Snow Manのメンバーと嵐二宮和也さんが居酒屋でスタッフがいない中でトーク。
これまで知らなかった、事務所を辞めたときのこと、嵐の結成秘話、二宮さんの演技に対する考え方など見ごたえがありました。
プロフィール
1983年6月17日生まれ(放送日現在 41歳)
男性アイドルグループ・嵐のメンバー
東京都葛飾区出身 A型
2023年10月24日ジャニーズ事務所退所
2023年11月7日新会社「オフィスにの」を設立(スポーツジャーナリスト増田明美の夫が代表を務める)
2019年11月元アナウンサー伊藤綾子さんとの結婚を発表
2児(2人とも女の子)の父
9人組男性アイドルグループ。
2012年5月3日結成。
アクロバットとダンスを得意として、主に舞台やバラエティ等で幅広く活動。メンバー(年齢は放送日現在)
岩本照 1993年5月17日生まれ(31歳) 埼玉県出身 A型
深澤辰哉 1992年5月5日生まれ(32歳)東京都出身 B型
ラウール 2003年6月27日生まれ(21歳)東京都出身 A型
渡辺翔太 1992年11月5日生まれ(31歳)東京都出身 B型
向井康二 1994年6月21日生まれ(30歳)奈良県出身 A型
阿部亮平 1993年11月27日生まれ(30歳)千葉県出身 AB型
目黒蓮 1997年2月16日生まれ(27歳) 東京都出身 B型
宮館涼太 1993年3月25日生まれ(31歳) 東京都出身 A型
佐久間大介 1992年7月5日生まれ(32歳) 東京都出身 O型
Snowmanが感じる事務所の変化とは
向井「僕らはSTARTO ENTERTAINMENT」
深沢「あんま変わんないですけど、自分たちの意見っていうのをやりたいことだったりっていうのを聞いて一緒に考えてくれるって言うのが今」
佐久間「あと、個人で契約形態も決めていいよってなったので、よりできることは広がりましたね」
向井「去年生配信YouTubeでsnowmanだけでやったりしましたね」
2023年大晦日にYouTube生配信ライブ。
同時接続133万人を突破し日本歴代一位を記録しました。
二宮「すごかったもんね。観てたよ 結構革命に近い」
嵐二宮さんが事務所を辞めたときのこと
二宮
「気づいたら俺も辞めてたもん。
辞めるってなって、それで言いに行って。
で最後(事務所で)動画撮って帰る時に「いつも使ってた髭剃りと座布団だけ返します」って言われて。それだけもらって帰ってきて。
で、その日にGmailのアカウントとって。
事務所に飛んでくもの(メール)を全部こっちに回してくださいっていうアカウント。
アドレス作ってくださいって言われて。
だからその3つだけ。最初は。
で、ずっと飛んでくるメールとやり取りして。
俺は全然大変じゃないの。
その時ドラマやってて(2023年10月~フジテレビ系月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」)。
急に1人になるから。(運転も)自分でやってたよ。
フジテレビのドラマだったんだけど、急に一人になっちゃったから、フジテレビの人に呼ばれて。
コイツなんか事件かなんかやったんじゃないか?みたいになって。
だから、俺急に一人になっちゃったから。
で、事務所も連絡してたところから、二宮に直で投げてくださいってなったもんだから。
だから、コイツなんかやったんじゃないか?
