兵庫県出身。
19歳で上京し、柄本明さんが座長を務める「劇団東京乾電池」に加入。
近年は主演を務めるなど大活躍。
ドラマ、映画、舞台を合わせると、総出演本数は300本以上。
上田晋也「ご覧になりました?(2024年)パリ五輪」
江口のりこ「あ、見ましたよ」
上田晋也「特にあれハマったとかあれ良かったとか」
江口のりこ
「一番夢中になったのは、男子バレー(ボール)ですね。
選手たちすごくかっこよくて。
そうだから、去年位からちょっとよく見てますね、男子バレー」
上田晋也「特にこの選手がお気に入りなんて」
江口のりこ
「カッコイイなと思うのは、石川祐希さんもカッコいいんですけど、皆さんカッコいいけど、高橋藍選手。
びっくりしました。最初見たとき。
めっちゃカッコイイと思って。」
上田晋也「それ高橋藍選手にハマってバレーを見始めて」
江口のりこ「そうですね」
江口のりこさん プロフィール
本名:江口徳子(とくこ)
1980年4月28日生まれ(放送日現在44歳) 血液型O型
兵庫県出身
5人兄妹の4番目の次女として誕生(兄2人。一卵性双生児の姉・妹)。
中学卒業後は高校に進学せず、アルバイト生活を送る。
神戸市の映画館に足しげく通ううちに、映画女優を志す。
劇団東京乾電池のオーディションを受け、1999年に研究生となり、2000年に入団。19歳だった。
上京したころは、所持金が2万円しかなく、すぐに住み込みのアルバイトを始めた。
高校に進学しなかったことについて、
「経済的に余裕が無くて、お小遣いが無かった。中学を卒業してすぐ働けば、お金もあって自分の好きなことができると思った」
「兄弟も多いし、父親は定職に就くということができない男だったんですよ。人に使われるのが嫌で、仕事をしてもすぐ辞めちゃう」
「私も父親に似て続かないんですよ。(アルバイトは)続いても2カ月でしたね」と話しつつ「1日で辞めたやつもある」と告白した。
(以上Wikipediaより)
学生時代:嫌々続けた陸上部
堀内健「スポーツとかやってたんですか?」
江口のりこ
「スポーツは嫌々陸上部やってました。
先生が怖かったから、辞めたいと思っても、辞めたいって言えなかったんですよね。
足立先生っていう先生だったんですけど、先生怖くって。
怖いけど、スゴく大好きだったから。
辞めたいって言いたいけど、言ったら先生悲しいだろうし、怒られるしっていうので、ずっと言えずに我慢してやってましたね」
19歳で上京 家賃26000円のアパートに住んでた時のエピソード
上田晋也
「19歳で上京し、家賃2万6000円のアパート暮らしをするなど、実は超苦労人だけど、感情の起伏があまり見られない江口のりこさんの半生を振り返ります。
2万6000円のところに住んでたんですか?」
江口のりこ
「そうですね。1年間住み込みのが終わってから、2万6000円のところに住んでました」
上田晋也「じゃあ、もちろんお風呂もない?キッチンとかもない?」
江口のりこ
「お風呂なかったですね。
キッチンはちっちゃいガスコンロ1口とこんなちっちゃい水道の水場みたいなやつはついてましたね。
私、そのアパートの2階に住んでたんですけど、それ女性限定の木造アパートだったんですよ。
で、1階におばあちゃん1人いて。
2階の私の向いの部屋にもおばあちゃん1人。
で、3人で平和に暮らしてたんですけど、ある時下の階に、ちょっと派手なおばあちゃんが引っ越してきたんですよ。
で、そのおばあちゃんは外に洗濯もの干すんだけど、派手なランジェリー干すんですね。
年でいうと70代いくかいかないか位の方で。
まあ、とにかく派手なんですよ。
しばらくすると姿見なくなったんですよ。
で、もう一人のおばあちゃんに「あの方最近見ないですね」って言ったら「あの人は実はね、人殺して福岡から逃げてきたんだよ」って。
本当に捕まったんですよ。
本当に捕まったんですよ。
そん時に、思ったんは、やっぱサスペンスとランジェリーって関係してるなって」(笑)
有田
「ああ、じゃあちょっと派手なランジェリー付けてる中年の方とか見たら気を付けた方がいいっていうか」
江口のりこ
「なんか、最近はここのところやらないけど、サスペンス劇場とか昔あったじゃないですか?
