【A-Studio+】俳優・萩原利久さん「子役から芸能界へ、家族が語る人柄」(2025年5月2日放送)

芸能界入りは早く、子役としてTBS日曜劇場にも出演(2012年日曜劇場「運命の人」)。
そして6年前の2019年話題のドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です―」(2019/日本テレビ)で生徒役を演じて大注目。
2024年~2025年 NHK朝ドラ・連続テレビ小説「おむすび」にも出演。
ドラマ、映画に大活躍!

 

子役から芸能界へ

小学生の時は『めちゃイケ』のオカレモンJr.に…ここで社会を学ぶ

鶴瓶「子役の方から出てったんやな?」

萩原利久
子役でした、もともと。
小学生の時は、あのー『めちゃイケ』のオカレモンJr.をやってました。
小学生の時は、ほぼほぼこれでしたね。もう、僕のお仕事。
ここで社会学びましたもん、僕。オカレモンで」

藤ヶ谷太輔「どういう社会ですか?その」

萩原利久
「初めてだから、大人が大人に怒られてるのもこういう所で見ましたね。(笑)
子どもながらに「メッチャ怒られてる…」っていうのをこう見ましたね」

 

小島よしおさんに会いたくて自慢したくて始めた

藤ヶ谷太輔
「え、この時はそのこういつか俳優になりたいというよりは、なんかテレビに出たいっていう思いで出てたっていう?」

萩原利久
「一番最初は、もう僕、小島よしおさんに会いたかったんですよ。

(小島よしおさんがオッパッピーしてる写真が映る)

あの、ああそうですね。まさしくこの時です。
「そんなの関係ねぇ」しか学校で流行ってなかったときに。
会いたくて会いたくて、見たくて見たくて、自慢したくて始めたんですよ、芸能界っていうか、こう」

鶴瓶「今、小島よしおと番組やってるよね?」

萩原利久「やってます。あのバラエティやらせてもらってますけど」

※フジテレビのバラエティ番組『萩原利久のwkwkはぎわランド』で小島よしおさんと共演。

鶴瓶「すごいよね。自分が会いたい人と」

萩原利久「いや、ビックリしました、こんな…。たぶん小学校の自分に言ったらホントぶっ倒れますよ。」(笑)

 

萩原利久さんが好きなもの

ダチョウ…興味を持ったきっかけは北村匠海さん

鶴瓶「あの資料にダチョウ好きって書いてあったけど」

萩原利久「ダチョウ好きです」

藤ヶ谷太輔
「そのダチョウの魅力ってどういうとこなんですか?いや、その知りたくて。資料に書いてあったから」

鶴瓶「ダチョウってブサイクやんか、なんか」(ダチョウのマネをして歩く鶴瓶さん)(笑)

藤ヶ谷太輔「こういうのが笑えるって感じなんですか?」

萩原利久
「いや、笑えます 笑えます。あのーなんかアホなイメージありません?ダチョウ。
ホントにアホなんですよ。
で、鳥だけど、当たり前なんだけど飛べないんですよ。

ほーんとアホだから、何も覚えられなくて
そのダチョウの学者さん?対談さしてもらって。
ホント数年…何年もダチョウ通って色々生態を調べた結果が、何も規則性がないってことがわかりまして。」

鶴瓶「いや、こいつらこっち行ったら、一緒にこう行きよるやんか」

萩原利久
「もう全員だから、1人走ると、みんな訳も分からずついて行って
あれ、なんで走ってるんだろう?みたいな。(笑)で、遭難しちゃうみたいなのが」

藤ヶ谷太輔「だからきっと、先頭で走ってたやつも「何で俺走ってんだろ?」ってなるってことですよね」

萩原利久「何で走ってんだろう?付いてったヤツも…」

藤ヶ谷太輔「なんで俺くっついてんだろう?ってなる」

萩原利久
「お…お前誰?みたいな。
だから家族同士群れですれ違うじゃないですか。もうグチャグチャになってるらしくて。
なんか常にこう新しいものに触れてるって、すごい幸せなんじゃないかなって。
嫌な事も…まあ、いい事も忘れんのかもしれないっすけど、嫌な事も忘れるし」

藤ヶ谷太輔「今回取材してね。ダチョウの魅力とかすごい語ってくるって言って、苦情を言ってる監督いました」

(初監督作品で萩原さんを主演に起用した北村匠海さんの写真が映る)