製作チームはそうなって。
「いや、大丈夫っす」みたいな。
でもそれ(独立したことを)言えるまでの期間が1週間位あって。
(10月)24日(独立発表日)になってよかったつって。」
二宮さんが国分太一さんにキレられた時
二宮
「一生懸命やることは大事なんだなって思うのは、俺さ(国分)太一さんに言われたんだけど。
俺結構太一さんとずっと飲んでる時期があって。
行ったときにすごいキレられて。
うちが深夜でレギュラー番組が決まって。
『ザ!鉄腕!DASH!』がその深夜でやってた枠が空いて、そこに(嵐の番組が)滑り込んでるの。
そう。で、うちはさ。
今となってはなんかゆるい、ほわんほわんしてる感じが世の中様に受け入れられて、嵐ってこんなんだよねって感じだけど。
当時はまだそんなのがないから、あんまりやる気がないみたいな感じで見られるっていうか。
もっと元気出してやんなきゃ ダメじゃん。みたいな。
そん時に、「あんな感じでやるなら俺がやるから返せ」って言われて。
「すみません」みたいな。
珍しいなこんな太一君がキレてるの。
だから、一生懸命やらなきゃいけない。
一生懸命ふわふわしなきゃってことだよね。自分たちの特性として。
仲いいだけでやってるんじゃなくて、仲いいことを一生懸命突き詰めていかないと。
うちらは地だったのそれが。
「それは楽しくやってるだけだよ、お前たちは」みたいな。
あれ、こんな熱い人だったんだみたいな。当時若いし。
そうかちゃんとやんなきゃなと思って」
台本は覚えるものではなく、超えるもの
日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。
「台本を暗記しない」
そこには、二宮さん独自の理論が。
二宮
「これがあって、あれがあって、それがあってみたいなワードは、これ取っといた方がいいだろうなっていうワードは取っておくけど。
俺台本を覚えるものだというイコール(台本=覚えるもの)が全然理解できてなくて。
台本は超えるものだと思ってるから。
(脚本家の人)「基本的にここに書かれてることは最低限出来ますよね、あなたたちは。だから、私は書いてます」ってもらってるものだと思ってるから。
で、ここから何が足していけるか 何が抜けていけるかっていうのをやる作業だから、あんまり覚えるっていう概念がないの。筋としては、これとこれとこれはとっとかないと話がつながってかないから、「これは必要だよね最低限」っていうもの以外は全部変えてる」
深澤
「ブラックペアンとかは、医療関係の言葉が入ってきたりすると思うんですけど、医学用語だけピックアップして覚えていくってことですか?」
二宮「そうそう。術式とか術名とかはそうだ(覚える)けど」
目黒
「相手方のセリフもあるわけじゃないですか?語尾だったりとか。こう食いすぎちゃう可能性もあるかもしれないじゃないですか。そういうのはどうなってるんだろうっていう」
二宮
「はー、でも分かんない。これは良くないよ。やり方としては。
良くないけど、「もうちょっと後ろまで待てますか?」みたいなこと言って「わかりました」みたいな」
渡辺
「(二宮さんのイメージは)やっぱふわっとしてる。
もうずっとパズドラ(してる)みたいな。
でも今の台本を超えるとか、熱い男というか。
かつ根は真面目な人なのかなっていう」
二宮「真面目だよ。当たり前じゃん。」
嵐結成は0日婚
深澤「嵐さん結成したときはもともと別のグループからでしたよね?」
二宮「そうジュニアの人たちが集まって。だからその何?0日結婚みたいな。急に」
嵐の5人は何も知らないままハワイに呼ばれ嵐のCDデビューを告げられました。
向井「顔見知りは顔見知りでした?」
二宮
「たとえば、相場君とリーダーは1回もしゃべったことないから。
相葉(雅紀)君は俺とまっさん(松本潤)と(生田)斗真でユニット(「MAIN」)みたいの組んでて。
(櫻井)翔ちゃんは、翼君とやったよね。翼翔組(今井翼と櫻井翔2人組のユニット)。
で、リーダー(大野智)はMA(Musical Academy。大野が所属していた5人組ユニット)だったから、当時。
うちのリーダー(大野智)。
だって、V6のデビュー曲歌ってるからね。
レコーディングまでしてるの。そうだよ!
で、岡田(准一)が来たの。」
向井「歌録ったのにですか?」
二宮
「で、べつにうちのリーダーデビューが目的じゃなかったから、そもそもが。
だから、「はーい」みたいな感じでジュニアにまた戻ってくるんだけど」
Snowmanメンバー増員秘話
渡辺
「いろんなデビューの仕方のプロセスを聞くとおもろいよね。俺らも結構特殊なんで。
やっぱ(デビュー前の)増員って前例がたぶんなかった。
これも(言うのが)初めてなんですけど、(増員は)3人だけじゃなかったんですよ、最初。」
デビュー前当時6人だったSnow Manに後輩である関西ジュニアの向井康二さん、宇宙Sixの目黒蓮さん、少年忍者のラウールさんが新たにメンバーとして加入しました。
目黒
「しかも直属の先輩だったんですよ。
俺からするとSnow Manも怖かったよっていう。
わっぴー(渡辺)なんかただのヤンキーだったもん」
佐久間「キレたナイフやってたからね」
Snowman結成は2012年。
深澤辰哉、渡辺翔太、佐久間大輔、阿部亮平、岩本照、宮館涼太の6人でスタートを切るも、デビューの話がないまま7年。
このままだと解散という話もささやかれていましたが、2019年新メンバー3人が加入。
そして、2020年9人体制で悲願のCDデビューを果たしました。
実はこのメンバー選考にはある出来ごとが…
