ゲスト 藤ヶ谷太輔さん&内田有紀さん
内田有紀さん登場
内田有紀さん
1992年17歳で女優デビュー
1994年 歌手デビュー
マルチな才能を発揮して、華々しくキャリアをスタートした内田さん。
その後も踊る大捜査線シリーズや最後から二番目の恋シリーズなど数々の話題作に出演。
確かな演技力で見るものを魅了し続けている。
近年ではデビュー当時と変わらぬ美貌から、軌跡の48歳として話題になるなど、ますます注目を集めている。
中居正広「変わんないね」
内田有紀「いや、中居くんも変わんないでしょ」
中居正広
「いや、有紀ちゃんすごいね。こういうこと言っちゃあれだけど、何だろう?
変わんないねだけど。何か機械的じゃないっていうの?」
藤ヶ谷太輔「自然な、ナチュラルな美しさですよね」
中居正広「久しぶりだし、全然変わらない…いや、びっくりしちゃった」
【だれかtoなかい】俳優・内田有紀さん 人生のパートナー&小栗旬の内田有紀好きエピソード他
「僕もだから(ドラマ)『華麗なる一族』で初めてご一緒させていただいたんですけれども。
その時に、もちろん周りももうプロの俳優の皆さんなので、やっぱり皆さんは「内田さん綺麗」とか言ってる人誰一人もいないんですけれども。
僕初めてお会いして、「めっちゃキレイ」って思って。
でも役として敵対する…だから何となくこう…」
内田有紀「距離は遠かったんです」
中居正広「そうね。前室でわちゃわちゃするわけにもいかないし。」
藤ヶ谷太輔
「で、離れててすごい見てても…じゃないですか。
だからこう、考えてるフリしながら、「内田有紀さんめっちゃキレイだな」つって。
ヤバいなっていうのは」(笑)
内田有紀さんの人生のパートナーはマネージャー
『A-Studio+』でパートナーについて公表
ムロツヨシ「現場で(藤ヶ谷さんと)そんな話さなかったんですよね?」
内田有紀
「全然話してない。全然。
あの、最後藤ヶ谷くんが、そのクランクアップの日が別だったんですよ。
で、私と藤ヶ谷君が会えないから、「今日は最後2人で会える日なので、ご挨拶させてください」って言ってノックしてきてくれて。
もう藤ヶ谷くんが控室に。
で、私はもう「何ていい子なの!」ってなって」
中居正広「ホントそう思うでしょ?好青年だ」
内田有紀「すーごい 素敵!」
中居正広
「それはたぶん、ほんとにあの下心があるわけじゃないのよ。
純粋にホントにお疲れさまって言いたかっただけなんだよね?」
藤ヶ谷太輔「はい、そうです」
内田有紀
「それが素敵で、それからちょこちょことこうね?あの、お話をさせてもらい…」
中居正広「え、ご飯食べに行きましょうとかしないの?」
藤ヶ谷太輔「あ、ご飯1度連れてっていただいて」
中居正広「2人?2人っきりで?」
藤ヶ谷太輔「あっ、あと…マネージャーさんと」
中居正広「マネージャー?」
藤ヶ谷太輔「はい。内田さんの。有紀ちゃんのまあ、パートナーの方ですね」
中居正広「パートナーって何?」
内田有紀「あっ!中居くん、ごめんね。知らなかったよね?」
中居正広「全然…えっ、聞いていい話?」
ムロツヨシ「聞いていいと思います。はい」
中居正広「パートナーってマネージャーのこと?」
内田有紀「そうです。」
藤ヶ谷太輔「マネージャー兼ってことです」
ムロツヨシ「ビジネスパートナー兼パートナー」
中居正広「あっ、そうなの!?」
内田有紀「そうなの」
中居正広
「ごめん。そういうこと?
