いて。だって、芸能界から追放されるのかと思っちゃった」「ううん、そんなこと言うわけないじゃないか」みたいな。
いやでも絶対そんなつもりで言ってるはずなのよ。だけど、うやむやにしないから。

急に電話かかってきて。マネージャー経由で電話番号聞いたって言ってすごい怒鳴られたことあった。俺が発言したことが気に障ったみたいな。
「最終的にお前らに舞台立ってほしいから言ってんねん」みたいな。「ああ、ありがとうございます。でも、急に怒鳴られるとやっぱ怖いです。」とかって言うようにしてる」

若林「その時は向こうも心の扉がちょっと開いてるから」

淳「うん。「またご飯いこうや」って言われて。行ってないですけどね」

 

心を開くから相手も開く

ハート

淳「なんか、うやむやにしてることないですかね?その人間関係」

若林「俺それ。ちょっと話違うかもしんないですけど、なんかあの…。

僕ドームライブやってずっと会議してきて。はっきり言うと、なんか言葉にとげがありすぎるから、もう「絶対やめてね」ってことが進んじゃってる時とか。
で、ばりを取ってくじゃないですか、言葉の。そうすると言いたいことと違っちゃってる時ってあって。向こうもじゃあ、まあいいのかなみたいなときあるじゃないですか。

そういうのとかが続いてって。なんか結構みんなしゃべんないみたいになっちゃったときがあるんですよ。で、なんか「え?なんで誰も何も言わないの?」みたいな。

で、俺が愚痴ったんですよ。仲いい人に。「なんで誰も何も言わないんだろうね?」って言ったら、「お前だよ」って言われて本当に言いたいこと言ってなさそうだから、みんなも言わなくなるんだよって。

たぶん淳さんてちゃんと淳さんが心開いてるからみんなも番組とかで開くんだと思うんですよ。だからやっぱなんかこれは喋んなきゃダメだと思った時に、何をしていいかわからないんですよね。あの、人と向き合ってこなかったから。膝附合わせて、腹割ろうよって言ったら簡単だけど、めちゃくちゃ難しいじゃないですか」

淳「腹の割り方でしょ」

若林「腹を割るって。そのやり方わかんないですよね」


「俺もういっぱい知ってるから。すぐちっちゃいナイフでシュッってする。大きな刀じゃなくて、ちっちゃいナイフでシュッて入れる。早めの方がいい」

 

絶妙な話題「うまい棒何味が好きですか?」

一緒に出演されていた朝日奈央さんが芸能界を生きやすくなる教訓として、
「苦手分野の海外ドラマも一旦観てみる」ことについて語った中で、
淳さんが語った絶妙な話題についてご紹介します。

 

朝日
「これは、私は初期の方に経験したことなんですけど。出演者の方がもうすごく仲良くて、空気感もできてる中に、そこに私が入り込んでっていう感じだったんですけど。

当時、その皆さんが『ウォーキング・デッド』にすごいハマって、毎回ウォーキング・デッドの話でもちきりだったんですよ。ただ私が、ゾンビとかそのグロいのが本当に苦手で。ただ、「ウォーキング・デッド」見ない限り、ここの会話にはもう一生入れないなと思って。(淳:「入らなくていいだろう」)。入れなくていいんだけど、『うわ、隣に突っ立ってるだけだ』と思って。苦手だけど一回観てみようかなと思って、観てみたら、やっぱ面白くて結果ハマっちゃったんですよ

それで、次の機会の時に「あの実は私も観てるんですよね」みたいな。いったら、「え、そうなの?」「いや3話見た?」てそういう感じでどんどん話がこう盛り上がって、それ以外のちっちゃい会話とかも出来るようになったんですよ。

そう、だから、きっかけ作りとして、海外ドラマでもアニメでもいいんですけど、なんか苦手なものでも一回歩み寄るのもありなのかな?結構そういうので盛り上がりますよね。」

オードリー若林
「盛り上がるよね。「ヒルナンデス!」もそうだったよね。エンタメの流行ってるものの話が多かったよね。本番前」

オードリー春日
「南原さん、結構ね、ご覧になるんで。あれ見た?みたいな。で、誰も観てないの。
(南原さんが)「木曜はみんな興味持って観てたりするんだよ。誰も観てないな」って言って。
で、翌週も誰も観てこない。」

若林
「これは結構社会には努力してる人いるだろうね。会社に馴染むように。同じ話題。そのためにやるかどうかだよね。

淳「大変だなあ」

若林「やります?淳さん」


「俺はやんない。もう俺は話す話題ないなって時に、絶妙な話題あるなと思って。

「うまい棒」何味が好きですか?は大体通るよ

大御所の演歌歌手の人で本番前一緒で、時間あるなみたいな。

「初めてですもんね。突然ですけど「うまい棒」って何味が好きですか?」「え?私めんたいこ」「え?めんたいこですか?僕チーズなんですよ」みたいな。」

若林「これはすごいっすね。だって、うまい棒の話してから本番だったら、余裕ですもんね、もう。どんな質問しても」

春日「淳さんがコイツ振るの怖いなみたいなことってあるんですか?どうしよう振って…」

淳「亮さん」

若林「でもわかる。めっちゃわかります」

淳「一番大切な人なんだけど、振ってすごい返すタイプでもないから、亮さんは。ただ、時々ホームランを打つんで。そのホームラン打つ球が未だにわからない」

 

まとめ

ロンブー淳さんの「コミュ力は話を聞くことが8割」というお話。「へ~」「なるほど」「すごいっすね」を多用すれば、相手はどんどん喋ってくれる。

「安心して喋って。全部聞いてあげるから」

そんな気持ちで相手の話を聞けるようになりたいと思います。

何か面白い話を出来るようになりたい。話題豊富な人になりたい。そう思って何とか面白い人になろう話題を探そうとしてしまいますが、それよりも大事なことは「聞くこと」なんですね。

確かに、全部受け止めて聞いてくれる人がいたら嬉しいですし、私もそんな人になりたいと改めて思いました。

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