今年結成25周年。メジャーデビュー20周年
今や世界中で活躍!
徹子「でもすごい人気ね。でもトレードマークの髪型はずっと変えないの?」
かしゆか
「そうですね。ず~っと変えてないですね。
黒髪で、一度も3人とも染めたことがないので。そこをポリシーに持ってます」
徹子
「あのー、私がちょうどバンコク行った時に、あなた方がいらしてたっていうことが分かって。
去年はスペインとイギリスにいらしたの?
でも(海外の)お客様の反応はいかがでした?」
あ~ちゃん
「日本はやっぱり一体感。みんなで一緒に楽しもう~って感じで。
アメリカとかヨーロッパの方とかは、自分の好きな曲にね。もう素直なんで。
もう反応ハッキリと見せるんだよね」
かしゆか
「嬉しかったらもう泣いて喜んで、歌ってたりとか。
テンションが上がり過ぎると私たちの事見ずに、踊り続ける方とかいらっしゃったりとか」
あ~ちゃん「音を楽しみに来てるんですかね?」
徹子
「皆さんあの、靴も大事なんだって?(ヒールの)高さは何センチでやってらしたの?舞台でいつも」
かしゆか「いつも8.5(㎝)とかかな」
徹子「1足どれぐらいもちます?」
のっち
「あ~どのぐらいだろう。やっぱり物によって、足に合う合わないも出てくるんですよ。
自分の足に合わせて作っていただいてるけど、やっぱり人の手で作るものなので。
だから合うものは10~20公演ぐらい履いたりもします。はい」
あ~ちゃん
「でも合わないものはもうほんとにね、1公演も履けなかったりするよね。ほんと不思議です」
のっち「消耗品にね。なっちゃいますね。やっぱり。負担がかかって」
3人の出会いは、小学生の時アクターズスクール広島で
3人はアクターズスクール広島の1期生
徹子「さて、3人は出会ったのは小学生だそうだけど、どうやって知り合ったの?巡り合ったの?」
のっち
「広島のアクターズスクール広島というところで、ダンスだったり歌だったりを学ぶ学校なんですけど。そこで出会いました」
あ~ちゃん「1期生だね」
のっち「1期生です。3人とも広島で」
あ~ちゃん「自分たちで組んだんですよね」
徹子「そうなの?Perfumeって名前も自分たちでつけたの?」
あ~ちゃん「あ、これはもう母がね」
かしゆか「母が一生懸命考えてくれて」
(広島にいた頃初めて出したCDジャケットが映る)
あ~ちゃん
「あ、広島にいた当時。これはインディーズの1枚目のCDシングルですね。
で、ぱふゅ→む☆っていうのもこの当時は13画になっていて。
ユニットが上手くいく画数っていうので。
母たちがね、付けてくれてね。名前を付けてくれて。」
学業も必ず両立…あの時よりは絶対マシと思える
徹子「のっちさんは家が遠くて新幹線でレッスンに通ったって本当なの?」
のっち
「本当です。広島市内にスクールがあって。
で、私福山だったので。
最初…4年間通ったんですけども、最初の頃は高速バスだったり、電車の新幹線じゃない電車で通ったりしてて。
でもやっぱり時間が。最初は土日だけ。週1だけだったのが、毎日通うようになっちゃったので。
もう新幹線で行こうって、定期券買ってもらって。で、それで通ってました」
あ~ちゃん
「しかもそれを、ウチの親から聞いたんですけど、新幹線の定期券を落として帰って来た日があったんですって。
でもう、「ええ!あんな高いものを!」みたいな。
「あの、落としてきたの!?」「あ~落としてきた」ってなんか普通だったらしくて(笑)
もうその時ばかりは音を上げそうになったっていってました。
でも、10歳とか11歳なんで。まあ、しかたないわね~」
かしゆか
「ね~。でもそれだけの長い期間をね。そうやって通わせてくれた親にも本当に感謝ですね」
徹子「あ、そうよね~。大変な事よね。新幹線に乗ってね。お稽古通うなんてね」