マネージャーさんのことを天然でパートナーっていう人かなと思ってて。
会社の人のことをパートナーとか言う人だと思ってたから。」
内田有紀
「うちはちょっとあの、ちょっとあれなんですよ。
形が、私のパートナーは、もともと俳優なので。
それが『A-Studio』って鶴瓶さんと藤ヶ谷くんがやってる番組で。
そのとき、鶴瓶さんと中井貴一さんがうちのマネージャーのことを話ししてくれたおかげで…あの番組で。
それが流れて放送されてからは局に行くと、「あ、だよね」っていうそのリアクションに変わったんですよ。
その現場行っても、やっぱりあまり今までなかった関係でやってたから」
中居正広
「そっか。周りも何となく違和感を感じている。
自分たちもなんかお互いが周りと自分たちが…でもどっかで公というかパーンってしないとっていう番組が「A-Studio」だったんだ。
そっか~。でもそんなのあるんだね~」
ムロツヨシ
「映画やドラマの作品のスタッフさんも助かりましたよね。
何か聞き出せない…聞けないと思うんですよ、雰囲気的に」
パートナーは腹を割って話せる人
藤ヶ谷太輔
「でも最初僕は全く知らない状態だったので。
例えばお芝居のテストをした後に、本番に行くまでちょっと時間あるじゃないですか。
その時に、そのパートナーの方と有紀さんが結構「いや、もっとこうした方がいいんじゃないか」とか。
有紀さんは「いや、私はこういう想いでさっきああいう芝居をした」と。
で、マネージャーさんが「いや、そうじゃなくて、たぶんここのセリフはもっとこうだと。
だからなんかすごいこういう事務所あるんだな…とか」(笑)
ムロツヨシ「最初は思うよね。知らないとほんとに。」
中居正広「それを理想っていうか、そういうことでやってるんだもんね?」
内田有紀
「そうです。もちろん監督さんが、全てですよ。現場はね。
で、監督さんと私との間のまあクッションですよね。
だから何かそういう意味では、私が間違えた方向性で監督がおっしゃってることを捉えることももちろんある。
だから、「それ内田違うよ」と。「監督はこうおっしゃってるから、こっちの方向だから、君の独りよがりはやめたほうがいい」とか。
そのバスバスと突っ込めるのは、関係性としてはやっぱりマネージャーではないというか。
そうですね。そこはもうほんとに腹割って話せる仲間。
だから、そういう人と仕事したくて」
藤ヶ谷太輔
「ワンシーン、ワンシーン、ほんとにそのストイックで。
なんかこう現場一緒に2人で来て楽しもうねじゃなくて。もう本気同士なんで」
ムロツヨシ「厳しい?」
内田有紀「厳しい!一番厳しいですね」
中居正広「ムカつかない?」
内田有紀「いや、よく言われるんですけど(笑)」
中居正広「ムカついたやつはさ、持って帰るの?」
内田有紀「言います。あの、帰りの車の中で。お互い」
中居正広「(笑)面白いんだけど!そこだよね。お互い消化すんだよね。正解があるわけじゃないから」
内田有紀
「そうなの!で、お芝居に正解もないじゃないですか。
それは世の中の方たちがどう捉えて、それが好きか嫌いかを評価をされることですから。
私たちが決める事ではないと。
だけど真摯に向き合って、ハートがないことすんじゃねえみたいなことになってくると、ハートはあったよみたいな」(笑)
中居正広「自分のさ、だからさ、例えば彼女とかが現場に来るんでしょ?どんな感じだろうね?」
内田有紀「だからその、あれですよ。彼女彼氏でもなく、家族ですよね」
中居正広
「家族でもさ…でも当てはまらないな。家族でもあんまりここはここまでの距離はちょっと詰めないとか。」
内田有紀「あっ、そう」
藤ヶ谷太輔
「だからその例えばパートナーが現場に来て。
なんかこうシーンが長いとお疲れ様とか、そういうのじゃないので。
だからやっぱセットとかにいると、なんか絶対2人揉めてるなっていうか。
その…(スタジオ(笑))
もちろん芝居に関してですよ。
いや、だからすごいストイックだなと」
ムロツヨシ「そうだよね。俺もそう思う。現場いたらそうなると思う」
パートナーとの意見交換で芝居が深まり、より輝く
藤ヶ谷太輔
「でも視野が広い方がいらっしゃると、やっぱ自分だけだと役としてこっちしか見えてなかった。