その時って、怪しい聞き込みされたりするような女性ってちょとエッチな感じあったじゃないですか?」
徳井義実「キャミソール一丁で出てきたりね?」
江口のりこ
「そうそうそう。だからやっぱ関係してるんだなっていうのは。そう」
上田晋也「絶対偏見だと思いますけどね」
アルバイトが続かなかった原因
上田晋也「それでもう、色んなアルバイト?」
江口のりこ
「あの、東京きたときに住み込みで働いてたんですね。
上京してきて、東京乾電池の劇団のオーディション受けて、研究生募集っていうのがあって受かったんですよね。
で、入所式っていうのがあって、1年間研究生を過ごさなきゃいけないってなって。
その時点で全然お金持ってなかったんですよ」
①新聞配達(住み込み)【19歳】
江口のりこ
「だからまあ、住み込みのバイトがいいってことで、住み込み=(イコール)私の中では新聞配達やったんですよ。
やっぱり1人でできるじゃないですか。自分のペースで」
上田晋也「あんまり人と関わりたくはなかった?」
江口のりこ
「今までそういうアルバイトを地元でしてきて、すぐ辞めちゃうんです、私。1番続いたので2か月とか。」
上田晋也「ごめん。何が原因で辞めちゃうんですか?」
②うどん屋さん:「うどん配る目じゃねえな」と言われ辞める【中学卒業後】
江口のりこ
「一番最初うどん屋さんだったんですけど。
まあ、中学卒業してすぐ働いたんですね。
それで、うどん…なんか先輩のおばちゃんに
「目つき悪いよ。うどん配る目じゃねぇな」って言われて」(スタジオ爆笑)
原田泰三「わかるわかる。言われそう」
江口のりこ
「「うどんっていうのは、温かみがあるものだから、江口さんもうちょっと柔らかく配ろうね」って言われて。
それで私がなかなかできなくて。配る目じゃねぇなって言われて。」
③洋食屋:好きだったお客さんが来なくなり辞める【16歳】
有田哲平「ピザとか洋食よりは、和って感じですけどね」
江口のりこ「でも、洋食もやりましたよ。3番目に働いたの洋食屋さんです」
上田晋也「そこは何で辞めちゃったんですか?」
江口のりこ
「あーそこは。
工事現場で働くおじさん2人組と若い男の子が、毎朝だいたい7時過ぎに1回とお昼2時にお茶しに来てたんですよ。
で、おじさん1人とその若い子はどうやら親子なんですね。
で、もう1人同僚のおじさんがいて。
で、その3人組がいつも来てて。
私、その若い男の子のことちょっと好きになったんですよ。
16歳だったんですね、その時。
で、名前は後藤くんっていうんですよ。
で、まあいつも後藤くんが来るの楽しみにしてて。
で、そんなにお話全然できなくて。
で、運ぶときに、「年いくつ?」って聞いたら、「僕17歳」って言ってて。
あ、17歳か。で、彼も高校行ってないわけですよ。
ずっと働いてて。
ま、働いて2カ月たつか経たないかぐらいの時に、ラブレター渡したんです。
やっぱおじさんがいると話せないし、絶対3人組で来るんですよ。
「ちょっと好きになりました。今度ゆっくり話せたら嬉しいです」みたいなことを手紙にして。
「これ読んで」って渡した。
で、その日金曜日だったんですよ。
で、土日は工事現場が無いから、来なかったんですよね。
で、その土日の間に私地元の美容室でヘアカットモデルみたいなことやってたんですよ。
まあ、切ったり、好きな髪色にすることによってタダにしてくれるし、まあ色々やってくれるからいいやと思って。
で、その土日の間に来てって言われてて、美容室に行って、「ちょっと大胆なことしていい?」って言われて。「いいですよ」って言ったら、そしたらめちゃくちゃ髪の毛短くされて。もう本当に短い。名倉さんのちょっと短いぐらいかな。
そう、それでしかもブルーにされたんです。青色。
うわ、どうしようと思って。
でも、後藤くんにこの姿見られるのが本当に嫌だったんですよ。
で、ラブレター渡したの金曜日じゃないですか。
土日挟んでこんなことになってて。
で、月曜日に後藤くんが1人だけで来たんですよ。
私こんな姿見られたくないから、ずっとこう厨房で隠れてて。
ずっと隠れてて。
でも、ずーっと1人で待ってる感じだったんですよ。
だから、ちょっと顔出して、「なんか、こんななっちゃった」みたいな感じでこういったら後藤くんが「あの、僕ね。これから現場変わるんだ、明日から。遠い所に現場になるから」。
「ああ、そうなんや」って言って。
でもやっぱ見られてることが恥ずかしいから、すぐ私引っ込んで。
そのまま私ずっと隠れてて。
で、彼しばらく1人でいたんだけど、私やっぱ出ていく勇気がなくて。
そのまま会わないまま行っちゃって。
で、現場も遠い所になったから、来なくなったから、それでなんか(バイトを)辞めました。なんかもう楽しみがなくなったから」
上田晋也
「でも、分かんない、その後藤くんは、「ちょっと現場移るんだ。だからもしよかったら、連絡先交換して?とか」
テンションが上がる瞬間ってある?