あ~ちゃん
「はい。それも、学業も必ず両立で私たちはずっとやってきたので。
学校も行きながら、スクールも行きながら、新幹線で通って。
毎日帰っては宿題をして。でまた、朝7時から学校行ってみたいな。
でもその4年間がほんとあったから、私たちたぶん今もうなんか…大きな壁が現れても、「あの時よりは絶対マシだ」って思える。頑張れます」
中学3年生で上京…事務所の寮に入り生活
学校も仕事も家も一緒
徹子
「なんか中学3年生になる時に、あの上京して、事務所の寮に入って。3人ともそうだったの?」
3人「はい」
徹子「あ、それで。ホームシックにならなかったっていうのは」
かしゆか
「それもありますね。あとはその、事務所の寮が女子寮だったんですけど、先輩のお姉さん方がたくさん一緒に寮せいかつをしてたので、とても賑やかで。
なんかみんなで切磋琢磨してるっていう感じがありました。」
徹子「あ、そうなの?でも、3人でやっぱり仲良くしてたの?」
あ~ちゃん
「そうですね。部屋も近かったし。あと学校も同じやったんで。
学校も仕事も家も全部一緒って感じで。」
徹子「ほんと?」
かしゆか「はい。クラスだけは別でした」
事務所の先輩は「こういう人になりたい」と思える楽しい人達ばかり
徹子「あの、どんな人だったんですか?寮の先輩って」
かしゆか
「芸能界の活動っていうものが全く分からない状況で、その東京に住むことになったので。
ツアーを回る時って、いったいどういう事をしたらいいんだろうとか。
テレビ番組の時の姿勢とか。スタッフさんに対する挨拶の仕方とか。
そういうのをわざわざいちいち教えてくれるわけではないけど、姿で示してくれたっていうのが。
とてもカッコ良くて。ああいう人になりたいなっていう気持ちが自然となれました」
あ~ちゃん
「ああ、もう楽しい人たちばっかりでしたね。
でも色んな地方からこう引き抜かれて。もう精鋭隊みたいな。
見た目もすっごいきれいで可愛くってっていう先輩なんですけど。
誰も偉ぶってる人がいなくて。誰も天狗になってる人とかもおらんかったんですよ。
もうそれに、ほんまに感動して。
で、こういう人らになりたい!ってこう憧れを貰ったっていうか。
なんで、事務所の先輩には本当にもうめちゃくちゃ恵まれましたね」
徹子
「あ、そう。こういう人たちになりたいって思う下級生を持ってる先輩は偉いわね。
だってなかなかそんな風に私たちはそんな風には絶対ならないって人達も多いかもしれないのにさ。こういう風になりたいって思うのはすごいと思う。私」
かしゆか「ほんとに人に恵まれてましたね」
東京はお金がかかる…
あ~ちゃん「でも楽しかったですね。東京ってキラキラして」
徹子「あ、やっぱり良かった?」
あ~ちゃん
「はい。もうカフェに行くんも、一杯500円もするんじゃ~っていう。
もう毎日毎日あのお金がかかることばっかりで。
だけん、もう電車も乗るのももったいないけん、歩いて帰ってましたね。何駅も。
で、その帰りに色んなとこ薬局寄って。1円でも安いシャンプー買って。
もう先輩たちに、カフェ誘われたら行かにゃいかんけん、なけなしの500円出して、なんかシャリシャリのジュース飲んでました。
あの味は忘れられないですね」
家族同士も仲が良い
3人の母親がマネージャーの役割
徹子「でも3人のご家族同士もみんな仲良しなんですって?」
3人「はい」
かしゆか
「最初はね。そのアクターズスクールに通って、広島で活動していた時は、母親たちがもうマネージャーみたいなことをしてくれてたので。
上京するとかデビューが決まるとか、大きなところでライブができるとかいうことになると、もう真っ先に泣いて喜んでくれて。
母親たちで見に来て、応援してくれてたんですよね。