実はこっちにこういうチャンスとかヒントが意外にあったとか…」
中居正広
「ちょっとうらやましいけどな。経験してみたい、そこ。
いやでも、無理な気がすんのよね。
彼女なりパートナーがこう現場とかって、考えたこともないし。
どんな感じかが分かんない。」
内田有紀
「それは、相手の例えば生き方とか芝居の考え方とか向き合い方をリスペクト出来てれば、それが同業者の強みであって。
えっと、今までしてきた考え方であり、歩き方、芝居の仕方でありを私がスゴク尊敬しているところがあるから成り立つことであって。
もともと同じ土俵にいるわけですから。
その時のその姿があるから。
で、今もなお私より先にアップデートを重ねている人間がいるんですよ。
そうすると、私の頭1つやこの目2つで見てるものよりも、さらにたされたことで、倍になるわけですよね。
で、もっともっとさらに深いことができるから、私の中では仕事がしやすい。この上なく。」
中居正広「そうだよね。だってレパートリーが、引き出しが増えていくわけだよね」
内田有紀
「増えていく。で、そこで揉むじゃないですか。
だから間違えたことがあったら、そこで違うと。
でも私はこうするで、どんどん切磋琢磨して、ピカピカに光れるっていうか」
中居正広「でも帰りの車では…その切磋琢磨のけんかと…けんかはさ、どっち勝つの?」
内田有紀「いや、勝ち負けじゃないんですよ。ほんとに。」
中居正広「でもさ、感情的になっちゃうじゃん。」
内田有紀
「なるなる。いや、勝ち負けじゃないの。
結果、ケンカじゃなくて、言い合えてよかったねってなる。そこは。
出し切ったよね?みたいな。
言いたいこと言った?言った?じゃあ、飯食おう、みたいな。
もう言い合ったから、次の方向は、じゃあどれだけお互いが出せるかだねって言って。
じゃあ、好きなもん食べようつって。」
中居正広「色んなところお互い見て、電波立てて」
内田有紀「そうですね。だから色んなアンテナがある。」
初共演でもムロツヨシは距離がゼロ
中居正広「(ムロさんと内田さんは一緒に)お芝居あるんですか?」
ムロツヨシ
「あります。『踊る大捜査線』(2010年)の映画ですね、僕は。1作品をご一緒させていただきました」
内田有紀
「ムロくんが、最初に初めて会った日に、このくらいの距離で(顔と顔が本当に目の前)。
いやいやホントに。この距離で、「ムロです」って言ってきて。え~!ってなって。」
ムロツヨシ
「変態じゃん。内田有紀にそんなことしたら、変態だよ、俺!
俺そこまで…有紀さん!俺そんな風にしてないと思うよ。ホント!?」
内田有紀
「(距離が)ゼロゼロゼロ。ゼロ。
で、小泉孝太郎くんが、「有紀さん、すいません」と。
「すいません、すいません」つって。
「もうちょっと慣れてからそばに寄らせます」みたいな」(笑)
中居正広「もう、ムロさんの魅力なんで。すごいよね」
内田有紀「そう。ムロくんの魅力」
中居正広「いけるもんね」
ムロツヨシ「いや、びっくりしました今聞いて」
俳優・小栗旬さんは内田有紀さんが好き
小栗旬さんを交えてプライベートでご飯
中居正広「さすがにだからご飯とか…でも、それきっかけにご飯行ったりだとか…」
内田有紀「またね、たぶん…。ばったり会って。それがまたたぶん名前が出るとあれだけど…」
ムロツヨシ「あのー小栗旬です」(笑)
中居正広「小栗君がなんなの?」
ムロツヨシ「僕が小栗とたぶんご飯食べてて。その店…」
内田有紀
「そう、その店にたまたま。でも、ほとんどしゃべらない。
そんときは、小栗くんがなんか結構喋ってて。私たちもすぐ帰って」
中居「小栗くんさ…有紀ちゃんの事好きだよ」
ムロツヨシ「そうですよ。言ってました」
中居正広「知ってる?」
内田有紀「聞いてる 聞いてる」
中居正広「急に思い出した。あの男、有紀ちゃんのこと好きだよ。」
藤ヶ谷太輔「そうですね。旬くんはだから、芸能界に入ったのは、内田有紀に会うためっていう」
中居正広「そんとき小栗くんと初めてだったの?」
内田有紀「違う、違う。もっと前で」
中居正広「あいつ、きったねぇな~!」(笑)
ムロツヨシ「いやいや!汚くない」
小栗旬さんがコンサート会場の廊下で待ち伏せ!?