深澤
「でも僕たちが(メンバーを)決めて。6人が決めて。3人入ってくれるならってことで。」
渡辺
「これもたぶんはじめて言うんですけど、3人だけじゃなかったんですよ、最初は。
最終的に十何人とかになる予定だったんですよ。
その中から自分たちみんなで、目黒・向井・ラウールを選ばせていただいて。」
佐久間
「こうやって、今のおれたちに足りないものは、ここだから、じゃあ、この3人に力を借りようっていう気持ちで入ってもらった」
阿部
「しかも3人も1人1人の人生があるから、「一緒にやってくれない?」って先輩に言われても。そこの時点で9人の覚悟が無かったら、今はなかったなって思ってます。」
渡辺
「6人だったら、マジで絶対デビューできなかったんで、3人にはめちゃくちゃ感謝してて」
目黒
「でもそうやってみんな感謝とか言ってくれるけど、俺らもめっちゃ感謝」
苦しい下積み時代には嵐のバックダンサーも経験してきました。
先輩嵐に衝撃を受けたある出来事が…。
佐久間「なんか野外ライブって僕初めてだったんですよ。国立競技場の時に。超楽しくて」
深澤「3日前くらい。結構ギリギリによんでいただいて。1日8曲くらい覚えて」
佐久間
「松本潤君に、台下で「佐久間―!」ってめっちゃ呼ばれたんですよ。
めっちゃ走って、潤君どうしました?って言ったら、「お前ダンスめっちゃいいよ」って褒められて。その時に隣の着替え場が二宮君だったんですよ。
で潤君が「おい、ニノ。コイツメッチャダンスいいんだよ」って言った時、(興味なさそうに)「そうなんだー」」
二宮「でもまっさんが紹介したくなるくらい興奮してたんだね」
佐久間「結構俺怒鳴られると思ってたんで」
二宮「珍しいよな」
佐久間「嬉しかったです」
二宮「だってどう?みんな(松本)怖いでしょ?」
深澤「はい」
二宮
「ねえ?こわいよね?だから、あんまり褒めないし。
褒めないでしょ、そんなに。
嵐ぐらいだよ、褒めるの。
(Snowmanは)国立とかやるんだろうね?」
佐久間「マジやりたいっす」
はじめて国立競技場立ったときの気持ち
二宮
「感謝だったな。めちゃくちゃ。
立ったときはでも、どこ立ってても変らないじゃん。
1番これは感謝だなと思ったのは、その国立の周りのお宅に何月何日に何時から音が大きく流れますとか花火が上がりますとかっていう(通知の)ポストをしてるって言うのを聞いた時とか。
そうやって小さいところからやってくれてんだよなっていうのは」
佐久間
「ライブとか嵐さんやられるときに、松本潤君が指揮とるじゃないですか。セットリストとかも全部潤君?」
二宮
「ほぼそうだね。ほとんどマッサンが決めて、ああだこうだして。
あの人はリハーサル立たないから。
でもたまーに出てくんの。長いなとかここあんまやりようないなみたいな。
でそれは言うの、普通に。
「ここ長いしやりようないな」って言うと「じゃあ、やめようか」みたいな。
そこはすぐなんだよ。
そこはこういう思いがあるんだけどなとかは一切こっちには言わない」
意外過ぎた松本潤さんの事務所脱退
佐久間「でも正直(松本)潤君が事務所を抜けるっていう選択肢が全然想像してなくて」
二宮「俺も思った。うん。」
「知らなかったんですか?」
二宮「知ってたけど、思わなかったもんね」
STARTOENTERTAINMENTライブ 「WE ARE!」演出を務めていた松本潤さん。
ライブ最終日の5月30日事務所を退所しました。
佐久間「連絡が来て「抜ける」みたいな?」
二宮
「そう。もう「え!?」だもんね。誰が言ってんの?みたいな。
え!だって今演出やってる最中じゃないの?みたいな。
「まあ、そうなんだけど。辞めるから…」みたいな」
渡辺「でもなんか辞めたって分かったら逆にしゃべりやすい」
二宮
「俺は全然普通にみんなでできるんだろうなと思ってる。
みんなが主体で楽しいことができるんじゃないのかなとも思ってる。
あとなんか今別に記録がどうこうってわけじゃないけど、絶対今作れるから作った方がいいと思う。記録は狙える時に絶対狙った方がいいとは思う。今狙えるし。
なんか俺らは結果的に記録も握ろうってなって、動いた話が休止するまでの1年間をドームでやり切るっていうのがあって。ファンクラブ全員に見せるっていう至上命題の元。
みんなと会ってお休みするっていうのがあったから、そのときにドームずっとやってて(50公演くらい)。ほんと阪神よりドームにいたもん。」
目黒「それ俺ずっと(バックダンサーとして)ついてたもん」
結果、全50公演の入場者数が237万5000人。日本最大のドームツアー動員記録を達成。
その他嵐の持つ1位記録は…
- 2019年全世界で最も売れたアルバム ギネス世界記録
- 「5×20 All the BEST!!1999-2019 330万枚
- CDシングル通算1位獲得数 全アーティスト歴代1位
- 国立競技場でのライブ回数 アーティスト最多の16公演
- NHK紅白歌合戦史上初の5年連続司会など
二宮
「あれスノーマンに臨んでることは記録なんだよね。一発30万人ライブ。
いや、結局累計の動員ってやれば絶対いくけど、一発ってGLAYさん意外やってないもん
俺はずっとそれを嵐のときに推進してて。1発30万行こうって言うのを。
累計の動員も一発ももっとこう見たいな。
で、(場所)どこなんだ?ってなったときに、東京駅の前。あそこがっつり区切るっていうので。
東京マラソンできてるから。結局周りがダメでできなかったんだよな。
あと、滑走路。いろいろあるのよ。航空学校が持ってる滑走路とか。
一撃30万はすごいと思うけど、いけると思うんだよね?