だから、それからね。どんどんどんどん家族で会う時間も増えていって。
旅行に行ったりとかね。はい」
徹子「随分素敵でしたね。それはね。今はむしろそういう時間ないでしょ?」
あ~ちゃん「いや。あるよね~?」
のっち「あります」
かしゆか「大人になってからの方が作るようになりました。そういう時間を」
徹子「ああ、そう。」
のっち「ツアーするたびについてきてくれたりとか」
あ~ちゃん「今回のアジアツアーも全箇所来てくれて」
徹子「あ、本当?」
あ~ちゃん「はい。その全部の個所で、一緒に食事したり」
徹子「随分色んな国にいらしたでしょ?」
あ~ちゃん
「はい。ほんと私たちよりも、もう感覚が若いっていうか。
この親たち…母親たちがもうPerfumeなんじゃないかってくらい若い。
マジギャルなんですよ。めっちゃ若くて。
だけん、どんな時間でも、「食事行こうや!」ってなるし。
すごいですほんと。
私たちよりエネルギッシュです」
父親の還暦のお祝いにサプライズ旅行
徹子「ああ、そう。すごいのね。あの、あ~ちゃんさんのお父様は還暦…」
あ~ちゃん
「そうなんです~。ありがとうございます。この間還暦迎えまして。
でまさかそんな年までね、Perfumeでいられると私も思ってなかったんですけど。
家族であの北海道旅行をプレゼントして。
で、家族みんなで行こうって言って行ったんですけど。
その先に、2人(かしゆか&のっち)と2人の親もあのサプライズで来てくれて。
だからもう到着したら父は私たちしかいないと思ってるのに、じゃじゃ~んって言って(2人が登場して)。
そしたらもう、「びっくりや~どして~」とか言って、めちゃくちゃ泣きよったよね」
かしゆか「うん。照れ隠ししながらね。泣いてました」
あ~ちゃん
「父はゴルフがすごい趣味で、家族でやりたいってずーっと言ってたんですよ。
でもウチの母親が「あ、ゴルフは大丈夫なんで」ってゴルフNGで。
で、ずーっと父はそれを母にずーっと口説いてるけど、母はずっとNG出してたんですけど。
60を機会に、じゃあ家族みんなでゴルフに行きましょうって母が決意して。
で、ちょっとこう打ちっ放しで練習して。密かに。
で、北海道で。私たちも1度も何もやったことがないのに、ゴルフ行ったんだよね。
全く振ったこともないんで。もう洋服ばっかり。」
かしゆか
「形から入ろうって言って。(笑)てんやわんやしながら、コース周りました。あ~あ~って。全然飛ばないから」
あ~ちゃん「そうよね。当てるのに必死よね」
リフレッシュの方法
徹子「忙しい中、リフレッシュする方法はありますか?なんか」
のっち
「あ~私はもうあの体の疲れが取れたらリフレッシュできるので。
ストレッチしたり、マッサージ行ったり。ずっとなんかこう揉んだりとかしてますね」
あ~ちゃん
「私は愛犬がいまして。あのー7歳のマルチーズと3歳のトイプードルちゃんなんですけど。
この愛犬と一緒に戯れることですね。はい。
可愛いですね~。2㎏位なんですけど、2人とも。
もうなんか人みたいに言葉が分かってるので、もう少しで会話できるんじゃないかと思ってるんですよね。
ワンちゃんは癒されますね。本当に」
かしゆか
「私は海に行くことが好きなので。
スキンダイビングっていうシュノーケルとダイビングの間のような素潜りの。
あ、そうなんです。奄美大島でクジラと泳ぎました。
これ子どものクジラなんですけど、本当に好奇心旺盛で。可愛かったですね。感動します」
徹子「他の人はなんかやらないの?」
のっち
「あ…ちょっと海が苦手で。大きいものも怖いし。距離感が掴めないのがまた怖くて。海の中。もう(かしゆかに)お任せです」
かしゆか「はい。海担当で」
徹子「すごいわね~。じゃあ、泳ぎが上手いの?」
かしゆか「泳ぎ得意ですね」