中居正広
「何!?有紀ちゃんのことすっごい好きだって、俺聞いたことあるもん。
内田有紀が好きでって。それ知ってた?」
内田有紀
「あ、もうだから、本人に聞いたの。
あるコンサート会場で。
あのほら関係者さんが、こっちに座ってくださいみたいなエリアがあって。
で、座ってて、ちょっと外行きたいなと思って廊下歩いてたら、小栗くんがいたの」
中居正広「絶対有紀ちゃんがいるの知ってて、待ってたんだよ。絶対待ち伏せてたよ。」
内田有紀「学生じゃないんだからさ、そんな(笑)」
ムロツヨシ「いや!ちょっと待って、有紀さん。それ小栗やりかねないですね。」
内田有紀「嘘!?」
藤ヶ谷太輔「旬くんやりそう」
ムロツヨシ「僕らの知ってる小栗旬はね、やりかねないです」
内田有紀「ほんと?ほんとに?」
中居正広「で、ばったり会って」
内田有紀
「そうそう。そしたらなんか「松潤から聞いてると思うんですけど…」って。
聞いてたから。
「あ、聞いてる 聞いてる。今度ご飯行こう」って言ったんですよ、私が。
そしたら、「絶対行きましょう」ってなって」(スタジオ爆笑)
中居正広「それはそう!そりゃ、絶対だよ!」
内田有紀「なんかホントに子供のように「あの、僕ずっと見てて、超ファンで」とかって」
中居正広「あっ、そう」
内田有紀
「何かすっと入り込む…。いや、皆さんそうですけど。
藤ヶ谷くんもそうだけど、ホントに人の心にすっと入ってくる。
中居くん…なんで笑ってんの?」
中居正広「入れるかなと思って。入れるかな?そっかな?そういうところ、あるかな?」
内田有紀「あるある」
藤ヶ谷太輔
「でも中居さんって、ご飯とか連れて行っていただいて。
次の日に「あ、昨日はごちそうさまでした」っていう昨日のご飯の時のテンションで「ありがとうございました!」って言うと、「はいはい」って初めての距離になる」
中居正広「あの、昨日の楽しさは、昨日だから」
内田有紀「それが中居くんのでも私はカワイイとこだと思う」
中居正広「俺のかわいいところ?リセットするっていうね」
内田有紀「だから、シャイなんだよ」
中居正広「シャイじゃない!俺こう(笑顔で両手を広げる)…。」
ムロツヨシ「こうじゃない(両手を広げる)!これないもん!このアンテナないもん!」
内田有紀「ないないない」
中居正広「俺、根明(ネアカ)だよ?俺ひょうきんだべ?」(スタジオ爆笑)
内田有紀「ひょうきんだけど。あのね、ちょっとヤンキーっぽいのよ。だから、ね?」
ムロツヨシ「それはもう」
内田有紀「ちゃんと地元を残して生きてるっていうか」
ムロツヨシ「さっきのキスマイのみんなにも「あ?」って言っちゃうしね」
内田有紀「なんかね、でもそれがね、すごい人間味があって、すごくいいと思うから」
内田有紀さんに刺さった猪木さんの名言
藤ヶ谷太輔
「(内田有紀さんが)キャンプがお好きだって、キャンプの写真を見せていただいたんですけど。
デニムにTシャツにキャップ。
あっ、キャンプいいですねって言うよりはなんかあ、キャップ姿も美しいな。
やっぱりその自分が年齢を重ねていく事をどこまで出すかっていうか。
え、有紀さんは何かナチュラルな内側からの…」
内田有紀
「あっ!じゃあさあれだ。アントニオ猪木。私好きなんですね。(笑)
アントニオ猪木さんの名言。
『道』っていうね、名言はよく皆さん知ってますけれどもね。」
中居正広「「元気ですか!」
内田有紀
「そう。名言ね。これ引退の時にスピーチされるときに
「人は歩みを止めたときに、そして挑戦を諦めたときに、年老いていくのだと思います」
って言ったんです。
もうね、刺さっちゃって刺さっちゃって。「猪木~!」って思ったわけよ。
そう。だから、年を重ねる事をそれは当たり前で。人間だから。
歩みを止めないことが、一番の健康よってこと。
いや、そりゃね、当たり前のことしなきゃいけないかもだけど、そこってことだと思う。
私生きてて」