感情が常に一定の江口のりこさん。
テンションが上がって、はしゃぐ瞬間はあるのか?
それを見つけるため、舞台で共演している 俳優 松尾諭さん(48歳)が江口のりこさんを観察。
そのなかで、映画でコナンを観に行ったエピソードが印象的だったので、ご紹介します。
松尾諭さんのサプライズ登場に…
江口のりこ
「私、毎日お稽古で一緒なんですよね。それで。また会うんかいと思って。(笑)
もしかして、高橋藍選手が来たりしてとか思ってたんですよ。
そしたら何なん…」
上田晋也
「今回松尾さんは8月1日から舞台げいこで週5日。
毎日5時間の稽古で江口さんと初めてガッツリ仕事をするということで、江口さんがどんな時にテンションが上がるのかを観察するようにしゃべくりスタッフから頼まれて、秘密で動いてくれていたと」
稽古8日目の日記
『入野自由くんと富山えり子さんがコナンの話で盛り上がっているのに食いつく。
のりちゃん、稽古開始以来一番のテンション。
どうやら映画版を甥っ子と観に行ったらしい。
だが聞いていると、推理が難しすぎて、全然意味が分からなかったらしい。
それと、コナンはあちこちとがっているから、あまり可愛いと思えなかったらしい。
写真はとれなかった』
有田哲平
「なるほど。じゃあ、コナンはテンション上がるんですか?」
江口のりこ
「いや、コナンは初めて見に行ったんですよ。
アニメもあんま見たことなくて。
で、甥っ子が遊びに来てて、「一緒に映画観に行こう。コナンが見たい」って言うから、見に行ったんですよ。
そしたら、コナンの言うてることが全然わからなくて。(笑)
すごく難しかったんですよ。
いや、私がやっぱテンション上がってたのは、あの甥っ子が大好きだから、甥っ子と一緒に行ったっていう思い出もあったから。
それですごい嬉しかったっていうのあるんですよ」
バレー日本代表 高橋藍選手登場
感情が一定であまりテンションが上がらない江口のりこさんが、この日テンションがめちゃくちゃ上がったのが、高橋藍選手のサプライズ登場。
高橋選手の登場に、江口のりこさんは涙ぐみます。
江口のりこ
「1年位前からあのテレビ観始めて、高橋選手最初に見たときにめっちゃびっくりしたんですよ。
こんなカッコイイ人がバレーボールしてると思って。」
上田晋也
「ね?だから今回オリンピックもかなり応援なさってたんでしょ?」
江口のりこ
「めちゃくちゃ応援してました。本当に。素晴らしいゲームで、めっちゃ楽しかったです。ありがとうございます。」
高橋藍「ありがとうございます」
高橋選手の紹介
小学2年生からバレーボールを始め、最年少19歳で東京五輪に出場し、チームをベスト8へと導くと…。
その翌年、世界最高峰のイタリアリーグへ入団。
そして、2024年パリ五輪でもチームを牽引。
江口のりこ「めっちゃ嬉しいです。本当にありがとうございます」
2人で一緒に写真を撮ったり、涙ぐみながら大満足の江口のりこさんでした。