萩原利久
「あ~匠海監督ですね。いやでもこれ、ちょっと逆クレームですけど、僕を動物好きにさせたのは彼ですよ」

藤ヶ谷太輔「ああ、それは言ってなかったですね、1ミリも。」

萩原利久
「彼酔っ払うと、ホント夜中1時とかに急に動物の話しだすんですよ。
「シロナガスクジラってね~」とか言って。「ヘラジカっていうシカがいてね~」。
それでなんか、逆に引き込まれたんですよ、その。
彼はコアラなんですよ。
で、彼に教えてもらったのは、ユーカリ食べるじゃないですか。あの葉っぱ。
あれってすごく毒があるんですよ、ユーカリ。
だから、ユーカリ食べるじゃないですか。で、ほぼ気絶ですよね、そっから。
20時間とかかけてゆっくりそれを何とか消化して、起きて、また食べて、グ~ッって。
ずっと繰り返すみたいな」

鶴瓶「それ北村が言うてんの?」

萩原利久
「言ってました。ああ~面白いと思って、そっからハマってったから。
僕のこのダチョウ(好き)は彼のせいですよ」(笑)

 

藤ヶ谷太輔
「でもさ、利久くんのこと彼(北村匠海さん)は変わってるっていうけど。
でも、北村君も変わってるって言われるし。
要は、僕自身も彼と似たところがたくさんあるって」

萩原利久「たぶん、互いにお互いを変人だと思ってます」(笑)

藤ヶ谷太輔
「ああ、でもそれは言ってた。
あと北村くんが言ってて、俺おもしろいなと思ったのが、なんかある日バスケやろうぜと連絡が来たと。
で、共通の友人を呼ぶからって言って。
だから北村君は、あ、なんか友人呼ぶからって言ってるから、結構大人数かなって。
なんかバスケットだから。
で、行ったら3人だったらしいんですよね。」(笑)

萩原利久
「集まんなかったんすよね。(笑)もうちょっと集める予定だったんですけど、集まんなかったんすよ。
でも、そういうのも来てくれるんですよ、やっぱ彼は」

 

缶蹴り…最近は誰も一緒にやってくれない

藤ヶ谷太輔「あ、なんか空き時間に缶蹴りやるとかっていうのは…」

鶴瓶「缶蹴りメッチャ好きやねんて」

萩原利久
缶蹴り好きです。でもさすがに僕今26(歳)なんですけど。
やっぱやってくれる人がいよいよいなくなりましたね」

藤ヶ谷太輔「1時間空くってなったら…?ちょっと誰か缶蹴り…」

萩原利久「缶蹴りやりませんか?って」

鶴瓶「やってくれる人もおんの?」

萩原利久「たまーにいます。たまーに」

藤ヶ谷太輔
「だから、たぶん自分と同じような熱量を求めるから難しいんすよね。
適当に缶蹴りやられてもやだし。やるんだったら全力でやろうっていうタイプ」

萩原利久「僕やる時はもうこう…」(態勢を低くして隠れる様子を表現する萩原さん)

藤ヶ谷太輔
「だからたぶん、気い使って「やりま~す」って言った人も、たぶん利久くんのこれ(本気の隠れるの)見て、「いや、そこまでじゃない…」(笑)

 

玉置浩二さんのファンクラブに入っている…予定してたコンサートに行けなくて大泣き

あとそうだ。好きで言うと、玉置浩二さん。

萩原利久「玉置浩二さんも大好きっすね。ファンクラブ入ってます。」

鶴瓶
「だから、そうそう。だからチケット取って行けなかったから、あのマネージャーの前で大泣きしたって」

萩原利久「ああ、大泣きしました(笑)。」

鶴瓶「「行けない!うわ~ん」って泣いたらしいな」

萩原利久
「そうです。どうしても行けなくて。どう頑張っても無理だってなって。
でも、普通にこうチケットをコンビニとかで発券するじゃないですか。
あれで席知ったんですよ。どこの席ですって。
見たらホントもう最前(列)の方で。このチケット渡せなくて、もう」

藤ヶ谷太輔「それもう行けないの分かってるけど…」

萩原利久「大泣きしました」(笑)

鶴瓶「結果的に、違う日には行けた?」

萩原利久「また別の機会で発券したら、その時より前の席になってて」

鶴瓶「で、行ったん?」

萩原利久「行きました」

鶴瓶「どうやった?」

萩原利久
「いやもう最高でしたね。だってもうホントにここら辺(手が届きそうなくらい目の前)…ここら辺にいるんですよ。ここら辺に」

鶴瓶「あの声やで」

萩原利久
「いやすごい。みんな座って聴くんですよね。座ってもうこうきれいな姿勢でこうお声を聴いて」

藤ヶ谷太輔
「お話伺う事ありますけど、やっぱこう歌うために生活してるって言ってました。もうプロ中のプロっていうか」

萩原利久「そうっすね。あの歌われる横に加湿器みたいなの置いてあるんですよ。」

 

