絶対に巻かれてはいけない!という強い意思
先輩にも間違っていることは指摘する
藤本美貴
「やっぱりソロからモーニング娘。に入って。
やっぱり先輩もいて、なんか巻かれるしかなかったんですけど。
「いや、絶対ここに巻かれちゃいけない!」と思って。
先輩にも本当にめちゃくちゃ言ってました(笑)。
正論を私は言ってるんですけど。
私が遅刻して、(先輩が)「あ、遅刻したんだから謝りなさい」。
謝ります。「すみませんでした」って謝りますよね。
でも、先輩が遅刻した時に全然謝んないんで。
「遅刻したんだから、謝った方が良いですよ」って普通に言って謝らさせたりとか」。
(スタジオ「え~、すごい」)
中居正広「誰?誰?誰々?」
藤本美貴「誰とか言わない。言いません!」
中居正広
「間違ってないね。でも、言わない方がいいんだよ。
巻かれてた方がいいんじゃない?
「まあ、先輩だから別にいいですよ」って」
藤本美貴
「ダメです。
なんか巻かれると、「コイツは巻ける」って思われるんですよ。
「長いものに巻けるタイプだ」って思われるから。流されて行くんですよ。
皆すぐ長いものに巻かれるが、自分は絶対に巻かれない!
だからもうダンスの先生にも、「そんなのだったら藤本後ろに下げるよ」って言われたこともあって。
「私は後ろでも目立てるので大丈夫です」って言って。(スタジオ:「すごい!」「かっこいい!」)
「どこでも目立てます」って言って。
だから、自分をしっかり持って。
自分が言ったことにやっぱり責任を持ってやるっていうことが大事かなって思う」
中居正広「輝く自信はあったんだろうね」
藤本美貴
「そうです。もうコンサートなんて、その人がどこ見るかなんで。
私が見させればいいだけですから。
「だから、いいんですよどこでも」って言って(笑)。
下げれるもんなら下げてみろっていう気持ちで、もう。
振付も全然間違えてる先輩が、私に間違えてる振り付けを教えるんですよ。
ダンスがちょっと得意じゃない先輩が、「藤本違う!こうだ!」って。
その私が入ってない時の曲を。
教えてくるんですけど、「違う…絶対違う!」と思って。
辻ちゃんとかに「ねえねえ、どう踊ってる?」って聞いて。「こうだよね?」。「違う。それ違う、こうだよ」って言われるから。
「あれ違いましたよ」って教えてあげます。」
中居正広「その先輩はプライドがあるわけじゃん」
藤本美貴
「いや、でも先輩がかわいそうじゃないですか。
ずっと違う振り付け踊ってるんですよ。
誰かが言ってあげなきゃいけないんですよ、これは」
中居正広「そんなのは藤本じゃなくて、マネージャーさんだったりだとか…」
藤本美貴「言わない!ダンスの先生も言わないんですよ」
中居正広「間違ってるのに?」
陣内智則「その先輩ほぼ特定されて行くよ?」(笑)
藤本美貴
「いや、本当に!振り付けも3日間位、ふりを付ける日があって。
1日目右から始まったのに、2日目先輩が「あれ、左からだったよね?」とかって言うと、先生も「じゃあ、左から」とかって言いだすんですよ。
長いものに巻かれる。そっちの方が早いから。
でも、私は「絶対に右からですよ」。
でもう「昨日のビデを観ましょう。先生それでも振り付け的に先生が左から付けたいなら私は覚え直しますけど。右からです!」って言って。
「見てください」って言って。
「右からです!右からです!どうしますか?」って」
中居正広「それはメンバーと仲良くなれないよね」(笑)
藤本美貴「なれなかったです」