踊るさんま御殿。今回のトークテーマが『色々なバイトを経験した苦労人』。
バイトを途中でやめた経験をその理由と共に芸人錦鯉の渡辺さんと長谷川さん、HIPHOP界のレジェンドAK‐69さん、芸人やすこさんが語りました。
それぞれのエピソードが面白かったので、ご紹介します。
錦鯉 渡辺さん(芸人)「得も言われぬ屈辱を感じてやめた」
錦鯉渡辺さん(芸人)
「僕、昔ですね、船からの荷下ろしのバイトしてたんですよ。コンテナが下ろされて、そのコンテナ開けられて、その中にもうどこの国かもわからないフルーツがいっぱい入ってまして。それをパレットの上に運んで、それをフォークリフトで運ぶっていう。
そのパレットに乗せるバイトをしてたんですけど、そのパレットがちょうどさんまさんの机のあたりにある。数m位の距離運ぶんですけど、この距離を走れって言うんですよ。20㎏位持って、この距離を20㎏位持って走れって言うんですよ。走ってもこのスピードなんですよ。これ持って歩いてもスピード変わらないんですよ。
いや、だったら、パレットをもうちょっと近づけろよと考えだしたら、やべえこれ、やってらんねえな。と思って。わかんないんですよ。なんで近づけてくれない。近づけた方が絶対いいじゃんと思うんですよ。
それ考えだしたら、「あれこれもう俺ちょっとあれ、やってらんねえかも」つって、5個目持って、こう走って、置いて、そのまま逃げたんです。その勢いで。もうやってらんねえと思って。」(爆笑)
さんま「お金もらえずやな」
渡辺「もらえなかったですけど。これはやってられないと思いましたね」
さんま「でも1日位やろうと思わへんのか?お金ない時に」
渡辺「いやー、ちょっとこの数m走るっていうのに、なんか得も言われぬ屈辱を感じたんですよ。歩いてもいいじゃねえかっていう」
※渡辺さんが経験したアルバイト…運搬業、コンビニ、コールセンター、デリバリー、カラオケなど
AK-69さん「工場が暑すぎてやめた」
AK‐69さん(日本HIPHOP界のレジェンド)
「僕も半日で逃げたことあるんですよ。学生の時に、ピーナッツ工場で働いてたんですけど、時給良かったんで、なんでここめっちゃこんなに時給いいんだろうって思って。
で、働きに行ったら、灼熱なんですよね。ピーナッツとかあられを釜で炒ってる工場だったんですけど。こう、工場の中が蜃気楼みたいになってるんですよ。
もう暑すぎて、もうきらめいて、昼休憩の時に逃げましたね。体感温度55度って感じでしたね」
やすこさん(芸人)「牛丼作れずに首になった」
さんま「やすこなんかもやめてたりするの?」
やすこさん(芸人)
「牛丼屋さんでバイトしてる時に、全然牛丼が作れずに首になっちゃったこととかもありますね」
SHELLY(タレント)「だって牛丼ってよそうだけじゃないの?」
さんま「やすこ、話つくっちゃだめ」
やすこ
「ほんとです。いや、牛丼みんなつゆだくが嬉しいだろうなと思って、ぜんぶつゆだくにしてたら、店長に首にされました。はい」
※やすこ経験したアルバイト…清掃員、プールの監視員、牛丼チェーン店、警備員、とんかつや、ゲームセンター、フードデリバリー、カフェなど
錦鯉 長谷川さん(芸人)「バイト仲間の行為にむかついてやめた」
錦鯉 長谷川さん(芸人)
「僕は、パン工場でね、やってたら。なんかそのパレットの上に出来たパンをこう積んでいくんですよ。パレットに。それをこう運ぶんですよ。
で、ぼくがこう運んでたら、初日ですよ。深夜のパン屋で。こう運んでたら、後ろの人がわざと僕にこうぶつけてきたんです。僕まだ20歳位で、向こう30位で。
それでむかついて、夜中。もう休憩中に、走って逃げましたね。
それで、それでですよ。夜中走って逃げて、家に帰って、夜中帰って寝たんですよ。
それで朝起きたら、その工場から電話かかってきて、工場長から電話かかってきて。
「あの、お前いきなりどこ行ったんだ?みんなで探したんだぞ。あの機械に巻き込まれて、パンになったかと思ったぞ」って。言ったの!ほんとに言ったの!だから真剣に。真剣な顔で。本当に真剣に。」
※芸人錦鯉 長谷川 経験したアルバイト…焼き鳥屋、パン工場、コンサート警備員、精肉店、交通警備員、フェリーの中で皿洗い、牛丼チェーン店、ホストなど
まとめ
皆さん、いやだと思ったら、さっさとやめる。
あっさり、堂々と逃げて辞めていくのが面白いですね。
人生それくらい気持ちを楽に、本当に耐えられないほど嫌だと思ったら、さっさと逃げた方がいいかもしれません。
アルバイトはそれなりにたくさんありますから。