北村匠海さんとの関係

映画で共演し、似てるなと感じた

鶴瓶「で、何で(北村匠海と)知り合うたの?ドラマで?」

萩原利久
「もともと映画で共演したのがきっかけで。
十二人の死にたい子どもたち』っていう映画(2019)で共演したのがきっかけで。」

藤ヶ谷太輔
「この時から結構もうなんかお互いにまあ似てるなというか。
前に前に出ない。ちょっと控えめな所とか。」

萩原利久
「そうですね。でもこう自分の趣味の話とかはすごいずーっとしたいのとかも、たぶん一緒なんですよ。
で、酔っぱらいだすと、お互い喋るだけ喋って、たぶんあんま聞いてないんすよ、お互い」(笑)

 

北村匠海さん初監督の映画に出演…利久さんはすりガラスのような俳優

藤ヶ谷太輔
「でもほら、俺取材したけど、監督北村さんは、もうメチャメチャいい俳優さんだって、利久くんのことを」

萩原利久
「いや、彼だけ異常に評価してくれるんですよね。
こんなになんか褒めてくれる人いないんですよ」

鶴瓶「これ(映画「世界征服やめた」)は北村が撮った作品なんや」

萩原利久
「あ、そうです。匠海が監督をして、初監督で。
そうですね。脚本書いてるときぐらいから映画撮りたいっていうのは聞いてて

藤ヶ谷太輔
「なんかその脚本を自分で書いてる時に、途中からこう北村君がこう自分のことを書いてるような気持ちになって。
でも、自分が出演するわけじゃないから。でも自分のことになっちゃってるってなった時に、自分とじゃあ似てる人にやってもらいたいってなった時に、「あ、利久だ」ってなったって。

すりガラスのような俳優だと。例えば透明なガラスの俳優さんっているじゃないですか。
すごく透き通ってる。
じゃなくて、すりガラスで、ちょっと影ってるところもあれば、ちゃんと光が当たったら、その光も受けるっていうのを言っていて。

なんかね、次はね、一緒になんかこう作る方をやりたいって言ってました。
なんか、そばにいるだけでやっぱ安心するから。だから、一緒に作りたいって言ってました」

萩原利久「嬉しいですね。それはまだ聞いてなかった。嬉しいです」

 

家族が語る利久さん

メッチャ喋る

(鶴瓶さん・藤ヶ谷さんと萩原利久さんのご家族…父、母、弟の写真が映る)

萩原利久「え~!ウチの人じゃないですか」

鶴瓶「お父さんも喋り出したら、よう喋るよな」

萩原利久「あ、喋りますよね(笑)弟までいる!」

藤ヶ谷太輔「メチャメチャクールじゃない?」

萩原利久「スカしてました?」

鶴瓶「うん。でも、嫌なスカしようじゃなく。でも、すごいクールやな」

藤ヶ谷太輔「「兄貴と全然正反対です」って」

萩原利久
「そうです。たぶん反面教師だと思いますよ。僕メッチャ喋るんですよ、ホント。
お正月とかに、結構いとこ含めて10何人とかで毎年集まってるんですけど。
僕とおばあちゃんだけが、ひたすら喋ってます。(笑)」

 

サッカーは形だけは完璧に…声と雰囲気だけで乗り切る

藤ヶ谷太輔
「あとね。でも弟言ってたのが、あのー兄貴の不思議だと思う所。
一緒にサッカーをやった時に、なんか一試合一試合ユニホームを変える
で、なんかそんなに頻繁にサッカーやってるわけじゃないけど、なんか芸能人なのかなんなのか、あの高い人気のユニホームで来るみたいな。
なんかその知ってます、サッカー知ってます、やってます、最新の持ってますみたいな感じで来るって言ってた」

萩原利久
「でも形だけは完璧にしていこうと思って、もうホントに選手と同じユニホームを頭から全部フル装備で行って。
とにかく声となんかこう雰囲気だけで乗り切ろうと思って。
で、なんかただやっててもあれだから、一試合終わるごとに「ちょっと選手交代していいっすか」とか言って、ユニホーム別の番号のに(着替えて)」(笑)