いや見たことないもん。普通に市でしょ?」
お世話になった先輩滝沢秀明
渡辺「なんでやめたんですか?」
二宮「いや、なんでやめた?めちゃくちゃあったんだけど。」
佐久間「自分抜けるよってメンバーに話したんですか?」
二宮「10月の頭。でも全然タッキーから声かからなかった」
深澤「今大野君とは連絡とったりするんですか?」
二宮
「するするする。頻繁にとるよ。(生田)斗真もとって、(風間)俊介、岡田(准一)、タッキーもとってる。(YouTube)『よにのチャンネル』でTOBEをパロディにするときに「いい?」と。
タッキーに「やめときな。怒られるよ」と言われた。」
佐久間「僕たちが滝沢君と全然とってないんで」
グループの名付け親、育ての親がタッキーでした。
渡辺「僕たちも聞かされたのがライブ中だった」
岩本
「初日までは見てくださってたんですよ。で、ライブが終わったときに挨拶しようと思ったらもういなくて。次の日に実は…みたいに急に言われて」
渡辺
「僕はその恩師というか。滝沢君にずっとひっぱってもらってて。
もちろん目黒もずっと滝沢歌舞伎出てたし。
滝沢歌舞伎の時、目黒は僕らの後ろにいたんですよ。
だからみんな恩師であることにかわりはないから、ぱってやめられたときに、必然的に最初は多分みんな滝沢君が行くんだったら俺らも行くのかな?っていう勝手な流れっていうか」
二宮「来いよって言われたらいつもの反射速度で返してたって感じでしょ?」
あえて何も言わずに去っていった滝沢さん。
目黒
「滝沢君にたくさんお世話になっていろいろやってた。滝沢歌舞伎も。
でも、この会社に育ててもらったっていう部分も俺たちは絶対あるわけじゃない、これは。」
佐久間
「やっぱりこの事務所が好きなんですよね。この事務所でもっとでかいことしたいなって気持ちが一番あって」
二宮「でもあの人=滝沢に育ててもらった系譜はあるじゃん?ちゃんと。
殺陣もしっかりしてるし、品もちゃんとあるし、このままでも全然いいと思うんだけどね。」
深澤「ほんと僕にとっては、1番かわいがってもらってた後輩」
二宮「秘蔵っ子だもんね?」
深澤
「はい。1番お世話になった。
正直、めちゃめちゃ色々考えました。
別に声がかかってるわけでもないけど、いろんな自分の中で悩むいろんなことがあったけど、きれいごとではなく、滝沢君は滝沢君がいま求めるエンターテインメント、自分たちは自分たちのやりたい環境でのエンターテイメントっていう意味では、そこまで意識してるものは無いですかね。」
二宮
「後輩としてはいま辞めちゃってるけど、ちゃんと誇れる先輩でいてほしいよね。
やっぱかっこいいんだっていうさ。その先輩でいてほしい。」
後輩たちが憧れるカリスマ滝沢秀明さん。
二宮
「いや、でもなんでだろうね?て言うのは知らないから。辞めた理由。
で俺聞いたの(滝沢に)「何で辞めたの?」って。「教えて教えて」って言ったら、「お前はいうからダメだ」っていわれて。すぐ言っちゃうから。」
深澤「ちょっと前に株式会社あらしつくったじゃないですか。これから嵐さんってどうなっていく?」
佐久間「嵐でライブとかしないんですか?
二宮「いや・・・やるんじゃない?タイミング次第じゃない?」