 

8歳が楽しすぎて、9歳の誕生日に号泣

藤ヶ谷太輔
「あとほら、お母さんが言ってた。あの話好きだったな。
8歳の時に号泣したって話。あれは覚えてる?」

萩原利久
「はい、覚えてます 覚えてます。
8歳で、まあ要するにこういうお仕事始めて。
まあこういうような…それこそミーハーだったんで。
「今日誰に会えた」とか。まあ、楽しかったんですよね、ホント1年間。

で、誕生日の前日の日ですよね、たぶん。
誕生日の前日の日に、いや、2月27日の夜に、8歳が楽しすぎて、9歳を迎えることが悲しかったんですよ。(笑)
泣きました、それで。9歳を迎えたくない…」

鶴瓶「号泣したんやで!「9歳を迎えたくない」言うて(笑)」

藤ヶ谷太輔「「9歳になりたくないよ~(泣)」

萩原利久「「なりたくない!」つって、大泣きしちゃいました」

 

不安なのでできる限り事前準備…自分に自信が無い

藤ヶ谷太輔「結構だから、不安がる子だったとは言ってました」

萩原利久「ああ~そうですね。いまだにそうかもしれないです、でも」

藤ヶ谷太輔
「でもさ、たとえば新しく作品にインしますとか。なんかの初日とか。舞台挨拶とかなったら、やっぱり不安になる箇所みたいなの結構あるじゃないですか」

萩原利久
「あります。いっぱいあります。だからもう、とにかく準備をしますね。事前にとにかく出来る限りの

藤ヶ谷太輔「でもさ、そうなるとさ、やっぱりこの番組台本もないからさ、不安がすごかったんじゃ…」

萩原利久
「いやだから、(スタジオ登場する時)かつてない緊張に襲われながら、そこ歩いてきました。
自信ないんですよ、基本。自信は僕もうないです。自信は常にないです」

 

子役時代共演した光浦靖子さん

NHK「週刊こどもニュース」で共演…お母さんのような人

鶴瓶「子どもの頃に他になんかやってたやろ?番組」

萩原利久
「なんだろう?『(週刊)こどもニュース』(2010/NHK)とかですか?
小6…12歳…11歳、12歳ぐらいなんですけど」

鶴瓶「光浦(靖子)に会うてきたんや」

萩原利久「ええ~⁉」

(「週刊こどもニュース」で母親役だったカナダ在住の光浦靖子さんにリモート取材した時の様子の写真が映る)

鶴瓶
「ムッチャ喜んどったよ。いや~利久がそんなになったのって。
『A-Studio+』に出るなんてって言うて」

萩原利久「やっぱお母さんなんですよ、僕にとって。疑似家族の設定でやってたので」

鶴瓶「長い事会うてないんやろ?」

萩原利久
「そうですね。会ってないですねだいぶ。
毎週末に…それこそ電車とかも1人で乗り出したのも多分この時期で。
1人で自分でNHKまで行って。で、毎日こうニュースを聞いて。

だから、これでしか会ってなかったので。
いわゆるその芸人さんの光浦さんの姿って実はあんま見たことなくて。

ほんとに、めちゃイケの基本はやっぱ岡村(隆史)さんと矢部(浩之)さんとだけだったので。
芸人さんというよりは、やっぱそのお母さんっていう。そっちのやっぱ印象が強くて」

鶴瓶
「でも嬉しい言うてたよ。今その俳優になってるって。
イケメン俳優になってるいうのがメッチャ嬉しい言うて。
もっともっと人気出てほしい言うとった。
あと2年後や、(カナダから)帰って来るの」

萩原利久「2年か~。いや、お会いしたいですよ」

 

鶴瓶さんのひとりごと

鶴瓶
「ホンマにかわいらしい人間的にもものすごい面白いなと思う。
今回の取材で「弟が兄がテレビに出てることをみんなから言われて嫌じゃないのかな?」って心配してたんですよ。お母さんもそう言うてはったんですね。

で、あの『3年A組-今から皆さんは、人質です―』あれで、ごっつい人気のあるやつですけど。
あの当時弟は高校生で周りからよう色々言われたらしいんですよ。
でも、「それは全然嫌じゃなく、嬉しかったし、自慢の兄ちゃんや」言うんですよ。
それを聞いてお母さんがもう「わ~それが分かっただけでも、今回の取材嬉しかった」って言うんですよ。

「利久は家族の自慢です」言うてましたね。
いや、それ言われるって嬉しいですよね」

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